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映画 『そして父になる』(☆☆☆)

昔から「三つ子の魂百まで」とか、
「生みの親より育ての親」とか言いますが
(後者なんか作中にそのまんま出てくるし)、
男っていうのはどこまでもザンネンにできていて、
子供の取り違いでは多くの場合血統重視だと、
作中でも言っている。
そう言っている病院側の他人事的態度に、
無性に腹がが立ってくる作品であるが、
作品の本質はそこにないのである。
あくまでも、親(しかも父親)と子供の向き合い方が
話の中心である。
主人公の野々宮良多(福山雅治)は、
古いタイプの父親(夏八木勲)と、
後妻さん(風吹ジュン、原因は不明)に育てられ、
幼少期に後妻さんといろいろあったようである。
そんな野々宮が職場結婚し、
子供が生まれるが、どうも違和感があったらしく
取り違いが判明した時にふと
「やっぱり」と口走ってしまう。
今作は、ココでピンと来てしまった時点で終了。
あとは、その違和感を確認する作業が主。

とはいえ、親と子の間では、
先天的に継承される部分
(作中では髪質とか気性とか)と、
後天的に継承される部分
(マナーとか好き嫌いとか)があるわけで、
「取り違えましたから元に戻しましょうね」
というのは、やはり短絡的というか、
昔の人はそれをよく理解してたんだろうね
(てゆーか、現代よりそういうことが多かったんだろうし)。

良多が、とりあえず親としてというか人間としてややザンネン
(よく言えば上昇志向が強い仕事人間なんだが)で、
対比として雄大(リリー・フランキー)が
おっきい子供っぽく描かれていて、
その両者が都会と田舎の対比としても描かれている。
ただ、男性監督が男性目線で撮っているため、
男の(と言うか良多と男社会)のザンネンぶりが
やたらフレームアップされている一方で、
良多のこれまでの人生とかがあっさりとしか触れられてなくて
(想像してくださいってことなのかも知れないが)、
良多の懊悩にあまり深みが無いのも残念だったなぁ。
ラストもなんかぼやかした感じで
(まぁ、平和的で日本的な終わり方ではあるが)、
正直そこまで心動かされる作品ではなかった。

映画 『地獄でなぜ悪い』(☆☆☆)

良くも悪くもタランティーノ的な映画。
しかも、タランティーノのどっか間違った和風
(『キル・ビル』的な)ではなく、
正調現代和風な作品(日本人が作ってるんだから当たり前だが)。
でもって、映画人らしい映画が中心に来る話であり、
こんなおバカな祭に付き合ってる俳優陣もなかなかのもの。
特に堤真一の怪演が、今作では目を引くだろう。

ザンネンな点は、とりあえず2点。
まず、タランティーノ映画的な、
血しぶきドッバーな作品であること。
人3人切り殺したぐらいで、
リビングが血の池になるかいな、
ってぐらい初っ端から血しぶきが乱れ飛ぶ。
好き嫌いが大きく分かれる点であろう。
もう1点は、中途半端なエンディング。
クライマックスであそこまで派手にやってしまったせいで、
着地点までぶっ壊してしまった感じになってしまった。
もっとも、そこで着地点を残してしまうと、
観客に予断を与えてしまうと考えたのかもしれないが、
青春映画としてもやや収まりが悪くなってしまった
原因になっているように思われるので、
もう少しうまくやってもらいたかったかな、とも思うのだが…。

映画 『選挙2』(☆☆☆)

前作では、郵政選挙の余波に乗っかって、
市会議員の補欠選挙とはいえ自民党から立候補して当選した山内和彦氏。
しかし本選では公認はもらえず、不出馬で主夫となった。
それから4年。
東日本大震災が起こり、福島第一原発で大事故が発生。
義憤に駆られた山内氏が、
今度は「独立系完全無所属」と称して再び立候補。
その顛末を、想田和弘監督が再び追う。

今作鑑賞後、産経新聞WEB版の号外で、
「堺市市長選 維新敗北」の報に触れました。
日本の政党は、政策集団ではなく、しょせん選挙互助会ですからねぇ。
だからこそ、ずぶのシロートだった山内氏でも、
選挙互助会の力を借りて当選できちゃったりするわけだけど、
1年半しか議員さんやってなかった上に、
選挙戦に関しては4年以上のブランクがある。
ましてや、地盤も、カバンも、カンバンも無い山内氏。
それを逆手に取り、「カネのかからない選挙」を標榜して
選挙戦に挑むわけだが、
案の定無手勝流ではまともに戦えず、
結果を言えば14人中13位で当然の落選。
もっとも、供託金が帰ってくるぐらいの票は取れていたし、
なんと言ってもビリじゃない(逆にビリの人って…)。
カネもかかってないのでそんなに痛くないし、
また映画にしてもらえたんだから、いい思い出になることだろう。

しかし、今作の本質は当然そこではない。
彼の活動を通じて、選挙互助会である政党選挙と、
それを支える公職選挙法の問題点。
さらには、もはや目立つというよりは
完全に世間から浮いてしまっている候補者と、
それを冷ややかな目で見つめる市民。
これら、日本民主主義の実態をえぐり出すことにこそ、今作の意義がある。
公職選挙法によって、
自らの政策を発表することもままならず、
均質化された候補者が朝な夕なのあいさつ合戦で雌雄を決するという、
へたすりゃ単なる近所迷惑によって、
我々は選良をしなければならないという矛盾。
そして、その矛盾に対し拒否反応を示し、
選挙に行くこと自体を放棄する我ら有権者。
形骸化した民主主義の実相が、
今作によって改めて浮き彫りにされるわけである。

ただ、当の山内氏自身あまり時流が読めてないし、
怒りにまかせて選挙に立候補する愚を表現しているとも言える。
公職選挙法も、本来は「カネのかからない選挙」にするための
法律だったはずなのだが、
いつの間にか政党を擁護し、
マンパワーが正義みたいな性質の法律になってしまっているし
(その辺で山内氏も苦しんでるわけだが)、
それを改める力があるのがほかならぬ議員さんだったりするという
矛盾も抱えているわけで
(個人としてそれに取り組もうとしている議員さんもいるにはいるが)、
日本の政治システムが曲がり角に来ていることは明らか。
まずは、無自覚な我々の意識改革が必要だと思うのだが…。

ちなみに、今作は余計なカットがちょっと多過ぎ。
もう少し短くできたような気はするんだが…。
そこが減点要素。

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-29

中山09R 勝浦特別(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ②コウヨウアレス
  ○ ⑨バラードソング
  ▲ ⑬スマートオリオン

