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「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-31

新潟09R 信濃川特別(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑧アウォーディー
  ○ ⑬ビームライフル
  ▲ ⑨ヤマニンプードレ
  △ ⑩レイヌドネージュ

新潟10R 朱鷺S(3上OP 芝短)
  ◎ ③コウヨウアレス    安定感買って
  ○ ⑩オリービン       前走評価して
  ▲ ⑫アミカブルナンバー 距離相性良好
  △ ①ヒットジャポット    相手なりに走る

新潟11R 新潟2歳S(2歳GⅢ 芝短)
  ◎ ④ミュゼスルタン
  ○ ⑰ナヴィオン
  ▲ ⑧ヒルノマレット
  △ ③カシノハリウッド

小倉09R 鳥栖特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑥コルサーレ
  ○ ①ウルパラクア
  ▲ ⑤ウイントゥモロー

小倉10R 天草特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑫キンシノキセキ
  ○ ⑯ケイアイウィルゴー
  ▲ ⑩キタサンエピソード

小倉11R 小倉日経オープン(3上OP 芝中)
  ◎ ④シゲルササグリ     惜しい競馬続く
  ○ ⑪フレイムコード      連勝の勢いで
  ▲ ③[地]ドリームバスケット 小倉実績買って
  △ ①マックスドリーム     地力上位

札幌09R 帯広特別(3上500万下 芝中 2点)
  ◎ ⑦トーセンツリー
  ○ ③バリス
  ▲ ②ムーンドロップ

札幌10R オーロラ特別(3上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ⑨エイシンヴァラー
  ○ ⑫ヒラボクプリンス
  ▲ ②セフティーエムアイ

札幌11R キーンランドC(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ③スマートオリオン
  ○ ⑫スノードラゴン
  ▲ ⑯フォーエバーマーク
 本命は、距離相性の良さそうな③。
 洋芝実績もあるし、復帰週の武豊にも期待したい。
 対抗には、芝未勝利も高松宮記念で2着している⑫。
 もともとダートで良績を挙げていた馬だけに、
 力のいる洋芝の方がむしろ向くかもしれない。
 3番手には、去年函館で行われたこのレースを勝った⑯。
 当然洋芝実績もあるし、相手なりに走れそうな感じもあるので、
 今回も無様な競馬はしないものと見ている。

札幌12R 札幌スポニチ賞(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑥シュンドルボン
  ○ ⑫ダンツカナリー
  ▲ ⑪スリーアフロディテ

「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-30

8/23の結果
 6勝(月岡温泉特別、日本海S、小郡特別、TVQ杯、十勝岳特別、支笏湖特別)
 3敗
  回収率 80.9%

8/24の結果
 6勝(西部スポニチ賞、3歳未勝利(札幌2、3、4R)、2歳新馬(札幌5R)、
     3上500万下(札幌6R)、おおぞら特別)
 2分(エアグルーヴC、札幌記念) 9敗
  回収率 67.3%
  年間回収率 66.0%
  通算回収率 73.5%

2週連続の札幌競馬場参戦。
知り合いの方が世話してる馬のデビュー戦だったこともあり、
はじめて「応援馬券」(札幌5R)を買って、おsれが当たったおかげもあって、
今週のダメージはさほどひどいものではなくなったわけだが、
相変わらずの低調ぶり。
どうにも、立ち直りのきっかけがつかめませんなぁ…。
当面は、年間70%台回復という、レベルの低い目標を立てざるを得ないのがなぁ…。
8/30、8/31の買い方は以下の通り。
 新潟:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 小倉:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 札幌:条件戦=単勝 OP以上=ワイド

新潟08R 新潟ジャンプS(3上JGⅢ 障害)
  ◎ ⑫エーシンホワイティ
  ○ ①ネオレボルーション
  ▲ ⑩ヤマカツハクリュウ
  △ ③アサティスボーイ
 本命は、障害戦4戦で(2-2-0-0)と完全連対でOP勝ちまで果たした⑫。
 3歳時は平地で重賞を勝つほどのスピードの持ち主。
 地脚の高さと連勝の勢いで、今回も充分勝ち負けと見るが…。
 対抗には、久しぶりだが安定感のある①。
 休み前は、惜しい競馬が続いており、
 リフレッシュ効果で逆転が狙えると見る。
 3番手には、これも地脚が高い⑩。
 新潟コースでも実績があるし、こちらもリフレッシュ狙い。
 あとは、長期休み明けではあるが、障害では実績上位の③も、
 新潟実績があるので無視はできない。

新潟09R 麒麟山特別(3上1000万下 D中 2点)
  ◎ ⑦アドマイヤダリヤ
  ○ ②マルケサス
  ▲ ⑥ヒメサクラ

新潟10R 稲妻S(3上1600万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑥フギン
  ○ ②アンヴァルト
  ▲ ⑧ファンファーレ

新潟11R BSN賞(3上OP D中)
  ◎ ②ヴォーグトルネード 連勝機
  ○ ⑩ランウェイワルツ   安定感買って
  ▲ ⑨タイムズアロー    鞍上にも期待

小倉09R ひまわり賞(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑱エフェクト
  ○ ⑨ヒマラヤテンカ
  ▲ ⑬ミスターベアー

小倉10R 西海賞(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑩リリコイパイ
  ○ ⑤リラヴァティ
  ▲ ⑥リングネブラ

小倉11R 釜山S(3上1600万下 D中 1点)
  ◎ ⑬ベルサリエーレ
  ○ ④テイエムゲッタドン
  ▲ ⑦バンブーリバプール

札幌10R 千歳特別(3上500万下 芝短 2点)
  ◎ ⑬マイネヴァリエンテ
  ○ ⑪ウインレーベン
  ▲ ⑫アドマイヤオウジャ
  △ ③マリーナベイ

札幌11R HTB賞(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑧ツクバアズマオー
  ○ ⑦コスモスターター
  ▲ ⑥サングップ

札幌12R 積丹特別(3上500万下 芝長 ①点)
  ◎ ⑥オムニバス
  ○ ②クリノクレオパトラ
  ▲ ⑪モンサンカノープス
  △ ③フォントルロイ

映画 『プロミスト・ランド』(☆☆☆)

『マイ・リトル・ヒーロー』同様、これもわりと先が読める作品。
だいたい、スティーブ(マット・デイモン)が、
大企業の論理を振り回しすぎてて、
見るからに「こんな調子じゃ地元民は懐柔しきれないよ」と思ったら、
案の定環境保護団体を名乗る男が現れるんだけど、
この男の存在が実はミソで、
大企業(少なくともアメリカの)とやらがその社員をどう思っているのかということを、
実はまざまざと見せつけられるのである。
そこでスティーブは大きな決断をする、
というのが今作のクライマックスで、
要するに環境問題云々が今作の本旨ではないということである。

しかし、今作の中で行われている話は、
日本でも少なからず見られたことで、
最近の日本ではもっと乱暴になっているというのが正直なところであろう
(住民のコンセンサスをまともに取らず、土地収用などを強行するとか…)。
今作のように化学薬品で土壌が汚染される、という話は極端としても、
原子炉を冷却する水を海に垂れ流したことによって、
海水温が上昇し、周辺漁業に少なからぬ影響を与えている、
なんていう話は日本中の原発の周辺で聞かれることだし、
毒を垂れ流してるという話だって、水俣や足尾の例を上げるまでもなく、
明治維新以降幾度となく聞かされただろう。
つまり、今作のような話は、日本にとっていつか来た道であり、
中国(現在進行形か)や途上国で今後騒がれる
(あるいは既に騒いでいる)問題なのである。
その時、正しい知識を持って、それでも繁栄のためにリスクを取るのか、
それとも今あるものを大事にするかを、
我々地球市民は決められるのか、ということなのである。

日々の生活に汲々としているばかりでは、
知らず知らずのうちに自分の思いも寄らない方向に、
世の中は向かってしまうのである。

映画 『映画 中村勘三郎』(☆☆☆)

中村勘三郎襲名からその死に至る約8年間のドキュメンタリー。
まぁ、勘九郎時代から有名人だったわけだから、
特段新しい映像なり何なりがあるわけではないんだが、
改めて惜しい人を亡くしたという思いの強い人物と言えるだろう。

