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映画 『バトルヒート』(☆☆☆)

今だに、今作のように「人身売買」がネタになるという事実自体、
本来真剣に受け止めなければならないわけだが、
それこそ作中のセリフにあるように「買う人間がいるから売る人間が生まれる」
わけで、ラストのテキストにあるように
「人身売買に巻き込まれる女性の大多数は売春絡み」なわけで、
セックスビジネスの闇の深さを改めて思い知らされるわけである。

今作は、そんな人身売買をグローバルに行う一族と、
それを追うアメリカとタイの刑事のお話である。
アメリカの刑事ニック(ドルフ・ラングレン)は、
その一族をニュージャージーで追い詰め、末子を射殺、父を逮捕した。
父はロシア大使館の助けもあって保釈されると、早速復讐に移る。
ニックの自宅を襲撃し、妻を射殺、娘を誘拐し、ニック自身も瀕死の重傷となる。
蘇ったニックは復讐を誓い、単身逃亡先に東南アジアに飛ぶ。
一族の件に関与していたFBI捜査官は、ニックを追ってタイに入国、
タイ警察に協力を要請した。
しかし、この捜査官は既に一族によって調略されており、
タイ警察の力を使ってニックを捕まえようと画策していたのだ。
そのタイ警察のメンバーの中に、トニー(トニー・ジャー)がいて、
彼も彼女が人身売買された女性であることなど、
どちらかといえばニックに近い考え方なのだが、
捜査官の策略によりニック逮捕の急先鋒となってしまう。

図式としては、それこそ『エクスペンダブルズ』の
ドルフ・ラングレンvsジェット・リー的な体格差のあるバトルで
中盤まで引っ張る展開なのだが、
バイクvs走りのチェイス戦など古き良きアクション映画的な出来
(ワシ、こういうのは好きですよ)。
スタントを使ってるせいか、流麗な格闘戦が見られるわけではないが、
それでも迫力は充分。
それでも、ややヴォリューム不足で、ガンアクションがけっこう多い。
基本的にアメリカ産のアクション映画なのでこういう出来になるのは仕方ないのだが、
ともに格闘戦も充分できるだけに見せ方としてはややもったいない。
アクション映画としては及第点の出来ではあるが、
もっと「痛みの伝わる」作品作りをして欲しかったかなぁ…。

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