中山10R ながつきS(3上1600万下 D中 1点)
  ◎ ①エーシンリボルバー
  ○ ④タマモクララ
  ▲ ⑦ジェベルムーサ
  △ ⑩ガイヤーズヴェルト

中山11R スプリンターズS(3上GⅠ 芝短)
  ◎ ⑩ロードカナロア
  ○ ⑦ハクサンムーン
  ▲ ⑬サクラゴスペル
 この時期に移ってからの勝馬の傾向は以下の通り。
  (1)外国馬
  (2)3歳のGⅠ2着馬(カレンチャン)
  (3)4歳の重賞勝ち、もしくはOP勝ち馬
  (4)5歳のGⅠ
  (5)6歳の重賞連対以上の馬
 この条件にはまらない、②③④⑤⑨⑪⑫⑬⑭⑯を勝馬候補から除外。
 残るのは①⑥⑦⑧⑩⑮だが、やはり勝ち馬という意味では⑩と⑦の一騎打ちと見る。
 しかし、この2頭で簡単に絶対に決まるとは言えないので、
 メンバー中唯一中山コースで2勝を挙げている⑬を、
 2着候補に加え、⑩と⑦を1着とする馬単4点(⑩→⑦、⑬、⑦→⑩、⑬)で勝負!

中山12R 江戸川特別(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ④アンバウンド
  ○ ⑯ミヤビリファイン
  ▲ ⑭レギス

阪神09R 兵庫特別(3上1000万下 芝長 1点)
  ◎ ⑫タガノレイヨネ
  ○ ⑮エーティータラント
  ▲ ⑩ダノンマックイン

阪神10R 道頓堀S(3上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ⑦ビキニブロンド
  ○ ⑯リトルゲルダ
  ▲ ⑧ルリニガナ

阪神11R ポートアイランドS(3上OP 芝短)
  ◎ ⑩エーシンミズーリ 阪神相性高い
  ○ ①レッドアリオン   斤量恵まれた
  ▲ ⑧コパノリチャード  鞍上にも期待
  

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-28

9/21の結果
 3勝(九十九里特別、セプテンバーS、夕月特別) 1分(大阪スポーツ杯) 2敗
  回収率 63.8%

9/22の結果
 3勝(茨城新聞杯、甲東特別、ムーンライトハンデキャップ) 1分(神戸新聞杯) 2敗
  回収率 42.1%
  年間回収率 73.5%
  通算回収率 74.6%

年間回収率が、ついに通算回収率を下回る水準まで下落。
「小さく勝って大きく負ける」という、いつものワシに完全に逆戻り。
秋のGⅠシーズン開幕だというのに、ユーウツですわぁ。
9/28、9/29の買い方は以下の通り。
 中山:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 阪神:条件戦=単勝 OP以上=枠連

中山09R 芙蓉S(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑩パシフィックギャル
  ○ ⑥マイネルアウラート
  ▲ ③シャインシュラーク

中山10R 習志野特別(3上1000万下 芝中 2点)
  ◎ ⑩タツミリュウ
  ○ ⑧マイネルディーン
  ▲ ②アルティスト
  △ ⑦ダノンジェラート

中山11R 秋風S(3上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ⑭ケイアイエレガント
  ○ ②ブレイズアトレイル
  ▲ ⑬ミヤビファルネーゼ

阪神09R ヤマボウシ賞(2歳500万下 D短 2点)
  ◎ ⑦アースコネクター
  ○ ②ピクニックソング
  ▲ ⑫ローブデソワ

阪神10R 芦屋川特別(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ④ワキノブレイブ
  ○ ⑩アグネスキズナ
  ▲ ⑨ロンド

阪神11R シリウスS(3上GⅢ D中)
  ◎ ⑨サトノプリンシパル
  ○ ⑪グランドシチー
  ▲ ⑬ナイスミーチュー
  △ ①グラッツィア
 本命は、前走の内容を重視して3歳馬の⑨。
 距離経験も阪神経験もないのは気がかりではあるが、
 その分斤量も恵まれたし、鞍上にも期待が持てる。
 しかし対抗以下は、過去の傾向に照らせば斤量的にやや難のある馬ばかり。
 というのも、D2000mになって以降(といっても、まだ6回分しかデータがいわけだが)の
 このレースの勝馬は、斤量が56kg以下(古馬換算)となっており、
 対抗~4番手まで皆その条件を満たしていない。
 対抗の⑪、3番手の⑬は、中央重賞を勝っており実績は充分。
 4番手の①は、阪神コースで良績無しとはいえ前走勝ちで勢いは充分。
 ということで、今回はあえて馬単で
 ◎→○▲△の3点のみ狙い撃ちしてみようと思います。

映画 『シージャック』(☆☆)

11月末にトム・ハンクス主演でシージャックもの
(しかも実話ベース)の映画が上映されるが、
コッチはフィクションながら作内で流れる時間が5カ月とかなり長い。
もちろん、かなりはしょってはいるが、
実際にはこのぐらいのタフネゴシエーションになっちゃうんでしょうね。
これが日本なら、早々と身代金払っちゃうんだろうけど、
今作の話だとそれだと足元見られまくりだって話らしい。

そんな今作ではあるが、主役はどっちかっていると
シージャックされた船の乗組員ではなく、
船の持ち主である会社の社長さんっぽいね。
役員会を取りまとめ、
家族をなだめ、
自分の家族もそれなりに大事にしながら、
自ら矢面に立って海賊と交渉する。
実に理想的な社長さんではありませんか。

ただ、当然船上でのできごともおっかけられていくし、
交渉の場も基本的に淡々とした展開で、
クライマックスまでこれと言った盛り上がりもなく展開されていく。
正直同じような話の流れで、退屈な印象は否めない。

そのうえ、あのクライマックスの1エピソードである。
アレも賛否が分かれる話ではあるが、
あれが無きゃ無いでひねくれ者のワシは
「出来過ぎててつまんない」って書くと思うので、
後味が悪くてもワシとしてはアレで良いと思う。

ただ、全体的に地味過ぎて人に勧められるものじゃあないね。

映画 『ザ・ディープ』(☆☆☆)

1984年に実際にあった海難事故
(ざっくり言うと漁船の転覆)を基に作られた映画で、
ラストなどに当時の映像も少し流れる。
しかし、本筋は事故そのものの顛末ではなく、
唯一の生き残りであるグッリ
(オーラヴル・ダリ・オラフリン)の後日談がメイン。
極寒の海で6時間以上泳ぎ続けた「奇跡」を、
学者は血眼になって研究し、
マスコミはマスコミで「奇跡」を連日報道する。
当然グッリは好奇の目にさらされるわけだが、
彼自身はただ一人帰ってきたことに
罪の意識すら感じているように描かれている
(まぁ、気持ちはわかるけどねぇ)。
ただ、その後半部分の作りもやや浅く、
全体的に物足りない作品になってしまっているところがザンネン。
特に後半部分をもっと掘り下げて欲しかったかなぁ。

