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映画 『アンフレンデッド』(☆☆☆)

ホラー映画としてはそんなに怖くない、
というか何が起こるかいちいち予告してくるので特に驚きが無いだけなのだが…。
今作は、「怖さ」よりも「新奇さ」がウリ。
SNSとかYOUTUBEとか、SKYPEとかいったものを活用して、
「今様の怖さ」を表現したかったんだろうけど、
やってたことはネットイジメなので、そう新しいことでもないっていうね…。

しかし、日本でも『電車男』っていうネットを舞台にした名作が生まれたのに、
全然後が続かないんだよね。
それに比べると、アメリカでは多角的に作品作りしてるよね
(『ディス/コネクト』とか『ゲーマー』とか)。
やっぱり、「新しいもの」に対する考え方が根本的に違うんだろうね。
今作は、そういう意味では「新しい」というか「過渡的な」映画として評価できるだろう。
ただ、それが「ホラーらしさ」につながらなかっただけ。

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-31

出先からの書き込みですので、簡易版でうpします。

新潟09R 新発田城特別(3上500万下 芝短 1点)
◎(08)チェルカトーレ
○(16)レッドマジュール
▲(04)コスモイノセント

新潟10R 岩室温泉特別(3上1000万下 D短 1点)
◎(03)トレジャーステイト
○(11)ティップトップ
▲(08)メイショウワダイコ
△(14)チャーム

新潟11R アイビスサマーダッシュ(3上GⅢ 芝短)
◎(06)プリンセスムーン
○(13)ネロ
▲(11)アットウィル

小倉09R 国東特別(3上500万下 芝中 ①点)
◎(08)レトロロック
○(01)ジャズファンク
▲(02)エーティーサンダー

小倉10R 響灘特別(3上1000万下 D中 1点)
◎(13)タムロミラクル
○(02)ラディカル
▲(07)ナンヨーカノン

小倉11R 佐世保S(3上1600万下 芝短 ①点)
◎(01)ハッシュ
○(03)プレイズエターナル
▲(05)マルヨバクシン
△(04)ウィットウォーター

札幌09R 北辰特別(3上500万下 芝中 1点)
◎(04)エニグマバリエート
○(01)ケンホファヴァルト
▲(08)トーセンカナロア
△(06)アートフェスタ

札幌10R 道新スポーツ賞(3上1000万下 芝短 1点)
◎(02)アールブリュット
○(05)テラノヴァ
▲(11)ヤマニンバステト
△(08)グレイスミノル

札幌11R クイーンS(3上GⅢ 芝中)
◎(13)リラヴァティ
○(11)シャルール
▲(06)ウインプリメーラ
△(03)テルメディカラカラ

札幌12R 大通特別(3上1000万下 D中 1点)
◎(05)コスモカウピリ
○(04)エグランティーナ
▲(08)レディカリビアン
△(03)マイネルボルソー

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-30

新潟09R 閃光特別(3上500万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑧アースエンジェル
  ○ ⑪[地]ラブミーリバティー
  ▲ ④ピュアリーソリッド

新潟10R 古町特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑧アストラエンブレム
  ○ ⑤レインボーラヴラヴ
  ▲ ⑪プレミオテーラー
  △ ①サトノアッシュ

新潟11R 佐渡S(3上1600万下 芝中 1点)
  ◎ ③マローブルー
  ○ ④ナスノセイカン
  ▲ ⑥シャドウウィザード
  △ ②ディスキーダンス

小倉08R 小倉サマージャンプ(3上JGⅢ 障害)
  ◎ ⑩マイネルアダマス
  ○ ⑪ドリームセーリング
  ▲ ③ビップハテンコウ
 平地でも勝てる力があり、
 かつ障害でも既にOP勝ちしてる8枠の2頭がこのレースの中心と見る。
 両頭の差は使われてる強みの有無だけなので、
 休み明けの⑪もリフレッシュ効果が出てくれば逆転の目は充分にある。
 あとは、去年の年末から障害に転戦して4戦2勝の③が、
 障害との相性が良さそうなので争覇圏内とする。

小倉09R 伊万里特別(3上500万下 芝短 3点)
  ◎ ①ジェントルヴァウ
  ○ ⑮ケイアイヴァーゲ
  ▲ ⑭アグネスユーリヤ

小倉10R 不知火特別(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ④テーオービッグバン
  ○ ⑥ブレイヴリー
  ▲ ①アドマイヤツヨシ

小倉11R KBC杯(3上1600万下 D中 ①点)
  ◎ ⑥クラウンシャイン
  ○ ⑫テイエムジンソク
  ▲ ⑧サンライズホーム
  △ ⑨メイショウヒコボシ

札幌10R 羊ヶ丘特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑥アドマイヤロマン
  ○ ④ウインムート
  ▲ ⑪ニシノカプケ
  △ ①シンシアズブレス

札幌11R TVh賞(3上1600万下 芝中)
  ◎ ④シャドウアプローチ
  ○ ①フェルメッツァ
  ▲ ⑨レッドシャンクス
  △ ⑥サンソヴール

札幌12R 阿寒湖特別(3上1000万下 芝長)
  ◎ ⑦ブライトバローズ
  ○ ⑧サブライムカイザー
  ▲ ⑩シークレットパス
  △ ④ロングスピーク

映画 『ロスト・バケーション』(☆☆)

こういう映画を観ると、
やっぱり主人公って適度におバカじゃないと務まらないのかな、
って思ってしまう。
パックリ開いた傷口を塞ぐのに、医学生なんだから「髪の毛で縫合」とか
考えてくれるのかなとか思ったら、ピアス2つで仮止めだし、
信号拳銃(発煙筒打ち出すヤツ)だって、
油に引火させるよりも口の中に直接ぶち込む方がよっぽど効きそうだし、
だいいちわりとサーフィンやり慣れてる感じなのに、
サメ対策ゼロとか、登山をやるワシから言わせると
「クマ対策ゼロで登山」するようなものである(確かに遭遇率低いけど…)。
それでいて、まる一日飲まず食わずで、
大きく開いた傷口から大量の出血があったあの状態で、
冷静に考えれてしまうっていうのが、逆にリアリティに欠ける感じがするし、
まぁこのテの映画にそういうの求めちゃいけないんだろうけど、
やってることもそんなに映画館サイズじゃないし
(サーフィン観たいんならもっといい作品いくらでもある)、
まぁ夏らしい映画なんじゃないの、ってことで…。

「新・中央競馬予想戦記」2016年第7開催を振り返って

①7/23、7/24の結果
 (1)7/23の結果
  5勝(三陸特別、いわき特別、白河特別、長久手特別、桶狭間S) 4敗
   回収率 73.6%
 (2)7/24の結果
  4勝(横手特別、渥美特別、中京記念、潮騒特別)
  3分(福島テレビオープン、香嵐渓特別、函館2歳S) 2敗
   回収率 144.8%
   年間回収率 76.6%
   通算回収率 72.4%

②開催を振り返って
 (1)(GⅢしかなかったけど)重賞が良かった
  (全体(=GⅢ):7戦通算 102.7%)
 (2)芝戦は、短距離だけ良かった
  (全体:57戦86.0% 短:26戦139.3% 中:27戦43.8% 長:4戦51.7%)
 (3)ダート戦は、ダート戦を中心に良かった
  (全体:21戦97.1% 短:6戦133.0% 中長:15戦80.0%)
 (4)中京記念では大魚(馬連5110円)を逃したが、それでも中京コースが良かった
  (25戦通算 121.9%)
 (5)まだレース数が少ないのでアレだが、今年の2歳戦の傾向はまだ掴めず
  (2戦通算 42.5%)

③開催全体の総括
 開催全体の回収率は、88.7%と年間以上の水準。
 重賞を中心にわりと全体的に良かったので、まぁ納得の数字。
 夏競馬は、このまま順調に行ってもらいたいが、
 新潟はともかく、小倉は今年いまいちなので、
 例年わりと良い札幌とうまく中和されれば、好調をキープできそうではあるが…。

④7/30、7/31の買い方
 新潟:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 小倉:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 札幌:全レース=3連複4頭BOX

映画 『下衆の愛』(☆☆☆)

