映画 『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』(☆☆)
良くも悪くも、ドキュメンタリーらしい作品。
特段盛り上がりもないまま、淡々と事実関係だけを羅列していく。
バレエ団内部の派閥争いに、
最終的には国家が介入して
(世界を代表するバレエ団だからいたしかたないのかもしれないが…)、
総裁と芸術監督が対決するのだが、
国家がバックについている総裁の方が勝つのはある意味当然。
そこもいただけないと言えばいただけないのだが、
肝心の事件の真相に全くと言っていいぐらい踏み込んでないこと。
確かに芸術監督は被害者なわけだけど、
バレエ団自体ブラックボックスみたいであり
(今作は、それがロシアという国の縮図だ、みたいに語ってるわけだが…)、
そこをえぐって行けばそれなりにセンセーショナルな内容になったろうに…。
バレエに興味のない人間(ワシもそうだが…)にとっては、
ただただつまらない作品。
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