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映画 『ドラゴン・ブレイド』(☆☆)

中国の歴史書に書いてあったわずかな記述を元に、
ココまで話を広げるっていう製法自体は、
韓国時代劇なんかでもよく見られる手法なので、そこはあまり問題にはしない。
面白ければだいたいOKである。
問題はそこではなくて、
例えば宮本武蔵が、実は関ヶ原にも大坂の陣にも参加していたこと。
柳生一門がどうやってあの地位を築いたかを考えれば、
今作におけるジャッキー・チェンの立ち位置がどの程度かわかるのではないだろうか。
要するに、軍団と軍団がぶつかり合う戦争において、
個の力がいかに小さいかということである。
だからこそ、あからさまに一騎打ちみたいなものを
用意してやらなきゃいけないわけである。
今作ではどこを評価するかによって多少評価も違うだろうが、
少なくともジャッキー・チェンを観に行ったとするならば、
例えば『1911』程度にしか評価できないわけである。
「頑張って俳優活動やっている」と評価することも可能だが、
それは結局彼の良さを殺してしまっているとワシは思うので、
その観点からこの程度の評価しかできない、ということになる。

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