8/28の2本目『マイ・リトル・ヒーロー』では、
韓国が朝鮮王朝22代正祖の物語を
国家プロジェクトでミュージカル化するという話が出てくる。
実際にそういう話があったかどうかは知らないが、
韓国という国はなんとなく国家プロジェクトが好きな印象を受ける。
対して日本は、良くも悪くも民間主導というか、
そういう意味では押し出しが弱いというか、奥ゆかしい国である。
その中で勘三郎は、ある意味歌舞伎を世界に売れる唯一の存在で
(本人は作中で「英語でやったら歌舞伎じゃないと言われる」と
自虐的に語っているが…)、
その意味では本当に「早過ぎる死」であったと言えよう。
今や、歌舞伎は大衆演劇とは呼べない
(鑑賞料金にしろ、マナーにしろ、小難しさにしろ)。
その中で勘三郎は、通常の劇場などにも積極的に参加し
(鑑賞料金だけはいかんともし難いが…)、
型の無い初期の歌舞伎への回帰も目指していたようである。
もともと歌舞伎は、お上から禁じられるほど、
今風に言えば「ロック」な存在で、
当然形式などというものは存在しなかった。
それが、歴史を重ねて行く中で型が生まれ、
それを名跡とともに継承していくことが使命のようになっていってしまった。
だからこそ、「大衆演劇」とは一線を画する存在になってしまったわけで、
もうそれは「ロック」でもないし、
語源ともなった「かぶき者」でもなくなってしまったわけである
(私生活で「かぶいてる」には何人かいるようだが…)。
勘三郎の死は、
歌舞伎の原点回帰を数年、いや数十年遅れたんではないだろうか。
その間に、本当に「伝統芸能」に成り下がらなければいいのだが…。

映画 『マイ・リトル・ヒーロー』(☆☆☆)

汚いなさすが大人汚い。
子供が純真で健気な分、余計際立つわ。
そう思えば思うほど、「どうせ最後にひっくり返すんでしょう」
としか思えない展開だし、予告編でほどほどネタバラシしてしまっており、
ラストも「まぁ、良かったね」程度の感想しかないわけだが…。

そういうことよりも、
ある意味で韓国のショウビズ界の恥部を晒しまくってる作品であり、
日本も他人事ではない話が序盤から登場する。
経歴詐称。
人種差別(これは国家プロジェクトだからなのだが…)。
出来レース(あるいはやらせ)。
視聴率絶対主義(これがあるから出来レースが崩れるわけだが…)。
そもそも子役のヨングァン(チ・デハン)が最終候補に残ったのも、
単なる数合わせ以上に才能があり、また境遇に同情の余地があったからであり、
大人たちはそれがわかっていてこの番組を作っているのである。
だからこそ、子供たちが哀れでならないわけで、
そこにステージママや再帰化、子捨てなど、
親のエゴとしか思えない(描写が浅いせいもあるのだが)話まで絡んできて、
もうまともな大人が誰一人いない状況なのである。
なぜ、アニメの主人公は子供が多いのか。
それは、世の中を悪くするのは大人だからではないだろうか。
こんな醜い大人たちが動かしている世界が、
いい世界であろうはずがない、と思うのだ
(だからって、日本みたいに純情可憐なばかりでもいかんと思うんだが…)。

映画 『パークランド―ケネディ暗殺、真実の4日間』(☆☆☆)

ケネディ暗殺に関わった人たちの、
暗殺から4日間ほどの顛末を描く今作。
と言っても、ケネディ暗殺に関しては、
2039年まで証拠物件が厳しく管理されている以上、
それほど目新しいものが出てくるはずもなく、
しかも今作ではわりと多面的な視点で捉えているため、
全体的に掘り下げ方が浅い。

とはいえ、個々のエピソードは興味を引くものがあり、
ワシ的には特にオズワルド一家の立ち回りが興味深かった。
多くを語らないオズワルド本人。
虚言癖なのか、それとも息子を守るためなのか、
「息子はスパイだった」と証言する母親。
それらの間に立つ常識人の兄。
そんな中、オズワルドもまた暗殺される。
大統領殺しの犯人(と当時された)オズワルドの葬儀を、
ダラス近郊では誰も行なってくれず、
埋葬の手伝いをしてくれるものすらいない。
そして、その様子を遠巻きに撮影するマスゴミども。
兄は、「このままじゃあどうにもならないから埋葬を手伝ってくれ」と、
マスコミに頼み込み、埋葬はようやく済ますことができた。

そう、「マスゴミ」どもである。
暗殺の様子を8ミリで撮影していた人のところに、
まずシークレットサービスが訪れる。
「国家安全保障のため、フィルムを渡して欲しい」
まぁ、彼らからすれば至極真っ当な申し出だろう。
また、こちらのお偉いさんも、
「このフィルムは、撮影したあなたの権利下にある」
とも言っており、その辺に心打たれたのか、
律儀にもFBIとシークレットサービス用にコピーを用意し、
FBIには自ら届け、シークレットサービスには試写した上で渡している。
しかしマスゴミときたら、その間にも夜討ち朝駆けで電話を鳴らし続け、
「抜け駆けで契約されるのは困る」と詰め寄る有様。
その辺の事情は、どこも変わらないみたいね、実際…。

さらに、シークレットサービスとFBIと地元の警察との醜い綱引き。
互いに捜査情報を開示してないもんだから、警備も不十分になり、
それでケネディもオズワルドも結果的に死んでしまうわけである。
そして、政府が今やその証拠の全てを管理しているという状態なのである。
公開が決まっているだけマシと言えなくもないが、
期間も不自然であり、政府が決定的な秘密を握っていると勘ぐられても仕方ない。

ワシ的には、オズワルド一家に焦点を当てて作ってみてもらいたかったが、
原作がもともとそういう性質の作品ではないし、
あの事件を少し違う目線で見る、という意味ではアリだと思う。

映画 『喰女 -クイメ-』(☆☆☆)

芝居と現実がクロスオーバーする、現代風の「四谷怪談」。
しかしあのエンディングは、
300年前とは時代が変わったと見るのか、
それともあの結末こそが怨念の成せる業と見るかで、
観方が変わってくるだろうね。
長谷川(市川海老蔵)の役どころが妙にリアルで、
その辺がまた面白いっちゃあ面白いんだが、
ところどころいかにもな表現があって、
その辺りがビミョーな作品とも言えるわけだが…。

朝晩ヒンヤリし始めた札幌では、少々時期外れになってしまったが、
残暑厳しい本州以南では時期ものとしてはアリなんではないだろうか。

映画 『イントゥ・ザ・ストーム』(☆☆☆)

いわゆる「ディザスタームービー」とジャンル分けされるものの中では、
わりと平凡な作品。
ただ、生き残る人間がわりと多めなことと、
単に逃げ惑うばかりではなく立ち向かう者たち
(中にはどうしようもないのもいるけど…)が描かれることが、
特徴的と言えるだろう。
あとは、アメリカ映画お得意の「家族の映画」という仕上げ。
「雨降って地固まる」とは、まさにこのことだろう。

しかし、災害大国の日本で、なぜこういう映画が作られないのだろうか。
今作では「EF5」と呼ばれる等級の大竜巻が発生するわけだが、
アメリカはおそらく竜巻に対してここまで想定しており、
そのシミュレーションに基づいて今作の被害想定を出していると思われる。
確かに、日本でもこういうシミュレーション映像は、
自治体単位で用意したりすることもあるだろうけど、
こういったエンタテインメントとして発表されるどころか、
あの地震以来サザンの『TSUNAMI』がかからなくなったり、
地震や津波を想起させる映画などが上映中止や延期になったりする。
この国はそんな国なのである。
そういう意味では、日本は本当に繊細というか、
そういうたくましさが全く感じられないのである。
笑い飛ばせ、とまでは言わないが、
むしろ記憶に留め続けるという意味で、
各映画会社は年に1回ぐらいこういうカネのかかった
「ディザスタームービー」を作るっていうのはどうなんだろうかねぇ。
で、その興行収入の一部でも、災害救助や復興の役に立てれば、
むしろ一石二鳥、いや三鳥ぐらい狙えるんじゃないの、
と思うのだがどうだろうか…。
とはいえ、作ったら作ったで、
アホみたいに辛気臭いのができてくるのがオチなんだろうけどねぇ。

映画 『ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂』(☆☆☆☆)

2010年のワシの「勝手に映画賞」で最高賞を贈った『アイガー北壁』を観た頃、
ちょうど3D映画が公開され始めた時期で、
ワシは「『アイガー北壁』こそ3Dで観てみたい」なんて思っていたもんですが、
その望みを叶えてくれる映画が今作。
と言っても、今作自体は1953年当時の映像に、
現代の技術で撮影した再現映像を絡めた、ややドキュメンタリータッチな作品。
正直、登り始めるまでは結構退屈な映画ではある。
しかし、エベレスト初登頂に向けた過酷な環境、
現代とは比べ物にならない貧相な装備
(再現映像では少なくとも見える部分だけは当時を再現している)、
チーム内での登頂争いなど、
淡々とした調子ではあるがクライマックスへ向けて緊張感を高めて行く。
そして、いよいよヒラリーとテンジンによるアタックの開始。
酸素残量との戦い。
貧相な装備。
前人未踏の難所の数々。
それらが3D映像とともに押し寄せてくる。
背景の美しいヒマラヤの峰々に対し、
一歩踏み外せば2000m以上滑落間違いなしの稜線突破。
さらに、後に「ヒラリーステップ」と呼ばれる最大難所へのアタックなど、
並の人間では足を踏み入れることのできない場所を
視覚的にのみとはいえ追体験できるというのは、
アトラクションとしても絶品と言えるだろう。
山が好きな人には是非3Dで観てもらいたい。
そして、山の怖さを思い知らせてくれる作品とも言えるだろう。

