ユウマ的「2023年5大ニュース」&「2024年1年の計」

あけましておめでとうございます。
本年もワシことユウマの徒然にお付き合いいただけると幸いであります。

①ユウマ的「2023年5大ニュース」
 (1)中央競馬10場完全制覇に向けて、九州初上陸!
  まぁ、福岡だけなんですけどね。
  とはいえ、「太宰府天満宮」「中州」「門司」といった
  ベタ(?)な観光地だけでなく、
  「小倉競馬場」「福岡νガンダム」といった
  特定の層にしか刺さらないスポットにも行けましたね。
  あとは初体験の「黒麹の日本酒」も体験できたしね。
  まぁ、旅行に行ったらなにがしか発見とかあるから、毎回楽しいわけですよ。
 (2)高校の修学旅行以来の京都行きで、ひたすら酔う!
  あの頃は飲めなかったわけですし、
  京都の核心部は「オーバーツーリズム問題」で昼間は危険地帯。
  というわけで、今回は主に伏見や宇治といった
  あえて「芯を外した」スポットを狙い、
  清水寺や八坂神社は早朝帯のスキのある時間を狙って行ってみました。
  まぁ、我ながらうまく躱せた印象な一方、
  酒どころにワシを連れて行ったらもうひたすら酔っぱらうしかないわけですよ。
  改めて飲むと、意外と特徴があるものですね。
 (3)船橋競馬場初見参で、先に南関4場完全制覇達成!
  いつぞやの「埼玉でヒトネタ」以来の「千葉だけでヒトネタ」で、
  船橋競馬場(ついでに20年ぶりの中山競馬場も)に行ったけど、
  この旅行で一番印象的だったのは「鍋店」という酒蔵さん。
  あれだけのバリエーションの日本酒を作っておいて、
  全部味が破綻してないのは、杜氏さんの腕が絶対に良いに決まってるわけですよ。
  すっかりファンになってしまいましたよ。
 (4)近い(?)のをいいことに青森に3度も訪問
   ・2年前のリベンジで三内丸山遺跡
   ・三内丸山遺跡に行ったときにやってるの知った「庵野秀明展」@青森県立美術館
   ・前から気になっていた「八戸三社大祭」
  全部、ほぼそのヒトネタのためだけに青森に行ってるというね…。
  まぁ、行き方がほぼ確立したので、
  機会があればまたフラッと行くかも。
 (5)映画鑑賞本数、ついに260本に到達!
  旅行以外のネタとしては、通常運転を超えてしまった映画鑑賞本数ぐらいかな。
  これだけ旅行に行ってて、むしろよくこんなに映画見る時間作ってたな、と
  我ながら思う。

②「2024年1年の計」
 ・映画レビュー、今年は復活させたいな
   (もう2本見てるし…)
 ・映画鑑賞本数、せめて250本未満にしたいなぁ
 ・3月発売予定の「ウイニングポスト10 2024」で動画作りに復帰したいな
   (時間取れるかなぁ…)
 ・今年こそ「中央競馬10場完全制覇」を達成したいな
   (いちおう壮大な計画を立案中だが、未確定部分があるのでまだ流動的)

そういうわけで、本年もよろしくお願いいたします。

ワインの映画を観て、ウイスキーのことを考える

今日の1本目の映画。
http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-dbe8.html

タイトルから想像できるように、ワインの映画なんですが、
ワシはレビューにも書いているように蒸留酒派であり、
(ワインや日本酒のことを醸造酒(あるいは発酵酒と)という)、
また朝ドラの『マッサン』を欠かさず観てる(録画でだけど)こともあり、
今作もウイスキーのことに置き換えて考えてしまったわけである。

