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映画 『キングスマン』(☆☆☆)

作中でも語られているように「シリアスなスパイフィクション」に
反抗するべく作られた作品と言える。
とはいえ、その方面の極北には『オースティン・パワーズ』シリーズがあるわけで、
今作が狙うところは「上品でかつ娯楽性が高い」という、
悪く言えば中庸な作品なわけである。
だから、わりと古典的な「ビルドゥング・ロマンス(成長譚)」だったり、
イギリスらしく「円卓騎士団」を気取ってみたりと、
わかりやすさが追求されている。
とはいえ、しょせん中庸は中庸。
トンデモスパイツール的なカサやライター、万年筆が出てきたり、
ゴッテゴテのトンデモIT長者がラスボスだったりと、
先ほどのわかりやすさにつながる、古典的スパイフィクション要素が
数多く盛り込まれている。要するに懐古主義なのだ。
シリアスでない分、謎解き要素も乏しく、
どっちかというと大立ち回りを楽しむ、悪く言えば「ただのアクション映画」であり、
そのわりには「お手軽」に銃器や火薬に頼ってしまうところが、
アジアンアクション寄りのワシには物足りないところではある。
息抜き向けの映画。

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