映画『 ヒプノティスト-催眠-』(☆☆☆)

作り自体は、ヒネリのきいた2時間サスペンス
ぐらいの出来ではある。
ただし、2時間サスペンスでは今作のような
催眠術を扱うような、いわゆるサイコサスペンスは
あまり観たことがないので、
そういう意味でまず稀有な作品と言えるだろう。
さらに、クライマックスが北欧的で
(本国でどう受け止められてるのかはわからんが)、
そういう意味でらしさを出してるのが、
ワシとしては良いところのように思われた。
登場人物の背景もいろいろありそうで、
そういうところにも深みを感じさせる作品ではあるが、
その辺りをあまり掘り下げると、
映画としては冗長になってしまうので、
落とし所としてはまぁ妥当ではないかと思われる。
DVDスルーされてるようなので、
観てあげてもいいのではないだろうか。

映画 『凶悪』(☆☆☆☆)

年寄りがたびたび詐欺の対象になるのは、
まず彼らがシコタマ蓄え込んでいるからであり、
また体力的にも頭脳的にも与し易い相手だからであろう。
一方で介護となれば(しかも作中では認知症のオマケつき)、
家族で面倒を見なければならず、
それは家族の誰かの犠牲なしには成り立たない。
それは一人で背負って行くにはあまりにも重い荷物であり、
この国にはそれに対する明確な答えを出してはいない。
「死ね」と思う気持ちが芽生えたり、
手を上げてしまところまで発展してしまう可能性を、
充分孕んでいるわけである。
一方で、人は(特に日本人は)都合が悪くなると
口をつぐんでしまう。
悪いとわかっていても、見ないフリをして、
なかったことにしてしまう悪いくせがある。
それもまた、闇の部分と言えるだろう。

しかし、どんな悪人にもいい面があったりする。
面倒見が良かったり、
賢い(ズル賢いとも言えるが)人だったり、
仕事に対する確かな信念があったり(偏執狂とも言えるが)。
人間は、この二面性があるから面白いし、
だからこそドラマがあるわけである。
今作は、そういう意味では非常に深みのある作品であろう。

(以下ブログのみの付記)
今作でも在宅介護か施設介護かで
離婚の危機に至る話が出てくるが、
少し前の生活保護騒動でも、
最近のみのもんた絡みの話でも思ったことだが、
いくら「血は水よりも濃い」と言っても、
いつまで親子間で責任が及ぶのか、
この国では曖昧を通り越していいかげんであり過ぎると、
今作を観て改めて感じたわけであります。
親が勝手に多額の借金を抱え、
結局その責任が家族にまで及んでしまうから、
家族としては保険金でも使って…、
みたいな発想になるし、
そこをまんまと「先生」に付け込まれるわけで…
(貸し手もソコを当てにし過ぎてる、という問題があるわけだが)。
こんなこと言うと不謹慎なのかもしれないが、
もう少しドライでいいとような気はするんだけど、
そうすると今度は孤独死が増えるような気もするし、
まぁその辺がこの国のバランスの悪さを、
一つ象徴してる気はするんですけどねぇ。

映画 『エリジウム』(☆☆)

『第9地区』の監督さんが、その積み上げた実績で作った、
ややカネのかかった作品。
でも、実質それだけの、
どこにでもあるSFアクション映画になってしまった。
世界観もそうだし、全体的に書き込みが浅薄で、
展開自体もハリウッドの方程式通りで特段のサプライズもない。
下手すりゃ、ただちょっとグロいだけの作品で、
何も考えないのが正解な感じになってしまっている。

悪い言い方をすると、
脚本さえ良ければハリボテでも名作は作れるということ。
そういう意味では、今作は工夫がない駄作。
ただ、宇宙に対する考え方が、
やっぱり向こうの人はちょっと違うっていうか、
もう既にあんなに安全な場所だと思ってるっていうのが、
むしろ驚きだったりするわけだが…。
ガンダム世代のワシなんかからすると、
あのコロニーどうやって作ったんだろうとか、
そういうところから掘り下げてみたいわけだが、
そういう意味でも書き込みが浅薄でザンネンな作品なわけだが…。

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-22

中山09R 外房特別(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑥ジョングルール
  ○ ⑨チャーチクワイア
  ▲ ①エンドレスノット
  △ ⑬ショウナンダイチ

中山10R 茨城新聞杯(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑫タマブラックホール
  ○ ⑦エターナルスター
  ▲ ⑪フォルテリコルド
  △ ③カリスマサンスカイ

中山11R オールカマー(3上GⅡ 芝中)
  ◎ ④メイショウナルト
  ○ ②サトノアポロ
  ▲ ③ハナズゴール
  △ ⑤ムスカテール
 GⅡ昇格以降、重賞勝ち馬が高いシェアを占めるレース。
 実際、今回もそのクラスから出走馬が多い。
 その中から本命は、いちおう使われている強みから④を推してみる。
 中山が初経験なのが気になるが、勢いは確かなものがあると見ているので、
 あとは経験豊富な鞍上がなんとかしてくれるはず。
 対抗以下も、休み明けとはいえ本命の④と同等の評価。
 成績は極端だが中山で3勝の実績を持つ②を対抗、
 距離的にはどうかと思うが、いちおう2400mでも走れてる③を3番手、
 で、③が不安なので距離実績の高い⑤を4番手に追加。
 余計な馬券にならなきゃ良いんだが(いい意味で余計になるならまだいいが)…。

阪神09R 甲東特別(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑩レインフォール
  ○ ⑪アドマイヤドバイ
  ▲ ⑦ヴァリアシオン
  △ ⑤プレノタート

阪神10R ムーンライトハンデキャップ(3上1600万下 芝中 1点)
  ◎ ③シゲルササグリ
  ○ ⑧オマワリサン
  ▲ ②スマートリバティー
  △ ⑦ロードエアフォース

