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映画 『悪党に粛清を』(☆☆☆)

イタリア製西部劇を「マカロニウエスタン」って言うけど
(そのノリで日本産西部劇に「スキヤキウエスタン」てつけたのは、
やっぱりセンスが今ひとつアレだと思うんだけど)、
北欧製西部劇のことは、なんて呼んだらいいですかねぇ。

その答えはまぁ措くとして、デンマーク人監督が、
主役を演じる同国人マッツ・ミケルセンを念頭に置いて作った西部劇。
移民の国アメリカらしく、
彼が演じるのはデンマーク系アメリカ人ということになるだろう。
7年の単身赴任(正確には兄と一緒だが)の末、
ようやく土地を手に入れた彼ことジョンは、本国から妻子を迎え、
新天地で親子仲良くやっていこうと、意気揚々と駅馬車に乗り込んだ。
しかし、同乗者が悪かった。
同乗者はムショ帰りで、
しかも一帯を仕切るならず者デラルーの弟とその連れだったのだ。
久々にシャバの空気を吸ったその弟は、
寡黙なジョンの妻に手を掛けようとした。
馬車の中でもみ合いになるが、息子の首にナイフを突きつけられ、
ジョンは何もできず駅馬車から放り出される。
なんとか駅馬車を追いかけたジョンは、
道中で殺された息子を拾い、さらには御者を殺され留まっている駅馬車にたどり着く。
弟の連れを殺し、さらに弟を追い詰めるジョン。
あっさり復讐は成就されるが、当然兄デラルーが黙ってるはずがない。
町長に圧力をかけ、保安官まで動員して、ジョンを追い詰めるのだった…。

この後、デラルーに兄まで殺され、ジョンの復讐の炎は嫌が上にも燃え盛るのだが、
合間合間にデラルーの弟の奥さんというのが現れる。
彼女は先住民に舌を切られて声を失い、
今夫も失ったのだが、デラルーはずっと実は彼女のことを狙っていて、
弟の死を実は歓迎していた、という一歩間違えれば昼ドラ並みのドロドロ系。
そこに、復讐の鬼と化したジョンが現れるのであるが、
彼女がなまじ喋れないために、彼女の感情は観客に丸投げである。
どうして、そんなにデラルーがキライなのか。
なぜ本来の仇であるはずのジョンの方に心が傾いたのか。
その辺り全く説明なしである。
そういう意味では賛否の分かれる作品ではあるが、
なまじ喋れると逆に明快になりすぎて既存の西部劇と差別化が図れない、
という意味ではむしろ今風であると評価できるだろう。
クライマックスも、むしろ西部劇らしくない泥臭い戦いになっているが、
ジョンがほぼ一人で戦っていることを考えれば、致し方ないところだろう。
とはいえ、結局ジョンと女が結びつく決定的トリガーがはっきりしないので、
ラストがやや唐突な印象を受ける。
らしくない西部劇としては評価できるが、
わかりにくいといえばわかりにくい作品。観客を選ぶ作品と言えるだろう。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-06-27@大阪梅田

関空降りたら、すでにテッペン回ってました。
それから2時間以上過ぎましたが、ユウマはまだまだ元気です。

東京09R 稲城特別(3上500万下 芝長 ①点)
  ◎ ⑤デバイスドライバー
  ○ ⑥トルークマクト
  ▲ ⑨カムイミンタラ

東京10R 清里特別(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑨ムードティアラ
  ○ ⑮スールキートス
  ▲ ⑪アジアンテースト

東京11R パラダイスS(3上OP 芝短)
  ◎ ⑤インパルスヒーロー 距離実績買って
  ○ ⑪ミナレット        前走評価して
  ▲ ⑨エールブリーズ    東京実績買って
  △ ④アルマディヴァン   OPなら

阪神08R 城崎特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑦ファシーノ
  ○ ⑫ラテラルアーク
  ▲ ④ヴィンテージローズ
  △ ⑮スティーグリッツ

阪神09R 皆生特別(3上1000万下 芝短 2点)
  ◎ ⑥スノーエンジェル
  ○ ⑬オヒア
  ▲ ⑦タキオンレディー

阪神10R 花のみちS(3上1600万下 D短 1点)
  ◎ ⑫ペイシャモンシェリ
  ○ ④ドニカナルボーイ
  ▲ ①サンライズネガノ

阪神11R 宝塚記念(3上GⅠ 芝中)
  ◎ ⑬ラキシス
  ○ ⑪ヌーヴォレコルト
  ▲ ⑮ゴールドシップ
 これを観に、わざわざ札幌から駆けつけて参ったわけでありますが、
 格としては充分な顔ぶれ(GⅠ馬6頭)だが、さほど心躍る顔ぶれではない
 (じゃあ何が足りないの? と聞かれると、答えに困るわけだが…)。
 何はともあれ予想である。
 本命、対抗は去年のエリザベス女王杯の1着馬&2着馬。
 ⑬は前走から間隔が空いたこと、⑪は前走の内容に、それぞれ不安が残るが、
 ともに今年に入って重賞で牡馬を蹴散らしているわけだから、
 実力的には五分以上のものがあると見ていいだろう。
 阪神コースとの相性から⑬を本命視したが、両頭の比較も互角と見ていいだろう。
 3番手の⑮は、11勝しているとはいえ、妙な取りこぼしがいくつもあり、
 また前人未到の同一GⅠ3連覇の偉業に挑戦。
 むしろ無印に仕切れないところに自分のふがいなささえ感じるが、
 それこそ11勝している実力は見過ごせない。

阪神12R リボン賞(3上1000万下 D短 ①点)
  ◎ ③フミノファルコン
  ○ ⑥ボクノナオミ
  ▲ ⑬マーティンオート
  △ ⑯アドマイヤシェル

函館10R 奥尻特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑦ソードラック
  ○ ④アルバート
  ▲ ⑨ヴェルステルキング
  △ ③サンマルティン

函館11R UHB杯(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑩ブラヴィッシモ
  ○ ⑬アンウォンド
  ▲ ⑫ビットスターダム

函館12R 津軽海峡特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ①ダテノハクトラ
  ○ ⑦メイショウスミトモ
  ▲ ⑥リバーソウル
  △ ⑪セトノプロミス

「新・中央競馬予想戦記」 2015-06-27

6/20の結果
 4勝(八丈島特別、相模湖特別、ジューンS、水無月S) 5敗
  回収率 41.4%

6/21の結果
 3勝(芦ノ湖特別、木古内特別、北斗特別) 6敗
  回収率 41.9%
  年間回収率 65.0%
  通算回収率 72.1%

函館スプリントSは、読みが良かったのだが、ワイドで買ってなかったため、
大魚(4790円)を逃す結果に…。相変わらずの馬券下手っぷり…。
この、土曜の予想は札幌からUPしますが、
明日日曜の予想は大阪からのUPとなります。宝塚記念、ライブ観戦してまいります!
6/27、6/28の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 阪神:条件戦=単勝 OP以上=ワイド(宝塚記念については考え中)
 函館:条件戦=単勝 OP以上=ワイド

東京08R 東京ジャンプS(3上JGⅢ 障害)
  ◎ ⑭エーシンホワイティ
  ○ ⑫ダノンゴールド
  ▲ ⑦タマモプラネット
 本命は、連対率48%の障害馬⑭。
 障害OP3連勝中で、重賞勝ちの実績もあって、斤量標準。
 隙が感じられない。4連勝必至か。
 対抗には、これも平地のOP馬から転身した⑫。
 ⑭と2度対戦してともに2着と、やはり地脚のあるところを見せているだけに、
 今回も⑭と好勝負を演じてくれると見ている。
 3番手には、障害OP戦では2戦2勝の⑦。
 阪神スプリングジャンプの成績は案外だったが、
 前走勝ちで再び勢いを取り戻しつつあるということで、改めて期待したい。

東京09R 日野特別(3上500万下 D短 1点)
  ◎ ⑪オニノシタブル
  ○ ⑫ルールソヴァール
  ▲ ⑩パワーポケット

東京10R 八ヶ岳特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑫マイネオーラム
  ○ ③ダイワアクシス
  ▲ ⑧ショウナンマルシェ

東京11R 夏至S(3上1600万下 D短 2点)
  ◎ ⑥アンズチャン
  ○ ⑧ゲマインシャフト
  ▲ ⑯デルマネコムスメ

阪神09R 出石特別(3上500万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑥スナッチマインド
  ○ ③トウシンムサシ
  ▲ ⑭ネオスターダム

