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映画 『64(ロクヨン) 前編』(☆☆☆☆☆)

去年NHKで全5回のドラマになった時点で「映画化」が確定してたので、
そのとき録画したものを先日一気見して予習済みです。
そんなわけで、「映画版の予告編」→「ドラマ版本編」→「映画版前編」の
順番で観てるので、ドラマ版の時点で主人公の三上
(ドラマ版:ピエール瀧、映画版:佐藤浩市)など主要キャスト数人の熱量に
違いを感じました。
ドラマ版のキャスティングの限界なのか、
監督さんの好みの違いなのかは判然としませんが、
少なくともピエール瀧に映画版のような「アツい」演技は素晴らしいで難しそうだし、
だいいち似合わない。
まぁ、違う演じ方で観ると、物語の観方も少しは変わるかなぁ、
と思ったんですが、全体にアクセントの付け方が若干違うので、
どっちも面白いです。

前編の区切りは、ドラマ版見た時の予想通りドラマ版第3話まででしたね。
まぁ、あそこが一番区切りがいいですからねぇ。
ここまで観た感じでは、ドラマ版は「ピリピリ」ぐらいですが、
映画版はやはりその熱量のせいか「ギリギリ」した雰囲気です。
ドラマ版もそれなりに濃ゆいキャスティングでしたが
(でんでんさん楽しみにしてたのに、すんげぇちょい役でビックリしたが…)、
映画版のキャスティングは実に贅沢。この辺は資金力の違いだろう。
本編後に流れた後編の予告を見ると、2課長に詰め寄るブン屋は、
ドラマ版と違って多分秋川(映画版:瑛太、ドラマ版:永山絢斗)がやるっぽいですね
(ちなみにドラマ版では井沢(堀部圭亮)という東京のブン屋がネチっこく詰め寄ってた)。
まぁ、前編の絡み具合なんかからすると充分かなというか、
そういう意味では映画版の方が地方新聞に花を持たせてる感じですね。

そう、今作は警察部内の内幕モノであると同時に、
警察vs報道の戦いでもあります。
また、『クライマーズ・ハイ』でもそうでしたが、
原作の横山秀夫さんの得意分野であり、ある意味よって立つところでもあるので、
詳細に描かれています。そのため、今までの内幕モノとは、
また一線を画す作りと出来になってます(その本領が後編で発揮されるわけだが)。

予習済みのワシとしては、当然原作(=ドラマ版)と違う結末であり、
事件の真相(もちろんロクヨン本件の方であるが…)であり、
三上家の親子関係である。
その辺の期待値込みで☆5つとする。

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