阪神11R 神戸新聞杯(3歳GⅡ 芝長)
  ◎ ⑩エピファネイア
  ○ ②ラストインパクト
  ▲ ④サトノノブレス
  △ ⑬タマモベストプレイ
 芝2400mに距離変更されて以来、
 1度の例外を除き(と言っても今年で7年目なのだが)、
 GⅠ馬が勝っているこのレース。
 しかし、今年は凱旋門賞やら天皇賞(秋)やらに路線変更する馬がいて、
 GⅠ馬の出走は無し。
 となれば、過去4回の2着実績があるGⅠ2着馬に浮上の目が出てくる。
 というわけで本命は、ダービー2着馬の⑩。
 阪神実績もあるし、持ち時計もトップなので、まぁココは堅いだろう。
 対抗、3番手はココ勝負の重賞未勝利以下勢から。
 もともと評判馬である上に相手なりに走れそうな②を対抗に、
 
 鞍上が頼もしい④を3番手に置くこととする。
 あとは、実績的には充分足りそうな⑬を抑えに置く。

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-21

9/14の結果
 2勝(松戸特別、レインボーS) 1分(阪神ジャンプS) 4敗
  回収率 35.3%

9/15の結果
 2勝(白井特別、初風特別) 4敗
  回収率 42.7%

9/17の結果
 1勝(仲秋S) 5敗
  回収率 19.2%
  年間回収率 74.0%
  通算回収率 74.6%

重賞とかの予想自体はそんなに間違ってないんだが、
次の1頭が来てくれない(というか、それを予想できない)のがなぁ…。
今週こそは、少し腰を据えて予想しようかな、と思ってるのですが…。
9/21、9/22の買い方は以下の通り。
 中山:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 阪神:条件戦=複勝 OP以上=ワイド

中山09R 九十九里特別(3上1000万下 芝長 1点)
  ◎ ②マイネルストラーノ
  ○ ①レオプログレス
  ▲ ⑧アウォーディー

中山10R 市原特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ⑧プラントハンター
  ○ ③リバータイキ
  ▲ ⑭ワイルドフラッパー

中山11R セプテンバーS(3上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ③ブランダムール
  ○ ⑦プレイズエターナル
  ▲ ⑯マイネルロガール
  △ ⑧レオパステル

阪神09R ききょうS(2歳OP 芝短)
  ◎ ④ラヴィーネ
  ○ ⑪スナークマスカラス
  ▲ ③ウインスプラッシュ

阪神10R 夕月特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑦スマートレイアー
  ○ ⑤アルアマーナ
  ▲ ⑧イリュミナンス

阪神11R 大阪スポーツ杯(3上1600万下 D短 1点)
  ◎ ①タイセイシュバリエ
  ○ ⑩ローブドヴルール
  ▲ ⑥シゲルソウサイ
  △ ⑧ケイト
  

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-17

中山09R カンナS(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑨キンシノキセキ
  ○ ⑤コスモマイルール
  ▲ ③エクスペリエンス
  △ ⑥ブルーストーン

中山10R 浦安特別(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑨フロリダブリー
  ○ ⑫ホワイトポピー
  ▲ ⑤ミヤジシェンロン

中山11R セントライト記念(3歳GⅡ 芝中)
  ◎ ⑥ヒラボクディープ
  ○ ②サイモンラムセス
  ▲ ③ユールシンギング
 条件級でも勝ち負けする例は少なくないが、
 できればOP経験ぐらいはあった方がいいこのレース。
 本命は、実績上位の⑥。
 同じ中山芝2200mの水仙賞を勝っており
 (おかげで唯一の同距離実績馬&2頭しかいない中山実績馬の1頭)、
 また重賞勝ち馬ということで、実績面だけで言えばココも当然勝ち負けだろう。
 対抗には、いちおうOP経験がある(2013シンザン記念(11着))②。
 ⑥同様休み明けなのは気になるが、
 相手なりに走れそうな馬なので今回も注目してみたいと思う。
 3番手には、実績不足ながらこれも相手なりに走れそうな③。
 数値上はトップだし、連対率も高く、また使われている強みもあるので、
 その辺りを推してみたい。

阪神09R 甲武特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑦ロッカデバルディ
  ○ ④ラキシス
  ▲ ⑤カムイミンタラ

阪神10R 美作特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ②コアレスドラード
  ○ ③エーティータラント
  ▲ ⑦タガノラルフ

阪神11R 仲秋S(3上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ②ノーブルジュエリー
  ○ ⑧マイネボヌール
  ▲ ⑤ペルレンケッテ

映画 『私が愛した大統領』(☆☆☆)

「トップに立つ者は孤独」とよく言われる。
確かに、その苦労を真に理解できる者はいないだろう。
しかし、それを分かち合う誰かを得ることができれば、
それは人生の宝であるとともに、
トップに立つ者の施策をより強力に推し進める
大きな助けとなるに違いないだろう。
今作では、歴代アメリカ大統領のうち、唯一四選を果たした
フランクリン・ルーズヴェルト(ビル・マーレイ)と、
彼に寄り添い続けたいとこのデイジー(ローラ・リニー)、
そしてナチスの脅威に立ち向かう
英国王ジョージ6世(サミュエル・ウェスト)、
さらに彼らを取り巻く女性たちを取り上げ、
トップにとっての理解者の存在や、
男と女の微妙な関係を描いている。
ルーズヴェルトにとってデイジーは、
何でも受け止めてくれる「オアシス」のような存在であり、
ジョージ6世にとってルーズヴェルトは、
同じくコンプレックスを抱える存在として、
トップとしてそれと向き合えるようになった。

「ロンヤス」や「ブッシュとコイズミ」が、
「ルーズヴェルトとジョージ6世」のような
特別な関係になったかどうかはわからない
(ブッシュとコイズミは、あるいは二世政治家の悲哀を
共有していた可能性ぐらいはあるだろうが)。
しかし、国家関係というのは
得てしてこういった個人間の関係に
帰結することが少なくないわけであり、
日本でも過去にそういう繋がりによって
国難を乗り切った例も…、あったかなぁ…
(こういう調子だから日本は外交が弱いのかも)。

もう一つ、道化のように振舞おうが、
トップに立つ者はうかつに弱みを見せてはならないし、
現代はともかくこの頃までは
「秘密を暴かない寛大さ」があったということである。
ルーズヴェルトは小児麻痺のせいで重度の障害持ちであった。
しかし、ルーズヴェルトはそれを明かすことなく、
マスコミなどもそれを暴こうとしなかった。
ルーズヴェルトは理想的な大統領を演じ、
マスコミもある意味ではそれに協力した、というわけである。
現代においては、アメリカでもそういうわけにはいかないだろう
(テレビ選挙の時代であることはもちろんのこと、クリントンの例を観ても明らかであろう)。
やはり、現代というのはとかく世知辛い世の中ということなんだろうねぇ。

とまぁ、実話ベースであるため考えさせられる話が多い一方、
基本的なストーリーラインが男と女の話なので、展開自体はまったりめ。
ルーズヴェルトにとって精神的な支えことは確かなんだろうけど、
他の女性たちとの話が逆にやや控えめだったのが残念かも。
もう少し時間をかけて掘り下げても良かったのでは…。

