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「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-31

東京08R 青嵐賞(4上1000万下 芝長 2点)
  ◎ ④レオニーズ
  ○ ⑤シュンドルボン
  ▲ ⑬ルミナスウォリアー

東京09R むらさき賞(4上1600万下 芝中 1点)
  ◎ ⑤ピオネロ
  ○ ③マイネオーラム
  ▲ ④カナロア

東京10R 東京優駿(日本ダービー)(3歳GⅠ 芝長)
  ◎ ⑭デュラメンテ
  ○ ⑦レーヴミストラル
  ▲ ⑬リアルスティール
  △ ⑰キタサンブラック
 基本的には皐月賞組優位なのが例年の傾向。
 対抗以外は、皐月賞の順位通りとわかりやすい予想。
 ただし、印を打った辺りまでは逆転可といった意味合いでもある。
 とはいえ、⑭は鞍上が前回やらかしてること、
 ⑬はやや勝負弱さが垣間見えること、⑰は血統的に距離不安があることと、
 それぞれ一長一短あることも忘れてはならないだろう。
 割って入る候補としては、芝2400m2勝の⑦であるが、
 地の利がある半面、青葉賞勝ち馬は後の名馬シンボリクリスエスでも2着止まりと、
 何か呪われてる面も感じさせるので対抗評価とする。

東京11R 富嶽賞(4上1000万下 D短 ①点)
  ◎ ⑤フミノファルコン
  ○ ⑦ジェネシスロック
  ▲ ①サノイチ

東京12R 目黒記念(4上GⅡ 芝長)
  ◎ ⑨ヴァーゲンザイル
  ○ ⑮ダービーフィズ
  ▲ ②レコンダイト
 ポイント的には、⑮や②の方が上なのだが、
 ともにハンデキャッパーからそれほど能力を認められてないという点から見て、
 それほど積極的に評価できない。
 そこで、OP未連対ながら⑮並みに評価されている⑨を本命視。
 この辺りが、この馬にとっても最後の重賞ゲットのチャンスと言えそうで、
 前走も評価できるものである。あとは、斤量の利を活かせば…。
 東京コースと相性のいい⑮を対抗、
 腕のいい鞍上が手の内に入れつつある②を3番手とする。

京都09R 東大路S(4上1600万下 D中 1点)
  ◎ ⑩ショウナンアポロン
  ○ ⑯フェリーチェレガロ
  ▲ ⑦チェスナットバロン
  △ ⑤セブンフォース

京都10R 安土城S(4上OP 芝短)
  ◎ ⑧ウリウリ       鞍上相性買って
  ○ ⑥ウイングザムーン 距離実績高い
  ▲ ③ニンジャ       前走評価して

京都11R 白藤賞(3歳500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑥ロイヤルストリート
  ○ ②ウェーブキング
  ▲ ⑬ネオスターダム
  △ ⑫マイネルレハイム

京都12R 與杼特別(4上1000万下 D中 1点)
  ◎ ⑦ポイントブランク
  ○ ①ディアブルーダー
  ▲ ③グッドマイスター

「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-30

5/23の結果
 2勝(カーネーションC、是政特別) 8敗
  回収率 30.6%

5/24の結果
 1勝(荒川峡特別) 1分(丹沢S) 9敗
  回収率 48.4%
  年間回収率 66.4%
  通算回収率 72.2%

OP以上だけが悪いんじゃなく、もう全体的に悪くて、手の施しようが無い状態。
だからと言って、従来の予想方法そのものまで否定できるほど、
他に手段を持ち合わせてないので、
当面はこの嵐をやり過ごすしかないかな、と…。
5/30、5/31の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
 京都:条件戦=単勝 OP以上=枠連

東京09R 葉山特別(4上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑩タガノエンブレム
  ○ ⑥ノーブルコロネット
  ▲ ①マイネルコランダム

東京10R 薫風S(4上1600万下 D短 2点)
  ◎ ⑤バーディーイーグル
  ○ ⑮トーセンマイティ
  ▲ ⑪ゲマインシャフト

東京11R 欅S(4上OP D短)
  ◎ ⑬エアウルフ      鞍上も魅力
  ○ ⑮ラヴィアンクレール 近走内容充実
  ▲ ⑧アメージングタクト  安定感買って
  △ ⑯アンズチャン     距離実績買って

京都8R 京都ハイジャンプ(4上JGⅡ 障害)
  ◎ ⑦アルトゥバン
  ○ ⑧マサライト
  ▲ ⑨ダンツミュータント
  △ ②ソンブレロ
 本命、対抗は、僅差ながら休み明けでない⑦を本命視。
 ⑦は、近走を見ても相手なりには走れるので、連軸としては好適と見る。
 一方の⑧は、地脚がある馬なので、リフレッシュ効果に期待したい。
 3番手には、遠征帰りの⑨が関西に帰って来て改めて期待したいところ。
 4番手の②は、実績上位なので押さえといった意味合いに近いか。

京都09R 御池特別(4上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑤カカリア
  ○ ⑭フルールシチー
  ▲ ③コウエイタケル
  △ ⑬メイショウヴイダン

京都10R 白百合S(3歳OP 芝中)
  ◎ ⑧アルバートドック
  ○ ⑪ナムラアン
  ▲ ③トーセンバジル

京都11R 朱雀S(4上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ⑫フォーチュンスター
  ○ ⑪シンデレラボーイ
  ▲ ①フロアクラフト

映画 『メイズ・ランナー』(☆☆☆)

初めから3部作と謳っているだけに、評価の仕方が難しい作品。
ただ、3部作と初めから謳ってる以上、こちらとしても観る上での覚悟と、
それ相応の観方というものがある。
とはいえ、今回だけではほとんど何も語ってないのに近い、
というのは正直どうなんだろうか。
以下、今作の世界観について幾つか箇条書きしていく。
・太陽活動の活発化により、全世界砂漠化
・しかも、脳を侵すウイルスが見つかり、どうやら多数の犠牲者が出ている
・おそらくウイルス研究のための機関として「WCKD」が存在する
・主人公トーマスは、もともとは研究員
・トーマスとテレサ(彼女も元研究員)以外はほとんどモルモット扱い?
・おそらく、外の状況が逼迫してるために、トーマスとテレサが送り込まれたのでは?
・「WCKD」が求めてるのは、難局を乗り切る能力?
ウイルスと急速な砂漠化のダブルパンチで、
おそらく全世界が危機的状況にあるのはわかるが、
じゃああの「迷路」を建設するための資金と労働力はどこから出てるのか。
「グリーバー」なるサイボーグ的なものを作る技術力の源泉は。
などなど相変わらずツッコミどころ満載なわけだが、
本編後に流れた第二部の最新映像では、
「一晩生き延びられない」と言われる砂漠に乗り出すんだとか…。
って、基本的には「迷路」の中とやってること変わんないじゃん。
コレは、第二部相当中だるみの予感。
楽しみの中心は「WCKD」が小出しにする情報の方にあると見るが、どうか。
でも、結局『ハンガー・ゲーム』(ワシは第一部だけ観てやめたけど)と同じく、
結局青年たちが第三部で反乱起こすんじゃねぇ?
としか思えないんだが…。
まぁ、第二部も一応観る予定です。

映画 『ギリシャに消えた嘘』(☆☆☆)

原作は1964年発表というから、作品世界と同時期。
と言うよりも、なぜこの作品を50年も経った今になって映画化しようと考えたのか。
まぁ、面白ければ問題ないわけだが…。

冒頭、物語のきっかけとなる殺人事件が起こるわけですが、
国産2時間ドラマでも散見される「この程度で人って死ぬの?」
レベルのもみ合いで、詐欺師(ヴィゴ・モーテンセン)と
その妻(キルスティン・ダンスト)、さらには目撃者の男(オスカー・アイザック)は、
ギリシャから果てはトルコまでの逃避行を繰り広げることになるわけですが…。
この「目撃者の男」というのもなかなかのくせ者で、
観光客を相手に中間マージンを抜いたり、
なぜか偽造パスポートを作れる人間とのツテがあったりと、
なかなかその方面にも通じてるフシがあるのだが、
結局細かいところまで彼の正体には触れずじまい。
その代わり、どうも奥さんに気があるらしく、
また奥さんの方も後ろ暗い旦那から目撃者の方に心移りしてるようで、
旦那は嫉妬に狂うわけです。
つまり、逃避行云々よりも男女の痴情のもつれの方を、
今作ではメインにしてるようで、
肝心の逃避行は多少危ないシーンはあってもおおむねさらっとクリアしてしまうのだ。
とはいえ、嘘に嘘を重ねての逃避行と、痴情のもつれから、
心身ともに3人してストレス溜まりまくり。
で、やがて重大な破局を迎えるわけである。
そこからの戦いがクライマックスなわけだが、
物語自体三角関係をメインに進めてきてるので、
最後の最後に逃避行の結末を持ってこられても、
正直あまり盛り上がらないわけである。
もっと言えば、それこそ2時間ドラマの「東尋坊タイム」
みたいな付け足しに近く(特に旦那の善人面)、余韻もアッサリ味。
それでも、2時間ドラマよりは見応えがある
(カネ取って見せてるんだからある意味当たり前)。