今日の朝刊でも、サントリーウイスキーの『山崎』が
世界一のウイスキーという評価をもらったそうで、
世界的には「スコッチウイスキーに対する警告」とまで報道されているとかいないとか…。
『マッサン』では、まさに鴨居商店(寿屋=サントリーがモデル)が
ウイスキーつくりに乗り出そうとしているところであり、
この後マッサン(竹鶴正孝がモデル)がその工場長に就任。
スモーキーな『白札』(作中ではどんな名前になるんかなぁ)を作るが売れず。
しかしマッサンは、スコッチウイスキーにたいするこだわりが捨てきれず、
鴨居さん(サントリーの創業者鳥井信治郎がモデル)と袂を分かち、
余市に理想郷を見出すわけである。
一方の鴨居商店は、日本人の口に合うように改良した
『サントリーウイスキー12年』を送り出し、大成功を収めるわけである。
それ以前にも鴨居さんは、ワインも甘口にして日本で売っており、
その悪く言えば「日本人に媚びた」味作りで、
日本洋酒界に確固たる地位を築くわけである。

しかし、今作を観て、ワシは改めて思ったことがあるのだ。
もし、鴨居さん(あえて作中の名前で書くが)とマッサンが袂を分かたず、
日本のウイスキーづくりが一本化されていたら、
現在の「世界5大ウイスキー」(スコッチ、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本)
の一角を占める存在になっていただろうか。
それこそ、サントリーとニッカが竜虎となり、
切磋琢磨したからこそ、今の地位があるのではないだろうか。
そして、その精密な製法を日本に持ち込んだ竹鶴正孝が
「日本ウイスキーの父」に擬せられるとするならば、
鳥井信治郎はさながら「日本ウイスキーの母」(男だけどね)
と言えるのではないだろうか。
バーなどで話を聞くと
「ニッカは煙臭くて好きになれない」
(実際、ドラマの中でも同様の発言が出てくる)
という話を聞く。
一方でうちの父のように
「サントリーのは甘ったるくてダメだ」
という人もおり、
味については好みの分かれるものだということを、
今更ながら思い知らされるわけであります。
そんなニッカ派の息子であるワシは、
飲み比べて「違いのわかる男」になりたがってる、
ただのミーハーだったりするんですが…。

閑話休題。
物事が進展していく上では、例えば組織の中にナンバーツーが必要だったり、
こうやって拮抗するライバルが必要だったり、
一人でできることには限りがあるということを、
改めて考えさせられたわけであります。

P.S.
よくよく読み直すと、映画とあんまり関係ない。
というか、ほぼ「マッサン」の話というね…。

ユウマと『3・11』以降 (3/20差分追加)

東日本大震災から1年。
個人的には、基本的に他人事だな、と思う半面、
歴史に軸足を置く者としては、
現代史におけるエネルギーシフトとしての原子力発電所のあり方や、
やはり寺田寅彦との本格的な出会いが、
私の中での小さな変化をもたらしたわけで…。

地震によって延期(『のぼうの城』など)、もしくは上映中止(『唐山大地震』)された映画、
逆に地震とそれに伴う原発事故を契機に緊急的に上映された映画もあるので、
これらに関する頭ブログ内記事を、ココにまとめておくこととする。
いかに私が、テキトーなことを書いているか、自省する備忘録的なニュアンスもあるので、
お気づきの点などありましたら、よろしくお願いいたします。

「寺田寅彦で読む 『地震と日本人』」 第1期目次
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-79f8.html
「寺田寅彦で読む 『地震と日本人』」 第2期目次
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-6e67.html

映画 『100,000年後の安全』(☆☆☆)
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/100000-e2bc.html
映画 『ロック ~わんこの島~』(☆☆☆)
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-6dc9.html
映画 『二重被爆 語り部山口彊の遺言』(☆☆☆)
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-063e.html
映画 『チェルノブイリ・ハート』(☆☆☆)
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-5eca.html
映画 『あしたが消える -どうして原発?-』(☆☆☆)
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-8bcc.html
映画 『イエロー・ケーキ』(☆☆☆)
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-a1e8.html
映画 『アンダー・コントロール』(☆☆☆)
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-88b8.html
映画 『フクシマ2011』(☆☆☆)
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-aee7.html
映画 『第4の革命 - エネルギー・デモクラシー』(☆☆☆)
 http://you-max.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/4-fe77.html
 

コノハナノサクヤビメとイハナガヒメ ~繁栄か長命か~

原発を再開して再び繁栄の道につくか、
不安定でもニューエネルギーに国運を託すか、
原発を排して節制して慎ましく行くのか、
日本は重大な岐路に立たされていると言える。
そこで思い出したのが、『古事記』のある一節でる。
以下にそのまま抜粋する。
なお出典は、文藝春秋から出ている『口語訳 古事記[完全版]』の
「神代編 其の六」からである。