阪神10R 京橋特別(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑤キングストーン
  ○ ①フェイマスエンド
  ▲ ③ハドソンヤード

阪神11R グリーンS(3上1600万下 芝長 1点)
  ◎ ⑫マイネルアイザック
  ○ ④モビール
  ▲ ⑬サムソンズプライド

函館10R 湯川特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ③サトノメサイア
  ○ ⑥アドマイヤロケット
  ▲ ⑪オールステイ

函館11R 大沼S(3上OP D中)
  ◎ ⑪カチューシャ   距離実績高い
  ○ ⑧エアウルフ    函館実績買って
  ▲ ⑩ジェベルムーサ 安定感はある

函館12R 長万部特別(3上500万下 芝短 ①点)
  ◎ ①ハッシュ
  ○ ③トロピカルガーデン
  ▲ ②ホスト
  △ ④ヴァイサーリッター

映画 『極道大戦争』(☆☆☆)

清々しいまでに「おバカ映画」。
こんな映画作るの河崎実だけかと思ってたんだけどねぇ…。
『スキヤキウエスタン ジャンゴ』の三池崇史じゃあ、しょうがないか
(あえて『十三人の刺客』の、とは言わない)。
この人も、極道モノ好きだからねぇ。
今作は、先中のセリフにも出てくる「ヤクザはカタギの生き血をすすって生きてる」
っていうのをまんま表現したかっただけ、
って一瞬思ってたんだけど、
「KEARUクン」が出てきたあたりから雲行きがおかしくなって、
最終的にかなり斜め上行っちゃった感じだよね
(だからこそ、「清々しいまでにおバカ映画」なわけだが)。
特に、高島礼子の弾けっぷりには、お口アングリでした
(河崎実作品『日本以外全部沈没』の寺田農さんの知的な弾け方とはまた違う、
弾けるというよりは壊れた感じと言うべきか)。
こういう映画にカネ出してくれる酔狂な人たちが、
まだ日本にもいるということを確認するための映画。
もちろん、内容を求めてはいけません。

映画 『グローリー/明日への行進』(☆☆☆☆)

ワシが勝手に言っている「オバマ政権最大の功績」である、
黒人映画の集大成的作品。
彼の存在無しにはオバマ政権は成立しなかっただろうとさえ言われる、
マーティン・ルーサー・キング・Jr扱った、初の映画化作品。
1965年3月7日の「血の日曜日事件」前後のキング牧師らの動きを、
FBIの盗聴記録(!)や当時の映像などを使い追っていく内容である。
彼は牧師であり、1964年にはノーベル平和賞も受賞しているが、
父として、夫として、カリスマとして苦悩する様を、今作では活写している。
キング牧師らの戦い方は、『ハーツ・アンド・マインズ』で描かれた、
同時代の北ベトナムと同じくメディアの力を使うというものである。
特に「血の日曜日事件」で、無抵抗の黒人を白人警官が殴打する様が
全米に放映されると、事件が起こったアラバマ州セルマには、
人種をまたいだ25000人もの人々が全米から集まり、
キング牧師でも抑えきれないほどの一大事に発展していくのである。
それを成し遂げたのが、当時35歳の一牧師だと言うのだから、
日本との違いを改めて思い知らされる。
ベトナム戦争以降、報道制限を強化する話が
『ハーツ・アンド・マインズ』で紹介されたが、
同時期に起こったキング牧師の動きもその要因の一つになったように思われる。

今年3月7日に、オバマ夫妻らがセルマで行進を行い、
「我々の行進はまだ終わってない」と演説したように、
最近のアメリカで反動のような動きが起こっていることは見逃せまい。
米国民の関心がどちらかというと外(=ベトナム)に向いていた頃でさえ、
差別は色濃く残っていた。
今、「世界の警察」をやめて米国民の関心がどちらかというと
内向きになってきているからこそ、
一向に浮上しない景気などを背景に再び差別的な動きが強まっているのでは、
という危惧もあるが、今年は節目の年である。
世界の隅々まで「民主化」の嵐を今まで散々起こしておきながら、
足元でそれを揺るがすような状況が起きているのに、
それを座視しているのは正しい行動とは言えないだろう。
いろんな意味で記念碑的作品。

映画 『ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実』(☆☆☆)

ベトナム戦争終戦から40年。
テレビでも大々的にではないが、関連の番組が放映されており、
ワシもそのうちのひとつを観たが、
ベトナム戦争こそ「現代戦」の先駆けであると言えるだろう。
南ベトナム軍内部の内通者による情報漏洩については、
現代戦の象徴とはいえないが、
前線から日々送られてくる戦場の惨状は、
世界世論を動かすのに充分だったことは、
今作はもちろん歴史そのものが証明している。
今は、実質的には軍が情報操作して入るものの、
ネットの影響によりゲリラやテロリストが直接世界中から兵隊を集められたり、
無人兵器が戦場を闊歩するという、
40年前以上にラジカルな状態を現出している。
今作は、そもそも終戦当時に制作されたものであり、
大部分がインタビューで構成されている。
一番の問題は、作中で語られている教訓が、アメリカで生かされていないことであろう。
「9・11」では、初めて大々的に自国の国土を侵されるという悲劇を知った。
その時、今まで自分たちのしてきたことについて少しでも反省があれば、
それに続くアフガニスタンやイラクでの泥沼はなかったように思われる
(時の政権が軍需産業や軍産複合体に踊らされただけとも言えるが)。
そういう意味では、アメリカもベトナム戦争について、
キチンと総括していないといえるだろう。

翻って日本である。
安保関連法案については、どれほどの法律であるかさえ、
国民の多くは知らされていない。
憲法に抵触するのか、交戦権の有無、決定権者…。
賛成派も反対派も、両極端なことしか言わないため、
議論が深まらない上に肝心の情報は下々までちっとも降りてこない
(降りてくるのを待ってるという態度も、ダメといえばダメなんだろうが…)。
もっと言えば、多くの日本国民が「お上の勝手でしょ」という態度でいるため、
相互不信になりながらも相互不干渉という乖離した状態を、
なんとなく続けていることである。
この状態で安保関連法案が通ったら、間違いなく済し崩しになるが、
これまでもそうやって重要な決定が済し崩し的になされてきたことを、
我々はすっかり忘れてしまっているのである。
40年の時を経て、今作が上映された必然性を、
我々日本人こそ噛み締めなければならないのではないだろうか。

映画 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(☆☆☆)

良くも悪くも、ザ・B級アクション。
男の悲哀がそこはかとなく描かれているが、
基本的には砂漠を西へ東へ、というだけのロードムービー。
映画に深みのあるストーリーを求める向きには
(ワシは気分次第だし、今回はこういうモンだと思って観てるので問題ないが)、
まぁオススメしない作品。
世界観の提示だけなら、『マッド・ガンズ』以下。
何せ、オリジナルの頃と何ひとつ変わってないもの。
そういう意味では、良くも悪くも、本当に変化のない作品。
『マッドマックス』を名乗るのにはふさわしいだろうが、
そこまでこの名前にしがみつく必要があるかどうかは疑問が残る。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-06-21

東京09R 青梅特別(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑤ビッグギグ
  ○ ⑨ジャッカスパーク
  ▲ ④クライスマイル

東京10R 芦ノ湖特別(3上1000万下 芝長 ①点)
  ◎ ⑨マッサビエル
  ○ ④タイセイグルーヴィ
  ▲ ⑤ナンヨーケンゴー

東京11R ユニコーンS(3歳GⅢ D短)
  ◎ ⑩ノンコノユメ
  ○ ④アキトクレッセント
  ▲ ⑥アルタイル
  △ ⑫ゴールデンバローズ
 本命、対抗は、OPを勝っている両頭から。
 いちおう、前走先着して勝っている⑩を本命視するが、
 鞍上との相性が良い④も逆転の目は充分にあるだろう。
 3番手の⑥は、⑩、④がそれぞれ勝ったOP戦でともに2着だった馬。
 相手なりに走れそうな馬なので、今回も無視できない。
 あとは、ドバイ帰りの⑫も、東京実績の高さから休み明けでも無視できない。

阪神09R 小豆島特別(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑧ノーブルコロネット
  ○ ④セウアズール
  ▲ ⑥ジェルブドール

阪神10R 灘S(3上1600万下 D中 1点)
  ◎ ①グッドマイスター
  ○ ③テイエムダイパワー
  ▲ ⑧ショウナンアポロン

阪神11R 米子S(3上OP 芝短)
  ◎ ④サトノルパン     前走評価して
  ○ ⑤サンライズメジャー 安定感買って
  ▲ ⑧ロサギガンティア  実績上位

