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映画 『FRANK −フランク−』(☆☆☆)

ワシ的には、笑えるとか面白いとか、そういう映画ではなかった。
かと言って、さほど興味深い作品でもないわけで…。
「天才とは、何かが欠けている」を地で行く、バンドのオリジナルメンバー。
対して、今作の狂言回し役ともいえるジョン(ドーナル・グリーソン)は、
バンドマンに憧れ作曲もやっているが、才能ははっきり言って無い。
しかし、ひょんなことからこの変人だらけのバンドに参加することになり、
これをテコに自分もバンドマンとして何とかやっていけるのでは…、
と勘違いするようになり、
それがバンド全体に亀裂を生むことになるのだが…。

有名になることが、表現者のすべてではないと、
いちおう表現者を目指しているワシも思うのだが、
かと言って漫然と音楽を作っているばかりでは、
単なるシュミと変わるところがないし、
目的もなしに作っていてもモチベーションが上がってこないと思うんだけどねぇ
(メンバー個々人にはそれなりのモチベーションの源泉があるのかもしれないが、
その辺の描写がほとんどないので何とも言えないわけだが)。
そういう意味では、ジョンの野心がバンドの方向付けをしたわけで
(ただし、その方向性は彼らにとって間違ったものではあったが)、
結局はジョンの野心を遂げるための踏み台になってしまった
(だからこそ、メンバーから手痛いしっぺ返しを食らうわけだが)。

病んでる人が社会に参加するということには、
あるいはまだまだ壁が存在するということを、
暗示している作品なのかもしれないが、
一方で「それはそれでいいんじゃない?」という、
多様な価値観を提示しているとも考えられるわけで、
やや抽象的な内容であるだけに、解釈の幅が出てくるわけであるが、
それにしても少々難解に過ぎるような気もするわけで…。
評価しにくい作品ではある。

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