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「新・中央競馬予想戦記」 2016-08-28

新潟09R 五頭連峰特別(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ⑦メイショウメイゲツ
  ○ ⑮タガノカムイ
  ▲ ③ピンストライプ

新潟10R 朱鷺S(3上OP 芝短)
  ◎ ⑩ティソーナ        距離延長して
  ○ ④ワキノブレイブ     距離短縮して
  ▲ ⑤ゴールデンナンバー 相手なりに走る

新潟11R 新潟2歳S(2歳GⅢ 芝短)
  ◎ ⑨サンライズソア
  ○ ②モーヴサファイア
  ▲ ⑮マイネルパラディ
  △ ⑭マイネルバールマン

小倉09R 鳥栖特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ②ジュールポレール
  ○ ⑩エイシンキスミー
  ▲ ⑨スターリーウインド
  △ ③ワンスインアライフ

小倉10R 別府特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑱キングハート
  ○ ⑦フィドゥーシア
  ▲ ⑨キタサンラブコール
  △ ⑮シルヴァーグレイス

小倉11R 小倉日経オープン(3上OP 芝中)
  ◎ ⑨ウインフルブルーム 連勝の勢いで
  ○ ②テイエムイナズマ   持ち時計優秀
  ▲ ①アカネイロ       距離実績買って

札幌09R ニセコ特別(3上500万下 D中)
  ◎ ⑥カレンマタドール
  ○ ③ワールドレジェンド
  ▲ ⑫ハヤブサプリプリ
  △ ⑪アドマイヤカロ

札幌10R WASJ第3戦(3上1000万下 芝短)
  ◎ ③オウケンビリーヴ
  ○ ⑪イッテツ
  ▲ ⑩サザンライツ
  △ ⑦グレイスミノル

札幌11R キーンランドC(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ⑪オデュッセウス
  ○ ⑤ソルヴェイグ
  ▲ ①セカンドテーブル
  △ ③エポワス
 本命は、函館スプリントSでも本命視した⑪。
 その時ほど「この馬が勝つ」という感じは無いが、
 相手なりに走れることはわかったので、連続として向くと見る。
 対抗には、その函館スプリントSで勝った⑤。
 その時より斤量が2㎏増えるのが問題になるだろうが、
 勝負強さはありそうなので、「勝つ馬」という意味では
 こちらの方が上位と見るべきだろう。
 3番手には、UHB賞で⑪に先着した①。
 近走を見ると復調傾向だし、UHB賞を見る限り洋芝にも充分対応できると見る。
 ⑪との斤量差は縮まるので、さらに差がつく可能性もあり、この馬も逆転候補と見る。
 あとは、函館スプリントSでもUHB賞でも惜しい競馬だった③の、鞍上強化に期待だ。

札幌12R WASJ第4戦(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑥ハツガツオ
  ○ ⑨ルグランパントル
  ▲ ⑫オウケンブラック
  △ ⑪ロッカフラベイビー

「新・中央競馬予想戦記」 2016-08-27

8/20の結果
 2勝(小郡特別、TVQ杯) 7敗
  回収率 33.0%

8/21の結果
 3勝(村上特別、英彦山特別、西部スポニチ賞) 7敗
  回収率 23.1%
  年間回収率 75.4%
  通算回収率 72.4%

まぁ…、さんざんな週でしたね。
頼みの綱「札幌の3連複」も、2頭まではなんとか行っても
(かと言ってワイドで買っても、点数が増える上に配当もそれなり)、
3頭目がどうしても漏れてて、その結果がこれ(3連複ってそういうものなわけだが…)。
夏競馬もあと2週。年間回収率85%を目指す上では、
もう1つ2つ大きいところ当てておきたいわけですが…。
8/27、8/28の買い方は以下の通り。
 新潟:条件戦=単勝 OP以上=ワイド
 小倉:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
 札幌:全特別レース=3連複4頭BOX

新潟08R 新潟ジャンプS(3上JGⅢ 障害)
  ◎ ⑭エーシンホワイティ
  ○ ⑦アップトゥデイト
  ▲ ⑥ポールシッター
  △ ⑪ゴールデンヒーロー
 本命は、重賞級の地脚を持つ⑭。
 対抗で障害GⅠ連勝中の⑦と斤量差があるので、今回は逆転のチャンス。
 もちろん、障害での実績圧倒の⑦も勝馬候補ではあるが…。
 3番手には、障害戦連勝中と障害慣れしてきた感のある⑥。
 乗り替わりが気になるところではあるが、
 ワイド購入なので3着候補としてはもちろん、
 一角が崩れた時に入り込む力はあると見る。 
 あとは、地脚のある組から相手なりに走れそうな⑪辺りを押さえておきたい。

新潟09R 瀬波温泉特別(3上1000万下 D中 2点)
  ◎ ⑧クロフネビームス
  ○ ⑫モンサンアルナイル
  ▲ ⑮シュテルングランツ
  △ ⑨サマーラヴ

新潟10R 稲妻S(3上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ①レッドラウダ
  ○ ⑧ハッシュ
  ▲ ②ラインミーティア

新潟11R BSN賞(3上OP D中)
  ◎ ⑩モズライジン 惜しい競馬続く
  ○ ②ビオネロ    連勝機
  ▲ ⑨サノイチ    左回りなら

小倉09R ひまわり賞(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑪カシノマスト
  ○ ⑥テイエムヒッタマゲ
  ▲ ⑯テイエムミナンカゼ

小倉10R 西海賞(3上1000万下 芝中 2点)
  ◎ ①カゼルタ
  ○ ③プリメラアズール
  ▲ ⑦スペランツァデーア

小倉11R 釜山S(3上1600万下 D中 1点)
  ◎ ⑭メイショウヒコボシ
  ○ ⑯タムロミラクル
  ▲ ⑥イクラトロ

札幌09R WASJ第1戦(3上500万下 芝長)
  ◎ ⑩エアワイバーン
  ○ ②セルバンテス
  ▲ ⑭ララエクラテール
  △ ③タケルラムセス

札幌10R 千歳特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑭ドゥーカ
  ○ ⑦ユメノマイホーム
  ▲ ⑤ルピナスベル
  △ ⑫ムーンドロップ

札幌11R WASJ第2戦(3上1600万下 芝中)
  ◎ ⑭ヤマイチパートナー
  ○ ⑨ワールドレーヴ
  ▲ ⑦フェルメッツァ
  △ ③パリカラノテガミ

札幌12R ポプラ特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ⑨スリーアロー
  ○ ④ドラゴンシュバリエ
  ▲ ③キーアシスト
  △ ②サクセスラディウス

映画 『ライト/オフ』(☆☆☆)

ホラー映画は基本低予算だから、
仕掛けが全てと言っていいだろう。
そういう問題は意味で今作はなかな頑張ってるし、
ストーリーもなかなか凝った作りである。
しかし、ストーリーがよくできているが故に、
ラストがある程度読めてしまうという弱点もはらんでいる。
今作のキーマンは、主人公姉弟の母親であり、
彼女の過去に全てがあると言っていい。
ブラックライトの使い方が秀逸で、
謎解きの必須アイテムの一つと言っていいだろう。
タイトル通り、光源の使い方が面白い作品。

