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映画 『恋するリベラーチェ』(☆☆☆)

アメリカのショウビズ界は、
きらびやかでカネ回りが良い一方で、
日本以上にプライバシーの無い、厳しい業界であり、
またそもそも宗教的問題があって
ゲイであることは有色人種であること以上に
かなり最近までタブー視されていた
(肌の色は選べないしねぇ…)。
そういう中で、「世界が恋したピアニスト」であり、
ギネスも認める「世界一ギャラの高いピアニスト」である
リベラーチ(マイケル・ダグラス:「リベラーチェ」は間違いらしい)は、
取り巻きにゴシップの火消しをせっせとさせながら、
我欲を満たしていたというわけ
(その報いとしてエイズを発症するのだが…)。
そんな彼を、
彼に見初められたスコット・ソーソン(マット・デイモン)の目線で
見て行くのが今作。

ワシだけではなくある意味当人も認めていた、
けばけばしいほどにきらびやか(悪趣味?)な
ステージ演出(衣装なども含む)には、
確かに目を奪われるが、ピアニストとしての腕はさすが一流
(あんなごっつい指輪してるのに、ホント良く弾けるよなぁ)。
しかし、時代はまだゲイカルチャーを大々的に受け入れるには早い
1970年代(今だって大っぴらに受け入れられているとは言えないが)の話。
上記したように、公然の秘密とは言え必死にその秘密を隠していた。
明るみになれば、当然ファンが離れるだろうしねぇ…。
そりゃ、彼にぶら下がってる人々(スコットも含まれる)は、
必死で隠そうとするわなぁ。
でも、彼の周囲で起きているのは、
恋愛としてはありがちな光景。
互いに求め合い、愛し合い、嫉妬し合う。
ただ、男同士であるがゆえにの醜さもあるわけで、
その辺りが単純な順ないものでないわけであるが…。

当時のゲイカルチャーを知る、という意味では良い作品だと思う。
あとは、当時のショウビズ界の内幕(と言っても特殊な部分ではあるが…)
を映し出しているという程度の評価しかできないかな。

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