函館10R 木古内特別(3上500万下 D中 1点)
  ◎ ⑫ヒルノデイバロー
  ○ ⑥アスカクイン
  ▲ ④プレスアテンション

函館11R 函館スプリントS(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ⑨ティーハーフ
  ○ ③アンバルブライベン
  ▲ ⑥ローブディサージュ
  △ ⑬レンイングランド
 ポイント的には、⑪を本命視すべきところだが、
 年齢的にいいかげん厳しいと見て今回は次点止まり。
 代わって本命は、芝1200m(5-2-2-4)と距離相性のいい⑨。
 函館芝1200mでは3着1回だけだが、合っていない感じではなさそうなので、
 今回は距離相性を素直に買ってみたいと思う。
 対抗には、芝1200mでメンバー中最多の7勝を誇る③。
 斤量的にはやや厳しいところもあるが、それだけ力があるということなので、
 休み明けでのリフレッシュに期待したい。
 3番手には、去年の2着馬⑥。
 メンバー中唯一函館実績がある馬なので、地の利を活かせば逆転も充分だ。
 あとは、同じ洋芝の札幌競馬場で実績のある⑬も、
 3歳馬ということで斤量の利がある分無視できない。

函館12R 北斗特別(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ②スワーヴジョージ
  ○ ①マイティースコール
  ▲ ⑨サトノフェラーリ

「新・中央競馬予想戦記」 2015-06-20

6/13の結果
 2勝(八王子特別、江の島特別) 4敗
  回収率 27.8%

6/14の結果
 1勝(エプソムC) 1分(三田特別) 4敗
  回収率 46.2%
  年間回収率 66.1%
  通算回収率 72.1%

いい状態がすぐ終わっちゃうのが、ワシらしい。
まぁ、ボウズじゃないだけマシかなぁ。
今週から、函館開催が開始。
中央4場よりは若干数字が良いので、底上げになってくれればいいのですが…。
6/20、6/21の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 阪神:条件戦=単勝 OP以上=枠連
 函館:条件戦=単勝 OP以上=枠連

東京09R 八丈島特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑪トレジャーマップ
  ○ ⑧パリカラノテガミ
  ▲ ⑦ストーリーセラー

東京10R 相模湖特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑨アンジェリック
  ○ ⑫エデンロック
  ▲ ⑥エネアド

東京11R ジューンS(3上1600万下 芝中 1点)
  ◎ ⑥メドウラーク
  ○ ⑫ラングレー
  ▲ ⑦レッドルーファス
  △ ①カナロア

阪神09R 鷹取特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ②エクストラゴールド
  ○ ③シュミット
  ▲ ⑧カラパナビーチ
  △ ⑬スズカアドニス

阪神10R 水無月S(3上1600万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑦ビッグアーサー
  ○ ⑤モンマックス
  ▲ ②マイネルエテルネル
  △ ⑨サマールナ

阪神11R 天保山S(3上OP D短)
  ◎ ③エイシンゴージャス 連勝機
  ○ ①キョウワダッフィー  距離相性買って
  ▲ ⑤タイセイファントム  鞍上も魅力
  △ ⑨タガノトネール     関西に戻って

函館10R 駒ケ岳特別(3上500万下 芝長 ①点)
  ◎ ③ウインレーベン
  ○ ⑤トゥインクル
  ▲ ⑥ペンタトニック

函館11R HTB杯(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑪キッズライトオン
  ○ ⑧スリーカーニバル
  ▲ ④ポルボローネ
  △ ⑨ダノンマッキンレー

函館12R 遊楽部特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑨エアマチュール
  ○ ⑪ナイトブルーミング
  ▲ ⑭アカネイロ

映画 『ズタボロ』(☆☆☆)

作家ゲッツ板谷の自伝的小説の映画化『ワルボロ』(未見)の続編。
前作で親友になったヤッコらとともに暴走族入りするが、
ヒエラルキーをイヤというほど思い知らされ(ようするに「かわいがり」を受ける)、
強かったヤッコは壊れてしまう。
ヤッコと違う高校に入った板谷(作中ではもっぱら「コーイチ」)は、
そこでまたワル仲間を作り、相変わらずケンカの日々。
とはいえ、暴走族からは逃げられないコーイチは、
親族のツテを頼り代紋を背負って彼らと対抗しようとするのだが、
そこここでケンカに明け暮れていたため、
やがてヤクザ同士の抗争に巻き込まれそうになるのだ。

前作の(おそらく)ほとんどケンカのバイオレンス的な作品ではなく、
今作で恐ろしく存在感を出してるのはコーイチの母親。
冒頭の「かわいがり」のシーンでも、
その周囲をママチャリに乗って回りながら様子を伺っている。
よく考えたらなかなかの根性で
(義兄弟がヤクザだと、そういう風になるのかねぇ)、
しかも気絶したコーイチを無事に連れ帰ったのもお母さん
(それは後でわかることなのだが)。
結局今作も基本ケンカなのだが、
次第に母親の偉大さに気付かされていくという、
若干いい話要素も盛り込んでいる(もちろん、メインは友情話なのだが)。

ザンネンなのは、佐藤二朗演じるヤクザ。
雰囲気ぶち壊しとまでは言わないが、
少々おちゃらけが過ぎるように思われた(まぁ、息抜き要素なんだろうが)。
でも『クローズ』(コッチも未見)とかみたいに、
徒党vs徒党の抗争モノと違って、
基本的に不利な状況(数的不利)で、ボロボロになりながらも這い上がっていく、
しかも実録的作品ということでそれなりに意味のあるケンカに仕上がってるのは、
今作のポイントなのではないだろうか。

また、この国では大昔から職業差別のはびこってるわけで、
今作でもテキ屋やヤクザがその対象になっている
(お母さんが忌避する理由は当然わかるけどねぇ)。
なかなか這い上がっていけない現実もあるわけなので
そういう要素がないことは百も承知な上で、
その辺の話も盛り込んでもらいたかった。

映画 『マッド・ガンズ』(☆)

邦題も原題(YOUNG ONES)も分かりにくい。
もっとわかりやすい題名をつけるとするならば『ビッグドッグは見た』
(ビッグドッグ=米軍が開発した四足歩行ロボット)とするべき。
コンセプト的には、荒廃した近未来で西部劇やってみよう、といったところか。
確かに、アーネスト(マイケル・シャノン)一家のような善人では、
この荒廃した時代を生きていくには難しいだろう。
しかし、フレム(ニコラス・ホルト)のように、
手段を選ばずなんでも手に入れようとしても、因果応報なのである
(因果応報は、この手の復讐劇にはつきものだが…)。
今作の、致命的にダメな点は、その中途半端な世界観である。
ビッグドッグみたいな電動家畜がいるのに、
水不足のご時世に家畜養うのは非効率だと思うんだよね。
いっそ、太陽光発電パネルとか風車ずらっと並べて
「電気はムダにいっぱいあるけど水不足」みたいな世界観の方が、
今作には合っているように思われたんだが…。
やろうとしてることはわからんではないんだが、
こういうのはやっぱりアイデア勝負だと思うので、
そういう意味ではあまり観る価値のない作品と言わざるを得ない。

映画 『和食ドリーム』(☆☆☆)

どんな無茶ぶりにも「喜んで」応える、日本の「おもてなし」。
しかし、そのように相手の要求に無制限に応えていたのでは、
日本独自のものを否定された時どうするのか。
だからこそ、自信を持って日本独自のものを送り出せる「伝道師」が必要なのである。
今作は、そういう人物にスポットを当てつつ、
「和食」の素晴らしさを世に問うドキュメンタリーである。
とはいえ、世界中の本質は基本的に同じで
「自分のところにあるものが最高」なのである。
世界に旅立った和食の料理人たちは、
そういう中で冒頭に書いたように『どんな無茶ぶりにも「喜んで」お応え』して、
ようやく自分たちのスタイルを確立したのである。
基本的には、その辺のせめぎ合いなんだと思うんです。
確実に言えるのは、向こうで成功してる人は、
和食をキチンと「翻訳」できている人たちなんだと思います。
そうじゃない人が作ると、
「ダシの入ってないみそ汁」や「白飯で握った寿司」とかになるんです。
ただ、日本の側がそういう「翻訳されてない」和食を認めない、
みたいな動きをしてることもあまり正しくないというか、
ぶっちゃけムダな労力だと思います。
だったら、向こうで立ち上がってる「和食の専門学校」みたいなやつの方が、
よっぽど効果があるように思うし、
そういうのをこそしっかり助成する方が実があると思う。