映画 『健さん』(☆☆☆)

たびたび書いてることではあるが、
ワシはあまり好きではない俳優(故人ではあるが)。
今作を観たからと言って、その意見を軽々に変えるつもりはないが、
仕事への取り組み方としては参考になる作品。
一方で、他人の成功論を真似してもうまくいかないことは、
歴史が証明してることなのでホント参考程度にしかならない。
今でも、多くの映画人に愛されてる存在だということは理解できるが、
死んだ人間のことを悪くいう人はあまりいない
(まして、記録が残るカメラの前では特にそうだろう)ので、
リップサービスと解することもできなくはない。
と、「あまり好きではない」と公言してる人間が悪し様に言っても、
決して説得力は無い。
まさに、作中で高倉健本人が語ってるように
「言葉は少ない方が力を持つ」ということであろう。
彼の生き様が伝わってくる作品ではある。

「新・中央競馬予想戦記」 2016-08-21

新潟09R 村上特別(3上500万下 芝短 1点)
  ◎ ⑬ワンブレスアウェイ
  ○ ⑧ヒプノティスト
  ▲ ⑮ショウナンサスケ

新潟10R 阿賀野川特別(3上1000万下 芝中 3点)
  ◎ ⑤エイシンハドソン
  ○ ⑮ジェネラルゴシップ
  ▲ ⑨シャクンタラー

新潟11R NST賞(3上OP D短)
  ◎ ④ワディ        安定感買って
  ○ ⑨ドリームドルチェ  新潟相性も買い
  ▲ ⑭ビリオネア      鞍上にも期待
  △ ⑦ゴーイングパワー 新潟克服すれば

小倉09R 英彦山特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ③アドマイヤキズナ
  ○ ⑧ダノンプレシャス
  ▲ ⑥マイネルレオーネ

小倉10R 西部スポニチ賞(3上1000万下 芝中 3点)
  ◎ ⑦ウェスタールンド
  ○ ②ブランドベルグ
  ▲ ①ブレイヴリー

小倉11R 北九州記念(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ⑧オウノミチ
  ○ ⑪プリンセスムーン
  ▲ ⑦マイネルエテルネル
  △ ③ローズミラクル
 ハンデ戦らしく能力評価の難しい一戦。
 本命は、前走の初OP戦を1発で勝利した⑧。
 距離相性も良く、勝負強さもあり、小倉実績も充分であり、斤量も軽い。
 乗り替わりも苦にしないようなので、一気の連勝で重賞初制覇も充分。
 対抗は、ポイント的には⑬だが、
 ハンデキャッパーの評価が上がってきてないので今回は見送り。
 代わって本命は前走惜しい競馬だった⑪。
 前走斤量差1㎏だった勝馬⑤とは、今回は斤量差2㎏。
 ⑤は斤量に左右されやすいところがあるようなので、今回はチャンス充分と見る。
 3番手には、休み明けを1つ叩いた⑦。
 このレースは斤量が基本的には軽い方が良いレースなので、
 実績上位で斤量も軽いこの馬の方が妙味があると見る。
 あとは、相手なりに走れそうな③を押さえておく。
 ⑤は、さすがに今回は斤量背負い過ぎと見るが、どうか。

札幌09R クローバー賞(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑤ユアスイスイ
  ○ ⑥[地]ビービーアルボーレ
  ▲ ⑧[地]トラスト
  △ ②ブラックオニキス

札幌10R おおぞら特別(3上1000万下 D短 ①点)
  ◎ ⑩アトランタ
  ○ ⑨ダブルフェイス
  ▲ ⑥セクシーボーイ
  △ ⑧クリノリーソクツモ

札幌11R 札幌記念(2上GⅡ 芝中)
  ◎ ⑮モーリス
  ○ ⑦ヤマカツエース
  ▲ ②レインボーライン
  △ ③ハギノハイブリッド
 本命は、距離延長&外枠という不安要素はあっても、実力圧倒の⑮。
 洋芝は香港で経験済みだし、斤量も標準なのはありがたいだろう。
 対抗には、馬場が渋って浮上の⑦。
 案外な内容が続いてはいるが、小回りコースの方が向きそうなので、
 今回は渋い馬場ともども絶好の舞台と見る。
 3番手には、3歳馬ながら札幌実績のある②。
 ダービーを見る限り、中距離でも充分走れそうなので、
 斤量差を活かせば⑮はともかく他とは充分戦えると見る。
 あとは、相手なりに走れそうな③を押さえておく。
 ①は、今年に入って強い相手だったとはいえ凡戦が続いているので、
 脚質と合わない内枠に入ったことも含めて見送る。

札幌12R 小樽特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑩コスモフレンチ
  ○ ⑬ジェットコルサ
  ▲ ③タカミツスズラン
  △ ⑨アイムウィッシング

「新・中央競馬予想戦記」 2016-08-20

8/13の結果
 2勝(フェニックス賞STV賞) 7敗
  回収率 254.8%

8/14の結果
 3勝(豊栄特別、筑後川特別、西部日刊スポーツ杯) 1分(関屋記念) 5敗
  回収率 51.7%
  年間回収率 77.8%
  通算回収率 72.5%

日曜はともかく、土曜は当てた2レースがともに4ケタ配当で、
先週から年間回収率が4ポイント上昇。
3連複を毎週1コきっちり取れているので、
この調子が持続すれば年間85%も充分見えてくるところまで行くはずだ。
8/20、8/21の買い方は以下の通り。
 新潟:条件戦=単勝 OP以上=ワイド
 小倉:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
 札幌:全特別戦=3連複4頭BOX

新潟09R 出雲崎特別(3上500万下 芝長 1点)
  ◎ ⑩コウキチョウサン
  ○ ⑥マヤノピナクル
  ▲ ④コーラルタワー

新潟10R 苗場特別(3上1000万下 D短 2点)
  ◎ ⑦ストロングトリトン
  ○ ⑮ボンボンキャスト
  ▲ ②エンドレスシャイン

新潟11R 日本海S(3上1600万下 芝中 ①点)
  ◎ ⑥ヴォルシェーブ
  ○ ⑦シンボリジャズ
  ▲ ①シホウ
  △ ⑤トマールマクト

小倉09R 青島特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ①グランノーブル
  ○ ⑧マテラアリオン
  ▲ ②ダノンスパーク

小倉10R 小郡特別(3上500万下 芝短 2点)
  ◎ ⑯ビットレート
  ○ ⑱エイシンピカソ
  ▲ ⑮キンシロケット

小倉11R TVQ杯(3上1000万下 D中 1点)
  ◎ ⑤サンタエヴィータ
  ○ ⑭スマートノエル
  ▲ ⑦アドマイヤシャイ

札幌10R 富良野特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑫フォルシャー
  ○ ⑧トーセンカナロア
  ▲ ⑤ブラックバード
  △ ⑥フィールドシャルム

