映画 『心霊ドクターと消された記憶』(☆☆☆)
赤塚不二夫のドキュメンタリー映画を観た後だからってわけじゃないけど、
「忘れようとしても思い出せない」のがテーマな今作。
それを、娘を失ったのがきっかけで思い出す(思い出させられる?)っていうのが、
今作の入り口となってくるわけだが、
キリスト教圏でも「現世にさまよう魂」という概念があるのかどうかわからんし
(それにしては不可解な出来事がいろいろと起こるわけだが)、
それに導かれて行くというのが「特殊な能力」と呼べるかどうかもわからんが、
単に怖がらせる「ホラー」映画とは一線を画す出来なのは確かである。
しかし、結局犯人の意図がよくわからないままなので、
観終わった後さほどすっきりはしない(余韻は悪くないんだが…)。
話の構成自体はなかなか良い出来なので、
できればもう少し事実関係をスッキリさせて欲しかった。
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