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映画 『ピクセル』(☆☆☆☆)

たぶん『シュガーラッシュ』の時にも書いたと思うが、
なぜ今作が「日本製」でないのか。
確かに『センティピード』のようにアメリカ製ゲームもモチーフに使われているが、
岩谷徹が「プロフェッサーイワタニ」として作中に登場するなど、
多くの要素が日本製ゲームで占められているのが今作である。
にもかかわらず、今作はアメリカ製なのである。
もちろん、予算のかけ方が違うと言われればそれまでだが、
作中の政府お偉方のゲームに対する反応がそうであるように、
日本人にもまだまだゲームを低く見る傾向がけっこうある、
というところにも相当問題があるように思われる。
「クールジャパン」と言って、日本食なんかを必死で広めようとしてるところにも、
それは現れている
(実際、アニメやゲームのムーヴメントは、海外では「コップの中の嵐」
だという言説もあるんだが…)。
しかし、実写ではなかなかスペクタクルを表現できないこの国では、
アニメやゲームというのは強力な武器だと思うんだけどねぇ…。
このテのコアな部分をフィーチャーした映画群を観ていると、
何にでも「世界を変える力」があるように見えるから不思議なのだが、
そういう意味ではアメリカの「映像の力」への信仰は
まだまだ相当なものだと思わせるわけである。
翻って、資源のない日本は、何をテコに世界に訴求していこうとしてるのか、
やはり見えてこない。
単純に戦略がないからだけかも知れないが、
昨今の頻発する自然災害なんか見ていると、
よその国のこと構ってられないというか、そういう余力もないんだろうね。

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