惜しい、のかぁ…?

【NEWS】終盤失速、スケート靴の差で明暗…女子追い抜き
http://news.nifty.com/cs/sports/athleticdetail/yomiuri-20100301-00071/1.htm

バンクーバーオリンピックが終わった。
全体を通して、頑張ったことは認めます。
しかしですねぇ、この記事に代表されるように
「勝利への執念」というものが、
どうしても感じられなかった。
単純に言えば、体勢の差。
日本が前傾でゴールインしているのに対し、
ドイツはスケート靴を突き出しているため、
むしろ後方に傾斜した体勢でゴールインしている。
陸上に例えれば「胸を突き出す」、
競馬で言えば「首を押さえこんで鼻っ面を前に突き出す」、
ということをドイツはやっているわけである。
バテバテでできなかったと言うのなら、それは力の差である。
やらなかったのならば、
それはやはり「勝利への執念」が足りないということになるだろう。

結果がすべてではない、とは私も思う。
しかし、参加することのみに意義があるとも、
私には思えないわけで…。
イヤでも順位がつくところに出て行っているわけだから、
一つでも先へ向かう気概は見せて欲しい。

落合、つまんねぇ…

中日ドラゴンズ、53年ぶりの優勝、おめでとうございます。
そして北海道民として、あえて「日ハム不甲斐ない!」と言っておきます。
日ハムにはこの言葉しかございませんよ、はい…。

しかるに落合、これで確実に野球ファンを減らしたね。
なぜ替えるかなぁ…。
ぶっちゃけ、地元以外盛り上がってない日本シリーズで、
最後の最後に全野球ファンが固唾を呑む瞬間がやってくると思っていたのに…。

私は西武ファンなので、森監督時代によく言われましたね。
「森野球が日本の野球をつまらなくした」と・・・。
だからこそあえて言いたい。
「オレ流野球が日本の野球をつまらなくする」と。

多分、落合は山井も岩瀬も信用してなかったでしょう。
9回とりあえず山井に投げさせてやればよかったしょう。
で、ヒットなり四死球なり出したら、そのときは岩瀬でも文句はないですわ。
でも、そういうシチュエーションを落合は嫌ったんでしょう、きっと…。
回の始めから使わないと怖かったんでしょう、何か…。
さすがに負けちゃってもいいしょや、とまでは言いませんが、
案外余裕が無かったんだね、落合は…。