札幌11R 札幌日刊スポーツ杯(3上1000万下 芝長)
  ◎ ⑦メゾンリー
  ○ ⑬ウインヴォラーレ
  ▲ ②リアルキング
  △ ⑧ステイブラビッシモ

札幌12R 石狩特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑫フェイブルネージュ
  ○ ⑭シンシアズブレス
  ▲ ⑧ドルチャーリオ
  △ ⑩ニシノカブケ

映画 『ゴーストバスターズ』(☆☆)

はいはい、続編決定ね。
良くも悪くも、きっちりリメイクした作品なのではあるが、
正直それ以上でも以下でもないっていうか、
今の技術を使ってお手軽に作った感がありありと伝わってくる作品である。
この調子では、続編を観たい、思わせる要素は、
少なくともワシには見出せなかった。

映画 『ジャングル・ブック』(☆☆)

『ターザン リボーン』の時に「より潔い」と言った今作。
しかし、裏を返せば「アニメ映画」が「(ほぼ)フルCGアニメ映画」になっただけ。
確かに、主役の子は背面緑色の何にもないところでよく演技してたと思うけど、
ただそれだけ。
もともと荒唐無稽な設定なんだから、アニメのままでいいんだよ。
まだまだ世界は(日本も含めて)実写が上でアニメは下、
という観念で動いてしまってるようだ
(じゃないと、俳優組合が納得しないんだろうけど)。
でも、今作では俳優一人しか出てないわけだし
(モーションキャプションという名の演技をしていた可能性はあるが)、
結局やることなんてそんなに変わんないんだからさぁ…。
日本産アニメをハリウッドで実写化する話はちょいちょい出てくるが、
原作に対して「愛」が無ければ誰がやろうが失敗と評価されるのがオチである。

映画 『太陽の蓋』(☆☆☆)

『シン・ゴジラ』が揶揄的に「あの震災」を取り扱ったのに対し、
今作は「ど真ん中ストレート」で「あの震災」を取り扱っている。
何せ、当時の閣僚が実名で登場するんだから。
あの時、誰が情報を握っていて、誰がそれを知らされていなかったのか。
その構図が見えてくることにより、「内閣って何やねん」とか
「報道って何やねん」とかといった、
この国の「変わらない現実」が浮き彫りになってくるのである。
官僚たちが、上にも下にも情報統制をかけ、
上からは「大本営発表」をたれ流し
(事実関係を知らされてないんだからたれ流すしかないんだが…)、
下には「仲間はずれ」をチラつかせて握った情報を外に出させないようにする。
そりゃ、国民は自力で情報取りに行かないと「情弱」になるっていうものである。

ただ、やはり実名であるがゆえに、どうしても遠慮がちな内容になってしまっている。
そういう意味で『シン・ゴジラ』はやはり実に計算された映画なんだなと、
再認識させられてしまう。

映画 『栄光のランナー/1936ベルリン』(☆☆☆☆)

コレもオリンピックイヤーにふさわしい作品であり、
オバマ治世の掉尾を飾るという意味でも、
最近連発してる「反ナチス」モノの括りにも入る作品。
「ヒトラーのオリンピック」とも言われる、
1936年のベルリンオリンピックにおいて、
花形種目の陸上短距離で偉大な記録を打ち立てたジェシー・オーエンスが
今作の主人公。
後の名コーチ、ラリー・スナイダーの教えを受け、
国内大会を勝ち上がったジェシーは、ベルリンオリンピックの
陸上短距離の有力候補となっていた。
しかし、周知の通り当時のドイツは、
あの「アーリア優生主義者」のヒトラーが実権を握っている。
米国内では、反対の意味を込めてオリンピックボイコットの機運が高まっていた。
しかも、米国内でもいまだ差別対象だった黒人であるジェシーは、
「黒人地位向上委員会」なる組織からも参加しないように言われていた。
それでも、米オリンピック委員会は、オリンピック参加を決定。
ジェシーも代表選手として参加することになったが…。

実際にオリンピックに入ってからが特に素晴らしい。
差別意識むき出しで他の選手とは握手するのに、
ジェシーとは握手どころかまともに見ようともしないヒトラーに対し、
ジェシーのライバルとなるドイツ選手は、
ジェシーを選手として素直に認め、堂々たる戦いを演じる。
記録映画の監督は、上層部からの「ジェシーのことを撮るな」という命令を無視し、
「事実を残すことこそ我が使命」とばかりに、
むしろ念入りにジェシーを撮影する。
こういうのが、真の「オリンピズム」とか「スポーツマンシップ」
とか呼ばれるものだと思うんだよね。

そういう、いい話ではないところがアメリカ映画らしくもあるわけで
(まぁ「英雄、色を好む」的な話なわけだが…)、
ジェシーにとっては「激動の日々」だったということだろう。
競技シーンもけっこう盛り込まれていて、見ごたえのある作品に仕上がっている。

映画 『カンパイ!世界が恋する日本酒』(☆☆☆)

日本酒が世界的に注目を集めている。
その火付け役とも言える「日本酒伝道師」ジョン・ゴンドナー。
来日して、日本酒の魅力に惹かれ、酒造の世界に飛び込み、
今や杜氏を任せられるまでになったイギリス人、フィリップ・ハーパー。
学生時代から世界に飛び出していた、老舗酒蔵「南部美人」の5代目蔵元、久慈浩介。
彼らを中心に、日本で、そして世界で起きている「日本酒」ムーヴメントを追う、
ドキュメンタリー映画。

ジョン・ゴンドナーの「日本酒伝道」は、
今やアメリカで日本酒を醸造するところまで来ているのだ。
アメリカの米、アメリカの水、アメリカの麹(かどうかはわからないけど)で、
製法は「日本酒」そのものである。
しかし、実は「日本酒」の定義というものを、
日本という国は実に漠然としか決めていなかったのである。
だから、アメリカのその酒は「リキュール」扱いである。

一方、英語教師から酒造の世界に飛び込んだフィリップ・ハーパーは、
なかなか破天荒な男。事故ったのにそのまま出勤してきて、
頭から血を流しながら仕事してたというのだから、
そりゃ当時の杜氏さんも半ば呆れたように「侍魂を持ってる男っていうのは、
どこにでもいるもんなんだなぁ」と言っている。
しかし、そんな「仕事の鬼」だから信用もされ、
今や杜氏を任されるところまで来たのだろう。
とはいえ、毎年毎年が試行錯誤の連続。
「同じ味を出すためには、毎年違うことをしなければならない」
という矛盾と戦ってるのである。
しかし、ハーパーの現場の状況を見ると、
やはり若い人材がこの世界になかなか入ってきていないという、
この国共通の問題にぶち当たってることが見て取れる。

そんな若い世代の業界人久慈浩介だが、
彼は生まれた時から「南部美人」を継ぐべく周りから見られていた。
本人はそれが気に入らなくて、高校の時にホームステイでアメリカに行くのだが、
ステイ先のお父さんに「それは素晴らしいことだ」と気づかされることになる。
大学に進学すると、教職と醸造家の両天秤をかけるため、醸造学科に進む。
そこでは、同じような人たちと縁を築き、それが今も生きている。
跡を継ぐと、積極的に売込みに奔走するが、
「久保田や八海山があればいい」とけんもほろろ
(ワシはどっちも飲んだことないけど、日本人は水みたいな酒が好きだからねぇ)。
ならばと、まさかの世界進出。今や着々と地歩を築いている。
そこに、「あの震災」が発生。
大学時代に付き合いのあった福島の若い蔵元が、
現地での酒造を諦めざるを得なくなってしまうのだが…。