映画 『カニバル』(☆☆)

コレはまた、よぉわからんお話だよなぁ。
ぶっちゃけて言えば、人が愛を知るのに、
これほど極端なシチュエーションが果たして必要なんだろうか。

腕の立つ仕立て屋のカルロス(アントニオ・デ・ラ・トーレ)。
しかし、その裏で美女をさらっては山小屋で殺し、それを食らうという、
猟奇的な一面も持っていた。
ある日、カルロスが殺した女性を追って、
彼女の姉だというニーナという女性が彼を訪ねてくる。
曰く、彼女を殺したあの日、ニーナは電話越しに彼女と口論していたというのだ。
彼女を不憫に思ったカルロスは、
理由もなく彼女も世話をあれこれ焼いてやるのだが、
そのうちニーナに対しても妹と同じように
「食べてしまいたい」という欲望が頭をもたげてきて…。

ニーナと妹は双子という設定(映画だけ観ててもそういう描写は無いのだが)で、
同じ女優さんが二役やっているのだが、
カルロスはその性格の違いからか妹は食い、
姉は結局食えずという展開になる。
それは、罪悪感がそうさせるのか、それとも「恋だの愛だのに理由は無い」
類のヤツなのかイマイチ判然としないのである。
だいたい、なぜカルロスが食人を始めたのかも全く説明がないし
(それこそ、「愛の形は人それぞれ」と言われたら反論できないわけだが…)、
なぜ結局ニーナだけ食べなかったのかもよくわからないまま。
で、ニーナはニーナで、食人を告白されたらされたで、
「じゃあ私も殺して」みたいなこと言い出すんだけど、
いやお前はココに至る前にいろいろとやることあるだろう、
みたいなことをまず言いたいし…。
まぁ、こういう理屈っぽいところが、ワシが恋愛向きじゃない証拠なんだろうけど…。

ワシがラブストーリー向きじゃないことを再認識させられただけの映画だった。
つまり、ワシが評価するにはおこがましい映画だということなんだろうけど、
わからんものはわからん、としかワシには言えません。

「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-24

新潟09R 出雲崎特別(3上500万下 芝長 1点)
  ◎ ⑨センショウゴールド
  ○ ⑩ライトヴァース
  ▲ ⑥フェスティヴイェル
  △ ③トゥインクル

新潟10R 豊栄特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ②アルマディヴァン
  ○ ⑨ジーニマジック
  ▲ ⑬ミナレット
  △ ⑤ボンジュールココロ

新潟11R NST賞(3上OP D短)
  ◎ ③アスコットシチー   連勝の勢いで
  ○ ②メイショウノーベル  距離実績高い
  ▲ ⑪デュアルスウォード 持ち時計優秀
  △ ①シセイオウジ     新潟実績買って

小倉09R 英彦山特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑦アグネスヴェルテュ
  ○ ①ワクワクカンヲ
  ▲ ⑥フミノスナイパー

小倉10R 西部スポニチ賞(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ①バッドボーイ
  ○ ⑤メイショウブシン
  ▲ ③カロッサル

小倉11R 北九州記念(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ⑪エピセアローム
  ○ ②ルナフォンターナ
  ▲ ⑰ベルカント
  △ ⑮ニンジャ
 本命は、惜しい競馬が続いている⑪。
 距離的には相性が良いので、今回こそは勝てるのではないかと期待している。
 対抗には、これも小倉実績のある②。
 前走ぐらい走れれば、相手関係的にも勝ち負けになると見るが…。
 3番手には、3歳馬の中では実力上位の⑰。
 現行のレギュレーションになってからは、まだ3歳馬から勝ち馬が出ていないし、
 乗り替わりも不安要素なのではあるが、斤量的には利があるし、
 ②同様前走と同じだけ走れば勝ち負けできそうな相手関係と見る。
 あとは、使い詰めが気になるがCBC賞で②、⑰に先着している⑮も、
 去年このレースで3着しているだけに無視できない。

札幌09R 知床特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑤トーセンツリー
  ○ ⑨ネコタイショウ
  ▲ ⑬カッパドキア

札幌10R エアグルーヴC(3上1000万下 D中 3点)
  ◎ ⑪アテンファースト
  ○ ⑧ナンヨーカノン
  ▲ ⑫メイショウスミトモ

札幌11R 札幌記念(3上GⅡ 芝中)
  ◎ ⑤ゴールドシップ
  ○ ⑪ラブイズブーシェ
  ▲ ⑧ハープスター
 GⅠ馬4頭と、豪華メンバーが揃い、
 しかも凱旋門賞出走馬が2頭出走で、
 洋芝の札幌競馬場で本番に向けての試走という一面もある今レース。
 本命は、前で競馬のできる⑤。
 凱旋門賞はともかく、直線の短い札幌競馬場では、
 前めで競馬できる方が基本的には有利。しかも、前走勝っているので連勝機と見る。
 対抗には、函館記念を勝った⑪。
 相手関係が強化されるのは不安ではあるが、
 距離相性も良さそうだし、好調キープなら充分戦えると見るが…。
 3番手には、脚質的にはアレだが鋭い差し脚は魅力の⑧。
 実は函館デビューの同馬は洋芝適性ありと見るし、
 ココで立ち回りを覚えれば本番でも大きな武器になると見るが、どうか。

札幌12R おおぞら特別(3上1000万下 芝短 3点)
  ◎ ⑨ダンツカナリー
  ○ ⑦コナブリュワーズ
  ▲ ⑤ラインハート

「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-23

8/16の結果
 4勝(糸魚川特別、宮崎特別、札幌6R(3歳未勝利)、9R(3上500万下))
 3分(弥彦特別、コスモス賞、富良野特別) 8敗
  回収率 62.4%

8/17の結果
 3勝(西部日刊スポーツ杯、阿蘇S、ライラック賞) 1分(飯豊特別) 5敗
  回収率 120.0%
  年間回収率 65.8%
  通算回収率 73.5%

阿蘇Sの4ケタ配当もあって、年間回収率も先週に比べて1%弱回復。
これをきっかけに、V字回復と行きたいところだが、
そう簡単に行けばそもそもこんな数字に甘んじてないわけで…。
今週も札幌競馬場参戦(8/24)で、何がしかの力をもらえれば、とは思いますが…。
8/23、8/24の買い方は以下の通り。
 新潟:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 小倉:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 札幌:条件戦=複勝 OP以上=枠連

新潟09R 月岡温泉特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑦チャンピオンルパン
  ○ ⑨ボーイフレンド
  ▲ ⑫オーキッドレイ

新潟10R 岩室温泉特別(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑬フォースライト
  ○ ⑮ヒカリマサムネ
  ▲ ⑨アメージングタクト

新潟11R 日本海S(3上1600万下 芝中 1点)
  ◎ ⑩トラストワン
  ○ ⑨ブリッジクライム
  ▲ ⑥エスオンマイチェス

小倉09R 青島特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑥テイエムレンジャー
  ○ ④オリハルコン
  ▲ ⑤ラブラバード

小倉10R 小郡特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑦ラヴァーズポイント
  ○ ⑭サンセットスカイ
  ▲ ②ブロンシェダーム

小倉11R TVQ杯(3上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ⑤キクノソル
  ○ ⑬メイショウソラーレ
  ▲ ⑥レッドサクセサー

札幌10R 十勝岳特別(3上500万下 芝中 2点)
  ◎ ⑨アドマイヤアロマ
  ○ ⑦ダイワレジェンド
  ▲ ③ピサノベッテル

札幌11R TVh賞(3上1600万下 芝中 2点)
  ◎ ⑫シャンパーニュ
  ○ ⑯シャドウパーティー
  ▲ ⑮ホーカーテンペスト
  △ ⑤サクラボールド

札幌12R 支笏湖特別(3上1000万下 芝長 1点)
  ◎ ⑦ゴールドアクター
  ○ ⑩テイエムダイパワー
  ▲ ⑥スズカヴァンガード

映画 『オープン・グレイヴ 感染』(☆☆☆)

時あたかも、西アフリカを中心にエボラ出血熱が流行中。
今作でも、そんな危険な伝染病がテーマなわけであるが…。

どうやら、脳みそが大きな影響を受ける感染症のようで、
感染すると狂暴化(わかりやすく言うとゾンビ化)する。
それに対抗するワクチンをいちおう作ったものの、
記憶喪失になるという重篤な副作用があるため、
研究者内だけで使っていたのだが…。

冒頭、男が死体の中から起き上がるところから始まる。
この男もその研究者のひとりで、
ワクチンを打っているため記憶が無い。
誰かが垂らした綱を伝って死体置き場から出た彼は、
ある建物を見つけ、そこで同じように記憶を失った男女と出会う。
そして、互いに記憶を取り戻しながら、
互いの正体を探っていくのだが…。

