映画 『大怪獣モノ』(☆☆)
よりにもよって、なぜ『シン・ゴジラ』の真裏で公開なんだと…
(あくまでも、札幌地区での話ではあるが…)。
やってること、基本的におんなじなんだよなぁ、また….
違いは、なんといっても今作の監督があの「河崎実」であることだろう。
結果、相変わらずすがすがしいまでの「おバカ映画」に仕上がっている.
主役の飯伏幸太には、実はあまり驚きはない。
このプロレスラー、もともと所属していたDDTプロレス時代に,
かなり無茶苦茶なシチュエーションのプロレスやってるからねぇ。
それよりも、プロレスファンからすると
「鈴木みのるさん、何やってんすかぁ」って感じである。
一時期、あのストイックな総合格闘技「パンクラス」に所属してたとは思えない
(プロレスに戻ってからの鈴木みのるからすると違和感は無いのだが…)ノリの良さ。
脇役陣も「いかにも」な人選であり、
あとは落としどころがどうなるか,だったのだが、
正直今作に関しては悪い意味で「裏切」られてしまった。
もう、飯伏とは何だったのか、と言いたい。
導入に、ちょっと古い時事ネタとか,特撮マニアネタとか放り込んでおきながら、
アレでは実相寺路線そのものじゃないか。
そういうの、河崎さんに要求してないんだよ。
もっと「真面目に不真面目」やってほしかったのになぁ…。
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