映画 『ゲッタウェイ スーパースネーク』(☆☆☆)
こういう、とんがったアクション映画基本的に好きです。
どのぐらいとんがってるかっていうと、
上映時間の半分以上カーチェイスで、
しかも『ニード・フォー・スピード』の、
1発ウン億円とは対極にある、1発ウン百万円が何十回も起こるという、
圧倒的な物量で攻め立てるド派手カークラッシュ。
だんだん、ストーリーなんかどうでもよくなってくるわけです。
で、人質と相手にとって大事なブツを交換して一件落着、
かと思いきや、そっからまたカーチェイス。
この辺で「コレ、☆4つでもいいかなぁ」ぐらいの気持ちだったんですが…。
一件落着した最後のシーンで、
「アンタ誰やねん」みたいの(どうやら黒幕らしいが)が出て来て、
「私にはいとしい人はいないが、カネはある」だの、
「君(主人公)はその道のプロだ」とか言ってエンドロール。
挙句に、エンドロールにも「The Man」と書かれてるありさま。
劇場出た瞬間、一気にツッコミ全開です。
「その道って、どの道やねん」とか、
「『私は君の大ファンだ』とか言うんなら、
そのあり余ったカネで主人公(元レーサー)にレーシングカー用意してやれよ」とか、
なんかちゃぶ台返しされた気分なんであります。
よって、☆1コ減。
ストーリーは絶対に必要な要素ではないが、
もう少しなんとかならんかったんかなぁ…、と思わせる作品。
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