映画 『エンド・オブ・ウォッチ』(☆☆)
世界で最も危険な街とも言われる、アメリカのロサンゼルス。
そこのある警官コンビに密着、
っていうのが今作のコンセプト。
メキシコ国境に近く、
相棒のザヴァラ(マイケル・ペーニャ)もメキシコ人。
日々、警官vs黒人vsメキシコ人ギャングの
抗争が行われてるようなありさま。
そんな中、ザヴァラとテイラー(ジェイク・ギレンホール)は、
ある日メキシコ人ギャングのアジトに、
ふとしたきっかけで踏み込んでしまう。
彼らは表彰されるものの、
その日からメキシコ人の標的にされるわけだが…。
そこに行くまでの話が長い。
ロス市警の日常を描いてるといえば聞こえはいいが、
あくまでもフェイクドキュメンタリーなので、
コンビが基本おちゃらけてる。
しかも、日常のエピソードが中途半端に退屈で、正直眠い。
もう少し、クライマックスに向けてエピソードの取捨を
うまくやって欲しかった。
日常に密着する、というスタイルなら、
いっそメキシコ人ギャング側の視点はいらなかったかも…。
中途半端にそっちを見せちゃってるおかげで、
クライマックスのインパクトも半減である。
リアリティへのこだわりに欠ける、消化不良な作品。
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