« 「新・中央競馬予想戦記」 2016-06-26 | トップページ | 映画 『日本で一番悪い奴ら』(☆☆☆☆☆) »

映画 『ダーク・プレイス』(☆☆☆☆)

一家殺人事件の加害者と生存者が兄と妹で、
しかもその決め手になったのが妹の証言。
おかげで兄は28年もムショ暮らしすることになり、
妹はその時の手記で一時期儲けたようだが、その後続かず。
そこに、過去の犯罪を掘り返してる「殺人クラブ」なるサークルに招待され、
自分が巻き込まれた事件と再び向き合うことになるのだが…。

アメリカ映画の得意技「家族の物語」なわけですが、
家族といっても血が繋がってるだけで、
それぞれ別々の社会を持つ以上他人と他人。解り合うなんて容易ではないわけです。
そこに様々な誤解や不信が生まれるわけですが、
それでも「家族」という幻想(という言い方は冷たすぎるかもしれないが)を
取り戻そうとする者が一人や二人いるわけです。
しかし、その取り戻し方がまた一様でないがために新たな悲劇を生み出してしまう。
まぁ、社会というもにはそういうものかもしれないのだが
(だからこそ、家族は社会の縮図とか社会の最小単位だとか言われるわけだが)、
さすがに得意技だけあって、あの時間の中にキッチリ収めて見せるところが、
アメリカ映画の実力と言えるのではないだろうか。

事件の真相は実に切ないが、「殺人クラブ」という、
犯罪を多面的に捉えているマニア集団だからこそ
辿り着けた結論と言えるかもしれない。
彼らを主役に連続ドラマシリーズも作れそうだ。
『ゴーン・ガール』の原作者が今作の原作を書いているが、
アッチのような騙し合いではなく「やさしい嘘」がテーマとなっており、
コッチの方が日本人好みの作品と言えるかもしれない。

« 「新・中央競馬予想戦記」 2016-06-26 | トップページ | 映画 『日本で一番悪い奴ら』(☆☆☆☆☆) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/134965/63834916

この記事へのトラックバック一覧です: 映画 『ダーク・プレイス』(☆☆☆☆):

« 「新・中央競馬予想戦記」 2016-06-26 | トップページ | 映画 『日本で一番悪い奴ら』(☆☆☆☆☆) »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