映画 『フィフス・ウェイブ』(☆☆☆)
あぁ~、コレはねぇ、評判良かったら続編ありなんだねぇ、きっと。
ノリとかは完全に『トワイライト』以降的というか、
既視感のあるシーンの連発なんだよねぇ。
にも関わらず☆3つなのは、
『アイアムアヒーロー』を観た後だからと言っていいだろう。
主人公が男と女という違いはあるが、
『アイアムアヒーロー』的な「撃たない」幻想は、
開始数分であっさり打ち破られるし、
敵側に半分足を突っ込んでる異性と出会っても、
日本人だから手を出せない「英雄」と、
(たぶん)ヤっちゃう「キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)」。
国家が空気な『アイアムアヒーロー』と、
乗っ取られちゃう今作(コレは相手の知性と関係があるわけだが)。
何も考えずに突っ走る上にご都合主義な『アイアムアヒーロー』と、
けっこう立ち止まって考えてる今作。
家族について全くと言っていいほど触れない『アイアムアヒーロー』と、
なんやかんやで家族がテーマの今作。
と、なまじ『アイアムアヒーロー』が典型的な日本像を投射している(とワシは思った)
がゆえに、今作と観比べた場合非常に比較しやすかったという意味で、
興味深い作品になっただけのことである。
あと、「克服」することだけがテーマになってしまった『アイアムアヒーロー』
に比べると今作はやはり内容が濃い。
やはり、『アイアムアヒーロー』にはもっと「日本らしさ」を前面に出して、
「日本のゾンビ映画」を確立して欲しかったかなというのはある。
閑話休題。
今作の続編が出たら…、観に行かないかな。
あとは、おおむねパターンだからね。
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