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映画 『鑑定士と顔のない依頼人』(☆☆☆☆)

早い時点で「なんかおかしい」と思ったし、
あれほどの金持ちがそれ以上のハッピーを
手に入れる話なんて正直面白くもなんともないので、
「絶対何かある」と思っていたんだが、
まさかアイツまでグルだったとはねぇ…。
ワシもまだまだ人を疑う眼が足らないね。
そう思って再度観に行くと、
多分ヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)以外の全員が
怪しく見えてくるんだろうけどねぇ…。

しかし、やはりいい作品というのは、
情報の出し方がうまいね。
どっかの『ハン○ー・ゲー○』とはわけが違う。
機械人形(オートマタ)の部品が次々と出て来た時は、
クレア(シルヴィア・ホークス)は
相当ヴァージルのことを調べ上げてるな、と思ったんだが、
アイツがグルとなればその辺りの説明は充分につく。
そして、クレアの元カレも、
電話の相手もおそらく全部アイツに違いないのだろう。

ただ、結局クレアたちの目的が何なのか、
イマイチ判然としないまま物語が終わってしまうのが、
心残りな点。
単にヴァージルを陥れたかっただけなのか。
それとも、彼の女性画コレクションが目当てだったのか。
それとも、もっと個人的な何かなのか…。
それらの説明がないので、
ラストはただただ抜け殻のようになってしまった
ヴァージルが我々観客に投げ出されるだけ。
まぁ、その辺りも評価を分けるポイントではあるのだが…。
気持ちよくダマされた、と言えるクラスの佳作。

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