一方で、「翻訳」する際には、相手の文化もよく理解する必要がある。
アニメの例だが、国内の報道では「ジャパニメーションは世界ではやっている」
みたいな論調だが、それは実はコンペティション会場の中だけの話で、
海外では相変わらず「アニメは子供が見るもの」という固定観念があるため、
『ドラえもん』など一部の子供向けアニメ以外は、
国内同様、いやそれ以上に「オタク」だけのコアな世界なのである。
和食で言えば、「旬」の概念や、
そもそも取れる取れないという物理的な問題まで、
克服しなければならない課題は少なくない。
そういう意味では、国内における冷凍技術の発達や、
商社(今作で言えば共同貿易会長金井紀年)の存在などが解決策になりうるだろう。

それ以上に深刻なのは、和食の根幹たる日本の食そのものの問題だろう。
世界的には、「すべての命に神が宿り、大切にしている」
と発信されているが、
過去を見れば漁業資源の乱獲(ニシンが一時期減った要因)があり、
また世界一食べ物を捨てる国として有名でもある。
「和食」の精神が、日本から確実に失われつつあるのだ。
今作ではそれについての言及がほとんどなされていないのがザンネンである。
日本は、実は「文化を高尚化して囲い込んだ結果活力を失わせる」
歴史を繰り返している。
歌舞伎、映画、文学、マンガ…。
和食は、世界から認められた高尚な文化。だから守らなければならない。
それは半分正しいが半分間違っている。
現実を見つめずに「純血主義」で保護するばかりでは、
活力に満ちた栄華ある文化には育っていかないだろう。
「(命を)いただきます」から
「ごちそうさま(食材を東奔西走して集めてくれてありがとう、という意味)」までが、
和食の文化であるということをキチンと教えなくてはならないのだ。

映画 『ハイネケン誘拐の代償』(☆☆☆☆)

「裕福には2通りある。
莫大なカネを手に入れるか、多くの友人を得るか。両方はあり得ない」
この、フレディ・ハイネケン(作中ではアンソニー・ホプキンスが演じている)
の言葉が今作の全てを物語っていると言ってもいいだろう。
実際に起こり、未だ多くの部分が謎に包まれている、
1983年に起こったフレディ・ハイネケン誘拐事件。
当時、史上最高額の身代金が要求されたこの事件を、
犯人側からの視点のみで構成する今作。
犯行の全体像が見えにくいというデメリットを補って余りある
(そもそも、いまだにこの事件の全貌は掴みかねている部分が大きいのだが)、
堂々たる大富豪ハイネケンに振り回される5人の心象風景を
見事に描ききっている作品である。

犯人側は兄弟を含む5人の幼馴染。
兄弟の弟以外の4人は共同でビジネスをやっていたのだが、
資金繰りがつかず結局倒産。
人生の一発逆転を企図して行われたのが、この誘拐事件である。
しかし、それだけではなく、父親が元ハイネケンの従業員で、
今はリストラされたがハイネケン社員だったことに誇りを持つ父と、
それに反発する息子がいるなど、
実態はもう少し複雑だったようである。
その辺の歩調の違いと、冒頭の言葉、
一向に動きを見せない警察やハイネケン家側の不気味さ、
恐ろしくビジネスライクなフレディ・ハイネケン
(この人は、冒頭の言葉にもあるように悟りきってるよなぁ、ある意味)、
さらには人命を奪うか否かのせめぎ合いの中、
友情が崩壊していく、というのが今作のストーリーラインとなる。
今作を見れば、いかに犯罪が割に合わないビジネスかということがよくわかる。

一方で、カネが人間を人間たらしめる面があり、
反面カネで友情という社会的なつながりを崩壊させるという、
矛盾というか皮肉も今作から垣間見える。
彼らは全員懲役刑を済ませて社会復帰したが、
出所以降一度も行動を共にしていないという。
本編中でも、1人目の逮捕以降友人縁者が次々と逮捕され、
主犯格の男の婚約者には常時監視がつくありさまである。
日本でも一度逮捕されれば誤認逮捕でも人間関係が危うくなることはままあるし、
そういう意味でもカネとの付き合い方は考えていかないとけないと思わせる作品である。

本編終了後のテキストで、フレディ・ハイネケンは
この事件を機に世界有数の警備会社を立ち上げるという後日談が入る。
この人には敵わない、と思わせる商魂たくましいエピソードではないか。
「莫大なカネを手に入れる」、という意味で、
彼ほど徹底している人間は現代において、
特に日本ではそうそういないだろう。
他人とのつながりを大事にする日本人は、
彼の言を借りれば「金儲けに向かない」民族なのかもしれない。

映画 『真夜中のゆりかご』(☆☆☆☆)

前日の『ミッシング・デイ』に続いて、子供が犯罪に巻き込まれる話。
しかし今作は、実に重苦しい。
2組の家族が登場する。
一組は、刑事とその妻とその一粒種。
もう一組は、その刑事と因縁がある麻薬常習者と、その妻と一粒種。
刑事がある時、麻薬常習者の家に踏み込むと、
ウンチだだ漏れのオムツを取り替えてもらえず、
若干クソまみれになった子供を見つける。
「厚生局に通報する」と刑事が言うと、「子供と引き離さないで」と、妻は言う
(まぁ当然だわなぁ)。
それから少しして、刑事の家の一粒種が突然死んでしまう。
奥さんは「何とかして」という一方で「救急車は呼ばないで」と言い、
刑事が「いや、死んでるから…」と言うと奥さんはあろうことか
「子供と引き離すなら、アタシ死ぬから」とか言ってしまう。
とんだメンヘラ発言ではあるが、奥さんまで失いたくない刑事は、
ひとまず奥さんを眠らせると、死んだ一粒種を連れて、
くだんの麻薬常習者の家に不法侵入、
そこの子供と自分の子供をすり替えて帰ってきてしまうのだ。
刑事は、妻を失いたくないという思いと、罪悪感の間で葛藤するのだが…。

まぁ、一番悪いのはどう考えても麻薬常習者なんだが
(奥さんにはDVしたり、クスリ無理矢理打って快楽のためのセックスする、そんな男)、
実は刑事の奥さんの方にも相当問題があったっていうのが、
今作の大どんでん返しとして用意されている。
あのシーンは、正直どっと来るねぇ。
刑事が、道を踏み外してまでやったことが完全に崩れ去るという、
見事な悲劇の出来上がりである。
話の筋としては、ボタンの掛け違いの連続で、
負のスパイラルにどんどん入っていく、という感じのお話なのだが、
日本でもありそうな話だけに、観終わってやっぱりどっと来る作品。
こういう、重みのある作品が、日本でも正当に評価されればいいのにねぇ…。

映画 『ミッシング・デイ』(☆☆☆)

日本では劇場型特殊詐欺が花盛りであるが、
今作を観るとこれら劇場型特殊詐欺が、
電話一本で金を引き出す、いかにもお手軽な詐欺であることがよくわかる
(そして、日本の年寄りが、そんなお手軽な詐欺にコロコロ騙されているのだが…)。
今作で扱われる詐欺は「養子縁組詐欺」である。
日本では、あまり表立って養子縁組などは行われないが、
欧米では孤児などを救うという善行として、
セレブリティがけっこうこぞってやっている
(有名どころで言えば、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー夫妻など)。
それをネタに詐欺をするというのは、
つまり国境線をまたいだ養子縁組を仲介人が持ちかけ、
手数料と称して多額の金を取る。
一度は養子縁組が成立したように見せかけて、
「手続きが遅れている」とか称して事務手続きを先送りにしておいて、
手なずけていた養子になる予定の子が、フラッと養親のもとから姿を消す。
実物が一応動いているだけに、
日本人に比べれば疑り深い欧米人でも騙される、というわけである。

