映画 『祝宴!シェフ』(☆☆☆)
マンガ家の寺沢大介氏がコメントを出しているように、
中身の演出なんか『ミスター味っ子』をほうふつとさせるものがあり、
また街並みや音楽も台湾映画なのに何か懐かしさを感じさせる。
なんで、字幕大阪弁じゃないの? って言うぐらいの、
日本風に言えば人情喜劇。
誰にも、思い出の味っちゅうものがあって、
それを探し求めるのがこの映画のテーマと言っていいだろう。
で、まぁ個々のキャラがいちいち濃ゆいわけだが、
話があちこちに飛んでしまって、少々掘り下げが足りなかったりするのが難点。
誰が特に不必要というわけでもないんだが、
少々盛り込み過ぎた感も否めない。
この映画には、『ミスター味っ子』的な過剰なまでの演出がむしろよく似合う。
技術と予算的に許せば、こういう映画こそ3D化するべき。
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