「世界的な日本酒ブーム到来」と、日本は浮かれてるようだが、
ろくすっぽブランディングもできてないのに…。
結局今作で紹介されたような「人頼み」なんでしょう?
それじゃあ、また一過性で終わってしまうに決まってる。
日本酒を通じて、日本の何を伝えるのか、そのビジョンが無ければ、
「伝道」された世界の「SAKE」に駆逐されてしまいかねないよ。

映画 『ストリート・オーケストラ』(☆☆☆)

リオデジャネイロオリンピックの開催年にふさわしい映画。
とはいえ、ざっくり言えば「落ちこぼれ学生の一発逆転」モノなわけで、
実話ベースとはいえありがちといえばありがち。
ただ、ブラジルのスラムの闇は深い。
ギャング、麻薬、カード偽造などを、学生たちが手掛けてるわけで、
そういう子たちは家ぐるみで借金を抱え、親たちもまともに働けてないわけである。
それに対してブラジル政府は、一種の「バラマキ政策」で事態を打開しようとし、
一時は成功を収め、それをテコにオリンピックを誘致したわけだが、
その大統領が不正を働いていたということで停職。
やはり「魚を与えるのではなく釣り方を教え」ていかなければ…、
ということで今作はその「釣り方」の一つを提唱してるわけである。

しかし、今作で生徒たちに音楽を教える彼も、
オーディションに落ちて臨時教師の職を得て、
軌道に乗り始めた頃にまたしてもオーディション。
チャンスを掴むのも大変である。
こういうことがあるから、こういう夢を追う人っていうのは、
なかなか定職に就けない、というジレンマがあるよね
(逆に日本では、受け皿があり過ぎて供給過多になって、
やっぱり食っていけない、みたいなことになってるみたいだけど)。

クラシック音楽が好きな人向けの作品。

映画 『牡蠣工場』(☆☆☆☆)

日本有数の牡蠣の産地、岡山県牛窓。
かつては題名にもなっている「牡蠣工場」が、
当地にも20軒ほどあったそうだが、今や6軒を数えるのみ。
しかも、過疎化に伴う労働力不足で、
中国人労働者を迎えるところまで現れた。
一方、同様に牡蠣の一大産地で、「あの地震」の被災地である
気仙沼から移住してきて工場を継ぐ者もありと、
今の日本の様々な問題が吹き溜まったような状態になっている。
にも関わらず、彼らは日々を淡々をこなしてる
(ように少なくともワシには見えた)。
実際には、そんな生ぬるい状況ではないのだろうが、
ある意味コレが日本の「現場力」と言えるだろう。
しかし中国人労働者の中には、
この淡々と最大量の仕事を要求する日本の現場に
ついていけない者も出てくるし
(まぁ、給与が安すぎるせいでもあるんだろうが)、
そもそも経営的に成立してないから6軒にまで減ったわけだから、
労賃のダンピングなんて本当はやめればいいのに、
そういう意味での「勇気」を日本の経営者はなかなか発揮しない
(それで首が回らなくなる、なんて話から
彼らは何も学ばないんだろうか)。
安い中国人労働者を雇わなければ経営が成り立たないような
経営をしてる事自体が問題なのに、
そこには目をつぶるんだよね
(だからブラック企業問題がこの国から
なかなかなくならないわけだが)。
こういう問題に対してアベノミクスとやらは、
満足のいく答えを出せていないのが現状である。
東北の復興もままならないのに、
熊本、鳥取の地震、東北、北海道への台風直撃など、
災害対策だけで日本の辺境は汲々としてるありさまである。
一方で、見栄とプライドのためにオリンピックを招致し、
当初予算の何倍ものコストをことも無げに算出し、
それをよしとする年寄りどもに限って地方選出の人だったりする。
地震が「天罰」だというならば、
なんであいつらの地元で地震とか起きないんだろうか。

映画 『大地を受け継ぐ』(☆☆☆)

チラシにも「これは風評じゃない、現実なんだ」と書かれているが、
基準値以上の放射能が漂ってること自体は、動かし難い現実なわけだから、
農家の方から「好んで買いたいとは思わないでしょう?」と問いかけられても、
「いいえ」とも「はい」とも言いにくいわけである。
で、この農家さん、「あの震災」の少し前に、
父親から福島県須賀川市の農地を受け継いだのだが
(そこに至るまでに親子で色々あったようだが)、
「あの震災」発生から半月後、
「お前に農業を勧めたのは、間違っていたかもしれない」という言葉を残して、
自殺してしまったのである。
それでも、この息子さんは農地を耕し作物を作り続けている。
作るたびに赤字でも、どんなに土地が汚染されていても…。
それが、先祖から受け継いできた土地を「守る」ことであると信じて…。
その話を、都会の子どもたちが聞いているわけである。
出稼ぎをなくすために作ったはずの原子力発電所。
しかし、この事故で多くの地元民にとって帰れない場所にしてしまった。
そのことについて、国も東電も大して責任を感じていないように思われる。
特に国の罪は大きい。
またぞろ「故郷喪失」の爆弾にあちこちで火をつけようとしている。
「限界集落は強制移住」という考え方のワシではあるが、
それは老朽インフラを支えきるだけの財力を、
国も地方自治体も持ち合わせていないと考えているからである。
地震の避難には、当然そういった老朽インフラを頼みにしていると思われるが、
地震の時に橋やトンネルが一緒に使えなくなる、という想定を、
彼らはしているのだろうか。

「新・中央競馬予想戦記」 2016-08-14

本日も出先からのうpにより簡易版となります。
ご了承ください。

新潟09R 麒麟山特別(3上1000万下 D中 ①点)
◎(06)ルールソヴァール
○(13)オールマンリバー
▲(08)マウントハレアカラ

新潟10R 豊栄特別(3上1000万下 芝短 1点)
◎(18)ロワアブソリュー
○(13)スマートプラネット
▲(06)キアロスクーロ

新潟11R 関屋記念(3上GⅢ 芝短)
◎(07)マジックタイム
○(04)ピークトラム
▲(17)ヤングマンパワー
△(11)ロサギガンティア

小倉09R 筑後川特別(3上500万下 芝中 ①点)
◎(06)リッチーリッチー
○(05)ショウボート
▲(01)グリーンラヴ
△(10)アグネススターダム

小倉10R 西部日刊スポーツ杯(3上1000万下 芝短 ①点)
◎(18)アレスバローズ
○(01)グレイトチャーター
▲(12)アルティマブラッド

小倉12R 博多S(3上1600万下 芝中 1点)
◎(02)メイショウコルノ
○(06)バンドワゴン
▲(01)キングストーン

札幌10R HTB賞(3上1000万下 芝中 (①点))
◎(08)ミッキーロケット
○(11)ハツガツオ
▲(12)ヒルノマゼラン
△(03)ブレイクザポケット