映画 『パイレーツ』(☆☆)

邦題の通り、『パイレーツ・オブ・カリビアン』的なものを作りたいという
意図はわかり過ぎるほどわかる。
また、それなりの技術があることも、まあ認めよう。
ギャグ的な要素も、盛り込むな、とは言わない。
しかし、まずパチモン感が半端ない。
技術だけはそれなりにあることは認めよう
(日本にだって無くはないのだが、やろうとする人間も、資金力もないのが実情)。
しかも、ギャグが下品で、しかもしつこい。
しつこいせいで、せっかくのスピード感も台無しだし、
この品のなさがさらにパチモン感を増長してる。
多分、『村上水軍の娘』を日本のスタッフで映画化したら、
ギャグ要素は減るがCGとかの部分はもっとパチモンくさくなるだろうな。
技術面だけは、それなりに見るものがあるが、
物語としては『パイレーツ・オブ・カリビアン』からつまみ食いした感じなので、
あまり勧められるものではない。
ツッコミどころも多いしね(例:水中で鈴が鳴る)。

映画 『リピーテッド』(☆☆☆)

『チャッピー』に続き、今作も脳みそ絡みの話。
記憶障害の女性が、その原因を突き止めていくっていう話なんだが、
その記憶障害っていうのが、「寝て起きると前日のことを全部忘れる」というもの。
旦那が言うには「交通事故のせい」なのだが、
旦那に隠れて精神科医が接触してきたりと、
冒頭からきな臭い空気を漂わせる。
予告編を見ただけでも、「旦那が怪しい」ことはピンと来るんだが、
旦那(ぶっちゃけ、本当の旦那ではないんだが)も旦那なりに苦しんでいたようである
(自業自得とも言えるんだが…)。
しかし、今作ところどころ、しかもけっこう核心的な部分で説明不足。
なぜ、ホントの旦那と別れたのか
(「子供のため」とは言ってるが、どう「子供のため」なのかは説明がない)。
旦那(じゃない方のヤツ)と女性(夫も子供もいるのに)は、
なぜホテルに2人で行ったのか
(連れ去った感じでもないが、不倫とも言ってないし…)。
こうなると、原作が読みたくなるんだが、
そうすると映画としてはザンネンというか、
「そういう商法?」などと勘ぐりたくもなるし…。
興味深い作品ではあるが、結局モヤモヤが残っちゃうというのは、
作品的にはどうなんだろうかねぇ…。

映画 『チャッピー』(☆☆☆)

『ロボコップ』と『トランセンデンス』を足して2で割ったような作品。
始めから完全な親なんてそうそういないので、
製作者にしろギャングにしろ、
正しいことも間違ったことも教えてしまうのは致し方ないところであり、
それをチャッピーがどう受け止めるかというところに、
今作の妙味があるわけである。
しかし、ラストに向けてのあの流れは、正直賛否の分かれるところだろう。
「意識」というものを、ああも簡単に定義してしまっていいものなんだろうか。
アレが本当ならば、「無意識」という脳の暴走を、いかに説明付けるんだろうか。
一面において『トランセンデンス』のしちめんどくさい部分を
シンプルかつ面白く解釈しているとも言えるが、
ソコの垣根をあまりにも簡単に飛び越えてしまうことに、
それこそ問題はないんだろうか。
ここまでやっておきながら「あんまり深く考えないで観るのが正解」
っていう映画で終わってほしくないだけに、ちょっともったいない作品ではある。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-24

東京08R 立川特別(4上1000万下 D短 1点)
  ◎ ②アサクサレーサー
  ○ ⑨スウィープアウェイ
  ▲ ⑯インスタイル

東京09R テレ玉杯(4上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ①シングンジョーカー
  ○ ⑨ロンギングゴールド
  ▲ ⑪ラインハーディー

東京10R フリーウェイS(4上1600万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑨エポワス
  ○ ⑪インプロヴァイス
  ▲ ⑬マルタカシクレノン

東京11R 優駿牝馬(オークス)(3歳GⅠ 芝長)
  ◎ ①レッツゴードンキ
  ○ ⑦キャットコイン
  ▲ ⑱ディアマイダーリン
 本命は、2歳の夏から追い続けている①。
 今回は、逃げ馬にとっての好枠である1枠1番を引いたこともあり、
 中途半端な競馬はできないだろうが、
 何といっても桜花賞馬はオークスでも勝ち負けなので、今回も連軸ということで。
 対抗以下には、東京芝1600mで実績のある2頭をチョイス。
 3連勝でクイーンCを勝ちながら、桜花賞では案外だった⑦を対抗、
 赤松賞を勝ち、それ以降の重賞で惜しい競馬の続く⑱を3番手とする。

東京12R 丹沢S(4上1600万下 D中 2点)
  ◎ ⑥アドマイヤランディ
  ○ ⑪キャニオンバレー
  ▲ ⑬マルケサス

京都09R 御室特別(4上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ①センセーション
  ○ ④タガノバラード
  ▲ ⑧フラッシュバイオ

京都10R 鳳雛S(3歳OP D中)
  ◎ ⑤リアファル
  ○ ②モズライジン
  ▲ ④シンゼンガンプ

京都11R 烏丸S(4上1600万下 芝長 1点)
  ◎ ④ヤマニンボワラクテ
  ○ ⑫エーティータラント
  ▲ ⑬フェスティヴイェル
  △ ⑨プランスペスカ

新潟10R 荒川峡特別(4上500万下 芝長 2点)
  ◎ ⑩トゥインクル
  ○ ⑮プロレタリアト
  ▲ ⑬スマッシュスマイル

新潟11R 韋駄天S(4上OP 芝短)
  ◎ ⑬セイコーライコウ  新潟実績高い
  ○ ⑪サカジロロイヤル 連勝機
  ▲ ⑥ネロ          前走評価して

新潟12R 白馬岳特別(4上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ⑨インストレーション
  ○ ⑬メジャーステップ
  ▲ ⑪サクセスグローリー

「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-23

5/16の結果
 4勝(京王杯スプリングC、白川特別、胎内川特別、石打特別)
 1分(都大路S) 4敗
  回収率 136.8%

5/17の結果
 3勝(秩父特別、パールS、赤倉特別) 7敗
  回収率 37.1%
  年間回収率 67.9%
  通算回収率 72.2%

状況はいっこうに良くなりません。
今年のヴィクトリアマイルまで獲れるようになりたい、とは思いませんが、
せめてもう少し精度は上げたいわけですが…。
5/23、5/24の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝 OP以上=馬連
 京都:条件戦=単勝 OP以上=枠連
 新潟:条件戦=複勝 OP以上=枠連

東京09R カーネーションC(3歳500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑦ロッカフラベイビー
  ○ ⑤エバーシャルマン
  ▲ ①クイーンズターフ
  △ ⑨ダイワグローリー

東京10R 是政特別(4上1000万下 D中 3点)
  ◎ ②シンボリハミルトン
  ○ ④プリンスダム
  ▲ ⑤エルズミーア

東京11R モンゴル大統領杯(4上OP 芝中)
  ◎ ①パワースポット   相手なりに走る
  ○ ⑬ダイシンサンダー 安定感買って
  ▲ ⑩ファントムライト   距離実績高い

京都09R メルボルントロフィー(3歳500万下 芝中 2点)
  ◎ ⑨サラトガスピリット
  ○ ⑥レゲンデ
  ▲ ⑪フローレルダンサー
  △ ⑦チャパラ

京都10R シドニートロフィー(4上1600万下 D短 ①点)
  ◎ ⑬ルミナスウイング
  ○ ⑤メイショウロフウ
  ▲ ⑦キングズウェザー

京都11R 平安S(4上GⅢ D中)
  ◎ ⑪クリノスターオー
  ○ ③ナムラビクター
  ▲ ⑮ドコフクカゼ
 本命は、成績が極端ではあるが京都コースとの相性は良い⑪。
 連対率から考えて、連勝は期し難いが、なんとか2着には食い込んでいただきたい。
 対抗には、前走アンタレスSで⑪の3着だった③。
 前走は休み明けで、それを無難にこなした後なので、
 今回改めて勝機ありと見るが…。
 3番手には、前走OP戦を勝っている⑮。
 連対率だけなら⑪や③より高いので、
 ある意味ではいちばん当てになる馬とも言えるし、
 鞍上もあまり選ばないタイプのようなので、テン乗りもあまり気にしなくていいだろう。