組み合わせの妙という意味ではなかなか良くできているのだが、
エンディングに救いが無いと言うか、
本当のキーマンである中国女とは、
結局コミュニケーションを取ることができないので、
どのくらい彼女が重要なのかイマイチよくわからないんだよねぇ。
まぁ、その辺の行き違いを楽しむのが、
この映画の本当の楽しみ方なのかもしれないが、
その分爽快感とかがスポイルされてしまっているのがねぇ…。

解決方法が雑なことも、今作のイメージを悪くしている一因かと思われる。

映画 『ホームレス理事長~退学球児再生計画~』(☆☆☆☆)

東海テレビが映画館向けに贈る珠玉のドキュメンタリーの最新版。
今回は、在京キー局のフジテレビが全国放映を見送ったほどの問題作。
もっとも、映画化すると言うことは、
全国放送出来なかったことの裏返しとも言えるわけで
(戸塚ヨットスクールの今を追った『平成ジレンマ』も中京ローカル止まりだったし)、
今作も監督による生徒(と呼ぶべきなのかわからんが)に対する暴力表現など
(この監督さんもなかなか大変な半生を送ってここに来たのだが…)、
全国放映するには腰が引ける描写が散見される
(特に、ヤミ金にカネを借りに行こうすとるシーン)。

しかし、今作の主人公である山田豪氏のやっていることは、
存外利にかなっている。
彼は、全国でドロップアウトした元高校球児を集め、
野球をやらせながら勉強も教えて、
高等学校卒業程度認定を取らせようとしているのだ。
野球を中心に据えているのは、
山田氏自身もともとは高校野球の監督をやっていたからであり、
出来ることから始めるという意味では、立派な社会貢献であると言えるだろう。
しかし、問題なのは金策が非常にうまくいっていないことである。
だからこそ、ヤミ金に手を出しかけたり、
撮影スタッフにまでカネの無心を願い出たり、
借りていたマンションのインフラが全て止められたり
(そういう調子だから、なおさら金が借りられなくなるのだろうが…)、
町工場や畜産農家にまで飛び込みで営業したりと、
確かにNPOの他のスタッフからも呆れられるのも無理はない無計画ぶりである。

しかし、例えば大口の寄付者が現れたら、
この団体はおそらくその人のものになってしまうだろう。
その時、このNPOが本来持っていた理念が保たれる保証はない。
また、社会全体が子供たちを育てて行くという考え方から言えば、
彼のやりようにはむしろ正義があるようにも思われる。
しかし、自分の無力を嘆き、スタッフにカネの無心をしたと思えば、
「自分の何がいけないんでしょうかねぇ」と真剣に問いかけるのである。
これほど真摯な教育者が、日本にいったいどれだけいるだろうか。
必死に立ち直ろうとする子供たちと
このように正面からぶつかり合っている大人がどれだけいるだろうか。

一時、阿倍晋三も「再チャレンジできる社会」を打ち出していた。
しかし、現実社会はどうだろうか。
更生に疑義を持ち、刑期を終えた元囚人に狭量な社会。
正社員から一度でも脱落したら、再度正社員になるのは難しい、
「家族主義」の企業たち。
そして、「高認」という制度があるにしても、
脱落者は容赦なく置き去りにする学校。
彼らを救い上げるシステムを持たないこの国の、いったい何が変わったと言うのか。
山田氏のところにカネが集まらないという現実。
確かに、彼の経営能力には問題があるかもしれない。
しかし、彼のことを賛助出来ないこの社会の現実。
そこから目をそむけてはいけないと思う。
それが、賛助を求められた企業の経営能力に問題があるのか、
それとも我々日本人が実は狭量なのかはわからないが…。

まだ、このNPO団体「ルーキーズ」が生きていると、
最後にテキストで紹介されて安心しました
(でなかったら、今作は日の目を見なかっただろうが…)。
こういう「愛すべきアホ」(監督さん談)が、
ひょっとするとこの国を変えて行くのかもしれないのだから…。

映画 『ミッドナイト・ガイズ』(☆☆☆)

こういう映画を観ると
「日曜の昼間に…」とか、「深夜のテレビで…」とか言ってしまうような、
そういう地味な内容の作品。
しかも、日本での配給元がカルチュア・パブリッシャーズで、
ヘタすりゃDVDスルーされかねない状況なわけだが、
出演陣からストーリーラインまで、いい味出しまくっております
(ただし、どちらかというとオールドファン向けかな…)。

ただ、こういう作品でも映画館で営業ベースに乗せられるアメリカと、
Vシネや2時間ドラマなどスクリーン以外にも興行の選択肢がある日本とでは、
こういうビミョーな作品の立場のあり方が
根本的に違うのではないか、と思われる。
アメリカぐらいのレート(約1000円程度)で映画上映されていれば、
この内容でもそれなりに納得できるが
(ワシは実質700円で観たわけだが…)、
1800円という価格に堪えられる内容ではないと思われる。

日本において、映画館とはいつからそれほど特別な存在になったのか
(もっとも、演劇なんかはもっと特別な存在なのだが…)。
どうせ韓国ドラマを大量に垂れ流してるんだったら、
こういう映画を1本余計にテレビで流してくれたりしても、
いいんじゃないかな、とか思わないでもないわけで…。
というのも、こういう作品をDVDスルーしたって、
正直埋もれてしまうだけなんじゃないかな、とか思うわけで、
そういう意味ではテレビ局が視聴率稼ぎのために、
趣向を凝らした釣りコメントでも使ってより多くの人の目に触れるようにした方が、
作品のためになるような気がしないでもないんだけどねぇ…。

「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-17

8/9の結果
 3勝(都井岬特別、筑紫特別、九州スポーツ杯) 1分(桑園特別) 5敗
  回収率 44.7%

8/10の結果
 5勝(メイショウカイドウC、指宿特別、大倉山特別、札幌日経オープン、大通特別)
 4敗
  回収率 73.8%
  年間回収率 65.0%
  通算回収率 73.4%

競馬場別ではプラス収支も出始めているが、全体としてはまだまだ。
的中数自体は増えてきているので、
あとはたまに狙ってる少し配当の良さげなところが当たってくれれば…、
などとは思ってるのですが、なかなかそうもいきませんよねぇ…。
8/17の買い方は以下の通り。
 新潟:条件戦=単勝 OP以上=ワイド
 小倉:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 札幌:条件戦=複勝 OP以上=枠連

新潟09R 飯豊特別(3上1000万下 芝短 2点)
  ◎ ⑤アブマーシュ
  ○ ①フギン
  ▲ ③エクセレントピーク
  △ ②シンボリディスコ

新潟10R 瀬波温泉特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ⑪アナザーバージョン
  ○ ⑤ニシノゲンキマル
  ▲ ⑧ユキノスライダー

新潟11R 関屋記念(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ⑩ショウナンアチーヴ
  ○ ①サトノギャラント
  ▲ ⑫ミトラ
 本命は、レース相性的には決して良くないが、
 3歳馬から朝日杯フューチュリティS2着の実績がある⑩。
 NHKマイルCも着順ほど悪い内容じゃないし、
 なんと言っても斤量の利があるので、相手関係的には充分勝機ありと見る。
 対抗には、安定感を買って①。
 基本的には力勝負の方が向くのだが、相性の良いマイル戦なので、
 改めて期待したいところではある。
 3番手には、休み明けのOP戦を勝ち上がった⑫。
 時計勝負にも対応できそうだし、勢いもありそうなので、逆転まで見ている。

小倉09R 筑後川特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑩エイシンハドソン
  ○ ⑨マルクナッテ
  ▲ ⑥モンドシャルナ

小倉10R 西部日刊スポーツ杯(3上1000万下 芝短 2点)
  ◎ ①シンデレラボーイ
  ○ ⑧ホープタウン
  ▲ ⑦シンジュボシ
  △ ⑪ケイアイウィルゴー

小倉11R 阿蘇S(3上OP D中)
  ◎ ⑮メイショウコロンボ  安定感買って
  ○ ①ナリタスーパーワン 渋れば逆転も
  ▲ ②タイムズアロー    相手なりに走る

札幌10R 白鳥大橋特別(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑩サンマディソン
  ○ ⑦ベルライン
  ▲ ④スーパースター

札幌11R UHB賞(3上OP 芝短)
  ◎ ③スマートオリオン 距離相性良好
  ○ ④クリスマス     前走評価して
  ▲ ⑮ブランダムール  札幌実績買って
  △ ⑩エポワス      この斤量なら

札幌12R ライラック賞(3上1000万下 芝中 2点)
  ◎ ⑪ライズトゥフェイム
  ○ ⑨マイネルディーン
  ▲ ③ロードエフォール
  △ ⑬シベリアンタイガー

