映画 『アイアン・フィスト』(☆☆☆)
相変わらずのタランティーノ映画で、
血しぶきどっば~なのには辟易するし、
カンフー映画とは言ってもワイヤーアクション多用で、
人間の挙動がいちいち不自然な、
どっちかというとチャウ・シンチー(『少林サッカー』)テイスト。
しかし、今作はとにかくギミックを楽しむ映画
(そういうところもタランティーノ映画らしさではあるが…)。
『なんじゃか無双』も真っ青な、
各登場人物が使う奇想武器の数々と
中華&西洋のごった煮バトルシーンの連続は、
アクション好きを納得させるものがあるのではないだろうか。
ワシ的には、元WWEスーパースターであるバティスタが、
ラスボス的な扱いで登場してたのが良かった。
『エクスペンダブルズ』のスティーブ・オースティンや、
『ワイルド・スピード
ユーロ・ミッション』のロック様よりも、
映画の中では弾けてた印象が残った。
カンフー映画に合わせて、
カッコだけでも虎拳の構えやってくれるように、
ノリも良いし、なんと言ってもあの筋肉美である。
日本じゃあ、レスラーの使い方ってロック様以上に
何もさせてもらえないからなぁ。
荒唐無稽なのはいつものことなので、
単純にギミックを楽しみに行けば、
まぁそう悪くない作品ではある。
« 映画 『ローン・レンジャー』(☆☆☆☆) | トップページ | 映画 『ひろしま』(☆☆☆) »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 2022「勝手に映画賞」など(2023.01.31)
- 【1か月遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年12月分(2023.01.30)
- 【1か月遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年11月分(2022.12.31)
- 【3週間遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年10月分(2022.11.21)
- 【1か月遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年9月分(2022.11.01)
コメント