京都12R オーストラリアトロフィー(4上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑨アサクサティアラ
  ○ ⑤サイモンラムセス
  ▲ ⑪ビオラフォーエバー
  △ ⑦イサベル

新潟10R 早苗賞(3歳500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑤ナスノセイカン
  ○ ④モンドインテロ
  ▲ ⑪ディアコンチェルト
  △ ⑧ダンツカペラ

新潟11R 大日岳特別(4上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑫エイシンテキサス
  ○ ⑦プリンセスムーン
  ▲ ⑩スリーカーニバル
  △ ②ダンツカナリー

新潟12R 三条特別(4上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑫グリーンラヴ
  ○ ④シークレットベース
  ▲ ⑦オンタケハート

映画 『みんなの学校』(☆☆☆☆☆)

「みんながつくる みんなの学校 大空」
今作の舞台となる、大阪市立大空小学校の正門に、
そう堂々と書かれれている。
そして、それをちゃんとやっている。
そんな大空小学校は、素晴らしい学校です。
大空小学校を支える地域も、素晴らしい地域です。
それらが作るこの地域社会は、素晴らしい社会です。
しかし、こんな素晴らしい学校を持つ大阪市は、
その大阪市を抱える大阪府は、大阪府を抱えるこの日本という国は、
果たして素晴らしい市で、素晴らしい都道府県で、素晴らしい国だろうか。

この学校では、失敗が許される(もちろん、ちゃんと手順を踏んだ上ではあるが)。
この国では、失敗が許されない。
この学校では、いろんな子供たちと、いろんな教師がいます。
この国では、おかしな考え方や行動をとると、すぐつまはじきにされます
(だからこの学校には、ほかの学校に通えない子供が集まってくるんだが)。
この学校では、校長先生の目が学校の隅々にまで行き渡ってます。
この国では、偉い人が敢えて国の隅っこのことを見ないようにしてます。
この学校では、子供たちのために多くの地域の大人が
学校運営に携わってます。
この国では、年々自分の意見を言う人が減ってます。
この学校のように、この国がなるのは大変です。
なぜなら、ものすごいコストと手間がかかるからです。
しかし、そのために税金という名のコストをキチンと使うなら、
多分誰も文句は言わないでしょう。
そうでないにもかかわらず、なぜこの国では、
年々自分の意見を言う人が減って行くのか。
「言うだけ無駄」という意見にも一理あります。
しかし、ホントのところ日本が「みんながつくるみんなの国家」ではない、
そうみんなが思ってるからなんじゃないだろうか。
「皇紀二千六百有余年」を誇る(らしい)この日本という国が、
もしそうなのだとしたら、それは大変なことである。
多くの人々が、この国と繋がっていないという認識なのだとしたら、
この国とは一体何なのであるのか。

大空小学校の子供たちは、みんな立派です。
大空小学校が「みんなの学校」であるという意識に、見事に目覚めてます。
だから、ほかの児童たちのため、教師のため、
関わっているみんなのために動きます。
我々は、果たしてそうでしょうか?
この学校だって、こうあり続けることは並大抵のことではありません。
例えばの話、校長が変わっただけで「普通の学校」に変わってしまうかもしれません。
しかも、地域の人々は校長を選ぶこともできません。
この国は違います。
その気になれば、我々の力で校長先生を選ぶことができるのです。
その権利を自ら放棄しているのは、他ならぬ我々なのです。
学校は、子供たちにとって最初の他人と作る社会です
(幼稚園とか保育園とかに通ってない子もいるのでそういうことにさせてください)。
ゆえに「社会の縮図」とも言われます。
しかし、この学校を見る限り、実社会が縮図に完敗しております。

今作は、大人にこそ、エライ人にこそ観てもらいたい。

映画 『Zアイランド』(☆☆☆)

今作本編前に流れる予告編にも『極道大戦争』があったように、
ただでさえ世界的に見れば低予算な日本映画界において、
世界的に低予算映画の代名詞の一つとされる「ゾンビ映画」に、
このように乗り出しているようでは、いよいよ邦画界の世も末か…。
まぁ、面白ければ基本的にはそれでよし、なんですが…。

序盤、品川ヒロシ監督がかます
「テンドン」(お笑い用語で同じギャグを繰り返すこと)や、
「ゾンビが跋扈する島の状況を警官にどう伝えるか」という大喜利で、
大いに作品のテンポが悪くなっている。
しかし、基本的にダメなポイントはそこだけで、あとはひたすらゾンビ退治
(若干のお涙頂戴的なエピソードはあるものの…)。
「ゾンビ映画」は、この『なんじゃか無双』的な爽快感がある意味ウリなので、
刀や銃だけでなく、徒手格闘でもゾンビをなぎ倒す様は、
グロい一方で痛快そのもの。
あとは、ひたすら何も考えずそれを見るだけの作品ではあるが、
出演者が出演者なので早々に割り切ることはできるだろう。

続編をほのめかしてるように、いかにもなラストシーンを用意してるのが、
つや消しではあるが、
「たとえ続編が出ても、それは観ない」というつもりで観れば、
爽快感のある作品なので暇つぶしには充分な作品と言えるだろう。

映画 『明烏 あけがらす』(☆)

ワシが、もうかれこれ10年以上まともに民放のTVドラマ観てないのが
悪いといえば悪いんだが、
「古典落語ベース」「酔っぱらい」「バクチ」「借金」ぐらいで
とりあえずタイトルを無視して『芝浜』がピンと来なきゃいけないわけで、
さらに広告にあった『品川心中』とタイトルも含めて、
全部『タイガー&ドラゴン』でやってる話なので、
『タイガー&ドラゴン』観てる人にこの作品は絶対勧めません。
未見のワシでさえ、『芝浜』がピンときた時点で(ぶっちゃけ開始数分)、
しょーもないコメディ作品にしか見えなかったので、
こういうノリが好きな人以外に、この作品は絶対勧めません。
こういう映画を観に行かないようにって、年頭に誓ったつもりだったのに…。
まだまだワシの見る目もダメダメですな。

映画 『駆込み女と駆出し男』(☆☆☆☆)

二人の駆け込み女(戸田恵梨香、満島ひかり)と、
江戸で厄介ごとを起こして鎌倉に出戻った男(大泉洋)が話の中心。
駆込みのエピソードの絞り方もうまいし、
駆け込み女の相手役となる男も、なかなかの曲者揃いで、
最後まで飽きずに観られるように作ってあるのがいい。
ただ、駆け込み女と出戻り男がくっつくまでの話は、
完全に字法ギリギリで、ことが露見したら宿だってタダではすまなかったろうに…。
そうでなくても、幕府からの締め付けが厳しくなって、
東慶寺にしろその周囲にしろ、隙を見せられない時だっていうのに…。
もっとも、その辺りは寺の面々の人柄に救われてる部分はあるのだが、
かと言ってさほどほっこりした心持ちにはならないというのが、
今作の味といえば味なのかもしれない。
井上ひさしの『東慶寺花だより』は、あくまでも原案扱いなので、
エピソードをいくつか拝借した程度なのかもしれない
(原作未見につき御容赦)。
ラブストーリーとしては「良い話」なのかもしれないが、
寺の中でわりと好き勝手にやってるので、
2年の年月の厳しさがあまり伝わってこないところがザンネンといえばザンネン。
基本的には、興味深い話ではある。

映画 『JIMI:栄光への軌跡』(☆☆☆)

音楽には決して詳しくないワシでも、ジミ・ヘンドリックスの名前ぐらいは知っている。
逆に言えば、その程度の知識でこの作品を観に行ったのだが、
彼がまごう事なき「天才」であることは理解できた。
裏を返せば、あまりにも豪快過ぎて、
凡人であるワシには理解を超える行動も少なくなかったわけだが…。
ミュージシャンにはある意味つきものの薬物や
(当時はその辺わりとルーズだったんだろうけど…)、
女性遍歴、そしてDVと、彼にとって必要だった面も認めるが、
薬物の影響もあったのかやりすぎな面もあった。