今回の日本一は、中日ファンにとってうれしい日本一だったけど、
本当なら球界全体にとって歴史に残る日になったかもしれないのに…。
落合、がっかりですわ…。

日本には、「本当の金持ち」が必要だ

今日でトリノオリンピックが終わった。

約1名を除いた皆さん、本当にお疲れ様でした。

多くの方々にとっては、けっして満足のいく成績ではなかったことでしょうが、

終わってしまったことを悔やんでも仕方ないでしょう。

さて、あまり競技を見ていないのに総括をしてみるというのは、

とてもおこがましいのではありますがまぁ戯言だと思って軽く読み流してやって下さい。

いまや、世界中でスポーツとはその多くが企業スポーツであることでしょう。

選手の着るユニフォーム一つにしてもドコのメーカーのものが多いかで

稼ぎが変わってくるように、スポーツとはまさに宣伝の場であることは

否定できないところでしょう。

たとえオリンピックであってもそれを完全に否定することは不可能である。

スキーの選手は試技が終わって自分のところにカメラが集中すると、

おもむろにスキーの雪を取ってスキーのメーカーがカメラに映るようにしてやる。

ワールドカップの時から日常的にやっていることだから、

癖であると言えなくもないがそれでも癖になるほどに身についているわけである。

私はそのことを否定するつもりで言っているわけではないのだが、

こと日本においては、企業は本当にスポーツ選手を

単なる宣伝材料としか見ていないのではなかろうか。

育成はおざなりにしてもっぱらCMに引っ張り回し、

所属する選手のためにいったいどれほどのことを企業はしているのだろうか。

選手がこぞってテレビに出る理由がわかるだろうか。

それは、企業や国が出すお金が足りないからではなかろうか。

引退してからこぞって芸能界に流れ込む理由がわかるだろうか。

そうでもしなければ、後進を育成するお金を得られないからではないだろうか。

とはいえ、借金まみれの国の補助金にこれ以上頼るわけにもいくまい。

そこでタイトルにある「本当の金持ち」である。

直接関係ないかもしれないが、古来名のある芸術家には必ずと言っていいほど

パトロン(後援者)がいた。

F1のミハエル・シューマッハは、フェラーリから確かに多額の契約金をもらっているが、

それで大々的にカートスクールを開いて後進の育成に努めている。

日本に、それほどのことを個人でやっている「本当の金持ち」がどれほどいるだろうか。

確かにそれに近い存在はいた。いまや犯罪者となってしまった堤義明である。

彼は、西武グループの企業に多くの選手を養っていた。

今回唯一の金メダリスト、荒川静香もグループのプリンスホテル所属である。

JOCの会長も勤め、参加に多くのアスリートやスポーツチームを抱えていた。

確かに彼がしたことは悪いことだが、

これほどのことをできる力のある個人が、どれほどいるだろうか?

また、これほどのことをしようという気概のある人が、どれほどいるだろうか?

ウィンタースポーツは特にお金がかかる。

堤義明は、ある意味一人で金のかかる施設を作ってきたともいえる。

フィギュアスケートやアルペンスキーなどは、

今回の好成績の理由を「層の厚さ」に求めている。

今回仕事しなかった誰かさんが、

今回5度目のオリンピック出場になるということで話題なった。

しかし、それは他に出場させる選手がいなかったということの裏返しであり、

すなわち層の薄さを暗に露呈してしまっているわけである。

このような状態では、4年後またメダル量産というわけにはいかないだろう。

先を見据えた選手育成を民間の方から盛り上げていく必要があるのではなかろうか。

そういう意味では、今までのような企業丸抱えのスポーツ選手よりも

アルペンスキーの皆川賢太郎らが所属するアルビレックス新潟のような、

総合スポーツクラブの動きにこそむしろ注目していきたい。

原田雅彦に期待することなど、何も無い!

イタリアのトリノで冬季オリンピックが始まった。

いまだメダルの獲れていない日本において、

最大のニュースは「原田失格」であろう。

彼はもともとポカの多い男である。

リレハンメルではそもそも彼のせいで金メダルを取り損ねたわけだし、

長野でも1回目のジャンプを見たとき私などは「またやりやがったな」

と思ったぐらいである。

にもかかわらずマスコミときたら、いつも彼を紹介するときに

判を押したように長野の2回目だけを流すのである。

そして必ず「何かやってくれそう」と口をそろえて言い立てる。

ああ、やってくれましたよ、大ポカを。

あえて言いたい。「彼には何も残っていませんよ」と。

だいたい、今シーズン彼が表彰台に上ったのはただの1度だけ。

ピアシリのノーマルヒルでの3位1度きりである。

ピアシリ大会は旭川の隣、名寄市にあるピアシリジャンプ台で行われる大会で、

北海道に住んでいる私としては、正直それほど大きな大会とは思えない。

そこでさえ3位なのである。

しかも、今年国外の大会に1度も参加しておらず、

それゆえに今回のような初歩的なミスを犯してしまったわけである。

私としては、彼が代表に選ばれた時点で即座に「返上しろ」と思ったぐらいである。

近年の成績ではとてもオリンピックに出られるようなものとは思えない。

しかも、前述の通りポカの多い男である。

しかし、選考委員もどうやらマスコミと同様「何かやってくれるのでは」という

安易な気持ちで彼を代表に選出したのではあるまいか。

彼のせいで代表落ちした他のジャンプ選手に対して失礼である

(その辺り彼もいちおう心得ているのか「恥ずかしい」とコメントしているようだが)。

この借りはラージヒルで返すと言っているようだが、

今の彼ではノーマルヒル以上に期待薄だ。

ユリアンティラヘッドコーチではないが、もう帰っていきていいよ、原田。

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