映画 『ニード・フォー・スピード』(☆☆☆☆)
1980年代に、『キャノンボール』という、
公道レースをテーマにした映画があったが、
アッチは当時話題の人をカメオ出演させたり、
お祭り色の強い作品だったが(ワシはテレビでしか観てないが)、
今作は復讐あり仲間の絆ありと、正調アメリカンムービー。
その分、非常にアメリカンテイストが強く、
大陸横断ロードムービーだったり、
カーチェイスぐりんぐりんのアクション映画だったり(コッチが本筋だが)と、
存外真面目でうまい見せ方をしてきている。
イカした金髪のねーちゃんを横に乗せ、
大陸横断してアメリカらしい景色見せまくるのは、
まさにアメリカンカーアクションの王道といっても良い作り。
それを、CGを極力使わず、
しかもブガッティヴェイロン(2億円!)や、
ランボルギーニエレメント(3億円以上!!)など、
現代の超速スーパーカーを惜しげも無く使い、そして破壊。
このカネの使い方もまた、実にアメリカンで、そして実に気持ちいい。
元ネタはエレクトリックアーツ社のレースゲーム。
どうせ、今回の画像も半分はゲーム内の挙動に反映させるための
いわゆるデータ取り目的も多少あるんだろうが、
いくらシミュレートしようが、結局は実車でデータ取りしないと、
リアリティ出ないからねぇ。
車好きなら充分に楽しめる内容だし、
ストーリーラインもベタではあるが無駄になっていないので、
アクション映画としては充分アリな出来と見るが…。
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