今作では、主にアメリカで認められる前の話が中心だが、
ジミヘンを演じてる役者さんによる見事な「完コピ」で、
ジミヘンの強烈なプレイを再現してるところも見どころの一つだろう。
しかし、ロンドンでは相当盛り上がってるのに、
なぜかアメリカではこの時期全く評価されてないんだよね。
その辺の本当のところが語られてないところがザンネンと言えばザンネンなのだが、
意図的に語ってないのかもしれないし、ホントに原因不明なのかもしれないので、
知識のないワシとしてはなんとも言えないわけであるが…。

どっちかというと、ジミヘンのロックな日常を楽しむ、
といったスタイルの作品。
そういう意味では、歌詞よりも彼の言葉をこそ噛みしめるべき作品かもしれない。
そういう意味で言えば、マリファナ大好きな政治活動かの黒人との対話が、
ワシとしては一番興味深かった。
ジミヘンは、非常に純粋なギタリストで(要するにギター馬鹿)、
本質的にはもめ事を嫌い(そういうわりにはDVとかやっちゃうんだけど)、
「平和じゃなきゃ音楽を聴かない。そしたらミュージシャンは必要とされない」
的なスタンスの人間というようにワシには感じられたのだ。
ハチャメチャなだけではない、ジミヘンの違う一面を楽しめる作品ではあるが、
全体の抑揚に欠けるので、クライマックスの盛り上がりはイマイチ。
その辺が減点ポイントかな。

映画 『ラン・オールナイト』(☆☆☆)

アメリカ映画の得意技「家族の物語」であり、
父親がワルな二組の親子が物語の中心。
ジミー(リーアム・ニーソン)は、息子には悪の道に手を染めてもらいたくないと思い、
自ら身を引いたために逆に息子から嫌われることになった。
それだけでなく、殺し屋として親族も手にかけてしまったために、
一族からも鼻つまみ者にされているのである。
一方、ショーン(エド・ハリス)は、
表向きは悪事から手を引いたと言いながらも、
闇社会に隠然たる力を持ち、裏稼業はもっぱら息子に任せていた。
そんな、交わるはずのないお互いの息子たちの人生が、
ひょんなことから交わってしまう。
リムジンタクシーの運転手を営んでいたジミーの息子マイクの、
その日の客はヤクのバイニン。
しかも行先は、ショーンの息子ダニーの家。
そこでヤクのバイニンたちがダニーに撃ち殺される。
その現場を、マイクは目撃してしまう。
その話をショーン経由で聞いたジミーは、
マイクを黙らせるべくマイクの家に向かい、ぎこちない会話を交わす。
そこに、ショーンの制止を振り切ってダニーが乗り込む。
ダニーがマイクを殺そうと引金を引こうとしたその時、
ダニーの首筋を弾丸が一閃。銃弾の主はジミーの拳銃だった。
息子の復讐に燃えるショーンは、
手なずけていた警官まで投入してジミーとマイクを殺そうとするのだが…。

まず、「ニューヨーク中が敵」という表現が大げさ。
ほぼ、マフィアと警官だけがおっかけてるので、わりとフツーです。
どうせだったら、防犯カメラ総導入とか、
もう少しきっちり追い込んで欲しかったよなぁ…。
そもそも、ジミーとショーンがもともとは仲間同士だったっていう設定に問題がある。
確かに、そうであるからこそ、
ジミーがニューヨークの裏事情に通じてるのも納得なのだが、
だからこそお互いに詰めが甘くなるっていうか、
特にショーン側が完全にやられ役だらけで
ヤバいのが最後まで追っかけてくるプライスだけ。
要するに、『96時間』バリに「最強のお父さん」をまたやってるだけっていうね…。
確かに、相変わらずアクションシーンは見ごたえがあるんだが、
息子の方がラスト以外ほとんど機能してないし
(親父が機能させないようにさせてたっていうのはあるんだが…)、
今作も「リーアム・ニーソンのための映画」になってしまってるのがなぁ…。
もったいない作品。

映画 『パレードへようこそ』(☆☆☆)

石油が安価かつ大量に流通するようになると、
労働集積型産業で人件費の高い石炭は、
坑内事故の危険性などもあって各国で縮小、あるいは廃坑の憂き目に遭う。
今作では、イギリスのウェールズで実際にあった、
国による大規模な廃坑と合理化に反対する炭鉱町の戦いと、
それに救いの手を差し伸べたゲイたちの闘争の顛末を描いているわけだが、
『イミテーション・ゲーム』でも描かれているように、
同性愛はキリスト教圏において宗教的に犯罪である。
であるがゆえに、彼らからの協力を露骨に嫌う者も、
炭鉱労組の中には相当数いる。
しかし、そこの組合長というのが、度量があるというか、
自分たちが確実に困っている以上受けられる援助はなんでも受けてやろう、
といった人であり、
また反権力という意味でも連帯できる要素があると考えたのだろう。

もちろん、ゲイ側にもこういう目につく活動が
自分たちの立場をさらに不利にするのでは、という思惑があったり、
1984~1985年という、エイズが世界的に流行し始めていた時期であり
(同じくエイズを扱った『ダラス・バイヤーズクラブ』も同時期のアメリカが舞台)、
他人のことにかまっていられない者も少なくなかった。
結果として、炭鉱ストは失敗に終わるのだが、それは完全なる失敗ではない。
全イギリスの炭鉱労組は、彼らの献身に感謝し、
1985年の「ゲイ・プライド」(ゲイパレードのイベント)に、炭鉱労組が大挙して参加。
さらに、イギリス労働党が、
全国炭鉱労組の強力なプッシュに負けて党規則に
「ゲイに関する権利」の条項を盛り込むに至ったというのである。
地道な活動が、大きな実を結んだと言えるだろう
(もっとも、アメリカでは1970年代からセクシャルマイノリティが
政治的に一定の発言力を持ち始めていたことは『ミルク』などで描かれているが)。

今作の中で、ゲイ側の中心だったマークの行動について
詳しく語られていない部分があったのだが(唐突に行動に移るような描写がある)
ザンネンなポイントではあるが、
こういう連帯の仕方はあまり日本では見られないことであり
(そういうところが「ムラ社会」と呼ばれる所以なのだが)、
「ボランティア(働き手)」よりも「チャリティ(カネやモノ)」の方が助かる、
という話とも言える。
もっとも、日本は「天皇」っていう重しがあるせいで、
国家をひっくり返す的民衆暴動が起こりにくい国なので、
こういう連帯があってもなかなか広まって行かないだろうけどねぇ…。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-17

東京09R 秩父特別(4上1000万下 芝中 3点)
  ◎ ⑩マローブルー
  ○ ③アースザスリー
  ▲ ⑦シュンドルボン

東京10R 青竜S(3歳OP D短)
  ◎ ④ノンコノユメ
  ○ ⑪アポロケンタッキー
  ▲ ⑨アキトクレッセント

東京11R ヴィクトリアマイル(4上GⅠ 芝短)
  ◎ ⑮ヌーヴォレコルト
  ○ ②カフェブリリアント
  ▲ ⑪スマートレイアー
 ワシのいつも通りの予想では実績の⑮と、勢いの②の2強の様相。
 今回は、実績重視で⑮を本命視しているが、
 3連勝中と勢いのある②は、ウォッカを負かした時の
 エイジアンウインズに比する臨戦過程と勢いを感じさせるものがあると見ている。
 割って入る候補として、いつも通りの予想なら⑥辺りなのだが、
 直結するレースの実績が乏しいので、今回は次点扱い。
 代わりに、名手武豊が駆る⑪が、距離適性的には合うと見て、3番手評価とした。

東京12R BSイレブン賞(4上1600万下 D短 1点)
  ◎ ⑥キングズガード
  ○ ⑪マノワール
  ▲ ⑫ダノンミシガン

京都09R パールS(4上1600万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑥ウインプリメーラ
  ○ ⑧シャトーブランシュ
  ▲ ②レッドオリヴィア

京都10R 葵S(3歳OP 芝短)
  ◎ ①ブラッククローバー
  ○ ⑦スノーエンジェル
  ▲ ⑪ムーンエクスプレス
  △ ⑮アグネスユーリヤ

京都11R 栗東S(4上OP D短)
  ◎ ①ピンポン       京都実績高い
  ○ ⑮メイショウオセアン 鞍上面白い
  ▲ ⑧ニシケンモノノフ  安定感買って

新潟10R はやぶさ賞(3歳500万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑤アズマクィーン
  ○ ⑮リターンストローク
  ▲ ②ロットリー
  △ ④トラストレイカ

