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映画 『フィルス』(☆☆)

まず、札幌的には公開時期が悪い。
ヤク中が主人公って時点で
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』とだだかぶり。
そうなると、スケールも小さいし、
特段救いも無いしと、ウリになるポイントも見出せない。

しかも、今作の主人公ロバートソン(ジェームズ・マカヴォイ)は、
ヤク中のせいで幻覚を見るのか、
妻子に捨てられたせいで幻覚を見るのか、
はたまた弟を殺してしまったせいで幻覚を見るのか、
正直はっきりしないのである。
つまり、彼のバックグラウンドがはっきりせず、
しかもただただ虚勢を張ってるだけで、
マッチポンプで他人を陥れて出世しようという、
しょーもない男でしかない
(根っからの悪人ではないようではあるが)。
救いのないエンディングになってしまうのは、
自業自得と言えるかもしれないが、
人物描写が薄っぺらいせいで
ホントに同情の余地がなくなってしまっているのが、
実にザンネンな作品。

今回は公開時期が悪かったことにして☆2つ。

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