「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-16

慌ただしく競馬場に来てしまったので、
先週の結果などは日曜日に掲載します。
買い方は、土曜に関しては先週のものをそのまま使います。

新潟09R 糸魚川特別(3上500万下 芝中 1点)
◎(1)メイクアップ
○(2)ショウナンパンドラ
▲(14)レッドグルック

新潟10R 弥彦特別(3上1000万下 芝中 2点)
◎(8)フジマサエンペラー
○(6)ヘイジームーン
▲(17)ヒルノマテーラ

新潟11R 新潟日報賞(3上1600万下 芝短 ①点)
◎(17)チャーチクワイア
○(9)バクシンテイオー
▲(10)マイネボヌール

小倉09R フェニックス賞(2歳OP 芝短)
◎(5)タマモパステル
○(8)ダンツメガヒット
▲(1)メイショウオヤシオ

小倉10R 宮崎特別(3上1000万下 D中 1点)
◎(13)グレナディーズ
○(7)ロードヴォルケーノ
▲(6)キングフィデリオ
△(16)ブルーチッパー

小倉11R 博多S(3上1600万下 芝中 1点)
◎(4)スノードン
○(8)ダノンフェニックス
▲(3)ブロードスター
△(10)マイネルアイザック

札幌10R コスモス賞(2歳OP 芝中)
◎(2)マイネルサクセサー
○(9)グランカマラード
▲(7)ペイシャオブロー

札幌11R STV賞(3上1000万下 芝短 ①点)
◎(6)タガノエンブレム
○(9)ダンツミュータント
▲(11)タマモトッププレイ
△(3)クーゲル

札幌12R 富良野特別(3上500万下 芝長 2点)
◎(3)ゴッドフロアー
○(10)オムニバス
▲(4)ギャングセブン
△(1)クリノクレオパトラ

映画 『バトルフロント』(☆☆☆)

残念ながら、ジェイソン・ステイサム演じる主人公が、
序盤から圧倒的(まぁ、冒頭の相手はほぼ一般人だけどね)なせいで、
悪い意味で安心感漂いまくりなB級アクション。
その分爽快感はあるけど、それにしたって平凡な作品の域は出ない。
息抜きに観るなら悪くないけど、
多分観た後には何も残らないね。
その場限りなら、ギリギリ☆3つ、ということで…。

映画 『ミッション:15』(☆☆☆)

観客は、コレが心理実験(しかもフィクション)だとわかって観ているわけだが、
PTSDの問題や、それに伴う兵士の自殺は、
実際に問題になっているわけで、
終戦記念日(と日本が呼んでいる日)が近づくこの時期に、
しかも集団的自衛権が問題になっているこの時期に、
今作が公開された(あくまで札幌での話だが)というのは、
非常にタイムリーなわけである。

今作におけ米軍上層部は、PTSDで使い物にならなくなる、
あるいは帰還兵が自殺してしまわないよう、
新薬を開発してそれらを抑え込み、
再び兵士として戦場に送り出そうと考えている
(それは作品の後半で明かされるのだが)。
そこで、今作のような臨床実験を行って、
その新薬の効果や副作用などを検証しようというわけ。
選ばれたのは、まず実際に戦場に行った二人。
ひとりは、イスラム勢力に捕虜とされ、
彼らの軍門に下りながらも生還した子持ちの女性兵。
もうひとりは、戦闘中に仲間が自分のせい(詳細は不明)で
大怪我を負ってしまった上等兵。
そして、テキサスから無人機を操縦していて、
一般人数十人を爆死させた男性兵。
特に無人機を操縦していた兵士はクセが強く、
命令には絶対服従、しかも女性蔑視と、
社会適合性さえ疑われかねないレベル。
そんな3人をエレベーターの中に閉じ込め、
情報を小出しにしながら精神的に追い込んで、
新薬の効果などを観察しているわけだが…。

あくまでも臨床実験なのだから死人を出すなどもってのほかなのだが、
他の二人が待機命令を軽視するもんだから、
無人機を操縦していた兵士が暴走してしまい、
仲間を怪我させた兵士を殺してしまったあたりから、
観察者側もぶっ壊れ始め、
実験を指揮する将軍が「すごいリアルでいいじゃないか」とか言って、
「口封じの意味もあるから全員殺すための最終ミッションを実行せよ」
とまで命令してしまうのだ
(そんなクソヤローにふさわしいエンディングが待ってるわけだが…)。

将軍の気持ちもわからないわけではない。
こういう現実が報道されれば、兵士のなり手はますます少なくなるわけだし、
子持ちの女性兵士が言っているように、
PTSDを治さなければ社会復帰もままならないわけだから。
しかし、そもそも戦争しなければ済む話と言えなくもない。
では、国防の担い手はだれになるのか。
今作で示しているのは、戦場に直接行かなくても、
PTSDになりうるという現実である。
世界大戦の時代以降、戦争は一般市民を巻き込む、
総力戦の様相を強めている。
一般人を殺した罪悪感がPTSDの一因だとするなら、
やはり殺し合いそのものをやめて行く方向しかないわけど、
コトはそう単純ではないわけで、
特に日本はお隣に超ならず者国家を控えており
(そんな国とよしみを結んで
過去の問題を解決せざるを得ない現実もあるわけだが…)、
集団的自衛権でアメリカの威を借るようなこともしなければ、
単独で自国を守れない現実もあるわけである。
確かに、阿倍晋三のやり方には疑問符を打たざるを得ない。
しかし、この問題は我々日本人が70年近く目をそむけ続けてきた問題であり、
説明不足というのはいささか語弊があるように思われる。

命を賭けて国を守る兵士には、敬意を払わなければならない。
しかし、彼らも人間である。
今作のように、故あらば簡単に壊れてしまうことを、
忘れてはならないだろう。

映画 『ワイルド・ルーザー』(☆)

ストリートレースを押してるわりには、肝心のレースシーンが少ない。
主役がいまいちパッとしない、
というか登場人物がことごとくクズで、共感もない。
『ワイルド・スピード』みたいな壮大な物語もなく、
『ニード・フォー・スピード』みたいな爽快感もない、
ただ無駄に車にカネかけただけの作品。
オススメできるポイントなど、無い!

「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-10

新潟09R 村上特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑩カフェブリリアント
  ○ ⑭ファーゴ
  ▲ ⑯ウインスラッガー
  △ ⑥ヘヴンズチョイス

新潟10R 苗場特別(3上1000万下 D短 2点)
  ◎ ⑪ゴッドツェッペリン
  ○ ⑬ガッサンプレイ
  ▲ ⑫アレット

新潟11R レパードS(3歳GⅢ D中)
  ◎ ⑦アスカノロマン
  ○ ③レッドアルヴィス
  ▲ ⑩ノースショアビーチ
 本命は、距離実績の高い⑦。
 左回り実績もあるし、OPでの連対実績もあるので、
 地の利を活かすことができれば一気の戴冠も充分と見る。
 対抗には、ユニコーンSの勝馬③。
 同レースの勝馬がこのレースに出走してくるのはシルクメビウス(降着)以来。
 1ハロン伸びるとはいえ、左回りという意味では実績になっているわけで、
 距離さえこなせば実績的には逆転充分である。
 3番手には、ジャパンダートダービーで差のない4着だった⑩。
 中央のOP戦でも実績があり、また重馬場になればなったで実績もあるので、
 その爆発力には期待できそうである。

小倉09R 足立山特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ④ヴィルジニア
  ○ ⑤テイエムレンジャー
  ▲ ②マトリックスコード

小倉10R メイショウカイドウC(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑧キンシノキセキ
  ○ ②ラインスピリット
  ▲ ⑨ケイアイユニコーン

小倉11R 小倉記念(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑬マーティンボロ
  ○ ⑫ダコール
  ▲ ⑭ラストインパクト
 奇しくも外枠の3頭に印を打つ形になったところが気になるが…。
 本命は、5カ月ぶりのレースとなるが重賞連勝の期待がかかる⑬。
 小倉実績も高いし(勝つか着外だが…)、連勝中でもあるので、
 あとは乗り替わりだけが気になるが、まぁなんとかなるでしょう。
 対抗には、惜しい競馬が続く⑫。
 こちらも乗り替わりが気になるが、相手なりに走れる馬だと思うので、
 連軸としてはそれなりに頼りになるのでは、と思うのだが…。
 3番手は、休み明けだが安定感はある⑭。
 冬の小倉で重賞を勝っており、コース相性も悪かろうはずはないし、
 鞍上との相性も良さそうなので、状態さえ万全なら逆転も充分と見る。

小倉12R 指宿特別(3上500万下 D中 1点)
  ◎ ⑨フォローハート
  ○ ⑤ゼンノコリオリ
  ▲ ⑬マジカルツアー

札幌10R 大倉山特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ①リメインサイレント
  ○ ⑨プロクリス
  ▲ ⑦アドマイヤシーマ

札幌11R 札幌日経オープン(3上OP 芝長)
  ◎ ⑦ラブラドライト    安定感買って
  ○ ②バンデ        実績上位
  ▲ ④クリールカイザー 状態万全なら

札幌12R 大通特別(3上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ③ランドマーキュリー
  ○ ④レッドグランザ
  ▲ ⑬ピグマリオン