新潟11R 赤倉特別(4上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑧ショウナンマルシェ
  ○ ①カレンケカリーナ
  ▲ ⑨サウンドメモリー

新潟12R 五泉特別(4上500万下 芝短 2点)
  ◎ ④ノーブリー
  ○ ⑫セルリアンシュロス
  ▲ ①ファイナルブロー
  △ ⑩ダンツアトラス

「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-16

5/9の結果
 2勝(鴨川特別、京都新聞杯) 1分(高田城特別) 6敗
  回収率 86.9%

5/10の結果
 3勝(日吉特別、わらび賞、新潟大賞典) 7敗
  回収率 70.5%
  年間回収率 67.0%
  通算回収率 72.2%

今週も、当たるには当たってますが、「同枠の、じゃない方」に
助けられてのものだったりするので、どうにもピシッとしないですね。
しかも、鞍馬Sも枠連なら当たってた(これも「同枠の、じゃない方」絡みなんですが)し、
立ち回り面でもまだまだ問題アリだし…。
今週こそ、当てるんならピシッと当てたいところではありますが…。
5/16、5/17の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 京都:条件戦=単勝 OP以上=枠連
 新潟:条件戦=複勝 OP以上=枠連

東京09R 夏木立賞(3歳500万下 芝中 1点)
  ◎ ②トーセンカナロア
  ○ ⑩キングカラカウア
  ▲ ⑥キャンベルジュニア

東京10R 秋川特別(4上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑤エデンロック
  ○ ④ヴァリアシオン
  ▲ ⑫クワトロガッツ
  △ ⑦キネオピューマ

東京11R 京王杯スプリングC(4上GⅡ 芝短)
  ◎ ⑮ヴァンセンヌ
  ○ ⑨サトノルパン
  ▲ ⑪サクラゴスペル
  △ ⑬ダイワマッジョーレ
 去年、初めて8歳馬が勝ったこのレースであり、
 ある意味では現在の国内短距離戦線のレベルの低さを物語る一戦だった。
 そういう意味では、4連勝で重賞制覇まで達成したとはいえ、
 今回休み明けの⑮辺りでもいきなり通用すると見て本命視する。
 血統面もかなり魅力的な馬である。
 対抗は、⑮と同じくディープインパクト産駒の⑨。
 対古馬のOP戦4戦で、(4着、3着、1着、2着)と安定感のあるところを見せたし、
 今回は鞍上も魅力的だ。
 3番手、4番手は高松宮記念組から。
 芝1400m(4-1-0-5)と相性が良さそうな⑪を3番手、
 ⑨同様鞍上が魅力的な⑬を4番手とする。

京都09R 白川特別(4上1000万下 芝長 1点)
  ◎ ⑩ダノンマックイン
  ○ ④タカノハーバー
  ▲ ⑨リターントゥジェム

京都10R 彦根S(4上1600万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑤アットウィル
  ○ ⑩ティーハーフ
  ▲ ⑥シンデレラボーイ

京都11R 都大路S(4上OP 芝中)
  ◎ ①マウントシャスタ 距離相性買って
  ○ ②エイシンヒカリ   鞍上も魅力
  ▲ ⑪グランデッツァ  実績上位
  △ ⑤マックスドリーム 相手なりに走る

新潟10R 胎内川特別(4上500万下 芝中 2点)
  ◎ ④シンボリジャズ
  ○ ②リボントリコロール
  ▲ ⑥マイネボニータ
  △ ⑬アワフレイム

新潟11R 八海山特別(4上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑫エムエムアリオーン
  ○ ⑭グレイスフルデイズ
  ▲ ②ナリタロック

新潟12R 石打特別(4上500万下 芝中 2点)
  ◎ ②エイシンノーティス
  ○ ⑧エインセル
  ▲ ②リヴィエール

映画 『ブルー・リベンジ』(☆☆☆)

原題は「BLUE RUIN」、直訳すると「青い破滅」。
邦題の直訳「青の復讐」以上に救いようがない感が強く、
また観終わった感じはどちらかというと原題の方に近い。
ただし、「ブルー・ルーイン」というタイトルにしても、
多分通じないと思うので、致し方ない面はある
(要は、ちゃんと考えて邦題つければいいだけの話なんだが…)。
復讐というのは、基本的には美しいものではない。
理由は簡単で、復讐は連鎖するからである。
『忠臣蔵』は、結末として連鎖を断ち切っているという意味では確かに美しいのだが、
そのために復讐を遂げた人間ほぼ全員が死ぬという
(日本はそれすらも美化するからタチが悪いのだが)、
結局対して褒められたものではない結末を用意するのである。

閑話休題、本作である。
本作も言うなれば「復讐の流儀」みたいな話である。
クライマックスで、「オレ(主人公)は2人殺された。
そしてオレは2人殺した。この辺で終わりにしないか」というセリフが出てくる。
『ハムラビ法典』的な「目には目を、歯には歯を」的原則である。
しかし、当人間はそれで収まることでも、それが集団となると(今作では家族vs家族)、
そう簡単な話ではない。
主人公の姉は、復讐を成した後主人公に
「苦しめてから殺したんでしょうね?」と聞いてるし、
相手側は相手側でろくすっぽ武器もないのに
(実際には搦め手からもう一人主人公に近づけてるのだが)、
「そんな話には乗れない」と抗弁するのである。
コレだから復讐の連鎖が止まらないのだろう
(結局相手側はその搦め手の一人以外全滅するんだが…)。
こうであるがゆえに、曹操などは「三族皆殺し」みたいなことを言うわけだが、
それはやはり建設的な解決策ではないだろう。
ある意味で、主人公の言ってることは至極まっとうなわけで
(ただし、何をもって等価値とするかの問題は残るだろうが)、
それを聞けない狭量さが、例えばキリスト教vsイスラム教のような
関係を生む原因になってると言えるだろう。

復讐からは何も生まれない。
いや、大量の「復讐劇」を生んでいるか。
しかし、裏を返せば、そのたくさんの「復讐劇」から、
我々は何一つ学び取っていないということの証左かもしれない。

映画 『ホーンズ 容疑者と告白の角』(☆☆☆)

結果的には、わりとありがちな純愛モノなのだが、
ファンタジー仕立てで、捻くれ者のワシにとっては観やすかったです。
結婚まで考えていた女性が死に、しかもその容疑者にされてしまう。
事件の舞台は田舎で、警官も弁護士も幼なじみ。
しかも、冒頭で「自分は小さい頃からよそ者扱いだった」と主人公が語るように、
小さい頃から疎外感を味わい、
今回の件でも疑われる素地があったことを匂わせている。
その主人公に、ある日突然ツノが生える。
そのツノは、明らかに悪魔のそれであり、
そのツノを見た者に本性をさらけ出させてしまうという魔力があった。
主人公は、他人の心の闇と向かい合いつつも、
そのツノの魔力を使い、事件の真相へと近づいていくのだが…。

容疑者は、初めからかなり限定されてきます。
というのも、情報の出し方があまり上手ではないので、
いきなりわりと核心的な情報が出てくるので、
それさえ見逃さなければ、あとはその人間の動向を注視していれば、
手口以外は察しがつきます。
しかし、今作の本筋は犯人探しではなく、
「愛」が人を天使にも悪魔にも変えてしまうということであり、
また人間は潜在的に闇の部分を抱えて生きている、ということなのだと思う。
ただし、その闇の部分をみんながみんなあからさまにしてしまうと、
社会というものは成立しなくなってしまうわけで、
その辺のバランスが必要であるということを、
寓意的に「悪魔」というものを使って表現した、ということだろう。
ラストがややグロいし、後半のホラータッチな部分は万人ウケしない面もあるが、
テーマなどを考えるとそれなりに興味深い作品だと思うが、どうか。

映画 『ブラックハット』(☆☆☆)

いきなり、軽くネタバレですが、犯人の目的はザックリ言うとカネです。
ただし、身代金的な入手方法ではないというところがヒネリどころではありますが、
『ダイハード1』でも犯人の目的がカネ目当てだったように、
どうも当世思想がかった犯人というのはあまり持て囃されなくなってるようで…。
それは、おそらく映画産業がグローバル化し、
イデオロギーやら宗教やらをあまり強く押し出すと、
どこそこの国では公開できなくなるとかそういう事情が関係してるのかもしれない
(最近で言えば、『Unbroken』が日本で配給先が決まらず公開できないのでは、
という話になってるわけだが…)。