今作では、2010年のハイチ地震を元ネタに、
それによって生まれた震災孤児を養子として引き取る夫婦が、
この詐欺にかけられる、という話から始まる。
ダンナは、過去に酒を飲んだために身重の妻に送り向かいをさせたが、
その時に交通事故に遭い、妻が胎児だけでなく、
以降妊娠することもできなくなってしまうというところから始まる。
その裁判で多額の示談金を手に入れ、
そのお金をもとに養子を迎えようと考えたのだが、
詐欺師グループはこの夫婦の身の上を調べ上げた上で、
養子縁組の話を持ちかけ、まんまと10万ドルをせしめるのである。
ここから先は、まぁアメリカンB級アクションではよくある展開に入っていくのだが、
そういう意味では平凡な作品ではある。
特に、今作もジョン・キューザックの胡散臭さ全開で、
ファーストコンタクトからある意味での近寄り難い雰囲気出しまくり。
あとはもうやりたい放題なわけだが、
そこはアメリカンB級アクション。最後はキッチリ仕留められてしまう。
その過程を楽しむのが正解の映画なのだが、
クライマックスのアクションシーンはなかなかの緊張感。いい出来です。
ただ、子供が幼すぎて、なんかどっちつかずな感じがイマイチかな。

わかりやすいフォーマットを使って啓蒙活動する、的な映画で、
アクションの出来も悪くないのでそれなりに楽しめる作品ではある。

映画 『誘拐の掟』(☆☆☆)

メインエピソードに入るまでが長い上に、
メインエピソードよりもマット(リーアム・ニーソン)と
TJ(ブライアン"アストロ"ブラッドリー)のこれからの方が気になる、
テレビドラマシリーズの初回2時間スペシャルみたいな内容。
酒が原因で刑事を辞めたマットは、今や探偵。
断酒会に顔を出して、なんとか社会の末席に踏み止まっているが、
そんな時に同じ断酒会に参加していた男から
「弟の話を聞いてやってもらえないか」と持ちかけられる。
弟は麻薬売買の仲介人だが、妻を誘拐され、
身代金を払ったのに殺されて返されたという。
初めマットは、裏社会の住人である彼の仕事を受ける気は無かったのだが、
調べるに連れその誘拐犯の猟奇ぶりが明らかとなる。
くすぶっていた正義感と、過去への贖罪のため、
マットはその猟奇犯と対決するのであるが…。
その猟奇犯を調べる中でTJと出会うわけだが、
不遇な生い立ちと蛮勇ぶりが観客の興味を引く。
古典的な探偵モノであり、かつバディ・ムービーな香りも漂わせるわけだが、
冒頭にも書いたようにスケール感自体はイマイチ。
「あっという間に読んじゃいました」的な作品ではなく、
「じっくり、何度も読み返しました」的な作品だよね。
だからこそ、続きが見たいと思わせるモノがあるのだが
(そもそも、今作はシリーズ作品の10作目らしく、今作以降も続いている)、
内容的にはやや渋好みで、スペクタクルがないが、
この「ザ・ハードボイルド」な感じ自体は悪くないと思う。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-06-14

東京09R 小金井特別(3上1000万下 D短 ①点)
  ◎ ⑪トーセンマイティ
  ○ ②プロトコル
  ▲ ⑧プリサイスエース
  △ ③ベリートゥベリー

東京10R 多摩川S(3上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ⑯トーキングドラム
  ○ ②ダイシンサンダー
  ▲ ④ダンスアミーガ
  △ ⑫バロンドゥフォール

東京11R エプソムC(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑥エイシンヒカリ
  ○ ⑪フルーキー
  ▲ ②サトノアラジン
 本命は、左回り不安は抱えるが、距離相性のいい⑥。
 前走久しぶりの勝利で、再びの重賞挑戦。
 左回りさえ克服すれば、あっさりも充分だろう。
 対抗には、チャレンジCで⑥に先着している⑪.
 左回り実績が怪しいが、前走も惜しい内容だったし、持ち時計も悪くない。
 3番手には、連勝中と勢いのある②。
 鞍上によるところも大きそうだが、今回も乗ってくれるのは心強い。
 持ち時計も優秀だし、左回り実績もあるので、逆転も充分だろう。

阪神09R 三田特別(3上1000万下 芝中 3点)
  ◎ ①シホウ
  ○ ⑫イサベル
  ▲ ④カラフルブラッサム

阪神10R 三宮特別(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑧モルジアナ
  ○ ⑥ブルドッグボス
  ▲ ⑬ヒカルランナー
  △ ⑨ポメブラネイト

阪神11R マーメイドS(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑮アドマイヤギャラン
  ○ ⑫マリアライト
  ▲ ⑧リラヴァティ
  △ ⑦アースライズ
 牝馬限定戦ということもあり、軽ハンデなら条件級でも勝てるこのレース。
 でも本命は、芝2000m(4-1-0-0)と好相性の⑮。
 休み明けの前走から、相性のいい距離に変わって、改めて期待したい。
 対抗には、連勝でOPに駆け上がった(再降級?)⑫.
 持ち時計には不安が残るが、
 相性のいい鞍上が力を引き出してくれることを期待したい。
 3番手には、福島牝馬S2着からこのレースに挑む⑧。
 そのわりに斤量は前走と同等だし、持ち時計も悪くないので逆転も充分と見る。
 あとは、3歳馬ということで斤量的にはあまり評価されていないが、
 軽ハンデは魅力の⑦が、阪神実績もあって面白い。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-06-13

6/6の結果
 4勝(国分寺特別、稲村ヶ崎特別、三木特別、鳴尾記念) 2敗
  回収率 136.3%

6/7の結果
 6勝(ホンコンジョッキークラブトロフィー、安田記念、三浦特別、鶴橋特別、
    加古川特別、垂水S)
 1敗
  回収率 182.0%
  年間回収率 67.0%
  通算回収率 72.2%

 こんなに当たったの久しぶりじゃないだろうか。
 土日の重賞も両方当たったし(こっちはこっちで立ち回りもうまくいったし)、
 これがきっかけになって上昇局面に入ってくれると、ありがたいんですが…。
 6/13、6/14の買い方は以下の通り。
  東京:条件戦=複勝 OP以上=枠連
  阪神:条件戦=単勝 OP以上=枠連

東京09R 八王子特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ④ロワジャルダン
  ○ ⑭キネオイーグル
  ▲ ⑫パッショネイトラン

東京10R 江の島特別(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ③レッドオリヴィア
  ○ ⑪ヘイジームーン
  ▲ ④ベストドリーム

東京11R アハルテケS(3上OP D短)
  ◎ ⑮サウンドトゥルー  斤量恵まれた
  ○ ①サトノプライマシー 距離相性買って
  ▲ ⑭ベルゲンクライ   前走評価して

阪神09R 香住特別(3上500万下 芝長 ①点)
  ◎ ①サンライズジャパン
  ○ ⑧リノリオ
  ▲ ⑪ウェーブゴールド

阪神10R 舞子特別(3上1000万下 芝短 2点)
  ◎ ⑩トウショウピスト
  ○ ②エイシンペペラッツ
  ▲ ①キタサンエピソード

阪神11R 安芸S(3上1600万下 D短 ①点)
  ◎ ⑨ゴーインググレート
  ○ ⑩ニシケンモノノフ
  ▲ ⑤サルバドールハクイ
  △ 6キタサンミカヅキ

映画 『小さき声のカノン-選択する人々』(☆☆☆☆)

タイトルから内容が想像できず、予告編を見て観ようと思った作品。
なんやかんやで、ちょいちょい震災モノ観とります。

今作でまず思ったのは、仏教界のたくましさである。
最たるものは某学会(日蓮系)であるが、
今作で取り上げている東本願寺などの浄土真宗、
駒沢大が含まれる曹洞宗など、
特に大学を抱える宗派は横の繋がりが強固で(もちろん先輩後輩の関係もあるだろうが)、
放射能汚染されていない野菜が各地からこの寺に援助物資として届けられている。
だからこそ、福島県内から避難することなくわりと安全な生活が送れているのだろう
(もちろん、幼稚園も運営してるお寺さん自体の努力もあるだろうが)。
まして、廃仏毀釈という断絶に近い時代を経てのことなのだから、
そのたくましさはなおさらのことと思う。
それに比べると、人工宗教ゆえか神道の脆弱さを思わずにいられない。
田舎に行けば、手つかずで打ち捨てられている神社が少なくないし、
理論面でも仏教に頼らざるを得なかった歴史を考えると、
やはり宗教ではなく信仰とか習俗に近いものなのだと、改めて感じさせられた。

