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映画 『ラヴレース』(☆☆☆)

実在したポルノ女優リンダ・ラヴレース
(作中ではアマンダ・セイフライド)の
自叙伝を元に、彼女の波乱万丈の半生を描いた作品。

その元になったのは母親(シャロン・ストーン)と言えるだろう。
彼女自身、若くしてシングルマザーになったせいで苦労したようで、
娘にはそういう思いをしてもらいたくない
(実際リンダも、若くして子供を作ったらしい)。
そういう思いから、彼女を厳しく育てたのだが、
昨日まで正しかったことが、
今日も正しいとは限らない。
現代とは、そんなドラスティックな時代なのである。
リンダが連れてきたチャック(ピーター・サースガード)は、
始めこそ紳士のように振舞っていたが、
自分が経営するストリップバーの経営がうまくいかなくなると、
リンダをポルノ映画に出演させる。
しかも、念に入ったことに、自らテクニックを仕込んだ上でである。
そんなデビュー作『ディープ・スロート』が、
空前の大ヒットを飛ばし、リンダは一躍時の人となるが、
母親との仲は疎遠となる。
そりゃ、大事に育てた娘がポルノ女優になったなんて知れば、
そうなるのも無理はないが、
一方でチャックと夫婦になったリンダが実家に逃げてくると、
理由も聞かず「ちゃんと旦那さんの言うことを聞きなさい」
と突き放すのである。
チャックは、ヤク中でカネ使いが荒く、
さらに今風に言えば「DV夫」なのである。
母親からも突き放されたリンダは、映画の出資者のもとに駆け込み、
ようやくチャックと手切れをすることができたわけだが…。

面接から公開後の顔見せまで、
リンダが「リンダ・ラヴレース」として活動したのは、
正味17日間と当時を振り返って彼女は言う。
その間に、チャックはリンダに相当おいしい思いをさせてもらったはずなのに、
正直ひどい仕打ちだと思うわ…。
チャックも、失って初めてそれに気付くわけだが、
リンダと別れた後、懲りもせずにポルノ女優と結婚するんだから、
彼もまた相当なタマである。

そういう過去もあって、リンダは女性活動家となり、
DV反対を声高に叫ぶようになるわけだが、そりゃそうだよなぁ。
DVなんかは、今でも充分話題になる出来事なわけだし、
家族の映画としてもいい出来(家庭事情はやや特殊ではあるが)だと思う。
ただ、親子で見る映画では当然ない(R18やし)。

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