今作では、いきなり原発(正確には冷却水循環ポンプ)の
制御コンピュータがハッキングされ、原発事故が発生してしまう。
「すわテロリストのしわざか」ということで、
当局(中国の警察)はFBIと協力し、
入獄中の凄腕ハッカーまで引っ張り出して捜査に当たるわけだが、
ハッキングされた原発のコンピュータには、
アクセスどころか近づくこともできない(そりゃ放射能漏れてるんだから当然なんだが)。
仕方なく、他の手がかりをもとに相手を探るのだが、
その辺が実にまどろっこしいのである。
で、挙げ句の果てにカネ目で、
しかも敵情を知るためにNSAのシステムまでハッキングしてしまうもんだから、
ハッカーは結局アメリカからも追われる身になるし、
当局の担当刑事もFBIの担当刑事(要するにハッカーのお目付役)も、
犯人集団に殺されてしまい、
追い詰めるのがハッカーと、ソイツと恋仲になった当局の刑事の妹だけになる。
ある意味、世界中を敵に回したこの二人の行き着く先は…、
って感じなんだが、とにかく因縁付けが長いし眠い。
もう少しなんとかならんかったんかなぁ…。
後半の展開がタイトでグイグイ来る感じだっただけに、
少々もったいない作りだったが、
『ニンジャ・アベンジャーズ』同様現地の市場で一見関係無さげなものから
必要な道具立てを揃えていくというのが、
いかにもDIYの国アメリカ的で、そういう展開はキライじゃないです。
前半のぬるい展開に耐えられるなら、けっこう楽しめる作品だと思います。

映画 『ニンジャ・アベンジャーズ』(☆☆☆)

「ニンジャ」と名が付けば、カメでもなんでもOKな、
そんなアメリカ産ニンジャムービーなわけですが、
東南アジアを主舞台とするために、
「戦時中の日本軍は、ビルマに『忍者部隊』を配置していた」
的な、なかなかアレな設定をぶち込んでくるなど、
あいかわらず面白おかしく料理してくれるわ、アメちゃんはさぁ。
それでも、アクションシーンをけっこう盛ってきてくれてるし、
バトルもそれなりに見応えはあるので、
何も考えずに観るだけならそこそこの作品だと思う。
ただし、日本人の扱いが若干アレなところが引っかかるし、
あいかわらず「忍ばない忍び」という形容がぴったりの、
アメリカンニンジャ大活躍の大味な作品なので、
期待せずに観るぐらいでちょうどいい作品だと思う。

映画 『百日紅~Miss HOKUSAI~』(☆☆)

「世界が注目」するのはわかるけど、
それは今作が古今の「クールジャパン」の組み合わせだから、
という部分が少なくないように思える。
確かに、「妖怪騒ぎ」の部分や「北斎の鍾馗」なんかは、
エピソードとしては面白いけど、
全体の雰囲気が「平々凡々江戸情緒」って感じで、
そりゃ原作が発表された30年前ならともかく、
これだけ時代物の小説が書かれ、それらの多くが映像化された今日において、
それほど新味があるかというとねぇ…。
「『スタッフ推し』な作品に当たり無し」って自分で言っておいて、
すっかり忘れてたわ。
『寄生獣』同様、遅きに失した映像化と言わざるを得ない。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-10

東京09R 湘南S(4上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ⑤レッドセシリア
  ○ ⑯チェリーヒロイン
  ▲ ③サクラダムール

東京10R ブリリアントS(4上OP D中)
  ◎ ⑩ドコフクカゼ   東京に戻って
  ○ ⑤キクノソル    前走惜しい内容
  ▲ ⑥レッドグランザ 連勝の勢いで

東京11R NHKマイルC(3歳GⅠ 芝短)
  ◎ ⑨アルビアーノ
  ○ ⑰ニシノラッシュ
  ▲ ②グランシルク
 本命は、3戦3勝の牝馬⑨。
 今年のクラシックでは、無敗馬の成績はイマイチではあるが、
 それでも底知れない魅力を感じさせてくれるので、ココでも買ってみる。
 対抗には、休み明けだがこのレースと縁がある東京芝1400mで良績のある⑰。
 4着以下が無い堅実さも買い要素である。
 3番手には、前走で強烈な追い込みを見せた②。
 とはいえ、もともとは中団でレースできる馬であり、自在性はある。
 立ち回りと決め手の鋭さで、逆転も充分と見る。

東京12R 日吉特別(4上1000万下 D短 ①点)
  ◎ ⑮フミノファルコン
  ○ ⑧ケッキセヨ
  ▲ ⑭ベリートゥベリー

京都08R 矢車賞(3歳500万下 芝中 1点)
  ◎ ③エアルーティーン
  ○ ④ウォーターラボ
  ▲ ⑥バラブシュカ
  △ ②クイーンズターフ

京都10R 桃山S(4上1600万下 D中 1点)
  ◎ ④スノーモンキー
  ○ ⑩ショウナンアポロン
  ▲ ⑨タガノビリーヴィン
  △ ⑦アテンファースト

京都11R 鞍馬S(4上OP 芝短)
  ◎ ②マコトナワラタナ   1200mなら
  ○ ⑦ニンジャ        持ち時計優秀
  ▲ ①ルチャドルアスール 斤量恵まれた

新潟10R わらび賞(3歳500万下 D中 ①点)
  ◎ ⑨マルカウォーレン
  ○ ⑧メイショウフェイク
  ▲ ⑪ケイエスミラージュ
  △ ⑫デヴァスタシオン

新潟11R 新潟大賞典(4上GⅢ 芝中)
  ◎ ③デウスウルト
  ○ ⑬アズマシャトル
  ▲ ⑦マテンロウボス
  △ ⑥ダコール
 数値的には、⑬=⑦>③=⑥の順なのだが、
 斤量的に③以外は1着実績のない斤量なので、本命は③。
 前走は案外な内容だったが、さすがに荷が重い相手だったということだろう。
 左回りも問題なさそうだし、相手関係的に今回はチャンスだろう。
 対抗は、安定感を買って⑬を上位としたが、
 休み明けと乗り替わりは不安要素である。
 3番手の⑦は勢いを感じさせるが、やや斤量的には見込まれ過ぎた感もある。
 あとは、複調気配の⑥を買うが、左回りにやや不安を残すことも確かだ。

新潟12R 飛竜特別(4上500万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑩アスケンサミット
  ○ ⑪ヤマノハヤブサ
  ▲ ⑭ヨシカワクン

「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-09

5/2の結果
 3勝(青葉賞、あやめ賞、春日山特別) 1分(春光S) 5敗
  回収率 67.1%

5/3の結果
 3勝(スイートピーS天皇賞(春)、湯沢特別) 8敗
  回収率 47.6%
  年間回収率 66.5%
  通算回収率 72.2%

天皇賞(春)が枠連で取れたのは良かったが
(フェイムゲームは、ちょっと買いにくかったかな…
)、
谷川岳Sも結果的に枠連が正解だった
(コレも印的に当たってるわけだが)ところが今の状態を端的に差し示している。
予想そのものが決していいわけではないので、
当たってもイマイチ爽快感が無いわけである
(それでも、当たってるだけマシなわけだが…)。
5/9、5/10の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 京都:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
 新潟:条件戦=複勝 OP以上=枠連

東京09R 高尾特別(4上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑮トーキングドラム
  ○ ⑨フルールシチー
  ▲ ④ボブキャット

東京10R 緑風S(4上1600万下 芝長 1点)
  ◎ ⑫テスタメント
  ○ ⑮ヤマニンボワラクテ
  ▲ ⑯カムフィー

東京11R プリンシパルS(3歳OP 芝中)
  ◎ ⑯アンビシャス
  ○ ④ダッシングブレイズ
  ▲ ③エミネスク

京都09R 六波羅特別(4上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑭タガノエンブレム
  ○ ⑫サイモンラムセス
  ▲ ⑥カピオラニパレス

京都10R 鴨川特別(4上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑩ラブラバード
  ○ ⑥アウォーディー
  ▲ ⑧パドルウィール
  △ ②ファシーノ

京都11R 京都新聞杯(3歳GⅡ 芝中)
  ◎ ⑮アルバートドック
  ○ ②ポルトドートウィユ
  ▲ ⑨スピリッツミノル
 本命は、前走の毎日杯が惜しい内容だった⑮。
 相手なりに走れるタイプの馬に見えるので、
 1着候補というよりは連軸としての本命視である。
 対抗には、実績上位の良血馬である②。
 この馬も決め手に欠けるところがあるが、
 そういう馬が集まったのが今回のレースなので、今回こそはの期待はある。
 3番手には、安定感には欠けるが距離実績はある⑨。
 とはいえ、OP戦で唯一の勝利実績がある馬なので、
 もしかしたら決め手勝負で逆転しうる候補なのでは…、と見ている。