「登場人物のクセがスゴイ」(ノブ(千鳥)風)作品。
しかも主人公の境遇が身につまされるわで、
途中までけっこう面白く観させてもらってましたが、
ラストがタイトルの「下衆」らしい報われない終わり方だったので、
「まぁ…、結局そうだよなぁ…」って感じ。
しかも、ワシが目指してる小説家と違って、
映画の世界は1人ではどうにもならないからねぇ…。
どうしても「仕事ください」みたいな感じになっちゃうんだよね。
その一方で「カネのために魂売った」みたいな話は共通してるかな、と思うし…
(まぁ、出版よりゲーム業界に近いノリではあるかな)。
日本映画界は、良くも悪くも誰も責任を取らない「製作委員会」方式だから、
それこそ魂を売ってクライアントの言いなりになれば誰でも映画は撮れるが、
最近はむしろ仕事を作ってやってるだけの粗製乱造と言えなくもない
(まぁ、「玉石混交」って言葉もあるぐらいだから
「玉」もあれば「石」もあるのは仕方ないのだが…)。
一方で、監督なりプロデューサーのプレゼン一つでカネを引っ張りだす
欧米のシステムは、「魂」を売らなくてもある程度自分好みの作品は作れる一方、
監督としての才能以外のものを要求されるという意味では、
別の意味で映画が作りにくいわけで、
その辺も盛り込んでくれると面白い映画になったような気はするんだが、
それこそ「魂を売った」映画になってしまうのかねぇ…。

映画 『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』(☆☆☆)

『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』では、
バンクシーの模倣で名を成した男が紹介されたが
今作ではいよいよ(別に両作品につながりはないんだが…)、
今作ではいよいよバンクシー本人の「アートゲリラ」が 紹介される。
彼はグラフィティを中心とするストリートアーティストである。
だから、仕事はやりっぱなしである。
当然消される可能性が高い一方で、
既にブランディングされているため盗んで換金しようとするヤカラや、
1ヶ月間毎日作られる作品を日々追いかける者など、
リアクションもさまざま。
法的な問題も当然さまざまあるわけだが、
おそらく本人はそういう人々の狂奔ぶりを見て楽しんでいるのではないだろうか。
言うなれば、沼に投げた一石が、
どんな波紋を描くかを眺めている、といった風情である。
しかしその一石が、時として社会に対して非常に挑発的であり、
あるいは揶揄的であったりと、
普遍性とある意味対極にある「今様」を追求しているように見えるのである。
それでいて、作ってしまったものには興味を示さず、
また新しい作品を生み出す。
ハタから見れば無責任かもしれないが、
おそらく彼は、過去のキャリアにさほど興味がないのだろう。
バンクシーが芸術かどうか、ということにワシは興味はない。
彼は「現象」である。
良く言えば「瑞兆」の類であり、
悪く言えば一種の「災害」である。
楽しむか否かは、個々人の感性次第ということであろう。
ただし、刺激的な「現象」であることは間違いないだろう。

映画 『オマールの壁』(☆☆☆)

「秘密警察」の存在自体、正直な話ナンセンスというか、
こんなものが必要な時点でその国は既に破綻してるわけだが、
ソレはあくまでもハタから見てそう言えるだけの話で、
実際に「秘密警察」がある国の国民にとっては、
当然死活問題なわけである。
そんな中、「友情」と「愛情」と「命」の狭間で、
主人公のオマールが孤軍奮闘する、というのが今作。
しかし、ラストが最近よく見る
「主人公が最期の蛮勇をふるう」っていう形だったもんだから
(まぁ、相手が圧倒的に強いんだから仕方ないわけだが)、
ある意味予定調和的で、見終わっても驚きはない。
確かに、彼らの現状には同情こそすれ、
彼らを救済するシステムは結局彼らが作るしかないわけである。
なぜなら、まともに機能してるとは必ずしも言い難い
「国際連合」というシステムにしたところで、
欧米の白人たちが彼らの都合で作ったシステムなのである
(連合軍に最後まで刃向かった日本は、
世界最高額の上納金を納めながら、
今だに常任理事国の末席すら与えられず、
あまつさえ「敵国」扱いされているのである)。
彼らの二枚舌にまんまと乗せられて戦争協力するような
イスラム諸国には、それこそ「石油」を牛耳るぐらいしか
抵抗手段はなかったわけだが、
それすらも今は効力を失いつつあるわけで、
このように彼らの文化に乗っかって、
ささやかな抵抗を見せるしかないというありさまである。
そこまで追い込まれたからこそ、
現実にツインタワーに向かってリアルに「蛮勇」をふるうヤカラや、
「イスラムの国」という名のテロリズムが跳梁跋扈するわけである。
何も考えなければ、壁を超えるのはそう難しいことではない
(まぁ、案外何もないのかもしれないが…)。
しかし、壁を超えた向こうに何があるのかを考えさせるのが、
ある意味では本当の「支配」というものなのかもしれない

映画 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(☆☆☆)

ダルトン・トランボ(ブライアン・クランストン)の身に起きた不幸は、
実は日本の戦後とも関係がある、
とか書き始めるととっても長い話になるので、
すごくざっくり書くと、アメリカもいっときは共産主義
(アメリカでは共産主義政党などは認められてないので
いまだにリベラリズムと呼んでることは、
サンダース候補の登場で再認識させられたわけだが…)に
わりと寛容だった時代があったのに、
人民中国が成立した辺りから雲行きが怪しくなって、
日本でも「逆コース」とか呼ばれる反動が起きて、
アメリカでは今作のように「赤狩り」が行われるわけである。
今作は、単純に言うとトランボが実力で名誉回復するっていう話なわけなんだが、
そういう性質上本来ヤマ場となるべき
「『ローマの休日』でアカデミー賞」とか、「『黒い牡牛』でアカデミー賞」とかといった
目を引くシーンがフツーに挿入されてしまっているのである。
クライマックスは、再び本名で活動を再開する辺りの話なのだが、
そこまで来る間に良いだけピリついてしまったため、
「あっさり押し切られてしまう」感が否めない。

「ストーリーは面白いが、脚本は1つも面白くない」作品と言えなくもないが、
それは日本が良く言えば政治思想に関して緩い、
悪く言えば無関心というか無節操な国だからであり
(その分、他のタブーがあるわけだが)、
そういう意味では今年のアメリカ大統領選挙のゴタゴタは、
ある意味ではアメリカ現代史の縮図と軋轢そのものであると言えるわけである。
また、社会主義、共産主義勢力と正面衝突する国としては、
敵性思想を認めるわけにはいかないということだろう
(そういう風に言えば、日本のお年寄りにも分かりやすいと思うんだが…)。
しかし、国家のプライドのために、
同僚や友人、果ては家族と引き裂かれるのでは、たまったものではない。
ラストで自ら演説する中に、
「(アカ狩りする方もされる方も)互いに傷つけあってただけ」という言葉もあるように、
イデオロギーごときのために人と人が争うというのは、
実にばかばかしい話なのである
(冷戦というのは、そのばかばかしいことのために
世界を二分する状態だったわけだが…)。
サンダース候補が認知され、アメリカでも社会主義が再び脚光を浴びている現状を、
泉下のダルトン・トランボはいかに見ているのだろうか…。

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-24

福島09R 栗子特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ②ジャガンツ
  ○ ⑯ナイアガラモンロー
  ▲ ⑫シャイニングカフェ

福島10R 横手特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ⑩ルールソヴァール
  ○ ⑥ベルウッドケルン
  ▲ ⑪プリサイスエース
  △ ③サクセスラディウス

福島11R 福島テレビオープン(3上OP 芝中)
  ◎ ②ショウナンアデラ   鞍上実績買って
  ○ ⑦ウインフルブルーム 実績上位
  ▲ ⑤ココロノアイ      復調気配
  △ ①アロマカフェ      福島実績買って

中京09R 渥美特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑨リッチーリッチー
  ○ ⑤トーセンバジル
  ▲ ②サンデーウィザード

中京10R 香嵐渓特別(3上1000万下 D短 2点)
  ◎ ⑮ハラペーニョペパー
  ○ ⑦アナザーバージョン
  ▲ ⑨レッドサバス

中京11R 中京記念(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ⑥トウショウドラフタ
  ○ ⑧ダッシングブレイズ
  ▲ ⑦ピークトラム
  △ ⑬ガリバルディ
 現在の条件になってからまだ歴史が浅いため、まだデータ化していない。
 今年辺り、斤量的に優位にある3歳馬が勝ってもいいのでは…、
 ということで、今年の本命は、3歳馬の⑥。
 実績が1400mまでしかない点と、初の対古馬戦というところに当然不安は残るが、
 前走も悪くない内容だし、鞍上との相性も悪くないので、
 うまく立ち回ってくれると信じている。
 対抗以下も混戦。中京では2戦2着2回と相性は悪くなさそうな⑧は、
 鞍上強化で決め手を持つことができれば逆転の第一候補。
 前走OP勝ちを果たして、いよいよクラス慣れしてきた感のある⑦が3番手、
 あとは、久しぶりに鞍上が日本人に戻る⑬は、
 8戦して4着以下のない福永騎手騎乗で上位進出を狙う。

