映画 『五日物語-3つの王国と3人の女』(☆☆☆)
△グリム兄弟にも影響を与えたという「世界最初のおとぎ話」がベース。
『ホントは怖いグリム童話』も、今作を観れば納得である
△「女の欲望」をフィーチャーしてるというが、「男の醜悪さ」が
むしろフレームアップされる結果に…
△特にハイヒルズの国王が腐ってる(国政ないがしろ。ノミを大型犬並みに育てる。
跡継ぎいないのに娘の結婚にも無関心)
△ハイヒルズの娘は、言ってみれば犠牲者。それでもたくましく生きてるので
評価できる
△ロングトレリスの女王は、旦那(=国王)の命と引き換えに得た息子を溺愛する
気持ちもわからんではないが、普通なら妾を連れてこられてもっと醜い争いに
なることを考えると、自重すべきだったのでは?
(それじゃあ物語にならないわけだが…)
×老婆姉妹は単なる「無いものねだり」。とっとと正体を明かして国王の醜い欲望を
断つべき!(その場で殺されるかもだけど…)
△しかし、そのあとのいろいろ皮肉に満ちた展開こそが本筋なのだろう
△小さいうちから世の中の厳しさを子供には教えないと…、な映画
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