新潟10R 二王子特別(4上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑬ダイワブレイディ
  ○ ①グリーンラヴ
  ▲ ⑤エリモジパング

新潟11R 中ノ岳特別(4上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ③クラシックメタル
  ○ ⑧ヴィルトグラーフ
  ▲ ⑭インストレーション

新潟12R 高田城特別(4上500万下 芝短 2点)
  ◎ ⑪フェルメッツァ
  ○ ⑥ツクバアラモード
  ▲ ②ヴェルジョワーズ

映画 『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』(☆☆☆☆)

1983年から始まったスーダン内戦によって、多くの難民が国外へと避難した。
2000年になって、ようやくスーダンとアメリカの協力により、
若い難民をアメリカに移住させる計画が実施された。
今作では、その第一陣となった人々の苦難のエピソードを、
虚実織り交ぜて映画化している。

映画冒頭は、スーダンから難民キャンプのあるケニアに至るまでの、
壮絶な道のり(数字で表すと簡単だが、まず子供がまともに歩く距離ではない)と、
その中で兄弟と死別したり、身代わりとなって兵士に捕まって生き別れたり
(この「生き別れ」の話がクライマックスで生きてくるわけだが)するわけである。
続けて、アメリカに移住することになるわけだが、
部族民だった彼らにとって、アメリカというところは、
何もかもが違う場所だった。
そのカルチャーギャップの中で悩むわけである。

しかし、この計画はやはり「上から目線」の「助けてやる」的なニュアンスが
多分に含まれているわけである。
生き別れた彼には姉がいたのだが、
移住の時に別々の場所に行くことにされてしまい、
そこで血縁などは一切斟酌されず、
ただただ受け入れ先の有無だけでそういうことにされてしまい、
兄だけでなく姉とも生き別れる羽目になってしまうのである。
アメリカで彼らの世話をしてくれる女性も、
当初はめんどくさそうにやってたわけだが、
だんだん彼らの境遇に同情するようになり、
姉の引き受け手になったり、兄を探すための手助けもしてくれるようになる。
そう、兄は生きていたのである。
兄に会いに行った弟は、兄のためにビザを取ろうと奔走するのだが…。

アメリカにとっての「9・11」が、
日本にとっての「あの震災」に匹敵するほど
社会的なインパクトがあったという話なのである。
この計画、「9・11」以降パッタリと止まってしまうのである。
理由は「スーダンがテロ支援国家」だから。
国家間だけでなく、国内での移動も制限されていたため、
姉を引き取る手立てがなかなか見つからなかったのもその辺理由があったのである。
アメリカが「世界の警察」をやっていられなくなったのも、
この辺りに理由があるわけだし、
なるほど「9・11」のインパクトを改めて思い知らされるわけである。

ラストは、一面ほろ苦いものである。
しかし、一面において弟は「生きがい」になる何かを、
兄探しの間に見つけたように思われる。
その辺の心の移り変わりが描かれていないのがザンネンなのではあるが、
「生き別れ」になるエピソードなどが、
そのクライマックスに収斂されて行くというのが、
今作の妙味と言えるだろう。
キャスティングも、主役級には実際のスーダン難民関係者を使っているためか、
演技というよりは彼らの素直な思いが出ていてよかったのではないだろうか。

難民問題を描いた、というばかりではなく、
「移民の国」だからこそできることの一例を描き出している
(逆に単一民族国家で、島国で、一皮むけば「攘夷」な日本には、 逆立ちしてもできない)
作品と言えるだろう。

映画 『フォーカス』(☆☆☆☆)

なんでこの映画を4月1日からの公開にしてくれなかったのかなぁ。
そしたら、『エイプリルフールズ』みたいなクソ映画観に行かなくて済んだのに…。

『エイプリルフールズ』のレビューで、
「芝居は、そもそも虚構なのだから嘘そのものである。 
だからこそ、キッチリつき切ってこそ芝居が芝居として輝くと思うんだ」
と書いたが、今作のクライマックスでは、
『バードマン』同様に命を張った大芝居が見られる。
人を騙して大金を得ようと思うなら、このぐらいのことをするべきだろう
(対して、日本のいわゆる「オレオレ詐欺」などは、
相手が相手だけにあまりにもお手軽過ぎるよなぁ)。
詐欺師やスリが主人公の今作だけに、
あらかたウソだらけの話なわけだが、
そうであるからこそ「本心」の見えにくさが強調されるし、
最終的にはその「本心」の部分にフォーカス(=焦点)が合うわけだから、
うまく作ってある作品としか言いようがない。
ウィル・スミスの胡散臭さが、いい味出してる作品でもある。

映画 『正しく生きる』(☆☆☆)

また随分と哲学的(しかもエラい根源的)なタイトル。
そして、そのタイトルに負けず劣らず理解に苦しむ内容の作品である。

そもそも、「正しく生きる」とは、何に対して「正しく生きる」のか。
自分に対してなのか、
社会に対してなのか、
組織に対してなのか。
全部が一致していれば、それは幸せなことだが、
今作を観る限り、往々にして自分に対して正しく生きることが、
社会として正しくないことに繋がる、ということである。
正しく生きる資格の無い社会の人々に対して無差別テロを仕掛ける美術家(岸部一徳)。
カノジョの出産を聞きつけて、少年院から脱走してきた男。
姉が「あの地震」の犠牲者になったのではと心配になり、
少年院から飛び出してきた男。
その姉は姉で、自分らしい生き方を求めて旦那の元から去り、
娘を虐待しながら(じゃ連れてくんなよ…)快楽を貪るように都会で暮らしている。
彼らは、少なくとも自分に対して正直に生きているわけだが、
社会正義からは明らかに逸脱しているわけである
(まぁ、法の運用の問題もあるわけだが…)。
こういうのを見て「自由を履き違えてる」と言う人もいるだろうが、
自分を殺して社会や組織にとって正しい生き方をしても、
例えばブラック企業だったら最悪命まで搾り取られかねないわけだし、
社会正義のために生きることだって、
世が世なら「一億総火の玉」とか言われて、ポンコツ戦闘機に乗って、
敵艦めがけて特攻かけなきゃいけなったりするわけである。

時あたかも、無人機に放射性物質をくくり付けて、
総理官邸に不時着させた事件があったばかりである。
美術家のやろうとしたことと、
規模こそ違えども同じようなことをやってのけたわけである。
彼とて、彼自身、あるいは彼の属する組織にとっては正しいことだったかもしれないが、
社会的に許される方法論で無いことは明らかであろう。
また、「シーシェパード」のやってることも、
一面においては社会正義(動物保護)だが、
一面においては社会正義に反する(器物損壊や暴行、傷害)わけで、
「正しく生きる」ことは個々人間や組織間、あるいは社会に中で、
軋轢や争いを生む原因となるわけである。

正しければ、何をやってもいいわけではない。
しかし、正しくもないことを唯々諾々と行えるほど、
人間は強くできていない(もちろん、それも全人類ではないだろうが…)
と、ワシは思うのである。
邦画ではあるが、正直日本人には相当難解な内容の作品と言わざるを得ないだろう。
ただし、人間としてこういうことを考えておく必要は、
当然にしてあると思うわけで、
そのきっかけになるかもしれない作品ではある。

映画 『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』(☆☆☆☆)

『TheNextGeneration』と謳ってはいるが、
基本構造は冒頭のナレーションからもわかる通り、
『機動警察パトレイバー TheMovie2』の実写版というか、オマージュ
(セルフリメイクとも言えるが)。
同作を観たことのある諸兄ならば、既視感のあるシーンも少なくないだろう。
とはいえ、今作は方向性こそ違うが『変態仮面』以来の、良い実写化。
まず、原作の雰囲気を壊さない(あの、文学的な台詞回しも含めて)。
そして、特撮(イングラムの作り込みは必見)と
CG技術(しかも、国産随一の出来映え)の見事な融合。
『マトリックス』以降の、言わば「ビッグデータ」時代のCG映画の水準に、
ようやく日本も追いついたと言える出来だろう。
いや、以降はこの水準がスタンダードになることを切に祈るわけだが、
まぁそんな資金力日本の映画界には無いよなぁ。

押井守は、今作がやりたくて『TheNextGeneration』を立ち上げたとしか思えないが、
多分このぐらいのことをしないとカネは集められなかっただろうね。
逆に言えば、集金力の無いカントクさんは、
あてがわれた仕事を黙々とこなすしか無い、とも言えるわけで、
こういうモノ(あえて「モノ」と言うが)作りにカネを出すシステムが
この国に無いということは、
「モノ作り立国」を目指すこの国の「モノ」に、
コンテンツビジネスは含まれてないという一つの証左であり、
やっぱり「クールジャパン」とは何であるかを、
改めて問いたくなる作品である。