次に、もともと「出稼ぎに行かなくてもいい、通年で働ける地域づくり」
のために作られた原発が、
その事故のために避難という形で家族分断の原因になってしまった、
という皮肉である。
避難してもストレスで体壊す、避難しなければ放射能で体壊すという、
「進むも地獄、退くも地獄」という状況を現出してしまったわけである。
今にして思うと、出稼ぎというのは労働力の効率的運用という意味では、
意味のある方法論だったのではないだろうか。
だから、50年前に原発作るか作らないかという時に、
もっと対案を出して活発に議論すべきだったのに
(例えば、出稼ぎに対応した地域のあり方(地域丸抱えで雇用する)や
法整備(家族ごと出稼ぎして、出稼ぎ先で受け入れる教育機関を作るとか))、
そういうことなしに補助金やら「空気」作りで、
原発建設の流れを無理やり作っていった歪みが、
いまこのような形でこの国を苦しめているのではないだろうか
(この手法は沖縄でも公然と行われてるし、今も官僚はこの手法を使う)。
ラストでNPOの人が「まともな国に戻って欲しい」と言っていたが、
じゃあまともな国とはなんなんだろうか。
ワシは、上記のような理由でこの国は昔もまともじゃない、と思うわけだが…。

最後に、チェルノブイリの頃から続く、
この国の草の根運動の力強さである。
もともと、この国はムラ社会なんだから、国家なんかに頼らず、
ムラやコミュニティの中でわりとなんとかしてきた歴史があるのである。
上記のこととも関係してくるのだが、
国なんかに頼らず、今はネットを使った資金集めのシステムだってあるわけだし、
それこそ仏教ネットワークの強固さを見れば、
ヘタすれば国をひっくり返すことだって不可能ではないようにさえ思えるのだ。
この国は、チェルノブイリという前例を全く生かせずに、
今の状況を無理やり民衆に吞ませようしてるわけだし、
この国が大して頼りにならないことは正直痛感してるように思われるのだ。
だからこそ、自分たちでなんとかする、という立場に立つべきだと思うし、
今作に出てくる人々はそうしてるように思われる。

昨日、浅間山の警戒レベルが引き上げられました。
あの震災(ワシは、その直前の新燃岳ぐらいからだと思ってるのだが)以降、
この国は再び活性期に入ったと言われている。
原発即時全廃炉は、人的にも、そして物理的にも不可能であるが、
この国にいつまでも原発を、放射性物質を置いておけないことは明らかであろう。
だからこそ、コントロールできるところではきっちりコントロールするべきだし、
福島第一などは可及的速やかに廃炉過程に入らなければいけないだろう。
「原発を稼働し続けなければ、人材はどんどん損なわれる」
という人はいるが、現状は世界のどこも経験していない状況である。
それこそ、人材を育成して速やかに最大投入すべき状況であろう。
しかし、その人材となるべきは、原発推進派だけではない。
反原発派だって、速やかに廃炉するためには、
放射性物質や原子炉のことをきちんと知らなければならないだろう。
そういう知識なしに「即時全廃炉」とか言っているのは、
正直ワシには信じられないのだ。
「敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず」(孫子)。
日本には、この視座が欠けている、いや持っていない。
その現象は、少なくとも「あの戦争」以来続く、この国の宿痾と言えるだろう。

映画 『クロース・エンカウンター 第4種接近遭遇』(☆☆☆)

アイデア勝負の低予算映画界にとって、
CGはまさにかっこうの道具であると言えよう。
その精華が『第9地区』だったりするわけだが
(もちろん、大小道具の作り込みも見事なのだが)、
今作もラストでかなりの大仕掛けCGを持ってきている。
あとは、そこへ持っていくまでの脚本と舞台があれば、
低予算でも観るに堪える作品に仕上がるんだろうが…。
今作はそういう意味で言えばギリギリ及第点ぐらいの出来。
クライマックスの舞台となる旧米軍基地の程よい廃墟っぷりは、
今作の怪しげな雰囲気になかなかマッチしてると思われる。
ワシだって、こんな廃墟があったらほっとかないわぁ。
もう、この基地ありきで作ってるとしか思えなかったりもするんだが、
使えるものはなんでも使えばいいじゃない。
あとは、何でもかんでも宇宙人のせいにすれば、たいがいの奇行も許されるし、
UFOだって夜間なら照明だけでいくらでも表現できちゃう。
もっとも、低予算映画だと思って観なきゃ、この映画は許せないけどね。
いちおう、有名なUFO遭遇事件がネタ元になっているが、
正直それはどうでもよくなってしまう内容なので、
そういう期待をして観に行かないほうがいいだろう。
日本映画も、もう少しこういうゲリラ的手法を使ってもいいのでは、
とも思うのだが、日本じゃ廃墟の多くが使用禁止だからねぇ…。もったいない。

映画 『あの日の声を探して』(☆☆)

正直、こういうヒューマンな作品に低評価付けると、
「人でなし」みたいに思われるんじゃないかと、
内心ビクビクしてるわけですが、まぁ付けちゃいます。
何がダメって、あまりにもストーリーラインが雑過ぎ。
主人公の男の子ハジ(アブドゥル・カリム)が
キャロル(ベレニス・ベジョ)の前で話し始める決定的トリガーが
ほとんど無いままいきなり彼女の仕事場に訪ねて行って、
堰切ったように一気に話し始めるって…。
いや、ああいうことがあったから、兵隊にトラウマがあるとか、
他人を信じられないとか、わからんではないよ。
でも、やっぱり盗みは盗みなわけだし、それらを全部許したから、
ハジも心を開いたっていうのは、正直納得がいかないし、だいたい教育上良くない。
しかも、その後も偶然が重なったようにしか見えない展開で、
感動のラスト(ってことにしたいんだろうけど)になるわけだけど、
それまでの雑なストーリーのおかげで最後も全然乗って行けません。
まぁ、バカが物語を転がして行くっていうのは、
理屈ではわかっているけど、自業自得で自責の念に駆られてても、
あまり説得力がないわけで、要は全然感情移入できなかったわけです。

しかし、あのハジの押し黙ってる様を見ていると、
もしかして日本って世界的にはああいう風に見えてるのかな、
と勝手に思えてきたりします。
つまり、すごく不気味なんですね。
ホントに何考えてるかわかんないし、
なんか「イエス」でも「ノー」でもないし、
突然逃げ出したり、なんかついてきたり…。
なるほど、これは世界から信用されないな、と…。
「ショウザフラッグ」とか言われるわ、と。
少なくとも、欧米の文化ってそうじゃないから、
なおさらそう見えてしまんじゃないかな、と勝手に思ったりしました。

一方で、あの欧州委員会の白けたムード。
いや、イジメとかそういうことじゃないのは重々承知なんですが、
ああいう無関心が結局ロシアを増長させる遠因になってるように、
今作を見て思いました。
その上、アメリカが「世界の警察」をやめてしまったために、
ロシアはさらに増長するわ、中国は右へ倣えで増長するわで、
これでは国際連合もまともに機能しないわなぁ。
結局チェチェンでの教訓を生かせないまま、
クリミアでも同様の悲劇が繰り返されてしまった。
実力なき外交の限界を思い知らされた作品ではあります。

映画 『予告犯』(☆☆)

去年、『東京難民』という映画を観ました(詳しいことはレビュー参照)。
社会のレールから完全なる自己責任ではないとはいえ脱落してしまった者の、
それでも社会の末席に列せられようともがき苦しむ様を描いた作品であるが、
今作はもう少し積極的に「どうせなら一矢報いてやろう」的な心意気。
そのための方法が、小規模な『ハングマン』である
(タイトル見ただけでピンと来る人は、ワシと同世代か少し上ぐらい)。
闇の制裁者「ハングマン」が、法で裁けない悪者を、
社会的に抹殺するという、ザックリ言うと
「人を殺さない現代版『必殺仕事人』」である。
『ハングマン』的なクライマックスは、議員の悪事を暴くというところであろう。
つまり、そういう意味での目新しさは今作には無い。
また、ネット配信で犯罪行為を垂れ流すというのも、
すでに現実世界でいくつも起きてるし(異物混入動画とか、ドローン騒ぎとか)、
むしろ今や現実世界があまりにもラジカルで、
2011年~2013年連載の今作でも
既に若干「遅きに失した」感のある映画化になってしまっている。
さらに、あのラストである。
まず、ゲイツ(生田斗真)が最後に撮った動画。
あのアングルはノビタ(濱田岳)が撮ったとするにはあまりにも不自然なアングルであり、
そこになんらの疑念も抱かない警察もどうかと思うし、
針小棒大も甚だしい公安部、
さらに結局死ぬの一人だけっていうあの結末。
『デスノート』の時も思ったけど、
やっぱり『ジャンプ』は『ジャンプ』の殻を破れないのだと、
改めて感じたわけであります(今作の原作は『ジャンプ改』で連載)。
いみじくも最期の実況時のコメントに「なんという尻すぼみ」
みたいな書き込みがあったが、まさにその通り。
少なくとも、ワシの肌には『東京難民』のような硬派なノリの方が合うようで、
やはり原作を見た人には今となっては勧められない作品と言わざるを得ない。

