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ワインの映画を観て、ウイスキーのことを考える

今日の1本目の映画。
http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-dbe8.html

タイトルから想像できるように、ワインの映画なんですが、
ワシはレビューにも書いているように蒸留酒派であり、
(ワインや日本酒のことを醸造酒(あるいは発酵酒と)という)、
また朝ドラの『マッサン』を欠かさず観てる(録画でだけど)こともあり、
今作もウイスキーのことに置き換えて考えてしまったわけである。

今日の朝刊でも、サントリーウイスキーの『山崎』が
世界一のウイスキーという評価をもらったそうで、
世界的には「スコッチウイスキーに対する警告」とまで報道されているとかいないとか…。
『マッサン』では、まさに鴨居商店(寿屋=サントリーがモデル)が
ウイスキーつくりに乗り出そうとしているところであり、
この後マッサン(竹鶴正孝がモデル)がその工場長に就任。
スモーキーな『白札』(作中ではどんな名前になるんかなぁ)を作るが売れず。
しかしマッサンは、スコッチウイスキーにたいするこだわりが捨てきれず、
鴨居さん(サントリーの創業者鳥井信治郎がモデル)と袂を分かち、
余市に理想郷を見出すわけである。
一方の鴨居商店は、日本人の口に合うように改良した
『サントリーウイスキー12年』を送り出し、大成功を収めるわけである。
それ以前にも鴨居さんは、ワインも甘口にして日本で売っており、
その悪く言えば「日本人に媚びた」味作りで、
日本洋酒界に確固たる地位を築くわけである。

しかし、今作を観て、ワシは改めて思ったことがあるのだ。
もし、鴨居さん(あえて作中の名前で書くが)とマッサンが袂を分かたず、
日本のウイスキーづくりが一本化されていたら、
現在の「世界5大ウイスキー」(スコッチ、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本)
の一角を占める存在になっていただろうか。
それこそ、サントリーとニッカが竜虎となり、
切磋琢磨したからこそ、今の地位があるのではないだろうか。
そして、その精密な製法を日本に持ち込んだ竹鶴正孝が
「日本ウイスキーの父」に擬せられるとするならば、
鳥井信治郎はさながら「日本ウイスキーの母」(男だけどね)
と言えるのではないだろうか。
バーなどで話を聞くと
「ニッカは煙臭くて好きになれない」
(実際、ドラマの中でも同様の発言が出てくる)
という話を聞く。
一方でうちの父のように
「サントリーのは甘ったるくてダメだ」
という人もおり、
味については好みの分かれるものだということを、
今更ながら思い知らされるわけであります。
そんなニッカ派の息子であるワシは、
飲み比べて「違いのわかる男」になりたがってる、
ただのミーハーだったりするんですが…。

閑話休題。
物事が進展していく上では、例えば組織の中にナンバーツーが必要だったり、
こうやって拮抗するライバルが必要だったり、
一人でできることには限りがあるということを、
改めて考えさせられたわけであります。

P.S.
よくよく読み直すと、映画とあんまり関係ない。
というか、ほぼ「マッサン」の話というね…。

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