札幌11R エルムS(3上GⅢ D中)
◎(11)モンドクラッセ
○(03)ジェベルムーサ
▲(12)クリノスターオー
△(09)ブライトライン

札幌12R 大雪ハンデキャップ(3上1000万下 D中 (1点))
◎(06)メイショウレンマ
○(08)ピグマリオン
▲(13)ディアコンチェルト
△(12)レディカリビアン

「新・中央競馬予想戦記」 2016-08-13

8/6の結果
 3勝(ダリア賞、指宿特別、札幌日経オープン) 1分(信濃川特別) 5敗
  回収率 55.3%
8/7の結果
 1勝(足立山特別) 1分(レパードS) 8敗
  回収率 24.4%
  年間回収率 74.7%
  通算回収率 72.3%

札幌の買い方を普通に戻した途端に大魚を逃す(藻岩山特別、3連複12250円)。
相変わらず自分に対する信用がまったくないわけでありますが、
これでまた戻したら取れなくなるんだろうなぁ…、
とか思いつつも結局戻してしっぺ返し食らう。毎度その繰り返しです。
8/13、8/14の買い方は以下の通り。
 新潟:条件戦=単勝 OP以上=ワイド
 小倉:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
 札幌:全レース=3連複4頭BOX

新潟09R 糸魚川特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑦マコトギンスバーグ
  ○ ②コートオブアームズ
  ▲ ⑫ゴールドエッセンス

新潟10R 三面川特別(3上1000万下 芝中 2点)
  ◎ ③バンゴール
  ○ ⑥ティックルゴールド
  ▲ ④ワーキングプライド

新潟11R 新潟日報賞(3上1600万下 芝短 1点)
  ◎ ⑫ベステゲダンク
  ○ ⑥ユキノアイオロス
  ▲ ⑨ストーミーシー

小倉09R フェニックス賞(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑥ナムラアイドル
  ○ ④カシノマスト
  ▲ ③テイエムヒッタマゲ

小倉10R 宮崎特別(3上1000万下 芝中 ①点)
  ◎ ①メイショウブシン
  ○ ②コウエイワンマン
  ▲ ⑤アグネスヒーロー

小倉11R 阿蘇S(3上OP D中)
  ◎ ④ブライトアイディア 安定感買って
  ○ ⑤メイショウウタゲ  1つ叩いて
  ▲ ⑥ピンポン       鞍上強化で

札幌10R コスモス賞(2歳OP 芝中)
  ◎ ④メイネルザウバア
  ○ ⑨サトノアリシア
  ▲ ⑥ニシノキララジ
  △ ⑦[地]バンドオンザラン

札幌11R STV賞(3上1000万下 芝短 (2点))
  ◎ ⑤ウインムート
  ○ ⑧スターオブペルシャ
  ▲ ④メイクアップ
  △ ⑥テラノヴァ

札幌12R 知床特別(3上500万下 芝中 (①点))
  ◎ ⑧エニグマバリエート
  ○ ②アグネスリバティ
  ▲ ③カフジキング
  △ ⑫サトノメサイア

映画 『COP CAR/コップ・カー 』(☆☆☆)

○主な登場人物が4人とわかりやすい
○子供たちが、悪い大人相手に一生懸命立ち回ります
△ケヴィン・ベーコン演じる悪徳警官が、良くも悪くもおまぬけ。でも、いちおう警官
△良くも悪くも観客を裏切る展開
×でも実は鬱展開

映画 『アーサー・フォーゲル ~ショービズ界の帝王~』(☆☆☆)

アーティストのライブツアー1回で、GNPレベルのカネを動かす、
まさに「ショービズ界の帝王」アーサー・フォーゲルのドキュメンタリー。
彼がライヴを手掛ける豪華アーティスト陣の他、
カナダでバンドのドラマーをやっていた頃の話など、
音楽界で彼が積み上げたキャリアの多くを今作で開陳しているわけだが、
きっちりリスクを取りながら(ちゃんとリスクヘッジもしてるだろうけど)、
成功を重ねてるんだから、そりゃ大物アーティストから信頼されるのも頷ける。
また、彼には時流も味方している。
CD販売が音楽配信事業に取って代わり、ビジネスモデルとして斜陽化してる現在、
ライヴという「その場限り」のプレミア感が改めて注目を受けているいうことだろう
(そのことが、チケット転売に発展してる一因なのではあるが…)。
アーサー・フォーゲル手掛けるライヴは確かに特別であり、
そこにアーティストのカリスマ性も相まって、
冒頭のようなカネの動きが生まれるのだろう。
ただ、『AMY エイミー』のエイミー・ワインハウスのように、
「歌いたい。そして多くの人に聞いてもらいたい」と思う人にとって、
その状況がは決して良い状態とは言えないようではある
(そういう人には、アーサー・フォーゲルは必要ないだろうが)。
発信する側にも、観衆にも、生活や嗜好がある。
その中間に「適正価格」が存在する、というのが一般的な市場理論だが、
結局何に価値を置くか、というところが不明瞭というか十人十色というか、
それが同じものを見ても「作品」と考えるか「商品」と考えるかの違いなわけで…。

映画 『秘密 THE TOP SECRET』(☆)

SF的な大仕掛けが物語のある意味中心を成すのだが、
原理的な部分にツッコミどころが多すぎる。
特に致命的なのは、「別に抜き出した記憶を保存しておく場所が
脳の中でなくてもいいのでは?」というものなのであるが、
ココをツッコむと物語そのものが成立しなくなるので、そっとしておいてあげましょう。
で、タイトルが『秘密』である理由が、
過去の事件繋がっていくのだが
(まぁ、作中で起こる事件が全部その事件に結びついてしまうわけだが)、
それは要するに「友を傷つけてはならない」という理由で命を絶った
昔のメンバーとの関わりだけの問題なので、
はっきり言ってSFでもなんでもなくて「友情」がテーマ。
しかし、ここまでの大仕掛けをする必要があったのか。
もっと言えば、こんなに作中で人を殺してまで表現する必要があるものなのか。
そもそも「死人の脳」を扱うこと自体の倫理的な問題とか、
とにかく話の本筋が全然頭に入ってこない、
はっきり言って「どうでもいい」話になってしまっているのだ。
面白いか否か、以前の出来。

映画 『葛城事件』(☆☆☆)

現代から見るとやや古臭い、「昭和」を感じさせる葛城清(三浦友和)一家。
しかし、DV、リストラ、認知症、無差別殺人と、起こる事件はいたって平成で、
それに誰もまともに対処できずに家族が崩壊していくわけだが、
基本的にはぶれない清に周りの人間が振り回されている。
清にしたところで、「ぶれない」と言えば聞こえは良いが、
閑散とした金物屋に日がな座り込み、おそらく退屈な日々を送っている。
住宅市場が活況だった頃は羽振りも良かったのだろうが
(それで念願のマイホームだって手に入れたんだろうが)、
今はおそらくその余禄で細々と生活してるに違いない
(プライドの高い清のことだから、奥さんを働かせようなんて考えるはずがない)。
そういう両親を見て、長男は何とか折り合って生活してきたんだろうが、
いつしか他人の顔色ばかり窺うような小心者に育ってしまった。
一方対応できなかった次男の方は、ついに爆発し、無差別殺人に手を染める。
その次男と「獄中結婚」した死刑廃止論者の女性というのが出てくるんだが、
清じゃなくても「こいつ、新興宗教にかぶれたか」と思うような痛い女。
次男との接見でも、全然話が噛み合わないし、
彼女は彼女で「コミュ障」としか思えないわけで、
かと言って死刑を防ぐための具体的な活動も見えないし、
もしかしてあのラストのためだけに用意されたのか、と思うほど。