「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-09

8/2の結果
 3勝(五頭連峰特別、伊万里特別、不知火特別) 7敗
  回収率 21.6%

8/3の結果
 3勝(浦佐特別、三面川特別、響灘特別) 1分(国東特別) 6敗
  回収率 23.2%
  年間回収率 65.1%
  通算回収率 73.5%

頼みの綱の札幌3連複も当たらず、OP戦も空振りと、
まったくもって良いところなし。
というわけで、とりあえず当てに行くところから始めて行こうかと思ってます。
次回、「あぁ~、あと1週粘って3連複買い続けてたらなぁ…」って
公開できるぐらい当たってくれたらうれしいんですが…。
8/9、8/10の買い方は以下の通り。
 新潟:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
 小倉:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 札幌:条件戦=複勝 OP以上=枠連

新潟09R ダリア賞(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑤スペチアーレ
  ○ ⑩ホワイトエレガンス
  ▲ ⑥コスモピーコック

新潟10R 阿賀野川特別(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑨アウォーディー
  ○ ⑪タイキプレミアム
  ▲ ⑦ペプチドアマゾン

新潟11R 越後S(3上1600万下 D短 1点)
  ◎ ⑨カフェシュプリーム
  ○ ⑥タマブラックホール
  ▲ ⑭エイシンゴージャス

小倉09R 都井岬特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ③マハロチケット
  ○ ②ウルバラクア
  ▲ ⑧ウイントゥモロー

小倉10R 筑紫特別(3上500万下 芝短 2点)
  ◎ ⑫キタサンエピソード
  ○ ⑤ジェネシスロック
  ▲ ⑧ヤマニンカヴァリエ

小倉11R 九州スポーツ杯(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ①バッドボーイ
  ○ ⑨サトノアラジン
  ▲ ⑥カナロア

札幌10R クローバー賞(2歳OP 芝短)
  ◎ ①スルターナ
  ○ ⑦[地]オヤコダカ
  ▲ ⑧グランドポピー

札幌11R 藻岩山特別(3上1000万下 芝長 ①点)
  ◎ ⑩ルミナスレッド
  ○ ⑭レッドセインツ
  ▲ ⑨ストーミング

札幌12R 桑園特別(3上500万下 D中 2点)
  ◎ ⑨モンドクラッセ
  ○ ①ティーポイズン
  ▲ ②ディーエスコマンド

映画 『マイ・ブラザー 哀しみの銃弾』(☆☆☆☆)

テーマ自体はなんか韓国映画っぽい感じもするが、
よく考えたらアッチは主に義兄弟ネタが多いから、
やっぱり「家族の映画」の国アメリカの系列に含まれるべき作品だろう
(ちなみに、舞台はアメリカだが、製作はフランス)。

兄クリス(クライヴ・オーウェン)は、殺人事件の刑期を終えて出所したばかり。
とは言っても、未成年の頃からシャバと塀の中を行ったり来たりしてるような、
言うなれば「札付きのワル」。
一方の弟フランク(ビリー・クラダップ)は、優秀な警察官。
とはいえ、クリスの服役中は彼の妻子の面倒を見たり、
出所してきた彼に仕事の世話をしてやったりと、
クリスを改心させようとかれなりに努力もしていた。
しかし、前科者であるがゆえに結局失業し、
そこに昔のワル仲間から仕事の誘いが入り、
「一度だけ」金目当てで人殺しの依頼を受け、まんまと大金をせしめる。
そのワル仲間から「もっと大きな仕事がある」と持ちかけられたクリスは、
出所後にできた恋人(ミラ・クニス)のためもあって、
その仕事に乗ってしまう。
その仕事の情報を掴んだフランクら警察は、
その現場を押さえようと彼らを追い、二人は現場で対峙することになるのだが…。

ここまでの展開が実はクライマックスに向けてのフリになるのだが、
二人の関係性を考えるとどうにもどかしいのである。
お互い、もともとは互いのことを思ってやっていたことなのだが、
結局いつもすれ違い。
こういうのって、実の兄弟だと良くあることかも、
などと弟ひとりいる自分の過去を振り返ってみたり
(そして、そうでもなかったかな、と気づくわけだが…)、
結局犯罪者の更生を阻む最大の要因は、
実は塀の外の社会そのものなのかな、とか
(そして、やはり刑務所は悪の巣窟なんだな、とか…)、
いろいろ考えたりするわけですが…。
メインの話は、フランクの恋人の元旦那が出所してきて、
奥さんを寝取られた恨みでフランクをつけまわすあたりから始まる。
事情を知っていたクリスは、
たまたまその元旦那を酒場で見つけるとその場で袋叩きにし、倉庫に監禁した。
フランクたちが旅行に出かけるまで閉じ込めておけば、
フランクたちに危害が及ばないと考えたのだ。
しかし元旦那は、倉庫から脱走、旅行に出かけようとするフランクたちを、
駅まで追いかけていたのだ。
警察に追われていたクリスはそれを聞いて、
自分の身の危険も顧みずその駅へ向かうのだ。
前日の夜、クリスの家に警察が来ることを、
フランクから教えてもらっていたにもかかわらず…。
この教え方も、ちゃんと前段に伏線があって、
その辺のやりとりに過去の恩讐がちゃんと詰まっていて、
その辺りから物語が俄然ぐっとくるのである。
そして、あのラストシーン。
お互い言葉は発しないものの、
ようやく分かり合えた感じがヒシヒシと伝わってきて、良いのである。
画づら的にはやや地味ではあるが、
噛みしめるにつけ良い味の出てくる作品である。

DVD 『生きたい』(☆☆☆)

行きつけの飲み屋で『朽ちた手押し車』の話をしたら、
その作品と同じく三國連太郎が認知症老人やってる今作を見せてくれました。

『姥捨て山』をモチーフにしているだけあって、
基本的には介護問題がテーマ。
しかし、介護してる実の娘(大竹しのぶ)っていうのが、躁うつ症持ちで、
故あらば捨ててしまいたいと思ってるありさま。
しかも爺さんときたら、
認知症の程度が軽度なだけあって、いろいろとまぁ手癖が悪い。

途中に差し込まれる『姥捨て山』の話は、
伝承にある程度忠実で、しかも若干エロスを漂わせている。
他にも、なんかプレイ的なシーンや、
家の中に十数羽のカラスがいたりと、
新藤兼人ワールドを見事に発揮してる怪作ぶり。
不覚にもちょっと笑ってしまったよ。

しかし、『朽ちた手押し車』と比較することによって、
なぜ『朽ちた手押し車』がお蔵入りすることになったのかを
如実に知ることができた。
やはり、基本この業界の人たちはこういう問題には
とんと不真面目なのであろう。
今作以上にヘヴィで、しかも今作より15年も前に製作された
『朽ちた手押し車』では、
まぁ確かに興行的に失敗するのは目に見えてることだろう。
しかし、今作のようなキャスティング押しな映画は
(なんか大森南朋も出てるし…)、
確かに興行的には成功するかもしれないが、
こういうふざけた内容(少なくともワシにはそう見えた)では、
問題の本質は何一つ見えてこないであろう。
小難しく考えないで観るのが正しい作品なのであろうが、
そこをうまく両立させるのが監督なり脚本なりの腕の見せ所なのではないかと、
ワシは思うのだが…。

映画 『ターニング・タイド 希望の海』(☆☆)

単独、無寄港、無援助で世界一周するヨットレース「ヴァンデ・グローヴ」。
義兄がけがで出場できなくなり、代わりに出場することになったヤン(フランソワ・クリュゼ)。
当初、快調に飛ばしていたが、
ある日海上のゴミと衝突し、舵を損傷。
近くの島のそばに留めて舵の修理を行ったのだが、
舵が壊れたこと以上に深刻な事態が、その島で起こってしまった。
単独で公開しなければいけないこのレースで、
あろうことか密航者が乗ってしまったのである。

そこから、相手が人間だからその辺で適当に下ろすこともできず、
救難艇の救助があったり、
レース中だから順位も気になるし、
荒天で陸地にも近づけなかったりで、
結局最後まで乗せる羽目になるんだけど、
航海中に二人がそれほど濃厚な接触をするわけでもなく、
密航者が出した高熱がもとで、
密航者が密航をたくらんだ理由がわかるのだが、
それ以外のことについても特段会話するシーンなども無く、
とにかくなんとなく順調に話が進んで行ってしまうのである。
そして、ラストのあのけりのつけ方からの、なんとなくハッピーエンド。
なんて言うかさぁ、力点の置き方間違ってる気がするんだよね。
アレだったら、別に途中で下しても良かったわけだし
(実際、義兄が下すよう接近するシーンもあるし…)、
だいたいヤンの家族の話がほとんど物語の中で意味をなしてないんだよねぇ。
理詰めで良い話にしろ、とは言わないけど、
あの終わり方だと途中でレース放棄してるのとそう変わんないし、
何よりも後日談が無いからホントなんとなく終わっちゃう感じになっちゃってるのが、
本当にザンネンな作品。

