映画 『マギー』(☆☆☆)
ゾンビをただ倒すだけの映画なら、
ある意味既存の作品でおおむね間に合っているわけである。
そういう意味では、『アイアムアヒーロー』などは、
特段何の工夫も感じられないわけだが…。
その点、今作はちょっと毛色が違う。
「もし、愛する娘がゾンビになって行くとして、父親はそれをどうするのか」
というおよそゾンビものとは思えない設定を持ち込んできた。
途中途中で挟まれるエピソードなども、なかなかえげつないものがあり、
ゾンビものとして考えればなかなか見ごたえのある作品に仕上がっている。
しかし、設定的には「難病もの」と捉えることもできるわけで
(実際、抗ガン剤的な設定の薬が出てきたりする)、
そう思ってみるとわりと単純な作品と捉えることもできる。
評価は、その辺を平均して行っているが、
設定が凝っていて興味深い内容になっている。
ワシ的には「あり」な映画だと思う。
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