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映画 『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』(☆☆☆☆)

現在は主に自然を被写体にすることが多いが、
もともとは報道写真家であるセバスチャン・サルガドのドキュメンタリー映画。
報道写真家時代の作品も壮絶なものが多いが、
ワシはあまり人間を被写体にしないので、
やはり昨今の環境関連の作品に強く惹かれるものがあった。
モノクロゆえか絵画的というか、
幻想的というか別の星じゃないかという錯覚すら覚える作品群が実に素晴らしい。
また、環境保全ということで故郷ブラジルで「インスチテュート・テラ」
という大規模植林プロジェクトを行い、
いま現地は国立公園に指定されるほどにまで自然が蘇っているという。
C・W・ニコルのような「いまある森林を大事にしよう」という発想よりも、
より積極的でかつ野心的である。

日本も、戦後の一時期「復興」の名の下に、
知床などの山奥にまで開拓の手を伸ばして乱開発を行ったことがあった
(札幌では、滝野すずらん丘陵公園でもその一端が垣間見られる)。
今となっては、それらは再び緑に覆われ、
「廃墟」と呼ばれたり、もはや跡形もないところすらある。
そういうたくましさを持つ反面、我々人間にとって欠くことのできない、
酸素や水を育むのが森林なのである。
サブタイトルである「地球へのラブレター」とはよく言ったもので、
サルガド氏の地球に対する愛に溢れた作品であり、
地球の見方が少し変わるかもしれないぐらいパワーを持った作品。

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