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-15

中山09R 白井特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑦シベリアンスパーブ
  ○ ③オペラダンシング
  ▲ ⑥エレガンテココ

中山10R 初風特別(3上1000万下 芝短 2点)
  ◎ ⑦ツインクルスター
  ○ ⑨ワキノブレイブ
  ▲ ④ジンセイハオマツリ

中山11R ラジオ日本賞(3上OP D中)
  ◎ ③インカンテーション 連勝機
  ○ ⑬スタッドジェルラン 安定感買って
  ▲ ⑩グラッツィア     1つ叩いて

阪神09R 新涼特別(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑭カチューシャ
  ○ ⑬ジャマイカジョー
  ▲ ⑪ポップアイコン
  △ ⑥アンリヴィールド

阪神10R オークランドレーシングクラブトロフィー(3上1600万下 D中 1点)
  ◎ ④フレイムオブピース
  ○ ⑨ジョヴァンニ
  ▲ ①セイカフォルトゥナ

阪神11R ローズS(3歳GⅡ 芝中)
  ◎ ①デニムアンドルビー
  ○ ⑱メイショウマンボ
  ▲ ⑤エバーブロッサム
 今の距離になってまだ歴史は浅いが、勝てる馬の条件としては、
  (1)GⅠ連対以上
  (2)重賞勝馬
  (3)OP勝馬
 のいずれかとなっており、勝ち切る力が要求される一戦となっている。
 ただ、見てもらえば分かるが、
 予想自体は単純に今年のオークスの3着、1着、2着の順番。
 ①を本命視する理由は、対抗でオークス馬の⑱に比べて
 安定感があるっぽいな、ということだけと言っていいだろう。
 よって、爆発力に優る⑱にも、逆転の余地は充分だろう。
 3番手評価の⑤は、勝ち切る力にやや乏しいのが気になるが、
 実力は①や⑱と同等と見えるので、
 コレも状況次第では勝ち切れるのでは、と見ている。

映画 『魔女と呼ばれた少女』(☆☆☆)

12歳にして内戦の戦火に巻き込まれ、
過酷な運命に翻弄されながらも
愛を育みたくましく生きていく少女の物語。
彼女が乗り越えるべき運命は、確かに厳しいものではあるが、
随所に救いがあるというか、
戦いの中にあっても主人公のコモナ(ラシェル・ムワンザ)含め
民衆が明るくしたたかに生きているので、
良くも悪くも悲惨さがないのだ。
エンターテイメントとしては、コレで成功なのだろうが、
コモナにあまり懊悩がないので、
ワシとしては今ひとつ入り込めなかった。
やはり、現実は現実として受け入れた上で、
それを乗り越えて行くっていう方向のたくましさを、
もう少し見せて欲しかった気はするのだが…。

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-14

9/8の結果
 1勝(アスター賞) 5敗
  回収率 17.9%

9/9の結果
 5勝(木更津特別、内房S、京成杯オータムハンデ、野分特別、セントウルS) 1敗
  回収率 207.5%
  年間回収率 75.4%
  通算回収率 74.8%

京成杯オータムハンデは、印的にややアレではあるが、
こういう時のためのボックス買いなので、コレで良しとするべき。
むしろ、どういうわけかGⅠ馬が勝てないセントウルSを、
馬単狙い撃ち(それでも440円だけど…)出来たかな、と思ったり、
翌日ばんえい競馬をやって9日分の儲けを全部すっ飛ばしたり…
(要するにその程度の儲けでしかなかった、ということ)。
まぁ、秋競馬を上々の立ち上がりをしたわけだから、素直に良しとするべきであろう。
今日から3日連続開催で、勢いが持続できるかどうかも、また焦点であろう。
9/14、9/15、9/16の買い方は以下の通り。
 中山:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
 阪神:条件戦=単勝 OP以上=ワイド

中山09R 古作特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑥カケダシ
  ○ ⑯エポワス
  ▲ ⑬ホロウクラウン

中山10R 松戸特別(3上1000万下 D長 1点)
  ◎ ⑧サンマルデューク
  ○ ④オメガスカイツリー
  ▲ ⑥パクサ

中山11R レインボーS(3上1600万下 芝中 2点)
  ◎ ⑧ディサイファ
  ○ ⑦エックスマーク
  ▲ ⑨マイネルメダリスト

阪神08R 阪神ジャンプS(3上JGⅢ 障害)
  ◎ ⑤オースミムーン
  ○ ⑨デンコウオクトパス
  ▲ ③トウショウデザイア
  △ ①テイエムハリアー
 本命は、障害OP級昇格後②②①で重賞まで制した⑤。
 阪神障害戦もいちおう勝ってこなしており、ココは連勝機と見る。
 対抗は、1年近い休み明けでも持ち時計が優秀な⑨。
 持ち時計は地脚が保証しているものだし、
 阪神障害戦でも実績があるし、重賞勝ちもある馬なので、
 状態万全なら逆転も充分だろう。
 3番手は、前走⑤の2着だった③。
 去年このレースで大敗しているが、
 その時と同じ轍を踏まず、前めで競馬できれば充分戦える馬だろう。
 あとは、いちおう阪神でも実績のある京都障害戦の強者①も、
 地力の高さから無視できないだろう。

阪神09R 野路菊S(2歳OP 芝中)
  ◎ ⑥シャンパーニュ
  ○ ④ウインフルブルーム
  ▲ ⑦フェルメッツァ

阪神10R 瀬戸内海特別(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑬アイムヒアー
  ○ ⑦トーホウアマポーラ
  ▲ ②アイルクドリーマー

阪神11R エニフS(3上OP D短)
  ◎ ⑥エアウルフ     距離実績高い
  ○ ⑪ノーザンリバー  前走内容買って
  ▲ ②アドマイヤサガス 持ち時計優秀

映画 『許されざる者』(☆☆☆☆)

南北戦争を戊辰戦争、
未開の西部を未開の蝦夷地、
インディアン(ネイティヴアメリカンというべきか)をアイヌと、
それぞれ読み替えれば、
西部劇の邦画化は実際そう難しくないのかもしれない。
問題は、メンタリティや仕掛け作りの問題なのだろうが、
今作に関してはその辺りもうまくクリアしたように、
ワシには見えた。
つまり、作品のできとしては悪くない、ということ。
まぁ、元がいい作品だからねぇ(アカデミー作品賞受賞作)。
クリント・イーストウッド版を観てないので、
あまり詳しく語ることはできないが、
多分似て非なる作品に仕上がっていると思うが、
それはそれで良い、と思える作品に仕上がっているのではないか、
とワシは感じたわけであります。

