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映画 『マジック・マイク』(☆☆☆)

いくらその筋の人間だからって、
自伝的映画作品を自分で作って、
しかも自分の役を自分でやるのはどうなのかなぁ、とも思うし、
しかも取り扱ってるのが男性ストリップの世界でしょう。
日本で言えば、『プラトニック・セックス』を映像化する際に、
飯島愛が本人役で出るようなものだからねぇ。
まぁ、逆に言えば、チャニング・テイタムも
それだけ成功したということかもしれないし、
『韓非子』にある「聖人は恥じない」的境地に
彼も達したということかもしれない。

今作を観ていると、やはりアメリカ人は
「カネに色はない」という哲学が染み付いてるというか、
ストリップで稼ごうが投資で稼ごうが、
カネはカネ、億万長者は億万長者。
起業するには当然カネがいるんだから、
体張って、知恵絞って、気ぃ使って、
とにかくカネをかき集めるのだ。
日本人は、「努力努力」だけでカネをまともに稼げない。
某ミスターブラック企業を扱った小説
『青年社長』で、彼はそれこそ稼げるがとてつもなくキツい
某運送会社で1年間働いて起業するためのカネを稼ぎ出した。
そんな彼が作る企業なんだから、
ある意味ブラック企業でもしょうがないのかな、
とも思うのだが、
我々小市民の多くは彼のような苦労を好まない。
で、挙げ句の果てに「金持ちはキライ」である。
そりゃ、デフレも甘受せにゃならんよ。

まぁ、今作に関して言えば、
チャニング・テイタムの下積み時代を観る、
というよりは、
アメリカの風俗業界の一側面を観る映画、
と割り切った方が楽しめるんじゃないだろうか。
ただ、サラリーマンでも風俗業界でも、
浮かび上がれるヤツがいれば、
堕ちて沈むヤツもいるという意味では同じということ。
ワシは…、どっちなんだろうかねぇ…。

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