映画 『朽ちた手押し車』(☆☆☆☆)

まず、今作が30年前に作られた作品であることに、驚きを禁じえない。
もともとの着想は安楽死問題に関する小さな新聞記事だったらしいが
(確かにその話がメインに来ているのだが)、
そこに認知症(まだ当時はそういう言葉を使わず「ボケ」と言っている)や、
老人介護問題(しかも認知症絡み)も絡めているため、
まだ高齢者問題がそれほど重大視されていない時代には、
内容が重すぎて大手が食いつかず、
実質未公開作品として昨年まで埋れていたようである。

父(三國連太郎)、母(初井言榮)、長男(田村高廣)、長男の嫁(長山藍子)、
長男の娘の5人が住む新潟の漁村。
父は元漁師で、今は長男がそれを継いでいる。
いつの頃からか、父は今で言うと認知症にかかってしまい、
所構わず用を足し、徘徊し、日に何度も飯を食う。
長男一家には半ば呆れられているが、
今や一家を実質的に取り仕切っている母の手前強くも言えない。
そこに、次男(誠直也)が東京からふらっと帰ってくる。
次男には以前妻子があったが、7年前の事故がきっかけでそれらを失い、
次男もそのためにこの田舎から不本意ながら飛び出していたのである。
しかし、元来都会暮しに馴染めない性分のようで、
今度こそはこの地に根付こうとするのだが、
その矢先に母が突然倒れてしまう。
検査の後筋萎縮性側索硬化症と診断され、
根治療法が無いことと余命半年から1年という宣告を長男はなされる。
長男はしばらくこのことを家族の誰にも秘密にしていたが、
呼吸困難を発症すると母は長男にたびたび「楽にしてくれ」と
弱音を漏らすようになる。
常識としての生命倫理がある一方で、
母の辛い姿を見るにつれいたたまれない気持ちにもなっていた長男は、
母を入院させると主治医に「なんとか母を楽にさせて欲しい」と
たびたび頼み込むのだが…。

筋萎縮性側索硬化症は、
今作から30年経った今でも根治療法が見つかっておらず、
もちろん安楽死の問題も現在に至るまで未解決である。
地方が舞台となってる今作であるが、
地方における介護問題は、認知症を含む医療問題と絡んで、
当時以上に厳しい状況となっている。
ラストのモヤモヤとした感じにはやや疑問があるが、
今作の先見性は評価されて当然のものであるし、
これに食いつかなかった当時の大手映画配給会社の
社会的使命にも疑義を感じずにはいられない。
「気骨のあるある作品」とは、こういうもののことを言うのだと思う。

映画 『坑道の記憶~炭坑絵師・山本作兵衛~』(☆☆☆)

世界記憶遺産にも選ばれた元鉱夫山本作兵衛氏の炭鉱関連の絵を中心に、
山本氏自身の生きざま、
さらには国内唯一の坑内掘り炭鉱釧路や
(今は一私企業というよりは市民有志による寄り合い所帯に近いことを、
初めて知った)、
釧路の太平洋炭鉱が研修事業で交流している
ベトナムの炭鉱についても取材しており、
短い上映時間のわりには内容のあるドキュメンタリーである。

山本氏の記憶に基づくディテールまで書き込まれた絵の数々
(ヘタウマとは違う味のある絵そのものもなかなか見ものではある)や、
彼が書き残した日記の数々から、
単に記憶力優れていただけでなく、非常なメモ魔の一面、
さらにはそれらの資料によって垣間見える
「一山一家」とも呼ばれた当時の炭鉱の生活や人情、
鉱夫という仕事の様々な移り変わりを見ることができる。
それは、現代から見れば相当厳しく、
また社会倫理的にどうかと思うこともあるわけだが、
それは当時の事情がそうさせたものなのであるから、
今の倫理観で見るのは間違っているわけで、
またそれに疑問を持った人々がいたからこそ
社会が現代のように変わってきたのである
(当時の女性鉱夫たちは、当時のことをそう悪く思っていないようではあるが…)。

山本氏含め、当時の鉱夫の多くは貧乏だった。
だからこそ、子や孫にはそういう生活をさせまいとして、
一生懸命働いて、高校に上げ、大学に上げたのだろう。
しかし、その結果肉体労働の担い手が減り、
今や型枠工などが不足しているという現実がある
(復興需要とオリンピック需要が重なったせいもあるが)。
これは一種の「合成の誤謬」
(個々のやっていることは合理的なのに社会全体では不合理になること)であり、
人材育成としての学校教育の一つの失敗例と見ることができる。
誰しも大学に入れる必要もないし、また入る必要もないのである。
もちろん、経済的理由などで、
行きたいのに行けないというのは問題ではあるが、
それはセーフティネット
(あしなが育英会の奨学金はセーフティネットとしては成立していない)を
きちんと整備すれば済むことであり、
また学校側も自分たちの評価のためだけに
生徒を高校に行かせ、大学に行かせているという側面のあるのではないだろうか。
そういう意味では、学校が社会人(もっと言えば「大人」)養成期間として
キチンと機能していないのではないだろうか。

彼の絵画や日記は、日本の近現代史を語る上で重要な史料であり、
また歴史の一側面である以上現代が抱える問題を解決するヒントも隠されている、
まさに第一級の史料群なのである。
山本作兵衛氏に、改めて敬意を表したい。

映画 『るろうに剣心 京都大火編』(☆☆)

終わり方が中途半端なのは、
すでに『伝説の最期編』のアナウンスがある以上仕方ない。
しかし、それにしてもあまりにも見せ場が無さ過ぎる。
というのも、今回いみじくも神谷薫(武井咲)が見せつけたように、
1対大勢の実戦において、
道場剣術というのは全くと言っていいほど役に立たないのである。
そして、前作のレビューでもワシが書いたように、
逆刃刀(≒ただの棒きれ)を振りまわしている剣心(佐藤健)にも、
これまたまったくと言っていいほど見せ場が無い
(途中で原作通り刀折られちゃうし…)。
バトルシーンにおける一番の見せ場は、
おそらく翁(田中珉)vs四乃森蒼紫(伊勢谷友介)であり、
必殺技級(回天剣舞・六連?)もココでしか出ない。

『伝説の最期編』は、1対1が多めなので、
必殺技の再現度に期待を残しているが、
十本刀がまだ9人残ってるし、
9人分(+志々雄(藤原竜也))をどう処理するんだろうかねぇ、実際…。

映画 『インベーダー・ミッション』(☆☆☆☆)

「藪を突ついて蛇を出す」とは
まさに今作における政府側の態度を表すに相応しい言葉であろう。
激戦地から命からがら生還した男に、
「戦場で見聞きしたことを終生秘密にするように」なんて言ったら、
ちょっと勘の働く人間なら
「これは何かウラがある」と勘ぐるのがむしろ自然なのであって、
おかげで彼は失われた記憶の中にそれを求め、
せっせと秘密そのものに近づこうとする。
本当は、彼は気を失っていて何も見聞きしていないというのに…。

まぁ、こういう人おマヌケさんたちがいないと、
実はドラマが成り立たないわけなんだが…。
とはいえ、繋がることの危険性というのは、
『ディス/コネクト』の例を見るまでもないわけだが、
それが戦争、しかも多国籍軍ともなると、その危険性はまさに国家レベル。
まして、ベトナム戦争以降戦争に人道主義が持ち込まれたために、
非人道的行為はマスコミにとって格好のエサである。
そして、総力戦の時代となった20世紀以降の戦争において、
そのことは国家を束ねる上で大きな障害となってしまった。
だかこそアメリカは、同盟やら地位協定やらを使って、
軍隊単位だけでも束ねようとしてるわけだが…。

軍隊は命がけで国家を守っている。
しかし、そのことを軍隊自体が誇っているようでは、
軍隊の暴走を半ば正当化しているようなものである。
問題は、国家そのものが命を懸けるに値するものかどうかなのであって、
どんな国家であっても命を張らなければならないわけではない、
とワシは思うのである(例:北朝鮮)。
むしろ今作の主人公は、国家の不正を暴くために命を懸けたのであって、
それもまた国家の正義を守るという意味では
立派な行為と言えるのではないだろうか。
国家側がおマヌケなのはいただけないが、
日本にとって今日的な話だと思うので、少々甘めに評価してみた。

映画 『ママはレスリング·クイーン』(☆☆☆)

こういう映画やっても、野暮ったくならないのが、洋画のいいところ。
邦画って、こういうのやると「泣かせてナンボ」みたいなところがあるからなぁ…。

主人公は、5年間の服役を終えてシャバに帰ってきたお母さん。
しかし、その間に息子は預けてた先にすっかり馴染んでしまい、
「お母さん>(越えられない壁)>プロレス」なありさま。
そこでお母さんは一念発起。
プロレス始めて、息子の心を取り戻そうってわけ。
って、ずいぶん雑な設定ではあるんだが、
どうせフィクションなら、このぐらいハチャメチャな方がわかりやすくていい。
で、飛び込みでマーシャルアーツのトレーナーのところに飛び込んだら、
「興行はひとりじゃ成立しないから、仲間がいないとダメ」と、
おそらく諦めさせようと思って言ったんだろう。
ところが数日後、えらいキャラの濃ゆい仲間たちを連れて戻ってきたもんだから、
トレーナーも仕方なく付き合うことになり…。