それより、観ていて気になったので
「許されざる者 るろうに剣心」でググったら、
案の定「似て非なるもの」みたいな書かれ方してた
ブログがあったりしたが
(もちろんクリント・イーストウッド版との比較)、
今作を観て両者をすり合わせた結果が日本版のように見えたのは、
ワシだけなのかなぁ。

まぁしかし、いくらウソで塗り固めたところで、
ああいう極限の状況になったら、
化けの皮なんてカンタンに剥がれちゃうもんよねぇ。
そこ行くと十兵衛(渡辺謙)は、
奥さんとの約束があるとはいえ終始謙虚。
しかし、決める時はしっかり決めてくるわけで、
そういう意味じゃあ一蔵(佐藤浩市)みたいに
法をカサにしないと権力を振るえないような半端者とは、
わけが違うのである。

あとは、やっぱり日本人はアイヌのこととか
もっとちゃんと向き合って考える必要があると思うね。
時あたかも、
マオリの女性が伝統の刺青をしていたことを理由に、
温泉にはいるのを断られたって話があったばかり。
断る理由も理解はできるけど
(北大路(國村隼)みたいに法を平気で踏み倒すようなヤカラが
少なくないからねぇ、日本は)、
実は昔から差別のシステムがあるのが日本であり、
同調圧力で異物を排除しようとするところがあるからねぇ
(廃仏毀釈とか皇民化政策とか)。
そういう意味では、日本という国家自体、
ウソで塗り固めた、っていう部分があるからねぇ。

リメイクとして観るも良し、別ものとして観るもまた良し、
という作品だと思うのだが、どうだろうか。

映画 『キャプテンハーロック』(☆☆☆)

もともと松本零士作品は、必ずしも子供向けではない
(とワシは思う)ので、
こういうメッセージ性のある作品にしても、
そう違和感はない。
あと、『デビルマン』での失敗を活かして、
東映アニメーションに製作を一本化したことは
(制作委員会には東映本体も名を連ねているが)
今作にいい影響を与えていると思う
(いくつかギクシャクするところもなくはないが、目をつぶれるレベル)。

ただ、とりあえず2Dでよかったな
(3Dで観たら必ずこういう後悔してるワシだが…)。
確かに、CGの造形なんかはすごく頑張ってるのが見て取れるが、
別にそれは2Dでも充分に堪能できるものだと思うし、
結局表現の本質は映像ではないと思うので、
無理に3Dで観る必要はやっぱりないと思う。

あと、どうしても「あの震災」を含む
隠蔽体質とか汚染に対する向き合い方とかが
主題になるのは仕方ないことだとは思うのだが、
ワシとしては「幻にすがる」のも「前だけ向いて進む」のも、
思考停止という意味では同じことだと思うわけであります。
確かに極端から極端に走るのは
わかりやすいことだとは思うのだが、
その失敗もこの国が繰り返してきたことなわけで、
そういう意味では奥深さが足りないかな、
と思うわけであります。

日本のCGアニメーションもこのぐらいやれるよ、
っていうのを見るのにはいい映画ではある。
しかし、こういうテーマを表現するのに、
この舞台を選んだことが良かったとは、
必ずしも言えないと思うのだが…。

映画 『共喰い』(☆☆☆)

改めて確認することでもないんだけど、
やっぱり女の方がたくましくて、
男っていうのは実際どうしようもない存在なんだな、
と思うわけであります。
そういうことを、フツーな光景の中で描き出しているっていうのが、
ある意味では素晴らしいことではあるんだが、
そうであるがゆえに
全体としてまったりとした話になってしまっているのが、
映画らしくないというか、
鮮烈なイメージを残せずに終わってしまうのが、
ザンネンといえばザンネン
(そういうところがリアルである、と言えなくもないのだが)。
挙げ句の果てに、寝取られみたいな話まで出てくると、
やや時代に媚びてるなくもないわけで…
(ワシは原作未見なのであの辺りをどう書いてるのか知らんけど)。
千種(木下美咲)の性を目覚めさせたという意味では、
遠馬(菅田将暉)は結局円(光石研)を越えられなかった、
とも見ることができるわけで、
そういう意味では遠馬には見るべきところがない、
本当にしょうもない主人公という見方もできる。
ただ、登場人物のアクの強さがあまり出てこず、
掘り下げ方が甘く見えてしまった。
原作は、きっともっと濃ゆい人間描写が行われてるのでは、
と思わせるものはあるが、
映画にありがちの時間の制約に阻まれた感もある。
原作と違うものに仕上がったのかもしれないが、
それはあくまでも読者に対するサービスであり、
未見の人間にとってはやや浅薄な作品、
という印象になってしまった
(あくまでもワシ個人の感想ではあるが)ように思われる。
これもまた、惜しい作品。

映画 『サイド・エフェクト』(☆☆☆)

メンヘルとか株取引とか医療過誤とか、
アメリカ的なテーマが散りばめられた、
精神科医x患者x精神科医の騙し合い。
クライマックスの、たたみかけてくる展開には、
確かに見るべきものはある。
しかし、観終わって振り返ってみると、
前半の因縁付けが本当に退屈(正直若干寝てた)。
にもかかわらず、後半だけ観てても話がある程度つながるんだから、
もう少しあっさりでも良かったんじゃなかろうか。
もう少し、犯行動機の部分に時間を割いて、
騙し合いの部分を先鋭化させても良かったように思われる
(前半部分は、チャニング・テイタムのために用意したんじゃないか、
とも思える程度の内容。別に彼である必要もないし)。
ただ、日本の2時間サスペンスみたいに
ご都合な展開に頼ってないのは好感が持てる。

何やかんや言っても、医者の権威は強い。
精神鑑定にしろ、精神病院への入院命令にしろ、
結局患者の意志ではなく鑑定医のさじ加減ひとつなのである。
今作における精神科医同士の戦いは、
まさにそのさじ加減を自分の恣意
(自らの身の潔白の証明vs愛欲とカネ)で行おうとする
主導権争いなのである。
患者は、その間でギリギリまで巧妙に立ち回る。
そのあたりが今作の面白さの一つのキモとなっているわけだが、
結局彼女が一番問題があるのだから、
最終的には医者の権威に絡め取られるわけだが…。
前半部分の締まりの悪ささえ無ければなぁ…。
惜しい作品である。

