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映画 『嗤う分身』(☆☆)

『複製された男』も、かなりポカーンな映画だったが、
今作もかなりのポカーンぶり。
ワシ程度の低能では、ドストエフスキーを理解するのは無理かもなぁ。
ただ、『複製された男』よりも、もう一人の自分の意味付けはに関しては、
今作の方がちゃんとしてるように思えた。
今作の場合、二人は完全に独立した存在ではないからなのだが、
それを認識した時点で共存の道を模索するとか、
そういう建設的な結末に向かっていかなところが、実に鬱な映画と言えるだろう。
逆に言えば、分身の存在が必ずしも脅威ではなく、
互いに生殺与奪の権利を有してるのだから、
もう少しそういう特徴を生かした作品に…、
とか言っても無駄か、原作があるわけだし…。

ただ、姿かたちは同じでも、
心持ち一つで人は変わりうる、という可能性を見せている、
という意味では、観客に対してはそれなりに救いの道を示しているともいえる。
ただ、もしこういう形で自分の理想像が目の前に現れたら、
ワシも自殺してしまうかもなぁ…。

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