函館10R 松前特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑪ミッキーロケット
  ○ ⑫メイクアップ
  ▲ ⑧カルヴァリオ

函館11R 函館2歳S(2歳GⅢ 芝短)
  ◎ ⑥モンドキャンノ
  ○ ⑫レヴァンテライオン
  ▲ ⑬ポッドジーニー
  △ ⑩ロイヤルメジャー

函館12R 潮騒特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑫トウショウピスト
  ○ ②イーグルアモン
  ▲ ①カービングパス
  △ ⑨オートクレール

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-23

7/2の結果
 5勝(雄国沼特別、猪苗代特別、テレビユー福島賞、御在所特別、TVh杯) 4敗
  回収率 94.6%
7/3の結果
 3勝(種市特別、さくらんぼ特別、美濃特別) 6敗
  回収率 21.7%
7/9の結果
 3勝(松島特別、函館7R(3上500万下)、五稜郭S)
 2分(開成山特別、函館9R(3上500万下)) 7敗
  回収率 75.6%
7/10の結果
 4勝(彦星賞、尾頭山特別、木曽川特別、プロキオンS)
 2分(立待岬特別、かもめ島特別) 4敗
  回収率 91.5%
7/16の結果
 6勝(郡山特別、安達太良S、タイランドC、インディアトロフィー、マレーシアC、STV杯)
 3敗
  回収率 115.6%
7/17の結果
 4勝(南相馬特別、バーデンバーデンC、下北半島特別、渡島特別)
 1分(北海ハンデキャップ) 6敗
  回収率 84.7%
  年間回収率 75.1%
  通算回収率 72.3%

ココまで溜めるんなら、いっそ開催総括で4週分まとめてやっても良かったんですが、
正直そこまで頭が回らず、上半期総括で「書く」と書いたので「書いて」おります。
年間回収率はほぼ横ばい。ここから一段上を狙って行きたいわけでありますが…。
7/23、7/24の買い方は以下の通り。
 福島:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 中京:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 函館:条件戦=単勝 OP以上=ワイド

福島09R 三陸特別(3上500万下 D中 1点)
  ◎ ⑥ディアコンチェルト
  ○ ④ラテラス
  ▲ ①モンサンアルナイル
  △ ⑩レザンドゥオール

福島10R いわき特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑨クィーンズベスト
  ○ ③キズナエンドレス
  ▲ ①レトロクラシック

福島11R 白河特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑪フルールシチー
  ○ ⑦キングハート
  ▲ ⑮キタサンガンバ

中京09R 中京2歳S(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑨アンノートル
  ○ ④サトノクロノス
  ▲ ⑧エントリーチケット

中京10R 長久手特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑬ブリクスト
  ○ ⑦ハクサンルドルフ
  ▲ ③ナイトオブナイツ

中京11R 桶狭間S(3上1600万下 D短 1点)
  ◎ ⑩サンレーン
  ○ ①ニットウスバル
  ▲ ⑥ブラゾンドゥリス

函館10R 横津岳特別(3上500万下 芝長 1点)
  ◎ ⑧アグネスリバティ
  ○ ⑥インザサイレンス
  ▲ ①クラシックエース

函館11R 函館日刊スポーツ杯(3上1600万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑩ラインハート
  ○ ①ウォーターショパン
  ▲ ⑥トウカイセンス

函館12R 駒場特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ⑩サクラエンパイア
  ○ ①エポック
  ▲ ⑦カラクプア

映画 『AMY エイミー』(☆☆☆☆)

人の人生を語る上で、
「禍福は糾える縄の如し」あるいは「人間万事塞翁が馬」という言葉ほど、
便利で陳腐な言葉は無いだろう。
しかし、エイミー・ワインハウスを語る上では、これらの修辞に頼らざるを得ない。
父親が家に寄り付かず、気がつけば外に女を作ってたからこそ、
エイミーは自ら音楽を作る道を歩むことができた。
自ら音楽を作り、それを世に出すことにより、
彼女も思いのよらないほどの速度でスターへの階段を駆け上がってしまった。
そのことは、同時に「音楽にのめり込みたい」と思っていた彼女に、
過剰なまでの「歌う機会」も与えたが、
その中には、小さい頃からの憧れの人も含まれていた。
父からの愛に飢え、若くしてタバコやクサに手を出していた彼女にとって、
自分に似た境遇を持つブレイクとは、相性抜群だったのだろう。
しかし、彼がクサよりも強力なコカインやヘロインを彼女に教えたことが、
彼女の人生を大きく歪める原因になってくる。
そこに、男社会(≒契約社会)を守るべき存在として、
あの忌まわしき父親が再び現れるのである。
エイミーとブレイクは、もはや分かち難い関係になっていた。
確かに、クスリのことを考えれば別れさせなければならなかっただろうが、
愛するブレイクをエイミーから引き離したら、エイミーがどうなるかは、
おそらく容易に想像がついたことだろう。
にもかかわらず父親は、契約を優先して2人揃って断薬するように勧めたのだ。
作中でその断薬に携わった医師が言うように
「エイミーはともかく、ブレイクがそれを望んでいない」のだから、
この断薬がうまく行くはずがないのである
(医師は両者を引き離すべきだと考えていた)。
うまくいかないから、結局街中でトラブって、ブレイクは逮捕。
出所後、ブレイクの方から離婚を申し出ると、いよいよエイミーは壊れてしまう。
クスリを禁じられると彼女は酒に走り、
せっかくの復帰ライブも泥酔状態でまともに歌うこともできず
(それは彼女自身自覚しており、歌いたくないから泥酔した、ということらしいが)、
彼女はキャリアの全てを失ってしまう。
彼女は、自分が一番大事にしていた「歌」まで取り上げられてしまうのだ。
この時点で彼女は「死んだ」と言ってよかったのかもしれない。
その後訪れる生物学上の死には、ほとんど意味はない。

彼女は「有名」なるべきではなかったのか?
そうではないだろう。
有名になるまでのペースがあまりにも早すぎただけなのだろう。
ただ、周りに誰もそれを止められる人間がいなかったことが、
彼女にとって最大の不幸だったのかもしれない。
母親も決して強い方ではなかったようだし、
父親は彼女が幼い頃に父親として何もしてこなかったのに、
彼女が有名になるとまるで「ヒモ」のように彼女の名声を利用していた。
マネージャーも「家族の問題」と突き放していたが、
言い方は悪いがマネージャーには「品質管理」という
大事な仕事があったはずなのだから、
もう少し彼女の私生活に介入すべきだったのではないだろうか
(この辺の考え方が日本と欧米では違うのかもしれないが)。
とはいえ、色恋沙汰にまでマネージャーが介入できるはずもないので
(日本じゃそうでもないみたいだが…)、
ブレイクと出会ったことがエイミーにとって最大の転機になったことは確かだろう。
彼女ほどの才能を、ショウビズの世界が放っておくはずがない。
ただ、やはり上り詰めるのが早すぎたのだろう
(そういう意味では、事務所が徹底的に「品質管理」する
日本のシステムの方が実は彼女に向いているのかもしれないが…)。
ただ「歌う」には才能があり過ぎた。
「趣味を仕事にしても良いことはない」と言われるが、
彼女には「歌う自由」とともに「歌わない自由」も必要だったということだろう。
ただし、それでは「いい商品」とは言えないのだが…。

映画 『暗殺』(☆☆☆)

作りも面白いし、下敷きにしてる史実も興味深いのだが、
明確に主役を設定してないために、
「視点がぼやけてしまう」とか、「冗長になりがち」といった、
群像劇の短所が出てしかった。
スパッと、ハワイ・ピストル(ハ・ジョンウ)かアン・オギュン(チョン・ヒジョン)を
明確に主役視して物語を進めていくべきだったのではないかと思う
(ラストまで考えれば後者だが、全体の構成は前者視点の方がわかりやすい)。

日本で言えば、「現代史」の面白さに通じるが、
韓国(もっと大きく朝鮮半島全体)の歴史を考える上では、
やはり独立前後の話は実に興味深い。
今作では、独立を企図する組織が国内外に30ほどあったと語られている
(その始まりは、歴史の教科書にも出てくる『三・一独立運動にある)。
その派閥抗争が独立後も結局は尾を引いてしまい、
『南部軍』のような悲劇をもたらしてしまったりもするわけだが、
そういう中で後に「売国奴」と呼ばれるような、
コウモリ的立ち回りで生き残るヨム・ソクチン(イ・ジョンジェ)や
カン・イングク(イ・ギョンヨン)、
果てはパク・チョンヒのような大物まで生み出してしまう
自民党の「派閥争い」や中華民国の「軍閥」など、
こういうハタから見れば「しょーもない」縄張り争いが、
あるいはもっとも致命的なアジアの弱点なのかもしれない。
そういう複雑な問題を、面白く仕上げたことは素直に称賛に値する。
一方で日本だって『杉原千畝』でけっこう本格的なアクションもやっていたように、
「やればできる国」なのである。
「製作委員会」方式でしょーもない映画を量産するぐらいだったら、
資産を集中して、もっと「やればできる」ところを見せつけてもらいたいんだけどなぁ…。