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-08

本日はiPhoneからupしてるので、
通常と多少フォーマットが違います。ご了承ください。

中山09R 木更津特別(3上1000万下 芝短 1点)
◎ (9)ミナレット
○ (3)ケイアイエレガント
▲ (10)エパティック

中山10R 内房S(3上1600万下 D短 2点)
◎ (1)カフェシュプリーム
○ (10)インディーズゲーム
▲ (14)ルミナスウイング

中山11R 京成杯オータムハンデ(3上GⅢ 芝短)
◎ (1)インパルスヒーロー
○ (8)ダノンシャーク
▲ (6)レオアクティブ
△ (7)エクセラントカーヴ
本命には、未勝利勝ち上がりながら5戦3勝2着2回で、
NHKマイル2着と実績も安定感もある(1)を推す。
休み明けと、初の右回りはもちろん不安要素ではあるが、
この実績で標準斤量未満で出走してくるなら、まあ問題ないと見る。
対抗以下は混線模様。
印を打った以外には、中山実績の高い(10)もこの集団の中にいるが、
初のOP戦の上に斤量も見込まれ過ぎのため次点まで。
同じ昇級初戦なら、3連勝中の(7)の方が、
いちおう重賞3着の実績もあるし距離実績的にも面白そうだ。
あとは、実績上位の(8)を対抗、
去年このレースを勝った(6)を3番手とする。

阪神09R 野分特別(3上1000万下 芝中 1点)
◎ (5)フルーキー
○ (3)アルバタックス
▲(9)トウシンイーグル
△ (4)アドマイヤコリン

阪神10R 夙川特別(3上1000万下 D短 2点)
◎ (3)レギス
○ (16)トップオブザヘヴン
▲ (5)カリスマサンスカイ

阪神11R セントウルS(3上GⅡ 芝短)
◎ (13)ハクサンムーン
○ (12)ティーハーフ
▲ (9)ロードカナロア
この時期に移行して以降、実はGⅠ馬が勝ってないこのレース。
というわけで、去年の勝ち馬である(9)も、3番手止まり。
とはいえ今年は、重賞馬が出走13頭中4頭とややさみしい構成。
本命は、高松宮記念3着と(9)に迫っている(13)で仕方ないとして、
対抗にはOP勝ちまでしかないものの距離実績の高い(12)を、
鞍上の手腕ともども推してみたいと思う。

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-07

出走取消馬が出たので、一部修正しております

中山09R アスター賞(2歳500万下 芝中 2点)
  ◎ ⑧イオラニ
  ○ ⑦パシフィックギャル
  ▲ ③ウインマーレライ

中山10R 鋸山特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ⑦スギノハルバート
  ○ ⑩オシュペール⑨リベラルアーツ
  ▲ ③ハコダテナイト

中山11R 紫苑S(3歳OP 芝中)
  ◎ ⑤リボントリコロール 連勝の勢いで
  ○ ⑭クロイゼリンチャン 相手なりに走る
  ▲ ②トーセンアルニカ  距離は向く
  △ ⑨クラウンロゼ     実績上位

阪神09R 南港特別(3上500万下 芝短 3点)
  ◎ ②セトノフラッパー
  ○ ⑤ジェネロシティー
  ▲ ④タイザンホクト

阪神10R 鳥取特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ②タイセイバスター
  ○ ③ニホンピロバロン
  ▲ ⑬スズカウラノス

阪神11R 西宮S(3上1600万下 芝中 1点)
  ◎ ⑤ロードエアフォース
  ○ ③ヴィクトリースター
  ▲ ⑩サカジロロイヤル

「新・中央競馬予想戦記」2013年第8開催を振り返って

①8/31、9/1の結果
 8/31の結果
  4勝(燕特別、弥彦特別、八幡特別、玄海特別) 5敗
   回収率 41.3%
 9/1の結果
  4勝(村上特別、麒麟山特別、若戸大橋特別、西日本スポーツ杯)
  1分(小倉2歳S) 5敗
   回収率 52.8%
   年間回収率 74.8%
   通算回収率 74.7%

②今開催を振り返って
 (1)他が悪い中で、オープン戦がまあまあ良かった
   (13戦通算 97.7%)
 (2)新潟コースが悪くなかった
   (38戦通算 91.5%)
 (3)1600万下で数字が伸びず
   (12戦通算 46.3%)
 (4)ダート戦が全体的に悪かった
   (全体:25戦通算 46.1% 短距離:5戦通算 45.7% 中長距離:20戦通算 46.2%)
 (5)函館コースも足を引っ張る形に…
   (39戦通算 49.6%)

③今開催の総括
 すごくいい部分がなかった分、すごく悪い部分もない、メリハリの無い開催。
 開催全体の回収率が66.9%ということを考えると、
 停滞気味の開催だったということになるだろう。
 あちこち出かけ過ぎたせいか、占いの方が全然追いついてないのも良くない。
 競馬に対するモチベーションそのものが落ちてるのかなぁ…。
 次開催は2場開催なので、その辺りも含めてなんとか立て直していきたいが…。

④9/7、9/8の買い方
 中山:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 阪神:条件戦=単勝 OP以上=枠連

映画 『李小龍〈ブルース・リー〉 マイブラザー』(☆☆☆)

ブルース・リーの実の兄弟たちの記憶に基づく、
ブルースの回顧録的な作品ではあるが、
当然ブルースが単身渡米するまでの記憶しかないので、
自然とブルースの幼年期~青春時代の話になってくる。
まぁ、それ自体問題ないし、
逆にブルースがなぜあれほどアメリカでストイックになったか
という理由の一端を垣間見ることができる。
また、たいそうな芸能人一家で、
大家族で、そして家族仲や友人関係も非常に良好だったという、
ある意味非常に恵まれた環境の中にいたこともわかり、
ブルースの見方が少し変わるかもしれない作品ではある。

ただ、当然記憶に基づく内容なので、
ある程度の脚色や美化はあるものと覚悟して観る必要はある。
特にバトルシーンは、もしかすると全て映画用
(つまりエンタメ仕様)のエピソードなのではないかと思われるが、
ラストは確かにそれなりにぐっとくるものがある、
ブルースの人となりをうかがわせるエピソードに仕上がっている。

若かりし日のブルースと、それを育んだ香港の雰囲気を味わう、
という意味では、エンタテインメント映画としても、
まあまあうまくまとめて来ている映画だとは思う。

映画 『エンド・オブ・ウォッチ』(☆☆)

