映画 『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』(☆☆☆☆)
基本フォーマットは、見事なまでにTV番と同じ。
映画向けに、有名エピソード(しかも鉄板ネタの本能寺絡み)と、
豪華キャスティング(TV版では要潤と杏以外は無名だからねぇ)、
それに複数のエピソードをより合わせている。
個々のエピソードは、TV版でもやったかな、と思われるものではあるが、
まずつなぎ方が非常にうまい。
脚本の人は、この世界観をよく理解してるね。
今作では、沢嶋(要潤)らが所属する会社の内幕が出たり、
近過去(1980年代)にタイムワープしたりと、
TV版ではなかなか触れられないところも描いており、
初見からベテランウォッチャーまで満足させる作品。
主要登場人物には、それぞれちゃんと見せ場を用意してるし、
沢嶋は相変わらず狂言回しなのだが、
熱いジャーナリスト魂が垣間見える。
そして、なんと言ってもあのヒリつく空気感が実に良い。
最近のなんちゃって時代劇(『るろ剣』とか)なんかより、
よっぽどまともな殺陣、というかバトルシーンである。
番組のファンなら、是非モノかも…。
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