映画 『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』(☆☆☆☆)

昨年の『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』と同じく、
ミック・ジャガープロデュースのジェームズ・ブラウン(以下JB)もの。
今回はドキュメンタリーである。
そのせいか、ショーマンとしてのJBだけでなく、
黒人なら避けて通れない公民権運動との関りや、
「ビジネスマン」としてのJBの「黒さ」など、決して明るくない部分も掘り起こしている。
人間のでかさで言えばだいぶ卑小な例えになるが、
舛添要一前都知事が福岡で極貧時代を送った後の、
現在に至る波乱万丈に基づく人間形成に似たものが、
JBにもあったと言えるかもしれない。

確かに、彼はアメリカンドリームの体現者のひとりと言えるだろう。
しかし、なまじ才能が飛びぬけていたが故に、
彼は当時のブラックコミュニティの真の代表者になりえなかった。
そういう意味では、肌まで白くしてしまったマイケル・ジャクソンに、
ある意味では近いというか、マイケル自身そういうものを
JBから嗅ぎとったと言えるかもしれない。
彼の魂の叫びの源は、果たして黒人に対する差別的待遇ゆえだったのか、
それとも単に極貧最下層だった自分の欲望ゆえだったのか、
白人のミック・ジャガーではそこをくみ取るのは難しかろう。
JBに影響を受けたミュージシャンの多くは黒人で、
前者と解釈していたように今作では映るが、
「郢書燕説」(韓非子、辻褄の合わないことにもっともらしい理由をつけること)
のたとえもあるので、本当のところは本人にしか分からないだろう。
いや、確かに「ショーマン」としても、「ビジネスマン」としても、
すごい人物だとは思うよ。
ただ、同時にものすごい「俗物」でもある、ということ。

「新・中央競馬予想戦記」2016年第6開催&上半期を振り返って

結局、3週も食い込んでしまいましたが、
前開催の振り返りと、上半期の振り返りをやって行こうと思います。

①6/25、6/26の結果(下期分(7/2以降)については、7/23の予想UP時に書き込みます)
 (1)6/25の結果
  4勝(八ヶ岳特別、夏至S、出石特別、湯川特別) 1分(東京ジャンプS) 4敗
   回収率 67.2%
 (2)6/26の結果
  4勝(稲城特別、城崎特別、リボン賞、奥尻特別) 1分(清里特別) 6敗
   回収率 73.2%
   年間回収率 74.9%
   通算回収率 72.3%

②第6開催を振り返って
 (1)函館スプリントSの枠連ゲットにより、以下のカテゴリーが良かった
  [1]重賞全体
   (全体:8戦180.9% GⅢ:6戦205.2% GⅡ:0戦 GⅠ:2戦120.0%)
  [2]芝全体
   (全体:42戦118.4% 短:19戦198.9% 中:18戦63.4% 長:5戦63.3%)
 (2)500万下もなんか良かった
  (15戦通算 101.7%)
 (3)ダート戦はいつも通りと言うべきか、足並みが揃わない
  (全体:21戦63.1% 短:75.9% 中長:7戦26.0%)
 (4)1600万下が特に悪かった
  (10戦通算 21.7%)
 (5)開催回収率は、97.2%と、函館スプリントSの影響で良かったです

③上半期を振り返って(データ編)
 (1)年齢別
  ○3歳限定戦:90戦通算 58.7%
  ○3歳以上戦:63戦通算 98.8%
  ○4歳以上戦:301戦通算 76.0%
 (2)条件別
  ○500万下:97戦通算 78.0%
  ○1000万下:126戦通算 85.9%
  ○1600万下:94戦通算 58.7%
  ○オープン戦:68戦通算 65.5%
  ○重賞全体:69戦通算 81.9%
   ・
:36戦通算 104.9%
   ・
:21戦通算 54.9%
   ・
:12戦通算 61.9%
 (3)馬場別
  ○芝全体:320戦通算 80.0%
   ・短距離:143戦通算 84.0%
   ・中距離:134戦通算 80.2%
   ・長距離:43戦通算 65.9%
  ○ダート全体:125戦通算 63.8%
   ・短距離:65戦通算 66.0%
   ・中長距離:57戦通算 61.0%

 (4)競馬場別
  ○中山競馬場:77戦通算 63.6%
  ○東京競馬場:94戦通算 66.2%
  ○京都競馬場:90戦通算 86.9%
  ○阪神競馬場:78戦通算 75.6%
  ○福島競馬場:18戦通算 157.1%
  ○新潟競馬場:24戦通算 135.0%
  ○中京競馬場:37戦通算 27.3%
  ○小倉競馬場:24戦通算 54.9%
  ○函館競馬場:12戦通算 235.0%

④上半期を振り返って(総括編)
  今年は,なんとか通算回収率以上の水準で折り返せた上半期。
  とはいえ,年間回収率85%には、まだ遠い現状.
  主要4場で言えば、関東2場の成績が悪いので,
  この辺りがまず一つカギになってくるだろう。
  逆にローカルの方は関西の2場が悪いので,
  夏競馬ではその辺りがカギになってくるだろう.
  特に夏の中京開催はあと1週.挽回は急務である

2016 ユウマ的上半期(3週遅れたが)映画評価総覧

7月もすでに半ばですが、
2016年上半期の復習という意味も含めて、☆分布などをざっくりとチェック。
(☆=1作品 ★=5作品 6月末現在)

星5つ
 ・ベテラン
 ・みんなのための資本論
 ・ヤクザと憲法
 ・スポットライト 世紀のスクープ
 ・64-ロクヨン-(前編のみ)
 ・日本で一番悪い奴ら

星4つ
 ★★★★★☆

星3つ
 ★★★★★★★★★★★☆☆☆

星2つ
 ★★★★

星1つ
 ・メモリーズ 追憶の剣
 ・ドクムシ
 ・ディストラクション・ベイビーズ

上半期終了時点の数字できっちり区切って出しているが,
同じところで区切っている2年前と全く同じ108本。
半年で100本強、月割で16本だから、ほぼ2日に1本というのが,
ワシ的には限界に近い数字ということだろう.
今年は,☆5つが増え,しかも邦画の健闘が目立つ.
また,警察モノが3本と,なかなか偏った好みを見せている.
まぁ,物騒な世の中で警察がどう立ち回ってるかっていうのは,
実社会でも注目されることだろうから,世相にリンクしてる,と言えなくもないわけだが….
その両方に入る『日本で一番悪い奴ら』は,
実話ベースということもあり上半期、
いや今年の邦画全体でも屈指の名作になりそうな予感.
正直、『ロクヨン』に期待してた面はあったが、
今や「『ロクヨン』前後編観るぐらいなら『日本で一番悪い奴ら』一本の方が全然良い」
というぐらいの変節ぶり.まだやってる映画館もあるようなので、
気になったら観てやってください。

一方の☆1つも,実は3本中2本が邦画という,
上半期は良くも悪くも邦画が目立つかっこうである。
『追憶の剣』については、自らレビューを読み返さないと
内容が思い出せないほど印象の薄い作品で,
こういう作品をなんとか広告の段階で「観ない」判定したいんですが….
残る邦画の2本については,せめて「意味のある暴力」というものを、
描いてもらいたいと、切に願うばかりであります
(そういう意味では,『HIGH&LOW』の方がまだだいぶマシっぽいが,
昔のヤクザもののような様式美を感じないし,別にEXILEファンでもないので観ません)。

下半期は,早くも『ペレ 伝説の誕生』で☆5つを出したようになかなか好調な出足.
また直近ではアメリカの音楽関係のドキュメンタリーが多数組み込まれており、
飲み屋の話のネタにできそうな話など期待です.
あとは、洋画の奮起に期待したいところだが,
正直あっちの方は現実の方が相当面白いからなぁ…(なんという無責任発言)。

映画 『トリプル9 裏切りのコード』(☆☆☆)

