映画 『百日紅~Miss HOKUSAI~』(☆☆)
「世界が注目」するのはわかるけど、
それは今作が古今の「クールジャパン」の組み合わせだから、
という部分が少なくないように思える。
確かに、「妖怪騒ぎ」の部分や「北斎の鍾馗」なんかは、
エピソードとしては面白いけど、
全体の雰囲気が「平々凡々江戸情緒」って感じで、
そりゃ原作が発表された30年前ならともかく、
これだけ時代物の小説が書かれ、それらの多くが映像化された今日において、
それほど新味があるかというとねぇ…。
「『スタッフ推し』な作品に当たり無し」って自分で言っておいて、
すっかり忘れてたわ。
『寄生獣』同様、遅きに失した映像化と言わざるを得ない。
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