映画 『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(☆☆☆)
ワシがなんでクドカン作品にはまらないのか、やっとわかった。
それは、ワシが「青春」という甘酸っぱい通過儀礼をまともにこなすことなく、
今に至ってるからなんだ、と…。
だから、「甘酸っぱくてもどかしい恋愛」にも、「アイドル」にも、
「がむしゃらに何かに打ち込むこと」にも、どうしても一歩、いや2~3歩引いて
観てしまうところがあるようで、だからなんかこう「イラッ」と来てしまうのかもしれない。
地獄のシステムは『鬼灯の冷徹』とちょっと違うが、
だいたいの部分は予習済みなので入りやすかったが、
音楽ネタてんこ盛りで(まぁわからなくても何となく理解はできるが)、
前述の通り2~3歩引いて観てしまってるせいか、
あまりどっかんどっかん笑いが内側から湧いてくる感じではない。
思ったより真面目だが、やっぱり中途半端な感じがするし、
だいだいあの予定調和的な展開がなぁ…。
大助(神気隆之介)の行動も一貫性が無いし
(その辺が中途半端感をさらに助長するんだが…)、
無駄に回り道してる感じがする(ようにワシには見えてしまった)。
もう、クドカン作品は観ません。はまらない理由もわかったことだし、
多分この溝は埋まらないだろうなぁ。
何せ、ワシのこれまでの人生の過ごし方全部やり直さないとダメなレベルだからなぁ…。
« 映画 『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』(☆☆☆) | トップページ | 映画 『FAKE』(☆☆☆☆) »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 2022「勝手に映画賞」など(2023.01.31)
- 【1か月遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年12月分(2023.01.30)
- 【1か月遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年11月分(2022.12.31)
- 【3週間遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年10月分(2022.11.21)
- 【1か月遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年9月分(2022.11.01)
« 映画 『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』(☆☆☆) | トップページ | 映画 『FAKE』(☆☆☆☆) »
コメント