世界で最も危険な街とも言われる、アメリカのロサンゼルス。
そこのある警官コンビに密着、
っていうのが今作のコンセプト。
メキシコ国境に近く、
相棒のザヴァラ(マイケル・ペーニャ)もメキシコ人。
日々、警官vs黒人vsメキシコ人ギャングの
抗争が行われてるようなありさま。
そんな中、ザヴァラとテイラー(ジェイク・ギレンホール)は、
ある日メキシコ人ギャングのアジトに、
ふとしたきっかけで踏み込んでしまう。
彼らは表彰されるものの、
その日からメキシコ人の標的にされるわけだが…。

そこに行くまでの話が長い。
ロス市警の日常を描いてるといえば聞こえはいいが、
あくまでもフェイクドキュメンタリーなので、
コンビが基本おちゃらけてる。
しかも、日常のエピソードが中途半端に退屈で、正直眠い。
もう少し、クライマックスに向けてエピソードの取捨を
うまくやって欲しかった。
日常に密着する、というスタイルなら、
いっそメキシコ人ギャング側の視点はいらなかったかも…。
中途半端にそっちを見せちゃってるおかげで、
クライマックスのインパクトも半減である。
リアリティへのこだわりに欠ける、消化不良な作品。

映画 『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』(☆☆☆☆)

基本フォーマットは、見事なまでにTV番と同じ。
映画向けに、有名エピソード(しかも鉄板ネタの本能寺絡み)と、
豪華キャスティング(TV版では要潤と杏以外は無名だからねぇ)、
それに複数のエピソードをより合わせている。
個々のエピソードは、TV版でもやったかな、と思われるものではあるが、
まずつなぎ方が非常にうまい。
脚本の人は、この世界観をよく理解してるね。
今作では、沢嶋(要潤)らが所属する会社の内幕が出たり、
近過去(1980年代)にタイムワープしたりと、
TV版ではなかなか触れられないところも描いており、
初見からベテランウォッチャーまで満足させる作品。

主要登場人物には、それぞれちゃんと見せ場を用意してるし、
沢嶋は相変わらず狂言回しなのだが、
熱いジャーナリスト魂が垣間見える。
そして、なんと言ってもあのヒリつく空気感が実に良い。
最近のなんちゃって時代劇(『るろ剣』とか)なんかより、
よっぽどまともな殺陣、というかバトルシーンである。
番組のファンなら、是非モノかも…。

素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~(☆☆☆)

「ロボットに窃盗の片棒を担がせる」という、
ロボット3原則に抵触するのかするのかしないの微妙なライン
(とはいえ、作中では善悪はプログラムされてない、
と言ってるので、3原則に抵触しそうではあるが)
を突いてきた興味深い作品。
ロボットがなんか安っぽいとか、
今作に限っては言ってはいけない(ソコは本質ではないから)。
そして、裏テーマに「記憶」というものを随所に盛り込んでいる。
主人公フランク(フランク・ランジェラ)は認知症で、
若かりし頃に惚れた女性を今だに追い求めてたりする。
彼は、図書館に通い詰めていて
(図書館は、記憶というか記録の集積場所)、
そこには昔惚れたあの女性に似た
(ネタバレすると本人なのだが)女性が司書をやってるのだが、
その図書館がIT化されるらしく、彼女はお払い箱。
で、そのシステムを作ろうとしてるのが、
いけ好かない金持ちで、
フランクは昔取った杵柄で、
そいつらから金品を分捕ってやろうと考えたわけ。
それに、介護ロボットも巻き込まれて、
その片棒を担がされるというわけ。

しかし、このロボットやたらと人間臭いというか、
プログラムのせいか主に対して犬以上に忠義を尽くすわけ。
そのためにロボットは自らの記憶を差し出す、
というのが今作のクライマックス。
記憶っていうのは都合良く消せないし、
また忘れまいと思ってもあっさり忘れてしまったりする、
そんな厄介なもの。
そっちを、もっと掘り下げた方が
深みのある作品になったような気もするけど、
時間の都合か予算の都合かあっさり仕上げ。
題材が面白いだけに、その辺りが悔やまれる。
こういう作品をこそ、リメイクするべきなのではないだろうか。
監督、脚本とも長編映画デビューでなければ、☆1コ減な作品。
視点的には評価していい作品ではある。

「新・中央競馬予想戦記」 2013-09-01

新潟09R 村上特別(3上500万下 芝短 2点)
  ◎ ⑯ナスノシベリウス
  ○ ④ショウナンダイチ
  ▲ ⑥アスペンサミット

新潟10R 麒麟山特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ②サクラレグナム
  ○ ⑮スズカヴィグラス
  ▲ ①トーセンセカイオー
  △ ⑭シルクエステート

新潟11R 新潟記念(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ③ダコール
  ○ ⑪ブリッジクライム
  ▲ ⑦カルドブレッサ
  △ ⑩ニューダイナスティ
 ハンデ戦らしく、各馬一長一短ある難解なレース。
 数値上の本命は⑦も、OP未勝利という成績にしてこの斤量は
 勝ち切るにはやや荷が重いと見て、3番手止まり。
 同様に⑩も実績不足と見て4番手という評価。
 結局重賞2着のある③を、鞍上ともども期待したいものの、
 左回りではどうも勝ち切れない、という懸念が残るのもまた事実。
 対抗の⑪は、格上挑戦ゆえにかなり恵まれた斤量とも言えるが、
 やはりその格上挑戦が気になるとも言える。
 もっとも、持ち時計自体はそこそこあるので、充分勝負になると見るが、どうか…。。

新潟12R 稲妻特別(3上1000万下 芝短 2点)
  ◎ ⑫コンサートレディ
  ○ ①パシオンルージュ
  ▲ ⑨グレカーレ

小倉09R 若戸大橋特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑩ダノンドリーム
  ○ ⑧プレノタート
  ▲ ⑥ラスカルスピード

小倉10R 西日本スポーツ杯(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ②エイヴィアン
  ○ ⑬エイシンエンボス
  ▲ ⑦マヤノアントロジー
  △ ④リバータイキ

小倉11R 小倉2歳S(2歳GⅢ 芝短)
  ◎ ⑬ウインスプラッシュ
  ○ ⑫ベルカント
  ▲ ③ホウライアキコ
  △ ④エイシンキサナドゥ

函館10R すずらん賞(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑤シシャモオージ
  ○ ⑯ウインレーベン
  ▲ ⑥フクノドリーム

函館11R 丹頂S(3上OP 芝長)
  ◎ ⑧セイカプレスト 連勝機
  ○ ⑥リリエンタール 斤量恵まれた
  ▲ ⑦コスモロビン  実績上位

函館12R 釧路湿原特別(3上1000万下 D中 2点)
  ◎ ③キクノグラード
  ○ ⑩バイオレットアロー
  ▲ ①サンライズサルーテ
  △ ⑫サンライズスマート

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