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映画 『FLU 運命の36時間』(☆☆☆)

こういう映画って、作り自体はそう変わるものではないが
(というよりも、世界中がアメリカの作り方を踏襲してるだけなんだが)、
そういう映画だからこそ案外国民性みたいなものが出るのかもしれない。
日韓での顕著な違いは、
日本では民衆がわりとおとなしいのに対し、
韓国では凶暴度が高いという点だろう。
あとは、アメリカとの兼ね合いかな。
島国と端っことはいえ大陸国家との違いとも言えるかもしれないし
(例えば邦画でも、沖縄を舞台にこういう映画を撮ったら、
アメリカとの兼ね合いなどは韓国寄りになるかもしれないが)、
そもそも日本の自衛隊があれほどの強権を
振りかざしてくるかって話にもなるし…。
その辺は、政治体制の違いなわけだが、
そういうお国柄がにじみ出てくるジャンルと言えなくもない。

あと、韓国では感情論が意外と強いというのも特色と言えるかもしれない。
身内に感染者が出た場合、
アメリカだと隔離しておいてこっそり薬をウラから渡す、
みたいな表向き法律は守ってますよみたいな体裁だとお思われるが
(すいません、うろ覚えで)、
今作を観る限り韓国はもうけっこうどうどうと法律を踏み破るし、
何だったら手助けする人間もいる。
日本も同じような感じになるんだろうけど、
ここまでネアカじゃないっていうか、
後ろめたい感じでやると思うんだよね。
ただ、こと感染症においては、
ましてパンデミックの状態でこれをやると、
当然のことながらパニックになるわけで、
ラストは抗体争奪戦の様相も出てくる。
その抗体の持ち主の因縁も絡めてる、
っていう意味ではなかなかうまく作ってるわけだが、
クライマックスがどうにも頭の悪い展開。
まぁ、ああでもしないとこのテの映画には、
ホントに救いのない展開しか残されてないからねぇ。

今作でいちばんオイシイのが大統領っていうのが、
なんかアレな物語ではあるが、
因縁絡みの話の盛り上げ方はさすがと言えなくもない。
妻夫木の『感染列島』(未見というよりも観る気も起きない)よりは
多分だいぶ面白いと思う。

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