警察モノを観た時にたびたび書いている
「警察=制服を着たヤクザ」という話を、ある意味そのまんま描いた映画。
善玉警官のクリス(ケイシー・アフレック)にとっては犯罪者の検挙が、
悪徳警官にとってはロシアンマフィアの仕事を請け負うことが、
ヤクザで言うところの「シノギ」なわけである。
確かに、悪徳警官の言い分もわからないわけではない。
徹底的に取り締まったところで、結局は陰にこもるだけで、
かえってタチが悪いだけなのである。
とはいえ、あのプーチンすら恐れさせるようなロシアンマフィアと、
安易(前日譚が無いのでそう見えるだけなのだが…)に妥協し、
あまつさえ彼らの手先になるというのは、
結局のところ自分たちの「シノギ」をより危険なものにするだけなのではないだろうか
(その結果、今作に描かれるような泥沼に堕ち込んでしまってるんだろうが…)。
まして相手は、地方警察だけでなく、FBIまで手なずけてしまっているのである
(そういう意味で言えば、地方警察官を取りこむことなど容易なのかもしれないが…)。
それこそ、ジェフリーみたいな剛腕でも使わないと、
解決できない強敵と言えるだろう。

ただ、冒頭に書いた「警察=制服を着たヤクザ」ということを、
確認しただけの作品と言えなくもない。
命を張るには、薄給と言わざるを得ない状況にあっては、
安易な妥協も我が身可愛さにしてしまうかもしれない。
諸星(『日本で一番悪い奴ら』の主人公)のように、シノギに特化して
道を踏み外す者だって現れるかもしれない。
そういう意味では、「トリプルナイン」で仲間のためにみんなで駆けつけるという、
「麗しき絆」が必要な反面、今作のように逆用されてしまう危険性もあり、
法の運用の難しさを改めて思い知らされるわけである。

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-17

福島09R 南相馬特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑩イチダイ
  ○ ④エヴァンジル
  ▲ ⑤サンマルティン

福島10R 鶴ヶ城特別(3上1000万下 D短 ①点)
  ◎ ⑬ヨンカー
  ○ ⑧ブロンズテーラー
  ▲ ④ヒカリブランデー

福島11R バーデンバーデンC(3上OP 芝短)
  ◎ ⑬アットウィル     距離相性良好
  ○ ④ゴーイングパワー 連勝機
  ▲ ③オウノミチ      脚質向く

中京09R マカオジョッキークラブトロフィー(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑩パーリオミノル
  ○ ⑤ナリタスターワン
  ▲ ⑨ゼンノイザナギ

中京10R シンガポールターフクラブ賞(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ④パフォーマプロミス
  ○ ②パドルウィール
  ▲ ⑤ジュンスパーヒカル

中京11R ジュライS(3上OP D中)
  ◎ ⑩ブライトアイディア OPなら
  ○ ⑪モルトベーネ    鞍上にも期待
  ▲ ⑫メイショウウタゲ  距離相性買って

中京12R フィリピントロフィー(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑫アルティマブラッド
  ○ ②グレイトチャーター
  ▲ ④スマートカルロス

函館09R 下北半島特別(3上500万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑨フレンチイデアル
  ○ ③コスモフレンチ
  ▲ ②コスモイノセント

函館10R 渡島特別(3上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ⑥サントノファンタシー
  ○ ⑬ハナズリベンジ
  ▲ ⑤キーアシスト

函館11R 函館記念(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ④バイガエシ
  ○ ⑯ファントムライト
  ▲ ⑪フェイマスエンド
 夏競馬らしい、難解なハンデ重賞
 (それを言うなら、サマー2000シリーズの対象GⅢは全部難しいが…)。
 その中で本命は、前走1000万下を勝ち上がったばかりの④を抜擢。
 抜擢と言っても、いちおうOP経験はあるし、
 そもそもこのレースでは1000万下未勝利から勝った馬(1999年ジョービッグバン)や、
 1000万下勝ち上がりから2着した馬(2000年オースミタイカン)がいるように、
 どちらかというと適性が大きくモノを言うレース。
 そういう意味では、前走で函館コースへの適性を示したし、
 重賞でも惜しい競馬をしてる馬なので、格上挑戦でもこの条件なら勝負になると見る。
 対抗以下も混戦。
 ポイント的には⑤、⑩、⑫辺りを取り上げるべきところなのだが、
 どれも斤量的には見込まれ過ぎていて当てにできない。
 代わって取り上げるのは、まず春天以来のレースとなる⑯。
 とはいえ、春天は特殊なレースなので、大敗も度外視していいだろう。
 その前のレースの結果がなかなか良く、一方で斤量は控えめ。
 洋芝さえこなせば、リフレッシュ効果ともども期待できる要素は充分にある。
 もう1頭は、持ち時計に不安はあるが休み明けを無難にこなした⑪。
 斤量も控えめだし、1度叩いた上積み込みで前走以上を期待したい。

函館12R 北海ハンデキャップ(3上1000万下 芝長 2点)
  ◎ ⑨ケルンダッシュ
  ○ ⑪サブライムカイザー
  ▲ ⑤デンコウインパルス

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-16

結局上半期の総括ができないまま3週目まで来てしまいましたが、
近日中に時間が取れそうなので、3週分の結果ともども総括させていただきます。
ひとまず、7/16、7/17の買い方から。
 福島:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 中京:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 函館:条件戦=複勝 OP以上=ワイド

福島09R 郡山特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑧ダノンアイリス
  ○ ⑫グレンデール
  ▲ ⑬[地]センターフォワード

福島10R 信夫山特別(3上1000万下 芝長 1点)
  ◎ ⑤メイショウブシン
  ○ ③ウインスペクトル
  ▲ ⑩マイネルサージュ

福島11R 安達太良S(3上1600万下 D中 ①点)
  ◎ ⑦リッカルド
  ○ ⑥マヤノオントロジー
  ▲ ⑬ベック
  △ ③パワーポケット

中京09R タイランドC(3上500万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑱ロイヤルストリート
  ○ ⑫ラバニーユ
  ▲ ⑭ローザルージュ

中京10R インディアトロフィー(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ②キングカヌヌ
  ○ ⑪ティンバレス
  ▲ ⑩スマートラファエル

中京11R マレーシアC(3上1600万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑫エアアンセム
  ○ ⑧アングライフェン
  ▲ ⑦シホウ

函館10R 湯浜特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ④キャニオンロード
  ○ ①フォルシャー
  ▲ ⑩アドマイヤメテオ

函館11R STV杯(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑦ホッコーサラスター
  ○ ⑧アドマイヤサブリナ
  ▲ ⑬レッドルモンド
  △ ②ワンダフルラッシュ

函館12R 臥牛山特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑥エルリストン
  ○ ②カフジキング
  ▲ ⑤コンチャフラメンカ

映画 『死霊館 エンフィールド事件』(☆☆☆)

前作『死霊館』は観てませんが、
主人公のご夫婦は実在の方だったのね、知らんかったわぁ。
というわけで、今作も実際にあったポルターガイスト事件である、
「エンフィールド事件」を基にした作品
(ちなみに、「最も信憑性の高い心霊事件」とされてるそうな)。
おそらく、『ザ・ライト』を観てなかったら観ようとも思わなかった作品だが、
『ザ・ライト』を観ているといろんな意味で予習になる作品。
悪魔は、この世との繋がりの弱い、かつ心の弱い人間を狙うので、
エクソシズム(悪魔祓い)にはしばしば家族の力を借りる場合があったり、
悪魔の真名を知ることが悪魔祓いの切り札になることなど、
『ザ・ライト』で手順を追って説明されていることが、
おおむね今作でも行われているからである。
そうやって考えると、実にアメリカ映画と親和性の高いテーマであり、
しかもキリスト教と不可分なので、
特に本国アメリカではウケ要素の多いテーマと言えるだろう。
しかし、前作、今作と有名どころの事件を立て続けに取り上げてしまったため、
さらなる続編を作ろうと思ったら、
主人公夫妻のキャラをさらに際立たせる必要があるかもしれないが、
実在の夫妻であるだけに実像との折り合いが難しいところかもしれない。

見事なまでにアメリカンホラー仕立てで、観客を選ぶ作品ではあるが、
『ワイルド・スピード SKY MISSION』でもメガホンをとった監督だけに、
スペクタクルもあるしエンタテインメントとしても見応えはある。

映画 『ペレ 伝説の誕生』(☆☆☆☆☆)

