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映画 『永遠のヨギ―』(☆☆☆)

改めて「ヨガって何だろう」思って観に行ったんだが、
パラマハンサ・ヨガナンダって人のヨガは「西洋ヨガ」と呼ばれるもので
(その呼称も正直どうかと思うんだが…)、
定期的に来るブーム的なヤツはこの人が世界に広めたヨガなんだね。
彼は、宗教色を廃し(だから「西洋ヨガ」と言うみたいだが)、
それがゆえに広まったようだが、
その精神は元々のヨガをキチンと受け継いでおり
(そりゃ、麻原彰晃みたいな我流じゃなく、ちゃんとしたグル(尊師)から
ヨガを学んでるから当たり前なんだろうけど)、
現在よく見られるようなフィットネス的なものではなく、
瞑想の一態様を本来は志向していたようである
(もっとも、それを押し出していたら、こんなには広まってなかっただろうが…)。
そう思って見ると、ヨガナンダの言わんとしてることもなんとなく見えてくる。
日本で言えば「天道(あるいはお天道様)」に近い感じを受けた。
「グル(導師)が常に見ている」とかいった表現はまさにその典型で、
インドのさまざまな宗教の中に「ヨガ」が入り込んでいるというのもうなずける。
裏を返せば、日本には独自に「天道」を体系化し、
それを伝道する言葉を持つものが現れなかったことを意味する
(その分宗教に寛容なのだが、寛容すぎて無節操だったりするわけだが…)。

なぜ、ヨガナンダの精神性が抜け落ちて、
ヨガが今の「フィットネス的なもの」になってしまったのかについて
触れてないのが残念ではあるが
(そういう意味では「教祖は偉大だが取り巻きがその偉大な教義をダメにする」
ひとつの典型と言えるかもしれないが…)、
インドの神秘がまた一つ深まったというか、やっぱ不思議な国であり、
不思議な人を生み出す神秘の国って感じだよなぁ…。

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