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映画 『エイプリルフールズ』(☆)

「イイハナシダナァー(棒)」の一言で済ましても良いんだけど、
それはまずワシの流儀に反するので、
いくつか(と言っても1.5コぐらいしかないんだけど)気になったこと。
冒頭からツッコミどころ満載の今作だが、
まず「四十何年ぶりだかの再会」
日本人の血を引いてるからってだけで「よくお辞儀」しないし、
だいたお互い原型とどめてないほど大人になってるのに、
会った瞬間互いを認識できるわけないじゃん。
というわけで、開始数分ですでにシラケモードなわけですが、
とどめを打ったのがメインエピソードの「できちゃった」話。
本筋はともかくとして、今作最大のウソは
「一般人が拳銃を持った時のリアクション」である。
しかも、拳銃を持ったのが他ならぬ妊婦本人。
芋ケンピやら妊娠のマニュアル本やらしか入ってないはずのカバンの中から、
突然拳銃(しかもモノホン)が出てきたら、
もうその時点で普通の心持ちではいられないはずである
(そうなった理由はラストで明かされるのだが)。
まぁ、百歩譲って彼女がコミュ障だからということにしておこう
(それも結構無理があると思うが…)。
あるいは、「どうせオモチャだろう」
(持った感触でそうでないことは容易に察しがつくはずだが)と思ったとしよう。
引き鉄引きました。
実弾飛び出しました。
もう、平静では絶対にいられないはずである。
まして彼女は妊婦である。
この時点で産気づくまである。
まして、この後ホントに人を撃ってしまう。
もう、この時点で産気づかないのはウソとしか言いようがない。
つき慣れない嘘(この場合「芝居」と置き換えていいだろう)はつくものではない。

だいたい日本人は、嘘をつくのも決して上手ではないし、
まして嘘に対する免疫があまり無いのか、すぐダマされる。
そのくせ、やたら「ジョーダン」で済まそうとするし、
けっこう平気で嘘をつく。
しかも、すぐ「嘘も方便」とか言って正当化しようとする
(そういうエピソードもでてくるけど)。
今年のエイプリルフールでも、
「やり過ぎ」と言われるものが幾つかあった。
それなのに、今作のように中途半端にいっちょかみしようとするのが
良くないと思うんだ。
芝居は、そもそも虚構なのだから嘘そのものである。
だからこそ、キッチリつき切ってこそ芝居が芝居として輝くと思うんだ。
そういう意味で、今作はあまりにも雑でありすぎる。
よって、少々厳しいが☆は1コしかやれん。以上。

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