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映画 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』(☆☆☆)

いわゆる『ファーストガンダム』、
そして『ガンダム・ジ・オリジン』を知っている方なら、
誰でもご存知な、
ジオン・ズム・ダイクンの死からこの物語は始まる。
歴史上の有名人の幾つかの例と同じく、
死因不明気味の最期
(冒頭の描き方だけなら、神経衰弱とも取れる)を迎えるジオン。
しかし、その直後からの水際立った動きから考えて、
やはり主犯はデギン・ザビの次男サスロと見るべきだろう。
そのサスロも、ジオンの国葬のさなか、車ごと爆死
(同乗していたドズルは、この一件が原因であのようなイカツイ人相を得ることになる)。
この主犯もいちおう不明。
直前のやりとりだけならキシリアも怪しいが、
主犯の口封じをギレンが行ったと考えるべきだろう。
とはいえ、ザビ家はこの一件も利用し、
キャスバル(後のシャア・アズナブル)らジオン一家を囲い込んだ
ラル家の追い落としを図った。

とまぁ、見事なまでの陰謀劇に仕上がってるのですが、
共和国なのにジオン家だのザビ家だのラル家だのと、
「人の革新」とは真逆のまったく前時代的な政争を、
コロニーと言う名のコップの中で相変わらず繰り広げてるわけであります。
そういう隠謀劇な部分て、確かに安彦節だと思うわけです
(たいして読んでもいないのに、我ながらよく言うわ…)。
そこに、「人の革新」というのを持ち込んだのが、
おそらく富野由悠季なんだろう。
そういう意味では、『ガンダム』という壮大なる史劇は、
少なくともどちらかだけのものとは言えないわけで
(当時カネに困ってた富野が、サンライズに権利を売っぱらってるので、
名実ともにどちらのものでもないんだが…)、
当時安彦節全開だったら、
話が重すぎてホントに1クールで終わってたかもなぁ。

当然、まだまだ続きます。
劇場で、どこまでやるんかなぁ。
今作冒頭でルウム戦役やってたから、そこまではやるんかな。
どっかで区切りつけないと、
『新劇場版機動戦士ガンダム』が始まっちゃいそうなんで、
そういうのはできればやめて欲しいんだけどなぁ…。

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