そのあとは、フィクションでしか許されないぐらいトントン拍子に話が進むわけだが、
合間合間に彼女たちのちょっとしたコンプレックス絡みの話や、
主人公が収監された理由とかが挟まれる。
この辺が、少々あっさり味なのが難点と言えば難点なのだが、
ココであんまり引っ張るとそれはそれでテンポが悪くなるので、
難しいところでもあるんだが…。
それにしても少々掘り下げ方が足りなかったかな…。
観やすい作品ではあるが、その分食い足りない感もある作品。
WWEスタジオ(今作にもちょっと関与してるのだが)が、
既にリメイク権を獲得しているので、
まぁWWE本編ばりの人間ドラマに期待したい気もするが…。
そもそも、プロレス好き以外には少々勧めにくい作品ではある。

「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-03

新潟09R 浦佐特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ④エスオンマイチェス
  ○ ⑨ナイフリッジ
  ▲ ①ロッカバラード

新潟10R 三面川特別(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑦マリアライト
  ○ ⑧ビッグスマイル
  ▲ ⑩ガーネットチャーム
  △ ①リリコイパイ

新潟11R アイビスサマーダッシュ(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ③フォーエバーマーク
  ○ ⑩アースソニック
  ▲ ⑤バーバラ
 韋駄天Sを勝ち、今回も有力候補になるであろう②は、
 年齢を理由にあえて次点止まり。
 代わって本命は、去年の2着馬で韋駄天Sも2着だった③。
 実績では②に優っているし、持ち時計も良いものを持っているので、
 今年こそは勝てるのではと見ているが…。
 対抗には、韋駄天S3着の⑩。
 この馬に関しては、鞍上強化を素直に評価したいし、
 韋駄天Sだけ見れば、③ともそう力的に変わるものではない。逆転も充分。
 3番手には、韋駄天Sを取り消した⑤。
 取り消し後の前走も惜しい内容だったし、
 芝1200mで1分6秒台の脚を持つ馬。時計勝負ではむしろ分があると見るが…。

小倉09R 国東特別(3上500万下 芝中 2点)
  ◎ ①コルサーレ
  ○ ④テイコフトウショウ
  ▲ ⑤ワクワクカンヲ
  △ ⑩タブレット

小倉10R 響灘特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ⑪キクノソル
  ○ ⑯スズカウラノス
  ▲ ④タガノプリンス
  △ ⑮フリークエンシー

小倉11R 佐世保S(3上1600万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑥レムミラス
  ○ ⑧マイネルエテルネル
  ▲ ⑦ロードガルーダ
  △ ⑫カハラビスティー

札幌09R 小樽特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑩アドマイヤサブリナ
  ○ ⑯マラムデール
  ▲ ⑪ベルモントラハイナ
  △ ③グレイングロース

札幌10R 羊蹄山特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ⑦ヒラボクプリンス
  ○ ⑤スターライラック
  ▲ ⑫オートロンシャン
  △ ①コスモシャンハイ

札幌11R クイーンS(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑫ディアデラマドレ
  ○ ②キャトルフィーユ
  ▲ ⑥スマートレイアー
  △ ①ケイアイエレガント
 本命は、前走マーメイドSを勝った⑫。
 その時から斤量が増えるのは気がかりではあるが、
 少なくとも勢いでは他馬に見劣るものではないだろう。
 対抗には、やや間隔は空くが、洋芝実績のある②。
 牝馬相手なら安定して戦えることは近走を見ても明らかだが、
 今のところ鞍上と今ひとつ噛み合ってないところが不安点ではある。
 3番手には、去年の秋華賞2着馬である⑥。
 この馬も②と同様ヴィクトリアマイル以来のレースとなるが、
 距離的には1800mの方が向いていそうだし、
 鞍上としっかり噛み合えば逆転も充分と見る。
 あとは、福島牝馬Sで②に先着して勝っている①も、
 力関係的には無視できない1頭だろう。

札幌12R HBC賞(3上1000万下 芝短)
  ◎ ⑧フリーアズアバード
  ○ ⑬ダンツカナリー
  ▲ ⑮レヴァンタール
  △ ⑦ネロディアマンテ

「新・中央競馬予想戦記」 2014-08-02

新潟09R 閃光特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑬ショウナンバグース
  ○ ⑮イマスグキスミー
  ▲ ⑥アスペンサミット

新潟10R 五頭連峰特別(3上1000万下 芝短 2点)
  ◎ ⑥ダンスアミーガ
  ○ ⑧ケイティープライド
  ▲ ⑫ミナレット
  △ ②イタリアンネオ

新潟11R 佐渡S(3上1600万下 芝中 1点)
  ◎ ⑨クイーンオリーブ
  ○ ⑯ダノンフェニックス
  ▲ ④トラストワン
  △ ⑤アロヒラニ

小倉08R 小倉サマージャンプ(3上JGⅢ 障害)
  ◎ ⑦オースミムーン
  ○ ④メイショウブシドウ
  ▲ ①ニライジンク
  △ ⑩アシュヴィン
 本命は、実績断然の⑦。
 その分斤量が多いが、小倉での実績もある馬だし、
 相手関係的にはこの程度の斤量差なら問題ないと見る。
 対抗は、久しぶりだが中山グランドジャンプでは⑦に先着している④。
 この馬も、小倉で実績のある馬なので、状態万全なら逆転の目もあると見える。
 3番手には、前走は案外な結果だった①。
 前走の敗因は、ハナを切れなかったからと見るが、
 今回はそういう意味では絶好枠を引いた。
 あとは、同型の②さえ何とかすれば、勝利の目も見えてきそうなものだが…。
 あとは、間隔が空いたが平坦馬場での障害戦では強そうな⑩も、
 状態次第では充分上位をうかがえると見る。

小倉09R 伊万里特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ②シンジュボシ
  ○ ⑪ラヴァーズポイント
  ▲ ⑭トウシンムサシ

小倉10R 不知火特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ④ブロードスター
  ○ ⑤カロッサル
  ▲ ③シュピッツェ

小倉11R KBC杯(3上1600万下 D中 1点)
  ◎ ⑪マイネルクロップ
  ○ ④タナトス
  ▲ ③ワンダーアシャード

札幌10R 石狩特別(3上5100万下 芝中)
  ◎ ⑤トーセンツリー
  ○ ②アルテ
  ▲ ⑩ヴィジャイ
  △ ①マイネルストラーノ

札幌11R 札幌日刊スポーツ杯(3上1600万下 芝短)
  ◎ ②ゴーハンティング
  ○ ①ブルーストーン
  ▲ ⑦エイシンオルドス
  △ ⑤エポワス

札幌12R 日高特別(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑦サングップ
  ○ ⑧ロードエフォール
  ▲ ④シベリアンタイガー
  △ ⑧エーシングルーオン

「新・中央競馬予想戦記」2014年第7開催を振り返って

①7/26、7/27の結果
 (1)7/26の結果
  1勝(知多特別) 8敗
   回収率 7.4%
 (2)7/27の結果
  3勝(横手特別、福島テレビオープン、中京2歳S) 6敗
   回収率 100.0%
   年間回収率 67.2%
   通算回収率 73.7%

②今開催を振り返って
 (1)珍しくオープンがとても良かった
  (6戦通算 218.6%)
 (2)ダート戦は、明暗クッキリ
  (全体:20戦 96.0% 短:6戦 63.5% 中長:14戦 114.8%)
 (3)中京コースがオープン獲得で好成績
  (25戦通算 110.9%)
 (4)重賞がぱっとしなかった(今開催はGⅢのみ)
  (8戦通算 8.1%)
 (5)1600万下も足を引っ張った
  (10戦通算 16.3%)
 (6)函館コースで数字が伸びず
  (19戦通算 22.3%)
  

③今開催の総括
 最終週のオープン戦2戦の4ケタ配当で多少盛り返したものの、
 開催回収率は59.3%と水準以下。
 結果的には、函館コースが多いに足を引っ張った形になってしまった。
 カテゴリーごとのムラが大きく、特に条件戦が全体的に低調だったことが、
 開催全体として数字が伸びなかった大きな理由と言えるだろう。
 札幌コースで1つ大きなところが取れれば、
 展開はガラッと変わってくるんだろうが、
 そればかりに頼るのもどうかな、とも思うわけで…。
 その点に関してはもう1週か2週様子を見て行こうとは思いますが…。

④8/2、8/3の買い方
  新潟:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
  小倉:条件戦=複勝 OP以上=枠連
  札幌:全レース=3連複4頭BOX

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