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映画 『カニバル』(☆☆)

コレはまた、よぉわからんお話だよなぁ。
ぶっちゃけて言えば、人が愛を知るのに、
これほど極端なシチュエーションが果たして必要なんだろうか。

腕の立つ仕立て屋のカルロス(アントニオ・デ・ラ・トーレ)。
しかし、その裏で美女をさらっては山小屋で殺し、それを食らうという、
猟奇的な一面も持っていた。
ある日、カルロスが殺した女性を追って、
彼女の姉だというニーナという女性が彼を訪ねてくる。
曰く、彼女を殺したあの日、ニーナは電話越しに彼女と口論していたというのだ。
彼女を不憫に思ったカルロスは、
理由もなく彼女も世話をあれこれ焼いてやるのだが、
そのうちニーナに対しても妹と同じように
「食べてしまいたい」という欲望が頭をもたげてきて…。

ニーナと妹は双子という設定(映画だけ観ててもそういう描写は無いのだが)で、
同じ女優さんが二役やっているのだが、
カルロスはその性格の違いからか妹は食い、
姉は結局食えずという展開になる。
それは、罪悪感がそうさせるのか、それとも「恋だの愛だのに理由は無い」
類のヤツなのかイマイチ判然としないのである。
だいたい、なぜカルロスが食人を始めたのかも全く説明がないし
(それこそ、「愛の形は人それぞれ」と言われたら反論できないわけだが…)、
なぜ結局ニーナだけ食べなかったのかもよくわからないまま。
で、ニーナはニーナで、食人を告白されたらされたで、
「じゃあ私も殺して」みたいなこと言い出すんだけど、
いやお前はココに至る前にいろいろとやることあるだろう、
みたいなことをまず言いたいし…。
まぁ、こういう理屈っぽいところが、ワシが恋愛向きじゃない証拠なんだろうけど…。

ワシがラブストーリー向きじゃないことを再認識させられただけの映画だった。
つまり、ワシが評価するにはおこがましい映画だということなんだろうけど、
わからんものはわからん、としかワシには言えません。

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