映画 『ブライド・ウエポン』(☆)

常々「アクション映画のストーリーはお飾り」と言って憚らないワシだが、
今作は実にひどい。
要するに「ジーナ・カラーノ使いたかっただけ」なんだろうけど、
それにしたって主人公が女性である必然性が全く無いし
(広告で「ヒロイン版『96時間』」とか書かれてる時点で考えるべきだったんだろうけど)、
だったらアクション盛ってくれてれば多少は救いもあったのに、それもサッパリ。
決して裕福ではないアメリカの若者だって、
こんな映画にカネは払いたくなかろう。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-03

東京09R 晩春S(4上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ⑦シンデレラボーイ
  ○ ⑨エイシンスパルタン
  ▲ ⑪マンボネフュー

東京10R オアシスS(4上OP D短)
  ◎ ⑥サウンドトゥルー   連勝の勢いで
  ○ ⑦シンボリエンパイア 東京相性買って
  ▲ ⑤キョウエイアシュラ  そろそろ走り頃
  △ ③クライスマイル    安定感買って

東京11R スイートピーS(3歳OP 芝中)
  ◎ ④ディープジュエリー
  ○ ③ロッカフラベイビー
  ▲ ⑤ダイワミランダ

京都08R 鷹ヶ峰特別(4上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑤ベッラヴォーチェ
  ○ ①メイショウライナー
  ▲ ⑧ラーストチカ
  △ ③セトノフラッパー

京都09R 糺ノ森特別(4上1000万下 ①点)
  ◎ ⑩カラフルブラッサム
  ○ ③ブリュネット
  ▲ ⑧ディープサウス

京都10R 端午S(3歳OP D短)
  ◎ ⑯キタサンサジン
  ○ ⑤ブルドッグボス
  ▲ ⑧ショコラブラン
  △ ⑦リリーウイナー

京都11R 天皇賞・春(4上GⅠ 芝長)
  ◎ ⑬キズナ
  ○ ①ゴールドシップ
  ▲ ⑰アドマイヤデウス
 GⅠ馬が2頭のみと寂しい陣容。
 しかし、こういう時こそ格がモノを言うと、ワシは思っているので、
 ①と⑬は買わざるを得ない。
 少なくとも、京都コースでは⑬の方が当てになるようなので、
 ⑬本命、①対抗とする。
 3番手には、GⅡ連勝中の⑰を推す。

京都12R 高瀬川S(4上1600万下 D短 1点)
  ◎ ⑪ゴーインググレート
  ○ ⑫メイショウオセアン
  ▲ ⑩アルボナンザ

新潟10R 邁進特別(4上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑪カカリア
  ○ ④ウエスタンユーノー
  ▲ ②スピードルーラー
  △ ⑫エイシンテキサス

新潟11R 谷川岳S(4上OP 芝短)
  ◎ ⑥ダノンプログラマー 新潟実績買って
  ○ ⑭アルバタックス    距離実績買って
  ▲ ⑧サトノギャラント   持ち時計は良い

新潟12R 湯沢特別(4上500万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑭スリーカーニバル
  ○ ⑥オールパーパス
  ▲ ①チェネレントラ

「新・中央競馬予想戦記」 2015-05-02

4/25の結果
 5勝(新緑賞、鎌倉S、比良山特別、錦S、米沢特別) 4敗
  回収率 35.3%

4/26の結果
 5勝(石和特別、府中S、フローラS、あずさ賞、上加茂S) 1分(川俣特別) 3敗
  回収率 127.7%
  年間回収率 67.3%
  通算回収率 72.3%

相変わらず、イマイチぱっとしない成績が続いております。
珍しく、東京コースの成績が良いのはありがたいですが、
開催替わりがどう出るか
(と言っても、福島が良くなかったので、多少期待してるわけですが…)。
5/2、5/3の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
 京都:条件戦=単勝 OP以上=枠連
 新潟:条件戦=複勝 OP以上=馬連

東京09R 陣馬特別(4上1000万下 芝長 1点)
  ◎ ⑦エルヴィスバローズ
  ○ ③レオニーズ
  ▲ ④ヒールゼアハーツ

東京10R 春光S(4上1600万下 D中 2点)
  ◎ ⑥ドレミファドン
  ○ ⑦キャニオンバレー
  ▲ ④クラージュドール
  △ ⑪ギャザーロージズ

東京11R 青葉賞(3歳GⅡ 芝長)
  ◎ ①ブラックバゴ
  ○ ③タンタアレグリア
  ▲ ⑧レーヴミストラル
 本命は、重賞2着の実績もある①。
 血統的には、長い方が良さそうな印象なので、
 ココを勝ってその印象を確かなものにしたいところだろう。
 対抗には、既に芝2400mの経験がある③。
 OP経験もあるし、血統的にはともかく長いところで成績を残している馬なので、
 今回はチャンスと見る。
 3番手には、連勝中でかつ芝2400mの実績がある⑧。
 良血の上に、父親は今勢いのあるキングカメハメハで、
 しかも勢いがあるので一気の戴冠まで見込めそうだが、どうか。

京都09R あやめ賞(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ③ナムラアン
  ○ ⑤グレースドゥモナコ
  ▲ ①サーサルヴァトーレ

京都10R 下鴨S(4上1600万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑨ベルニーニ
  ○ ②エイシンエルヴィン
  ▲ ①トーホウストロング
  △ ⑦ダイシンサンダー

京都11R 天王山S(4上OP D短)
  ◎ ①アメージングタクト 相手なりに走る
  ○ ③メイショウノーベル 惜しい競馬続く
  ▲ ⑭ナンチンノン     京都に戻って

新潟10R ゆきつばき賞(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑫トゥルーストーリー
  ○ ⑭デュアルメジャー
  ▲ ⑯タタラ

新潟11R 駿風S(4上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ④ストロングロビン
  ○ ②ネロ
  ▲ ⑧シャトルアップ
  △ ⑧シンボリディスコ

新潟12R 春日山特別(4上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑩トレジャーマップ
  ○ ⑧セルバンテス
  ▲ ⑦ファーストオーサー

映画 『海にかかる霧』(☆☆☆)

日本でも70年代ぐらいにあったっぽい、泥くさい労働者モノ。
「一山一家」の炭鉱労働者よりももっと濃密な
「一船一家」とも言うべき漁師たちの物語。
しかし、船長が自分の持ち船を大事に思う気持ちはわかるが、
国から補助金だって出るんだし、
あちこちガタが来てるボロ船にいつまでもしがみついてなくてもいいんじゃ…、
と思わなくもないが、
そういうことでは話が成り立たないので、
できれば船長がなぜそこまでその船に執着するのか、
もっときちんと描いて欲しかったというのが正直なところ。

そこは措くとして、
そのボロ船を維持するために船長は独断で密航に手を染めるのである。
しかし、ココにも穴があって、
船長も甲板長も「女性が船に乗ること」を忌避するような、
古いタイプの船乗りなのである。
実際、あの血の気の多い若い船員たちのそば近くに女性がいたら、
仕事にならないだろうけど、
だからと言って密航者の選別をできるわけもないわけだし、
まぁ慣れないことはするものではない、としか言いようがない。

案の定、密航者を魚艙に入れたのはいいが、この船はボロ船。
魚艙冷却用のフロンガスが魚艙内に充満、
密航者は一人を除いて全員呼吸困難で死亡。
残った一人が、また悪いことに女性(しかも若い)で、
船員の中でいちばん若くてウブなのと恋仲になってる
(密航船に乗り移る時に助けられた縁というのもあるが)。
船長は、証拠隠滅を図ろうとするのだが…。

確かに、船の維持に奔走すること自体は、船長として当然の責務である。
しかし、そのために結局危ない橋を渡るぐらいだったら、
やはり国からの補助金を有効に使うべきだったし、
「密輸」ではなく「密航」と聞いた時点でこの話から手を引くべきだっただろう
(だから、そういう合理的な思考をする人間では話が進まないんだけど…)。
とはいえ、こういうしょーもないツッコミを許す理由は、
とりも直さず船長の船に対する執着の理由がいっこうに見えないからである。
つまり、今作はそもそも作り込みが浅いのであって、
そのことが説得力を失わせているのである。

スキのない作品を作れ、とは言わないが、
こういう致命的なスキのある映画では、
観客を作品世界に引き込むことは難しいだろう。

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