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映画 『人生スイッチ』(☆☆☆)

ふとしたきっかけで人生が転落するという短編のオムニバス構成。
とはいえ最初の「おかえし」は、
ドイツで実際にあった飛行機ついらくじこをほうふつとさせる内容で
(今作が2014年公開なので、今作に罪はないのだが)、
正直笑えなかった。
2本目の「おもてなし」は、ウェイトレスの仇だったはずの男を、
気がつけば全然関係ないはずの女店主の方が積極的に殺そうとする。
女店主には、何か鬱屈したものでもあったんだろうか。
もちろん短編なので、そういった深い描写はないのだが、
そういう意味では想像をかき立てられる作品ではある。
3本目の「エンスト」は、冒頭の流れだけ見ればどっちもどっちなのだが、
怒りがあそこまで発展し、そしてあの結末。皮肉たっぷりである。
4本目の「ヒーローになるために」も、怒りがきっかけ。
でも、駐禁取り締まり業者が私企業としてあのように暴走
(かどうか本当のところは不明なのだが)するんだとすると、
このテの取り締まりを安易に民間に委託するべきではないように思われる
(今作の主人公は、完全にやりすぎではあるが…)。
5本目の「愚息」は、悪いこと(轢き逃げ)したのはタイトルの通り愚息なのだが、
他の大人たちが揃いも揃ってカネの亡者。
弁護士は弁護報酬欲しい。
検事はこの機にワイロで私服こやしたい。
愚息の身代わりになった老庭師にだって家族がある。
父親は報酬ケチりたい。
母親はなんとか息子救いたい。
ウソをつき通すのも大変なのである。
最後の「ハッピーウェディング」が、格段にエゲツない。
幸せな結婚式のはずが、
新郎の元カノがその結婚式に参加してて、
しかも新郎はあろうことか会場でまた元カノと良い感じ出してる。
しかも婚前交渉があったと聞いた新婦は、式場から飛び出し屋上へ。
死んでやろうかと思ったその時、背後に喫煙中のシェフが…。
新婦を追って屋上に来た新郎の前で新婦は…。
あとはもう、ご想像にお任せします。
まぁ、日本と違って性が奔放なアルゼンチンの映画ですから、察してやってください。
日本と少々笑いのツボが違うので、素直に勧められる映画ではないが、
いろんなお笑いを見られるという意味では、なかなかに興味深い作品と言えるだろう。

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