構図としては、『クール・ランニング』に近いが、
アッチはコーチの理論とジャマイカの短距離選手の身体能力が噛み合って…、
っていうチームプレイがウリだったが、
今作はまさに「英雄誕生の瞬間」と「それに至るつまづき」という、
悪い言い方をすると「出来過ぎた」ドラマなわけであるが、
今作を見ると「ペレの前にペレ無し、ペレの後にペレ無し」と言っていいほどの活躍を、
1958年ワールドカップの実質後半3試合だけで成し遂げてしまったわけで、
しかもそれがきっかけで南米と欧州のサッカー勢力図が塗り替わりもしたわけで、
その上そのベースが「ジンガ」という南米独特のムーヴにあって、
父親も偉大なサッカー選手だった人で…
(そのセカンドライフなんか考えると、またいろいろ考えさせられもするが)、
など、もうエピソードに事欠かない。
ワシ、序盤から目頭熱くなりっぱなしでした。

数字が人に意味を与えるのではない。人が数字に意味を与えるのだ。
どうせなら、数字に意味を与えられる大物に、なってみたいものである。

映画 『シークレット・アイズ』(☆☆☆)

リメイク前の『瞳の奥の秘密』は未見です。
札幌ではやってなかったのかなぁ…。

結末としては、一見切ないが、やってることはけっこうえげつない。
いちばん報われないのは、クライマックスで殺された捜査官であろう。
アレでは、ほぼ完全に無駄死にである
(とはいえ、アレが無ければ話はラストに向かって行かなかっただろうが…)。
どっちかと言うと、恋模様とかといった展開を楽しむタイプの作品と見る。
それにしても、レイ(キウェテル・イジェフォー)は、
もうああなるとたっだのピエロだろう。
執念の炎を静かに燃やすジェス(ジュリア・ロバーツ)と、
冷静に容疑者を追い詰めるクレア(ニコール・キッドマン)の競演が見もの。

スペクタクルに欠ける小作ではあるが、なかなか見ごたえはある。

映画 『シチズンフォー スノーデンの暴露』(☆☆☆)

エシュロンで電波情報を傍受しまくってるアメリカのことだから、
自国民の通信傍受だって、ある意味お手の物だろうが、
そのために自国内の巨大IT企業に直接ハッキングしてるというのだから、
ずいぶんと乱暴なことやってるよね。
しかし、そうやって自国の安全だけはせっせと守っても、
「イスラム国」の跳梁を防げてないわけだし
(まぁ、軍需産業のためには、ある程度彼らに暴れ回ってもらう必要があるんだろうが)、
国内のホームグロウンテロだってまともに防げてないわけである。
大々的に取り締まっても、結局陰にこもるだけだというのは、
例えばアメリカで言えば「禁酒法」でさんざん勉強したと思うんだけど、
国家ってそういう意味ではワンパターンだよね。

確かに、エドワード・スノーデンの告発はリスキーだしセンセーショナルである。
しかし、「便利」であることは、それだけ手間を惜しんでるということだし、
「繋がってる」リスクは、SNS社会に入って誰しも感じてることだと思う。
君民の相互不信だって昨日今日始まったことじゃないし
(特にこの国の君民の乖離ぶりは1000年単位のことだとワシは思ってるが…)、
「人種のるつぼ」と呼ばれるアメリカでは、その不信の根は深いだろう
(だからこそ、いつまでも銃規制がなくならないのかもしれない)。
そういう意味でスノーデンの告発は
「もしかしてやってるかも」と疑心を抱いていた民衆に、
「ええ、やってますよ」と改めて種明かししただけ、とも言えるのだが、
その「種明かし」は確かに痛烈ではある。

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-10

福島09R 織姫賞(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑮アルスフェルト
  ○ ③ヒメタチバナ
  ▲ ⑤グリントオブライト
  △ ④ブリガアルタ

福島10R 天の川賞(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ④タッチシタイ
  ○ ⑧エグランティーナ
  ▲ ①クラーロデルナ
  △ ⑮キャプテンペリー

福島11R 七夕賞(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑦ヤマニンボワラクテ
  ○ ⑩ルミナスウォリアー
  ▲ ⑱シャイニープリンス
  △ ⑧アルバートドック
 毎年難しい、夏競馬伝統のハンデ戦。
 ポイント上の本命は⑩なのだが、
 微妙に斤量が見込まれ過ぎてる感じがあるので対抗止まり。
 代わって本命には、福島で2勝を挙げている⑦を推す。
 前走から間隔は空いてるが、その数字が示しているように、
 前に行ける脚質は福島向きだし、枠順も悪くない。
 斤量も適当で、いきなりでも勝ち負けと見る。
 3番手には、今年に入ってから内容のある競馬を続けている⑱。
 大外枠が気になるところではあるが、
 純粋な力関係では充分に勝ち負けできるはずだ。
 あとは、持ち時計と脚質に難はあるが、実績上位の⑧を押さえておく。

福島12R 彦星賞(3上500万下 芝短 2点)
  ◎ ③レッドマジュール
  ○ ④キタサンガンバ
  ▲ ①リップルトウショウ

中京09R 尾頭山特別(3上1000万下 D短 ①点)
  ◎ ④ショコラブラン
  ○ ⑨センターピース
  ▲ ⑫ヤマニンシャンデル

中京10R 木曽川特別(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ②サンライズセンス
  ○ ⑥ヤマカツライデン
  ▲ ⑦ジェネラルゴシップ

中京11R プロキオンS(3上GⅢ D短)
  ◎ ⑭ノボバカラ
  ○ ⑨キングズガード
  ▲ ⑩ニシケンモノノフ
 本命、対抗はおおむね互角も、実力上位の⑭を本命視する。
 鞍上も頼りになるし、近走内容も充実。ただし、枠順はイマイチ。
 僅差の対抗には、1000万下から3連勝でOP勝ちまで果たした⑨。
 D1400m6勝は、メンバー中トップだし、なんといっても勢いが違う。逆転も充分。
 3番手には、持ち時計トップの⑩。
 間隔は空いているが、今年に入ってから内容のある競馬を続けており、
 勢いでは⑨に劣らないものがある。鞍上もダートに強く頼りになりそうだ。

函館10R 立待岬特別(3上500万下 芝短 2点)
  ◎ ②アズマクィーン
  ○ ⑦カネトシボヌール
  ▲ ⑧セレッソブランコ
  △ ③コスモマイルール

函館11R マリーンS(3上OP D中)
  ◎ ⑦バンズーム      安定感買って
  ○ ⑧イースターパレード 函館実績買って
  ▲ ⑥イッシンドウタイ   この斤量なら

函館12R かもめ島特別(3上1000万下 芝中 2点)
  ◎ ⑫マキシマムドパリ
  ○ ⑦フライングレディ
  ▲ ⑤エテルナミノル

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-09 @函館

結局、上半期の総括もやらないまま函館に来てしまいましたので、
今週もまず買い方だけ先に書かせていただきます。
 福島:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 中京:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 函館:条件戦=複勝 OP以上=ワイド

福島09R 開成山特別(3上500万下 芝長 2点)
  ◎ ⑤シュペルミエール
  ○ ⑩コウソクライン
  ▲ ④チャパラ

福島10R 松島特別(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑩ストレンジクォーク
  ○ ⑨ショウナンハルカス
  ▲ ⑧シンボリジャズ

福島11R 阿武隈S(3上1600万下 芝中 1点)
  ◎ ⑪ケイアイチョウサン
  ○ ②フェルメッツァ
  ▲ ⑥ゴットフリート
  △ ⑫クラウンレガーロ

中京09R 茶臼山高原特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ④ホットファイヤー
  ○ ③アルティマヒート
  ▲ ⑫レトロロック

中京10R 知多特別(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑧プレミオテーラー
  ○ ①ダノンシーザー
  ▲ ⑫エスティタート

中京11R 白川郷S(3上1600万下 D中 1点)
  ◎ ⑨ミツバ
  ○ ⑮スノーモンキー
  ▲ ③トウショウギフト

函館10R 八雲特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ①フェイブルネージュ
  ○ ④サラゼン
  ▲ ⑩バリス
  △ ⑪ブレイクザポケット

函館11R 五稜郭S(3上1600万下 芝中 1点)
  ◎ ⑨ヤマイチパートナー
  ○ ④レッドソロモン
  ▲ ⑦ミエノワンダー
  △ ②サクラボールド

函館12R 噴火湾特別(3上1000万下 D短 2点)
  ◎ ⑩ギャラクシーエクス
  ○ ⑪ダイヤモンドノーム
  ▲ ⑫セトアロー
  △ ⑥ダブルフェイス

映画 『カルテル・ランド』(☆☆☆☆)