今作を見て、改めて思うのは「家族と言ってもしょせん他人と他人の寄せ集め」
ということである。
互いにきちんと理解しようとしてないし(そんなのどだい無理と言えば無理なんだが…)、
手法こそ違えどみんな向き合うことを避けてさえいる。
血縁があって、一つ屋根の下に暮らしていれば家族になれる、
という時代では、もうないということだろう。
今や家族は「築き上げていくもの」であり、それを煩わしいと思うから
晩婚化、少子化が止まらないのではないか、とさえ思う
(アメリカ映画は、そこに極限の状況を生み出して「雨降って地固まる」を
具現化しようと試みるわけだが…)。
ラストは、非常に日本映画的。無節操すぎるぜ、清。

映画 『いしぶみ』(☆☆☆☆)

今年は「時期モノ(=戦争モノ)」が映画界においては地味である.
ワシ的にはたぶんこの1作のみであろうが、
今作にしたところで1944年制作のテレビ番組のリメイク。
まぁ、オバマ大統領が来た後なのでそれなりの感慨もあるし、
元ネタはワシが生まれる前に制作されているので、
確かに知らない話も多かった。
しかし、実にいたたまれないのは、生き残った人々の思いである。
彼らは戦後70年を過ぎた現在に至るまで、
「なぜ生き残ったのか」ということを原罪のように抱えているのである
(そういう思いが、年寄りたちを黙らせてきた一面もあるわけだが…)。
彼らも、そして犠牲者になった若者たちも、
「あの瞬間」までは戦時下とはいえ普通の生活を送っていたのである。
その模様を綾瀬はるかが朗読して、今作は進んでいくわけだが、
その断絶感は「あの震災」に比するものといえるだろう。
それは、当然原子爆弾の破壊力を物語るものであり、
原子力の脅威を如実に示すものであるはずなのだが、
今や政府の上層部は「再稼働」に向けてなに振り構わず、である。
「あの震災」で手痛いしっぺ返しを受けた、というのにである。

とはいえ、やはりこの地味な扱いである。
確かに、『シン・ゴジラ』は明快でわかりやすくて、しかもポジティヴだけど、
そういうことだから日本人にはいつまで経っても
「想像力」ってものが育っていかないんだと思うんだが….

映画 『ハイ・ライズ』(☆☆)

たぶん、原作が生まれたイギリスの歴史がわかってないと、
うっすい理解しかできないであろう作品(もちろん、ワシもよぉ知らんけど)。
いわゆる「グローバル化」が浸透すると、
国家単体(今作の場合マンションだけど)だけではうまく運営できなくなる
(それが、大国間の牽制役になって平和が維持される、という考え方もあるんだが…)。
一方で、既得権を握ってる側は既得権を手放したくないがために、
下層に対して締めつけを強める.
しかし、運営がうまくいってないのに既得権者がそれをトリクルダウンさせなければ、
下層の人々の中に不満が溜まるのは当然である
(そういう意味では、日本は実に奇特な国なのだが…)。
で、ある破綻をきっかけに歴史的に言えば「革命」というものが起こるのだが、
じゃあ「革命」って何なのかと言えば、単純に言えば既得権争奪戦なのである。
そして、奪う側も奪われる側も大いに痛み、国家は疲弊する。
なぜなら、奪う側に運営のプランもノウハウも無いからである
(その顕著な例が「アラブの春」なわけだが…)。
今作の主人公ラング(トム・ヒドルストン)は、その混沌の中をうまく渡っていく、
と言えば聞こえは良いが,うまく距離を取って渦の外にいるもんだから、
状況を客観的に見ているのである(つまり、観客と同じ)。
だから、全体的に熱量不足の冷めた作品と言えるだろう.

映画 『大怪獣モノ』(☆☆)

よりにもよって、なぜ『シン・ゴジラ』の真裏で公開なんだと…
(あくまでも、札幌地区での話ではあるが…)。
やってること、基本的におんなじなんだよなぁ、また….
違いは、なんといっても今作の監督があの「河崎実」であることだろう。
結果、相変わらずすがすがしいまでの「おバカ映画」に仕上がっている.
主役の飯伏幸太には、実はあまり驚きはない。
このプロレスラー、もともと所属していたDDTプロレス時代に,
かなり無茶苦茶なシチュエーションのプロレスやってるからねぇ。
それよりも、プロレスファンからすると
「鈴木みのるさん、何やってんすかぁ」って感じである。
一時期、あのストイックな総合格闘技「パンクラス」に所属してたとは思えない
(プロレスに戻ってからの鈴木みのるからすると違和感は無いのだが…)ノリの良さ。
脇役陣も「いかにも」な人選であり、
あとは落としどころがどうなるか,だったのだが、
正直今作に関しては悪い意味で「裏切」られてしまった。
もう、飯伏とは何だったのか、と言いたい。
導入に、ちょっと古い時事ネタとか,特撮マニアネタとか放り込んでおきながら、
アレでは実相寺路線そのものじゃないか。
そういうの、河崎さんに要求してないんだよ。
もっと「真面目に不真面目」やってほしかったのになぁ…。

「新・中央競馬予想戦記」 2016-08-07

新潟09R 月岡温泉特別(3上500万下 芝中 ①点)
  ◎ ①アルスフェルト
  ○ ⑬フィビュラ
  ▲ ⑤クラウンディバイダ

新潟10R 驀進特別(3上1000万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑭ダノンアイリス
  ○ ⑰タタラ
  ▲ ⑯ダンシングワンダー

新潟11R レパードS(3歳GⅢ D中)
  ◎ ⑥グレンツェント
  ○ ⑤ケイティブレイブ
  ▲ ⑦ピットボス

小倉09R 足立山特別(3上500万下 芝中 2点)
  ◎ ④ストロングタイタン
  ○ ⑩ゴールドインゴット
  ▲ ⑦マコトサダイジン

小倉10R 天草特別(3上1000万下 D中 ①点)
  ◎ ⑬モズスター
  ○ ⑮キクノレジェ
  ▲ ③パイロキシン
  △ ⑭カフェブリッツ

小倉11R 小倉記念(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ④アングライフェン
  ○ ⑧テイエムイナズマ
  ▲ ⑪ダコール

