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映画 『ブラックハット』(☆☆☆)

いきなり、軽くネタバレですが、犯人の目的はザックリ言うとカネです。
ただし、身代金的な入手方法ではないというところがヒネリどころではありますが、
『ダイハード1』でも犯人の目的がカネ目当てだったように、
どうも当世思想がかった犯人というのはあまり持て囃されなくなってるようで…。
それは、おそらく映画産業がグローバル化し、
イデオロギーやら宗教やらをあまり強く押し出すと、
どこそこの国では公開できなくなるとかそういう事情が関係してるのかもしれない
(最近で言えば、『Unbroken』が日本で配給先が決まらず公開できないのでは、
という話になってるわけだが…)。

今作では、いきなり原発(正確には冷却水循環ポンプ)の
制御コンピュータがハッキングされ、原発事故が発生してしまう。
「すわテロリストのしわざか」ということで、
当局(中国の警察)はFBIと協力し、
入獄中の凄腕ハッカーまで引っ張り出して捜査に当たるわけだが、
ハッキングされた原発のコンピュータには、
アクセスどころか近づくこともできない(そりゃ放射能漏れてるんだから当然なんだが)。
仕方なく、他の手がかりをもとに相手を探るのだが、
その辺が実にまどろっこしいのである。
で、挙げ句の果てにカネ目で、
しかも敵情を知るためにNSAのシステムまでハッキングしてしまうもんだから、
ハッカーは結局アメリカからも追われる身になるし、
当局の担当刑事もFBIの担当刑事(要するにハッカーのお目付役)も、
犯人集団に殺されてしまい、
追い詰めるのがハッカーと、ソイツと恋仲になった当局の刑事の妹だけになる。
ある意味、世界中を敵に回したこの二人の行き着く先は…、
って感じなんだが、とにかく因縁付けが長いし眠い。
もう少しなんとかならんかったんかなぁ…。
後半の展開がタイトでグイグイ来る感じだっただけに、
少々もったいない作りだったが、
『ニンジャ・アベンジャーズ』同様現地の市場で一見関係無さげなものから
必要な道具立てを揃えていくというのが、
いかにもDIYの国アメリカ的で、そういう展開はキライじゃないです。
前半のぬるい展開に耐えられるなら、けっこう楽しめる作品だと思います。

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