最終的な構図が、「正義を為すにも金がいる。そのために麻薬に手を出す」という、
『日本で一番悪い奴ら』にも通じる倒錯ぶり。
とはいえ、善悪があくまでも相対的な概念であるわけだから、
こういった倒錯が生じるのはいたしかたない面はある。
しかも、メキシコの場合、国家に対する信用が非常に低く
(実際、対カルテル戦争がうまくいってないから、信用されるわけもないのだが…)、
対症療法的に自警団ができてしまうのも仕方ないわけである。
当初は「目には目を、歯には歯を」という単純な構造だったのだろうが、
国家としては自警団の方が御しやすい
(必ずしも敵対勢力ではないから当然なのだが)わけだから、
警察力強化のためにも権力を用いて統制下に置きたいと思うわけである。
国家から独立しつつカルテルと戦うためには、
さらに力をつけざるを得ない。
一方のカルテルだって、生活のためにやってるわけだから、
より安全な方法を模索する。
結果、カルテルのメンバーの中には自警団に寝返る者が現れる。
しかし、そういう目的で自警団に入ってるわけだから、
寝返り組の本性が変わるわけもなく、
やがて自警団そのものが腐って行くことになる。
そして、より安全な方法を模索した結果、彼らの一部が国家の軍門に下る
(作中では「地方防衛軍」に改組される)。
表向き国家の犬になり下がった彼らにとって、
野良犬の集団とも言える自警団本隊は取締対象であり、かつジャマである。
そうして彼らはやがて駆逐されて行き、
今作ラストで見られるおぞましい光景になってしまうわけである。
結局、貧困こそが諸悪の根源ということになってしまうのだろうが、
それを言い出すと世界中で限られたバイを奪い合う、という話になってしまうわけで、
それこそ世界大戦の構図とそう変わらないわけである。

一方、カルテルの跳梁ぶりはいわゆる「イスラム国」と同じくボーダレスと言える。
アメリカ-メキシコ国境をカルテルはまるで無きもののごとく行き来してる現状に対し、
アメリカ国内でも自警団が生まれ、カルテル排除の行動を起こしている。
ドナルド・トランプの「国境に万里の長城建設」発言には、
こういった国境付近の不穏な動きに対応したものと考えることもできるだろう
(そういう意味では一定の支持を受ける要因なのかもしれない)。
アメリカの自警団は、ドナルド・トランプよろしく「過激」であるとされて
あまり評価されていないようだが、
メキシコの自警団と違ってわりと統制が取れているように見える。
彼ら「自警団」の活動を統制しようと思ったら、
米軍が自ら国境防衛を行う必要が出てくるわけだから、
そうなるとそれこそ「世界の警察」なんてやってる場合ではなくなるかもしれない。

「警察国家」と「福祉国家」という概念がある。
先進国の多くは「福祉国家」として広範な機能を有しているわけだが、
あるいは国民の要求が大きくなりすぎたのか、
福祉としての機能が大きくなりすぎて
警察的機能が行き渡らなくなってきているのではないだろうか。
特にアメリカの自警団のリーダーが
「今の国境付近は、西部開拓時代をほうふつとさせる」と言っているように、
それこそ確固たる銃社会がそこに残っているわけである。
福祉を民間に依拠しているアメリカでさえこんな調子である。
福祉をそれなりに重視している日本では、
憲法9条の影響もあって自衛の機能そのものがあいまいな位置付けになっている。
幸い、島国であるため国境防衛はわりと容易ではある。
一方、過剰な武力は統制の対象になったり、
あるいは腐敗した時に治安にとってより危険な存在となりうるわけで、
その辺りのバランスのとり方が難しいのである
(日本では、明治維新以降ソコに腐心し続けてきたわけだが…)。
善悪とかそういう問題だけでなく、権力のありようにも言及している、
恐るべきドキュメンタリー映画と言えるだろう。

映画 『映画 日本刀 ~刀剣の世界~』(☆☆)

『刀剣乱舞』のおかげか、日本刀がブームである。
今作では、その日本刀の歴史から、鑑賞のポイント、刀の歩みや、
製法などに至るまで、日本とプの周辺について、
非常にざっくり(しかも70分で)たどって行くという、やや乱暴なドキュメンタリー映画。
もっと時間たっぷり使えばいいのに…、という物足りなさと、
力をところがビミョーにずれてるというか、
砥石の話とかに時間割くぐらいだったら、
もう少し刀剣そのものについて説明してくれたりとか、
それこそもっと上映時間増やせばいいのに…(予算の都合かなんかなんだろうか)。

とにかく、物足りない作品。

映画 『心霊ドクターと消された記憶』(☆☆☆)

赤塚不二夫のドキュメンタリー映画を観た後だからってわけじゃないけど、
「忘れようとしても思い出せない」のがテーマな今作。
それを、娘を失ったのがきっかけで思い出す(思い出させられる?)っていうのが、
今作の入り口となってくるわけだが、
キリスト教圏でも「現世にさまよう魂」という概念があるのかどうかわからんし
(それにしては不可解な出来事がいろいろと起こるわけだが)、
それに導かれて行くというのが「特殊な能力」と呼べるかどうかもわからんが、
単に怖がらせる「ホラー」映画とは一線を画す出来なのは確かである。
しかし、結局犯人の意図がよくわからないままなので、
観終わった後さほどすっきりはしない(余韻は悪くないんだが…)。
話の構成自体はなかなか良い出来なので、
できればもう少し事実関係をスッキリさせて欲しかった。

映画 『ウォークラフト』(☆☆)

リアルタイムストラテジーゲームとして、世界的に有名なゲームの映画化、
と言えば聞こえはいいが、
やってることは同じファンタジーで言えば『ロード・オブ・ザ・リング』だし、
もっと言えば『スタートレック』の何エピソード分かまとめてみました、的な内容。
逆に言えば、『スタートレック』シリーズの偉大さがわかる作品
(最近の映画シリーズはエンタメに振り過ぎてて観る気にならないが)。
さらに、イギリスのEU離脱などに見る、
欧州近辺の世界の話をざっくり説明してるだけっぽくも見えるし、
非常に不謹慎な言い方ではあるが、
今は現実の方が圧倒的に「面白い」時代だと言える。
少し前なら「フィクションの力を…」なんて言ってたところなんだが、
そういうのって冷戦時代からテレビシリーズやってる
老舗の『スタートレック』がになってきた部分が大きいだけに、
ファンタジーに舞台が移ったからって、
クリンゴン(わかる人だけ反応してくれればいいです)が
主役やってるだけにしか見えないわけです。
「評判良ければ続編製作」って感じだけど、
まぁ最終的には融和の方向に行くのが見え見えだし、
映画の持ち時間では『スタートレック』の分厚さには到底かなわないわけである。

アメリカじゃあ、こういう本格的ファンタジー作品が
フツーにTVシリーズでやってるみたいだから、
そっちでやっててください、というのが正直なところ。

映画 『疑惑のチャンピオン』(☆☆☆)

リオオリンピックを前に、ロシア(=旧ソ連)のドーピング問題が、
同国の参加不承認につながる事態になっており、
今作はそういう意味では非常にタイムリーな作品。
自転車ロードレースなんてほとんど興味のないワシでも、
今作の主人公ランス・アームストロングと、
ミゲル・インデュライン(ウイポのスーパーホースの名前になってるせいでもあるんだが)
の名前ぐらいは知っている。
そんな、ロードレース界のビッグネームであるアームストロングが、
ガン克服前から手を染めていたドーピングの様々な手法と、
ドーピング検査逃れの手口を明かした報道記者の手記を基に、
アームストロングの栄光と破滅を描いた、言ってみれば「再現ドラマ」。
ガンになる前から有名だったフェラーリ医師(速そうな名前である)と、
ガン克服後蜜月の関係となり、
彼の手引きのもと「適正」に運動能力向上薬を用い、
ドーピング検査の手法を知り尽くした上でそれをすり抜ける方法を教授。
疑惑の目を向けられながらも、ツール・ド・フランス7連覇という偉業を成し遂げる。
しかし、このころ既にアームストロングは、
ズブズブのドーパー(ドーピング違反者)であり、
点滴や自家血液でドーピング成分を薄めて、検査逃れも常習化していた。
そのため、現役中は結局疑惑の目は向けられても引っかからずに過ごしてきたのだ。
フェラーリルートでドーピング問題が明るみに出るわけだが、
それまではマスコミですらも「シロ」だった時の名誉毀損問題を恐れて、
表立って批判することはなかったというのだから、
どこの国にも弱腰マスメディアはいるものなのだな、と思ったりしたわけだが…。

しかし、今作は結局「再現ドラマ」止まりなのである。
特段大きな山場も無く、なんと無く追い込まれてなんとなく終わっていく感じ。
丹念に描いていると言えば聞こえはいいが、
エンターテイメントとして見るとやはり物足りないわけである。
アームストロングの場合、ガン克服後速やかに身体能力を戻して、
現役に戻りたいというのももちろんあっただろう。
しかし、一度味をしめてしまうと簡単には抜けられない。
「勝利の美酒」には、そんな麻薬的効果があるのだろう。
結局、どの段階から締め上げていくのかが問題なんだろうが、
医療技術の進歩と不即不離の関係にもあるわけで、
フェラーリ医師のようなマッドサイエンティスト(と言っていいのかはわからんが)
の登場にも備えなければいけない以上、
人の育てた方などかなり踏み込んだ予防を考えざるをえないだろう。

