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映画 『家路』(☆☆☆)

今年もこの時期がやってきたわけで、
なんやかんやで毎年ソレ絡みの映画を観てるワシであります。

今作に関して言えば、『プリピャチ』という
チェルノブイリ絡みのドキュメンタリー映画で、
実際に立ち入り制限区域に戻って来た人の話を観ているので、
「日本も今作みたいに自己責任で戻れるようにすればいいのに…」
とか思いながら観てました。
それを、あいもかわらず警官(=税金)を使って
無理やり追い出すようなことをしてるわけでしょう。
除染も窮極的には山を丸裸にしなきゃ完成しないだろうし、
そうなると「百年河清を俟つ」ようなレベルの話になるわけで、
もう少し有効な税金の使い方があるんじゃないかなぁ、
と今も思うわけであります。

今作では、地方の仕事の問題や、認知症の問題なども取り扱っているが、
コレも震災当時から言われているように、
被災地域は震災が無くても問題のある地域だったという話の
延長線上にある話である。
そして、それに関して特段に解決案を提示していないのが実情である。
とはいえ、仕事の問題は住民の側にも問題が無いとは言えないし
(職住近接してないという事情があるにしてもねぇ…)、
認知症を含む地域医療の問題は、
好き好んで不便な田舎に住んでいるのに
「地域医療も充実させろ」というのは
少々ワガママなような気もするんだよねぇ、正直。
インフラの老朽化も含めて、
正直たいして税金納めてるわけでもないのに、
田舎まで便利にしろと要求だけするのはそうかと思うわけで…
(作中では、「都会に電気送ってやってるんだから、
もっと要求してもいいんですよ」とか言ってるが…)。

田舎まで東京化する必要はないし、
そもそもそんなカネはないのである、
政治も、国民も、そのぐらい割りきって国家を、
身の周りをデザインして行く必要があるとワシは思うし、
そういう意味では次郎(松山ケンイチ)のように
好き好んで立ち入り制限区域に戻る選択肢だって
あっていいはずだと思うんだが…。
それですくわれる避難者だっていると思うし、
そのためのルール作りこそが、国家なり政治の役割だと、
今作を観て改めて思ったわけであります。

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