映画 『オープン・グレイヴ 感染』(☆☆☆)
時あたかも、西アフリカを中心にエボラ出血熱が流行中。
今作でも、そんな危険な伝染病がテーマなわけであるが…。
どうやら、脳みそが大きな影響を受ける感染症のようで、
感染すると狂暴化(わかりやすく言うとゾンビ化)する。
それに対抗するワクチンをいちおう作ったものの、
記憶喪失になるという重篤な副作用があるため、
研究者内だけで使っていたのだが…。
冒頭、男が死体の中から起き上がるところから始まる。
この男もその研究者のひとりで、
ワクチンを打っているため記憶が無い。
誰かが垂らした綱を伝って死体置き場から出た彼は、
ある建物を見つけ、そこで同じように記憶を失った男女と出会う。
そして、互いに記憶を取り戻しながら、
互いの正体を探っていくのだが…。
組み合わせの妙という意味ではなかなか良くできているのだが、
エンディングに救いが無いと言うか、
本当のキーマンである中国女とは、
結局コミュニケーションを取ることができないので、
どのくらい彼女が重要なのかイマイチよくわからないんだよねぇ。
まぁ、その辺の行き違いを楽しむのが、
この映画の本当の楽しみ方なのかもしれないが、
その分爽快感とかがスポイルされてしまっているのがねぇ…。
解決方法が雑なことも、今作のイメージを悪くしている一因かと思われる。
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