ホイットニー ~オールウェイズ・ラブ・ユー~(☆☆☆☆)
人生っていうのは「どれだけ生きるか」ではなく「どう生きるか」だと、
改めて思い知らされた。
一見幸せそうな家族の中で育ったホイットニー。
しかし実は、両親が仮面夫婦で、共働きで、そ
のせいで親戚や知り合いの家を転々としてて、
その中で性的虐待を受けてきたという「子供時代の闇」を内包していた。
聖歌隊を経て、親と同じショービズの世界に躍り出た彼女は、
その才能を遺憾なく発揮して「世界の歌姫」となったわけだが、
親友や父親が彼女の稼ぎを巡って暗闘。
事実上の家族経営となり、
兄弟や親戚が彼女が生み出す富にぶら下がるようになってきた。
さらに、ボビー・ブラウンとの家族生活と、
上り詰めた者が味わう孤独。
そこに忍び寄るアメリカショービズ界の闇「ドラッグ」。
エリック・クラプトンのやエイミー・ワインハウスの時も出てきたけど、
なかなかそこはクリーンにならないんだねぇ。
末期の彼女の声はある意味必聴である。
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