映画 『トゥモローランド』(☆☆☆)

「トゥモローランド」、それは20世紀が夢想した希望あふれる世紀。
しかし、21世紀はどうやら「トゥモローランド」ではなかったらしい。
そもそも、人間自体が本質として2000年以上進歩してないのに、
「戦争の世紀」の後に「希望あふれる世紀」を持って来れるわけがないのだが、
それでも「トゥモローランド」を諦めない、っていうのが大事らしいよ。

とはいえ、まずこの国の最近の出来事を見てもわかる通り、
山は煙を吐き、大地は揺れる。
よその国に目を転じれば、小競り合いが続き、無辜の民衆が死んでいる。
どっちかといえば、『マッドマックス』な未来に、
我々は着実に近づいているわけである。
科学の進歩が何をもたらしたか。
いや、科学の進歩自体は何ももたらさない。
それを使う者が、何かを起こすのだ。
そういう意味では、「進歩」また手段であり道具に過ぎないと言えるかもしれない。
つまるところ、「人」が大事なのである。
諦めないことも大事だし、諦めることも大事だ。
明確な目的があれば、どっちも正解になりうる。
しかし、明確な答えがないからこそ、人は間違うわけで、
だからと言って誰かが正解を教えてくれるわけでもない。
そういう意味では、信じるのも疑うのも、どっちも正解になりうるわけである。

なんか、すごく哲学的なことを書いてしまってるが、
人生においては「何を信じるか」というのが大事だってことである。
自分を信じるのか、与えられた情報を信じるのか、
はたまた「神」とやらを信じるのか。
内容自体が陳腐なだけに、そういう普遍性でも見ないと、
ただの「ディズニーのお手盛り」にしかならない作品。
もっとも、「ディズニーランド」って言う場所自体、
「夢を見せる場所」だと考えれば、
今作だってそれを見事に具現化してると言えなくもないんだが、
それにしたって落とし所が陳腐なので、観終わっても特段感動がない作品である。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-06-06

東京09R ホンコンジョッキークラブトロフィー(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑥サーストンコラルド
  ○ ②ゲットアテープ
  ▲ ⑨ショウナンバッハ

東京10R 由比ヶ浜特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑨マリオーロ
  ○ ①アイライン
  ▲ ⑬キネオピューマ

東京11R 安田記念(3上GⅠ 芝短)
  ◎ ⑬ヴァンセンヌ
  ○ ⑤ミッキーアイル
  ▲ ①サンライズメジャー
 スプリントからクラシックディスタンスまで、
 さまざまな距離で実績を挙げた馬が勝ち負けしているこのレース。
 今回は、その上に力関係まで拮抗していて、非常に難解な一戦となっている。
 その中で本命は、距離相性が良さげな⑬。
 持ち時計に不安は残るが、勢いがある馬だし、
 休み明けを1つ叩いた上積みにも期待できそうだ。
 対抗には、ポイント的には①となるところなのだが、重賞未勝利では強く推せない。
 かといって、この馬の勢いにも侮れないものがあるので、3番手止まりとする。
 代わって対抗には、やや間隔は開いているが
 去年のNHKマイルC勝馬の⑤を推す。
 今年に入ってから、まだ1600m戦をやっていないのだが、
 少なくとも相手なりには走れているし、GⅠ馬としての格も備えている。

東京12R 三浦特別(3上1000万下 D短 1点)
  ◎ ⑨メガオパールカフェ
  ○ ⑮サトノアルバトロス
  ▲ ⑦ハコダテナイト

阪神09R 鶴橋特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ④サウンドアプローズ
  ○ ⑦ヴィンテージローズ
  ▲ ⑫ランドオザリール
  △ ①リヴィエール

阪神10R 加古川特別(3上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ⑨フォローハート
  ○ ⑤タガノクレイオス
  ▲ ⑩スズカアドニス

阪神11R 垂水S(3上1600万下 芝中 2点)
  ◎ ⑧マテンロウボス
  ○ ⑥ラングレー
  ▲ ②マルタカシクレノン

「新・中央競馬予想戦記」2015年第5開催を振り返って

①5/30、5/31の結果
 (1)5/30の結果
  1勝(白百合S) 6敗
   回収率 45.6%
 (2)5/31の結果
  2勝(むらさき賞、富嶽賞) 7敗
   回収率 16.8%
   年間回収率 64.6%
   通算回収率 72.1%

②今開催を振り返って
 (1)重賞は、GⅡを中心に良かった
  (全体:15戦90.5% GⅢ:3戦76.7% GⅡ:7戦136.4% GⅠ:5戦38.3%)
 (2)一転してOPが悪かった
  (20戦通算 20.3%)
 (3)芝戦は、中長距離は良かったが、短距離戦が大きく足を引っ張った
  (全体:83戦74.6% 短:35戦21.6% 中:34戦111.8% 長:14戦101.7%)
 (4)ダート戦は、特に短距離が悪かった
  (全体:29戦29.6% 短:15戦10.9% 中長:14戦49.6%)

③今開催の総括
 開催全体の回収率は60.6%と年間回収率よりやや低い程度と見えなくもないが、
 ここ2週ぐらいかなり結果が悪いわけで、
 つまり、今が下り坂、もしくは最底辺に近い状況と見える。
 最底辺なら、何がしかのきっかけがありそうではあるが、
 関東は変わらず東京であり、関西は今年決して良くない阪神と、
 浮上のきっかけになりそうなニュースがないわけである
 (3週目から加わる函館も、去年は決して良くなかったし…)。
 2場開催のうちに、何がしかのきっかけがつかめればいいのだが…。

④私事ながらお知らせ
 6/27夜~6/29まで、神戸方面に旅行に行くことになりました。
 もちろん、宝塚記念に日程を合わせての旅行です。
 今から楽しみです。

「新・中央競馬予想戦記」 2015-06-06

今週は、開催全体の総括をUP予定ですが、
ひとまず土曜日分の予想だけ先に上げておきます。
6/6、6/7の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 阪神:条件戦=複勝 OP以上=ワイド

東京09R 国分寺特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑪ブレイクザポケット
  ○ ①クワトロガッツ
  ▲ ⑦ウインフェニックス

東京10R 稲村ヶ崎特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ③マローブルー
  ○ ⑦ダイワリベラル
  ▲ ⑨ヴェラヴァルスター

東京11R ヴィクトリアRC賞(3上1600万下 D短 ①点)
  ◎ ⑧バーディーイーグル
  ○ ⑪スノーモンキー
  ▲ ⑦ベルウッドテラス

阪神09R 戎橋特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑤トウシンムサシ
  ○ ④オヒア
  ▲ ⑫イルーシヴキャット
  △ ⑩グランドデザイン

阪神10R 三木特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ②ヘミングウェイ
  ○ ③ムーンクレスト
  ▲ ⑩セウアズール

阪神11R 鳴尾記念(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑩ラブリーデイ
  ○ ①グランデッツァ
  ▲ ④アズマシャトル
 ポイント的には、3頭ほぼ同等の混戦模様だが、
 実績面で劣る④を3番手評価。
 とはいえ、安定感があり、1叩き後なので改めて期待できそうだ。
 本命は、3000m以上はやはり長かった⑩。
 金杯京都記念と今年に入って中距離重賞を連勝しているだけに、
 今回は適距離に戻り改めて期待だろう。
 対抗は、休み明けの前走を無難にこなした①。
 持ち時計には不安が残るが、新パートナーの川田騎手とは手が合いそうなので、
 前走の勢いで逆転候補と見る。

映画 『新宿スワン』(☆☆☆)

やけに時代がかってると思ったら、
原作者の実体験が元になってるみたいで、
原作の連載開始の時期から考えて2000年前後の歌舞伎町での経験が
元になっているものと思われる。
暴対法も徐々に根付いてきているとはいえ、
まだまだヤクザ屋さんが隠然たる力を持っていた時代が元になってるからこそ、
まだこういう大時代的な話が通用するわけであるが…。
もっとも、タテ社会というものは、多かれ少なかれこういう体育会的な
ヒエラルキーができてしまうわけだから、
イマドキの特殊詐欺集団だってこういう要素が消せないんだろうけど…。