小倉12R 筑紫特別(3上500万下 芝短 ①点)
  ◎ ⑦ケイアイヴァーゲ
  ○ ⑥サカジロテンオー
  ▲ ②ウォーターラボ

札幌10R 大倉山特別(3上1000万下 D中 2点)
  ◎ ⑥スリーアロー
  ○ ⑪キーアシスト
  ▲ ④ハナズリベンジ

札幌11R UHB賞(3上OP 芝短)
  ◎ ⑩オデュッセウス
  ○ ③クリスマス
  ▲ ④トウカイセンス

札幌12R 藻岩山特別(3上1000万下 芝中 1点)
  ◎ ⑫ロードヴァンドール
  ○ ⑧エイシンノーティス
  ▲ ③パリカラノテガミ

「新・中央競馬予想戦記」 2016-08-06

7/30の結果
 5勝(閃光特別、古町特別、佐渡S、伊万里特別、羊ヶ丘特別) 5敗
  回収率 86.8%

7/31の結果
 2勝(響灘特別、北辰特別) 8敗
  回収率 31.3%
  年間回収率 75.8%
  通算回収率 92.4%

土曜日こそ新潟や札幌の3連複的中もあったが、日曜日はさんざんな結果。
まぁ、開催変りは何かと探り探りですから仕方ないです。
今回の結果をもとに買い方をいじってみて、数字が伸びてくれればいいんですが…。
8/6、8/7の買い方は以下の通り。
 新潟:条件戦=単勝 OP以上=ワイド
 小倉:条件戦=複勝 OP以上=ワイド
 札幌:条件戦=単勝 OP以上=ワイド

新潟08R ダリア賞(2歳OP 芝短)
  ◎ ⑦タケショウベスト
  ○ ③リンクスゼロ
  ▲ ⑥ハッピーランラン

新潟10R 信濃川特別(3上1000万下 芝中 2点)
  ◎ ⑨サラトガスピリット
  ○ ⑪サンライズクロンヌ
  ▲ ②コスモメリー

新潟11R 越後S(3上1600万下 D短 ①点)
  ◎ ①ゴーインググレート
  ○ ⑥モルジアナ
  ▲ ④サンレーン
  △ ②パーティードレス

小倉09R 都井岬特別(3上500万下 芝中 2点)
  ◎ ⑨グランディフローラ
  ○ ⑫ジュールポレール
  ▲ ⑤スターリーウインド
  △ ③エイシンキスミー

小倉10R 指宿特別(3上500万下 D中 2点)
  ◎ ②マッシヴランナー
  ○ ⑯ディープオーパス
  ▲ ⑦ノーザンバローズ
  △ ⑫スーパーライナー

小倉11R 九州スポーツ杯(3上1000万下 芝短 2点)
  ◎ ⑬ハピネス
  ○ ⑭ブラッククローバー
  ▲ ⑮ロイヤルストリート

札幌10R 十勝岳特別(3上500万下 芝中 1点)
  ◎ ⑧アドマイヤアロマ
  ○ ⑤ウインアキレア
  ▲ ⑩ロッカフラベイビー
  △ ⑭フェイズベロシティ

札幌11R 札幌日経OP(3上OP 芝長)
  ◎ ⑪モンドインテロ   前走評価して
  ○ ②ツクバアズマオー 惜しい競馬続く
  ▲ ⑭トゥインクル     実績上位

札幌12R HBC賞(3上1000万下 芝短 1点)
  ◎ ①アドマイヤゴッド
  ○ ⑭サザンライツ
  ▲ ⑩メジェルダ
  △ ⑤アズマクイーン

映画 『任侠野郎』(☆☆)

自ら「正統派任侠映画」というだけあって,
良くも悪くもベッタベタの昭和任侠映画.
ただし、やっぱり蛭子能収がなぁ….
ミスキャストとは言いたくないが(ある意味「狙って」キャスティングしてるんだから)、
殺陣とか演技とか、ほんっとどうしようもない
(存在感だけは無駄にありまくってるわけだが…)。

分かってて観てても、やっぱり根本的なところに問題があるので、
映画館クラスの作品とは言えないわなぁ。

映画 『ヴィクトリア』(☆☆☆)

『アンフレンデッド』同様,「新奇さ」がウリの作品.
今作の場合,「究極の長回し」というべき「140分ワンカット撮影」されている。
この場合、NGの扱いをどうしてるのかが気になるわけだが、
それはおそらく今作の本質ではないだろう。
オールワンカット撮影という緊張感の中で役を演じてるわけである
(さほど演じてる感が無かったのは,演者の腕か洋画だからかはわからんが)。
そして、その140分の間にいかにも映画と思わせるような,
様々な事件が起こるわけだが…。
でもねぇ、この作品「新奇さ」だけがウリになってしまってるんだよねぇ.
ストーリーラインとか既視感ありまくりな上に、
取って付けた感も強く、エンタテインメントとしての出来には疑問符を付けざるを得ない.

ただ、『アンフレンデッド』同様そのチャレンジ精神は大いに評価したい。
そのうち,この手法をうまく使う人が現れると信じて….

映画 『シン・ゴジラ』(☆☆☆☆)

基本的には面白い映画で,
「あの震災」で見せた政府の対応や,
アメリカなどの国際社会とのやり取りは,
日本の戦後を概略的に示したものとして非常に興味深い内容だった。
ただし、以下に示す理由により,どうしても☆5つ付けたくなかったので,列記する.

第一に,あまりにも庵野色が強かったことである.
音楽やテロップなど、明らかに『エヴァンゲリオン』を意識したものであるし
(まぁ,作品が作品なのでさほど違和感もないのだが…),
次に述べる理由と関連して異なった様式美の導入に違和感を覚えたことは確かである.

第二に,圧倒的戦闘力(ただし一定の制限有)のゴジラである。
口から吐き出す,いわゆる「放射能火炎」の威力が向上するのはまあいいとして,
同様の放射物が背中や尻尾からも出てくるようになっては、
もうなんか違う生き物(もっと言えば地球外生物)である。
それに対抗する手段が非常に原始的で、
まぁその辺のギャップを楽しむ映画と言えなくはないのだが….

第三に,ゴジラがフルCG化すること自体を否定はしないが,
やっぱりあんまり合成がうまくないせいか
「いかにも合成しましたよ」的な映像が散見される点である.
大々的に3監督制を導入し、人も金も投入したにもかかわらず、である。
コレに関しては,根本的な技術不足なのか,
組織がデカ過ぎて「縦割り」的な構造になってしまったのかはわからないが,
あの伝説になり損ねたクソ映画『ガッチャマン』のレビューの時にも書いたが,
「東宝の技術の断絶」の影響はやはり小さくないように思われる.

あと、ワシとしては「結局現場力頼み」なところも、
良くも悪くも日本らしいな、という意味であまり気に食わないところなのではあるが…。
基本的には1954年版初代『ゴジラ』のインスパイアなので、
そちらと見比べるのが正しい観方と見るが,どうか.

