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映画 『新しき世界』(☆☆☆☆)

『アウトレイジ』的なノリを感じさせつつも、
昔ながらの「兄弟仁義」という芯が通ってるせいか、
いい感じに見応えのある作品に仕上がっている。
警察側の実行隊長であるカン課長(チェ・ミンシク)は、
『三国志』バリに「二虎競食の計」狙った末に、
ヤクザの組長を傀儡化しようとしたが、
明らかに策を弄し過ぎ。
あの結末も、言ってみれば「自業自得」だろう。
タイトルの真意が最後にわかるが、
結局のところヤクザも警察も似たようなもの
(その辺の話の流れは『ポチの告白』にも通じる)。

残念なのは、潜入捜査させられるジャソン(イ・ジョンジェ)と、
カン課長や兄弟となるチョン・チョン(ファン・ジョンミン)との
関係性が最後にチラッと紹介されるだけだということ。
なぜ、ジャソンはカンに
8年間も黙って従い続けなければならなかったのか。
なぜ、ジャソンとチョン・チョンは、
あれほど信頼し合うまでの中になり得たのか。
結末まである程度一直線に観せるという意味では、
この編集でもいいのかもしれないが、
明らかに説明不足で、
しかも物語そのものがやや軽薄になってしまった感もある。
もう少し登場人物を絞り込んで、
人物描写を掘り下げればより良かったかも。

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