また、『龍が如く』じゃないけど、
ある意味才能一本(見た目も含む)でのし上がれる場所なんて、
イマドキの日本じゃ歌舞伎町ぐらいだからねぇ。
今作は女性風俗嬢(キャバクラも含む)スカウトの話だけど、
ホストの世界だってそうだし、
一攫千金の要素があるのは、ギャンブル(宝くじや株も含む)以外じゃ、
歌舞伎町ぐらいだよねぇ。
作中の真虎(伊勢谷友介)のセリフじゃないけど、
「誰もよそ者扱いされない」って言う意味では、
相互監視社会日本で最後に残されたカオスとも言えるわなぁ。
でもって、カオスには物語がつきものなわけですよ、世界中どこ見ても。

確かに、原作は約8年、コミック28巻とけっこう長く続いた話だから、
面白くないわけないわけだが、
その一方で2時間半(映画としてはこれでもちょっと長い部類だが…)程度の尺で、
収まるんかいな、という思いで観てました。
確かに、秀吉(山田孝之)と龍彦(綾野剛)との顛末が
きっちり終わってるという意味では、
それなりに収まりのついた話になってはいる。
しかし、そこに集中するなら、
もっとおざなりに描いていい登場人物がいっぱいいるし、
だいいちこんなに時間かけなくてもいい。
そして致命的なのは、真虎と組長さん(吉田鋼太郎)の最後の会話。
ははぁん、こりゃ評判良かったら続編作るぞ、的な壮大な伏線張りですな。
でも、別にそんなの続編作った時にどうせいちいち説明し直すんだから、
もう少し秀吉と龍彦の話を濃厚に描いて欲しかったなぁ。
まぁ、その描き方はあんまり園子温流ではない気もするけど…。
そういうあざとさが透けて見えたってことで、☆3つとします。
話自体は面白いので、まぁ観て損はないだろうが…。

映画 『ジェームス・ブラウン~最高の魂〈ソウル〉を持つ男~』(☆☆☆☆)

近日公開の『グローリー』もそうだし、
今作でジェームス・ブラウンを演じるチャドウィック・ボーズマンが
ジャッキー・ロビンソン役で出演した『42』などももちろんそうだが、
オバマ政権最大の功績は、なんといっても多くのマイノリティ
(ここまでくくると『ミルク』なんかも含まれてしまうが)に
スポットが当たったことであると、ワシは思っている
(そういう意味では、チャドウィック・ボーズマンは
「ミスターオバマ政権」と言ってもいい活躍ぶりだが)。
しかも、今作にはジェームス・ブラウンと同じ時代を生き、
今なお現役のミュージシャンとして活躍するミック・ジャガーが製作に携わっている。
そのおかげで、JBミュージック盛りだくさんの、
実にノリのいい作品に仕上がっている。
もちろん、今作もチャドウィック・ボーズマンの見事ななり切りっぷりで、
若きJBを演じ切ってるわけであるが、
あまりJBのステージを知らないワシが見ても、
実にサービス精神旺盛な、楽しいステージであったことが理解できる。
一方で、その過酷な生い立ちゆえに、
「最高の」というよりは「孤高の」魂(ソウル)を持つ男に仕上がってしまったわけで、
自分の才能を自覚し、自分の商品価値を理解した上で、
自らを「見せ物」と評し、それに群がる者を、利用し倒す。
そういう意味では猜疑心の塊だったと言えなくもないが、
そんな彼にも唯一とも言える親友ボビー・バードとの話が、
もう一つの芯として今作にはしっかりと通っている。
確かに、JBは一個の天才だったと言えるだろう。
しかし、天才であり、当時の黒人界を代表する一人として、
孤独に苛まれること一再ではなかったようである。
そんな時の多くに、ボビーは傍にいて、JBを支え続けていた。
そんな間柄だったんだから、一回ぐらいボビーのソロステージぐらい、
許してやれんかったのかなぁ…、と思わなくもないんだが、
彼ほどの人傑の心情を、ワシのような小者が推し量ることなど、到底できません
(作中には残念ながら明確な答えはないんだが、
おそらくJBはボビーにまで去られてしまったら…という思いがあったように思われる)。
音楽好きならば、必見の一作だろう。

映画 『アルプス 天空の交響曲〈シンフォニー〉』(☆☆☆☆)

こういう作品こそ、3Dでやってもらいたいわけであるが、
それだと色彩がスポイルされてしまうので、良し悪しであろう。

良きにつけ悪しきにつけ、ドローンがブームである。
今作のような空中撮影(今作がドローンによるかどうかはわからんが)が、
気軽にできるということは、
「異なる視点」を容易に持つことができるとも言えるわけである。
また、普段立ち入れない場所にも目だけは飛んで行けるわけだから、
新たな発見にもつながると言えるだろう。
今作では、そんな「新たな視点」でアルプスを見るばかりでなく、
アルプスを取り囲むあれやこれやも一緒に提示するという、
通り一遍な環境映像とはわけが違う、
ある意味本当の「環境映像」が堪能できる。
四季や光が彩るアルプスの山々の絶景。
人々の生活を支える氷河や滝、そしてダム。
そこに生きる人々や家畜、野生動物。
人を寄せ付けない孤高の峰々を、
カンタンに見下ろせてしまうことの是非も無くはないが、
今作によって冒険心がかき立てられるなら、
今作には相当以上の価値があるのではないかと、
作中で紹介されるヒラリーやマロニーの言葉に共感するワシは思うのだが、どうか。

映画 『ザ・トライブ』(☆☆☆)

「この映画の言語は手話である。字幕も吹き替えも存在しない」
という注意書きで始まる今作。
登場人物はほぼ全員聾唖者、つまり耳が聞こえず、言葉を発することもできない。
しかし、行われていることを見ていけば、
言葉が無くともそこで行われていることは、なんとなく伝わってくる
(そうでなくては、興行的に成り立たないだろうが…)。

主人公セルゲイ(と言っても、スタッフロールでそう流れるだけ)は、
聾唖者の寄宿学校に入学する。
寄宿学校ということは全寮制ということなので、
生活してる生徒の中でいろいろな決め事や派閥のようなものが存在する。
セルゲイは、その中の「悪の組織」に所属することになる。
彼らは、学外で強盗や売春を行い、上下秩序が存在する。
入学当初戸惑ったセルゲイだったが、腕が立つためか、
次第に組織内でのし上がっていく。
しかし、おそらく男女関係がそれまでなかったためか、
組織内の「商品」である女性(あまり良い表現ではないがご容赦願いたい)に
好意を寄せるようになる。
そして、彼女の歓心(≒カネ)を買うために、窃盗や強盗を働き、
自分のポッケにそのカネをねじ込み
(本来、上位者にみかじめ料を納めなければならないのだろう)、
そのカネで彼女を抱く。
しかし彼女は断固としてキスを許さない。
この辺りに彼女のセルゲイに対する気持ちが現れてるのだろう。
やがて彼女がイタリアに行くことになる(理由はワシにはわからんかった)。
彼女と別れるのがつらいセルゲイは、
彼女のパスポートを奪い、破り捨ててしまう。
当然、組織の他のメンバーにボッコボコにされるのだが、
それが破局的ラストへの引き金となる。

彼らの世界というのは、単純に言うと音が無い。
それは健常者と共に生活していく上で、いくつもの不便を強いられる。
言葉が通じないことはもちろんだが、
音が聞こえにことによって危険に気づくことができないケースがある、
ということである(そのことがラストとも関係してくるのだが)。
トラックがバックすると、だいたいブザーが鳴る。
健常者はそれで巨大な物体が動いてくることを察知できるが、
聾唖者は気づかないまま轢かれてしまう。
彼らにとっては、視覚や触覚が非常に重要と言えるだろう。
そういう彼らだからこそ、身体接触を伴う「セックス」という行為は、
健常者のそれとまた違う意味合いがあるのではないだろうか。
彼女の、セルゲイに対するチグハグな行動がそれを物語ってるように思われる。

物語の中では、ちゃんと会話が行われている。
手話を知る者なら、その会話を聞き取ることもできようが、
本当に伝えたいと思えば意志は伝わるのである。
言葉に頼るばかりが対話ではないし、
言葉によらず相手に何かが伝わってしまうこともあるのである。
ただし、発信者の意志と異なっている場合が、ままあることを、
発信者も受信者も肝に銘じておかなければならないだろう。

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