映画 『ザ・イースト』(☆☆☆)
人間を動かす契機って、結局欲望というか、エゴだと思うんだよね。
主人公のジェーン(偽名サラ:ブリット・マーリング)は、
会社に対して漠然とした不満があるようにみえる一方、
潜入した「イースト」のやり方にも不満を持っているように思える。
「イースト」にしたところで、
メンバーの個人的恨みを晴らしているだけのようにも見えるし、
メンバー間の結びつきにしても、恨みを晴らすためだけでなくて、
恋愛絡みとも思える間柄もあるし、
ジェーン自身「イースト」のリーダーであるベンジー
(アレキサンダー・スカルスガルド)に惹かれて行くわけだし…。
とはいえ、ジェーン自身の掘り下げ方が浅く、
彼女の行動原理がイマイチわかりにくい。
正直、ただのエゴイストにしか見えないんだよねぇ。
かといって狂言回しっていうわけでもないし、
そういう意味ではあまり入り込めない作品なわけで…。
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