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-03

福島09R 種市特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑦ヴェラヴァルスター
  ○ ④エニグマバリエート
  ▲ ⑯ミヤビエンブレム
  △ ⑫カカドゥ

福島10R さくらんぼ特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑪ハッピーノリチャン
  ○ ⑤セイウンコウセイ
  ▲ ⑨エリーティアラ

福島11R ラジオNIKKEI賞(3歳GⅢ 芝中)
  ◎ ③アップウォーク
  ○ ⑫ロードヴァンドール
  ▲ ⑬ピックミータッチ
  △ ⑧トモトモリバー
 福島コースと言えば、いわゆる「内枠の逃げ先行馬」なのだが、
 今回のそれらに該当する馬は、安定感が無いか持ち時計に問題があって、
 正直強く推せない馬だったので、あえて連勝の勢いだけで③を推してみる。
 距離相性も良いのだが、問題は脚質。
 直線の短い福島で、持ち前の切れ味は活かせるか。
 対抗には、外枠とはいえ先行馬の⑫。
 この馬は、持ち時計に問題がある方ではあるが、
 近走内容が良く、また単騎逃げが望めそうなので、開幕週ということもあり逆転充分。
 3番手には、騎手変更が不安要素ではあるが前走勝ちの勢いで⑬を推す。
 着順自体は確実に上がってきているので、
 あとは小回りコースへの対応がテーマになりそうだ。
 あとは、初めての芝戦でも7戦して2勝2着4回と力のありそうな⑧を押さえておく。

中京09R 美濃特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑧シャケトラ
  ○ ⑨サンライズグロンヌ
  ▲ ③グランディフローラ

中京10R 有松特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ②ルナプロスペクター
  ○ ⑤ピエールドリュヌ
  ▲ ⑪メイショウチギリ

中京11R CBC賞(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ⑪レッドファルクス
  ○ ②エイシンブルズアイ
  ▲ ⑥ラインスピリット
 本命は、芝に帰ってきた⑪。
 中京コースとの相性は良いし、安定感もあり、鞍上も強力。
 持ち時計の更新に期待がかかる。
 対抗には、ついに坂も完全に克服した感のある②。
 持ち時計トップのスピード能力を活かせれば、逆転も充分。
 3番手には、距離相性の良い⑥。
 OP昇級後はそれなりん内容のある競馬を続けており、
 そろそろクラス慣れしてきた感がある。斤量差のできる今回はチャンス有と見る。

函館10R 檜山特別(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ⑪エポック
  ○ ①ピグマリオン
  ▲ ④ワイルドコットン

函館11R 巴賞(3上OP 芝中)
  ◎ ①ルグランフリソン  この斤量差なら
  ○ ⑨ツクバアズマオー 函館は向く
  ▲ ⑥マテンロウボス   惜しい競馬続く

函館12R 道新スポーツ杯(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ②カービングパス
  ○ ⑪アドマイヤゴッド
  ▲ ⑧アドマイヤサブリナ

映画 『マンガをはみだした男~赤塚不二夫』(☆☆☆)

「バカになれ」(アントニオ猪木)
「stay fool」(スティーブ・ジョブズ)
「マジメに不真面目」(かいけつゾロリ)
ある意味、これらを地で行くのが、赤塚不二夫だったのではないかと、
今作を観て思った。
彼ほどの天才はそうそういない一方、彼ほどのバカもそうそういないだろう。
彼から見れば、上記の人々は「小賢しい」部類に入るかもしれない
(もちろん、ワシもその「小賢しい」部類なのだが…)。
「奇跡の時代」と言われる戦後をを突っ走り、
気がつけば全てを出し切ってしまっていた赤塚不二夫は、
オイルショックの、いや高度経済成長期の終焉、とともに迷走を始める。
おかげでタモリなどの新たな才能が世に現れもしたが、
家庭人としては波乱の時代を迎えることになる。
その中で酒に溺れ、まともにペンを握れないようになってしまうわけだが、
ある意味ではそれこそが「天才の証明」であったのだろう
(本人がその境地を望んだかどうかはともかくとして)。
彼は、総じて「真面目」であったと言われる。
一方で、昨今事件を起こす若者の多くが「真面目」と評される
(後者の「真面目」評が、必ずしも正しいとは思えないが)。
真面目な人間こそ、ある意味では簡単に壊れてしまうのかもしれない。
その理由は、真面目(=愚直)さゆえなのか、
真面目さの反動ゆえなのかはわからないが、
以前にも増してて「真面目人間」にとっては生きにくい世の中になったかも知れない。
日本人は、世界でも有数の真面目人間と言われることは多いが、
その真面目さが世界に通用しているかというとそうでもない。
むしろ、「イノベーション」とはまじめとは対極にあるという話もあるし、
真面目さゆえに現状に踏みとどまってしまっているという話も無くはない。

何事も、「ほどほど」が大事とも言えるし、
「全てに備えたら全てがおろそかになる」(『孫子』)のだから、
赤塚不二夫ぐらいとんがった方が良い、とも言える。
ワシは後者にあこがれる反面、「落ちるところまで落ち」られないっぽいからなぁ…。

「新・中央競馬予想戦記」 2016-07-02

本来なら、前開催の総括どころか、
上半期の総括までしなければいけないところなのですが、
当方多忙につき、次週以降に繰延します。
ひとまず、7/2、7/3の買い方は以下の通り。
 福島:条件戦=複勝 OP以上=枠連
 中京:条件戦=複勝 OP以上=馬連
 函館:条件戦=単勝 OP以上=枠連

福島09R 雄国沼特別(3上500万下 芝中 2点)
  ◎ ①ジャガンツ
  ○ ⑩ナイアガラモンロー
  ▲ ③ウイングチップ

福島10R 猪苗代特別(3上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ⑭クロフネビームス
  ○ ⑪エバーキュート
  ▲ ⑧エアーウェーブ
  △ ⑮コウユーアンドレ

福島11R テレビユー福島賞(3上1600万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑩ユキノアイオロス
  ○ ⑨ハッシュ
  ▲ ⑥アドマイヤイナズマ
  △ ⑤アブマーシュ

中京09R 御在所特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑪サトノアッシュ
  ○ ④サトノマルス
  ▲ ⑯クワトロガッツ

中京10R 濃尾特別(3上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ④マインシャッツ
  ○ ⑪クリノリトミシュル
  ▲ ①スワーヴカイザー
  △ ⑧タガノハヤテ

中京11R 豊明S(3上1600万下 芝短 ①点)
  ◎ ③ベステンダンク
  ○ ⑨マラムデール
  ▲ ④グアンチャーレ

函館10R 恵山特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑪エルリストン
  ○ ①キャニオンロード
  ▲ ⑦アドマイヤメテオ
  △ ④ハマヒルガオ

函館11R TVh杯(3上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ③クリスマス
  ○ ⑧ラインハート
  ▲ ②ヴァイサーリッター

函館12R 洞爺湖特別(3上1000万下 芝中 2点)
  ◎ ⑤サーブルオール
  ○ ⑩メイクアップ
  ▲ ③バイガエシ

映画 『二重生活』(☆☆)

この映画はアレですか、哲学的にストーカー行為を賛美しようというわけですか?
正直、あんなに対象に集中してしまったら、
尾行ではないです、スト―キングです。
ホテルの人や、不倫相手には、完全にバレバレだったし、
結局は対象本人にもばれてしまうわけでしょう
(その対象本人は、平然と不倫してしまうぐらいの手練で、しかも敏腕編集者だから、
尾行してる珠(門脇麦)を抱き、挙句に彼女の尾行の意図を、
ぼろくそに言い負かしてしまう)。
しかも、同棲してるカレシ(菅田将暉)とは、尾行が原因で疎遠になるし
(そのカレシも、一緒にいる理由を求めたりするようになってる辺りで
冷めてしまってるし、彼に疑問を投げかけられても何一つ言い返せない珠も、
正直どうかと思うが…)、
そもそも珠は「自分で何かを考える」という、大事なプロセスが抜け落ちてしまってる。
こんなヤツに、正直哲学を語ってもらいたくないと思うわけである。
むしろ、彼女にそんな「理由なき尾行」を勧めた教授(リリー・フランキー)の
死の真相について掘り下げてもらいたかった。

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