映画 『マチェーテ・キルズ』(☆☆)
前作『マチェーテ』が、バカ:エロが5:5とするなら、
今作はバカ:エロが8:2か9:1ぐらいのアンバランスな作品になってしまった。
ただ、冒頭いきなり次作予告をするという離れ業には度肝を抜かれる
(しかも、ちゃんと伏線になっていたりする)。
いちおう、エロ要素もあるのだが、
その次作予告絡みのせいかトンデモ兵器の類の方に妙に力が入ってる感じ。
でも、主役のマチェーテ(ダニー・トレホ)は、
それらのトンデモ兵器相手に相変わらずマチェーテ(山刀)で戦う。
まぁ、その潔さには感服しないでもないが、
おバカ方向に振ったのは、やはり万人受けを狙ってのことなのではないだろうか
(だからって、それほど万人受けする内容でも顔ぶれでもないと思うが…)。
前作のバランスが絶妙であったことを、改めて思い知らせてくれる作品。
予告通り次作があるんだとしたら、
どうせならトンデモ兵器推しで行って欲しいかな、と今作を観て思った。
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