映画 『ターザン:REBORN』(☆☆)

『イン・ザ・ヒーロー』って映画の中で,
「プリミティヴ(この場合「原始的」と解するべきだろう)なアクション映画が撮りたい」
と、外国人監督が言っていた。
スタントマンとの契約もうるさい欧米の映画界では,
もう「プリミティヴなアクション映画」を撮るのは不可能であろう
(ジャッキー・チェンもそれで挫折したといわれている)。
そういう意味で「キンキンのアクション」などと煽っている今作の宣伝は,
その時点ですでに眉唾物なのではあるが,
動物が多数登場する今作においては,
初めから「プリミティヴなアクション映画」を要求するのは間違っていて
(その辺り,『ジャングルブック』はかなり潔く
「主人公モーグリ以外フルCG」と謳ってしまっている),
主眼はどちらかというとストーリーラインの方に向かうわけである.
しかし,その「ストーリーライン」の方も,
ことさらベルギーを悪者にして、
英米はその悪事をあばく側として登場する.
しかし、帝国主義国家としては後発のアメリカはともかく
(それでも太平洋でどれほどのことをしてきたんだか…,とは思うが),
「大英帝国」などと称されていたイギリスは、
同じ穴の狢どころか帝国主義の首魁であろう
(イギリスを含めた欧州の旧帝国主義国家は,
現在そのツケを散々払わさせられていると言えなくもないわけだが…)。
今回のターザンの設定は、そういう意味では興味深いし,
むしろ続編を重ねていくことで,その人間味や野性味を存分に発揮できる
素地はあるように思われる.
しかし、だったらあまりアクションに頼らない方が良いとも言えるし
(まぁ、入口戦略としての選択だったのかもしれないが…),
むしろTVシリーズ的なつくりにも見えた.
演技の方はというと,クリストファー・ヴァルツの安定の悪役ぶりには目を引くが,
ほかに見るべきところがなく,
やはり見せ場としてのアクションシーンが必要だったことがよくわかる。
しかし、その肝心のアクションシーンが、
あまりにも作り物感満々だったので、わしとしては興ざめだった.

映画 『ターザン:REBORN』(☆☆)

『イン・ザ・ヒーロー』って映画の中で,
「プリミティヴ(この場合「原始的」と解するべきだろう)なアクション映画が撮りたい」
と、外国人監督が言っていた。
スタントマンとの契約もうるさい欧米の映画界では,
もう「プリミティヴなアクション映画」を撮るのは不可能であろう
(ジャッキー・チェンもそれで挫折したといわれている)。
そういう意味で「キンキンのアクション」などと煽っている今作の宣伝は,
その時点ですでに眉唾物なのではあるが,
動物が多数登場する今作においては,
初めから「プリミティヴなアクション映画」を要求するのは間違っていて
(その辺り,『ジャングルブック』はかなり潔く
「主人公モーグリ以外フルCG」と謳ってしまっている),
主眼はどちらかというとストーリーラインの方に向かうわけである.
しかし,その「ストーリーライン」の方も,
ことさらベルギーを悪者にして、
英米はその悪事をあばく側として登場する.
しかし、帝国主義国家としては後発のアメリカはともかく
(それでも太平洋でどれほどのことをしてきたんだか…,とは思うが),
「大英帝国」などと称されていたイギリスは、
同じ穴の狢どころか帝国主義の首魁であろう
(イギリスを含めた欧州の旧帝国主義国家は,
現在そのツケを散々払わさせられていると言えなくもないわけだが…)。
今回のターザンの設定は、そういう意味では興味深いし,
むしろ続編を重ねていくことで,その人間味や野性味を存分に発揮できる
素地はあるように思われる.
しかし、だったらあまりアクションに頼らない方が良いとも言えるし
(まぁ、入口戦略としての選択だったのかもしれないが…),
むしろTVシリーズ的なつくりにも見えた.
演技の方はというと,クリストファー・ヴァルツの安定の悪役ぶりには目を引くが,
ほかに見るべきところがなく,
やはり見せ場としてのアクションシーンが必要だったことがよくわかる。
しかし、その肝心のアクションシーンが、
あまりにも作り物感満々だったので、わしとしては興ざめだった.

映画 『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』(☆☆☆☆)

1960~1970年代、セッションミュージシャンとして
LAのスタジオから多くの名曲を生み出した「影武者軍団」がいた。
彼らは、当時クレジットされることなく
(もしクレジットされていたら、いろいろと面倒なことになってたと、
作中では語っていたが…)、
シンガーソングライターやライヴバンドの登場とともに、
その役割を終えて行った、業界では「レッキング・クルー(壊し屋)」
と呼ばれた人々である。
その「レッキング・クルー」のギタリスト、トミーテデスコの息子さんが、
父の思い出とともにその業績を残そうと映画化を思い立ったのだが、
楽曲使用料がバカ高くて(それだけ名曲揃いということなのだが…)、
資金調達に頓挫するも、寄付とクラウド・ファウンディング
(この辺が実にアメリカらしい)を利用し、
撮影開始から18年を費やしてついに世に出たという労作である。

高い楽曲使用料に劣らぬ名曲揃いで、
しかも「レッキング・クルー」の技術が高すぎて、
元のバンドたちは実際に弾かなかった楽曲もあるというほどだったそうな。
なんといっても、彼ら最大の功績は、
アメリカ音楽界の中心をロサンゼルスに持ってきたことと言えるだろう。
そういう意味では、まさに「壊し屋」の面目躍如といったところだろう。

1975年生まれのワシはともかく、
聴けば「懐かしい」と思える名曲揃いの作品で、
「必見」というよりも「必聴」の一作と言えるかもしれない。

映画 『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』(☆☆☆)

おととし上映された『アンナプルナ南壁 -7,400mの男たち』は2008年の話だが、
今作では、同じく救助登山(この表現は正確ではないが)に2005年に挑んだ話である。
山に登る人間なら分かるとい思うが、
普通登山は登りより下りの方が荷物自体は軽い。
しかし、救助登山となると、帰りは救助対象(今作では遺体だが)を引っ張って
降りなければいけないわけだから、当然荷物が増えるということになる。
当たり前だが、山は登るだけでも大変なのに、
さんざん労力を使った挙句降りる、という作業をしなければならないわけである。
荷物が軽くなった普段の登山でも大変なのに、
そこに「荷物が増える」というさらに過酷な状況が加味されるわけだから、
山を知ってる人間なら登らなくてもその苛酷さは想像がつく。
しかし、『アンナプルナ~』でも語られているように、
山を登る人間たちには特別な絆があるのである。
同国人の、しかも師弟となれば、その絆も、またひとしおだろう。

しかし今作、その「絆」を作るまでの前置きが非常に長い。
124分の映画なのに、半分以上使ってんじゃないか、と思うぐらい長い。
もちろん、気持ちは充分にわかるけど、
ペラの段階とかで「何をしに行く」かわかっているので、
別にそこまで絆そのものの話をこってりとやる必要はないと思うわけである。
むしろ、「これがどれほどの難事であるか」を
丁寧に説明する必要があったように思われる。
あと、遭難の経緯なんかも出来ればもっと詳しく描いて欲しかった
(まともな生存者がいなかったんだから難しいかもだけど…)。
前半に重きを置き過ぎて、実際の難事だった「救出登山」に至る経緯から、
その中身が薄っぺらくなってしまったのが本当に残念(結末も結末だし…)。

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