(前略)
_さて、アマツヒコヒコホノニニギは、あるとき笠沙の岬に出かけて、
うるわしいおとめごに出逢うたのじゃった。そこで、
「だれの娘ごか」
と問うたところが、おとめは答えての、
「オホヤマツミの娘、名はカムアタツヒメ、またの名はコノハナノサクヤビメと申します」
と言うたそうじゃ。それでまた、
「そなたには、兄弟hいるか」
と尋ねるとの、
「わが姉、イハナガヒメがおります」
と答えた。
 それでニニギが、
「われは、そなたを妻にしようと思うが、いかがか」
と問うと、
「わたくしにはお答えすることができません。あが父、オホヤマツミがお答えするでしょう」
と答えたのじゃった。
 そこで、その父オホヤマツミに妻乞いの使いを遣わしたところがの、
オホヤマツミはとても喜び、姉のイハナガヒメも副えて、
山ほどに盛り上げたいくつもの契りの品(結納品)を持たせての、
ニニギの許に嫁がせたのじゃ。
 ところが、その姉のイハナガヒメはひどく醜いお顔の方での、
ニニギはひと目見るなり畏れおののいてしもうて、親許へ送り返してしまい、
その弟ごのコノハナノサクヤビメだけを留めての、一夜の契りを交わしたのじゃった。
 すると、父のオホヤマツミは、イハナガヒメを返されたことを大いに恥じての、
怒りをこめて、ヒコホノニニギに詛いの言葉を送ったのじゃ。

  わたしが娘二人を並べて奉ったわけは、イハナガヒメをお使いになれば、
 天つ神の御子の命は、たとえ雪降り、風吹くとも、いつまでも岩のごとくに、
 常永久に、変わりなくいますはず、また、コノハナノサクヤビメをお使いになれば、
 木の花の咲き栄えるがごとくに栄いますはずと、祈りを込めて娘たちを差し上げました。
  それを、かくのごとくにイハナガヒメを送り返して、
 ひとりコノハナノサクヤビメだけをお留めなされたからには、天つ神の命は、
 山に咲く木の花のままに散り落ちましょうぞ。

 それでこのためにの、今に至るまで大君たちの命は長くなくなってしもうたのじゃった。
まあのう、人はもともと草とおなじ生まれじゃで、
生えては枯れ、枯れては生えるものなのじゃが、大君は天つ神の末じゃで、
このことがなければ命の極まることはなかったのかもしれぬがのう。
(後略)

何が言いたいのかと言うと、日本人が敬愛して止まない天皇陛下のご先祖様も、
一時の繁栄に目が眩んで長命を捨てていた、という話である。
日本が「黄金の国」とまで呼ばれたのも今は昔、
ろくな資源を持たない今の日本が、それでも往時の繁栄を手に入れようと、
手っ取り早く原発を再開したいと思う気持ちもわからないではない。
しかし、ワシはこの一節が警句なのではないかと思っている。
朝鮮戦争という僥倖によって今の繁栄を手に入れた日本。
それを「奇跡」と言い、我々は再び立ち上がれると鼓舞する気持ちもわからないではない。
しかし、しょせん「奇跡」であって、あのような僥倖が二度と訪れるとは、
現代の世界情勢をみる限りとても思えないわけで…。

ま、前例大好きの日本人のことだから、ニニギと同じ選択をするんだろうけどね…。

2010年 1年の計

去年は「やる!」って言ったことの半分もやれてないので、
それを戒める意味でも何か書き残しておこうかな、と思います。

今年の目標
 ①宅建合格!
   あと3週間ほどで35歳になってしまいます。
   この不景気のご時世、何の武器もなしに35歳の男に
   新しい就職先なんてそうそうございません。
   そんなわけで、今年は宅建の資格を取って、
   なんとか就職に結び付けていきたいな、と…。

 ②函館にもう一回行く。
   函館競馬場のスタンドも完成間近。
   グランドオープンの6月19日辺りに、
   天気不問でまたぞろ函館に行ってきたいかな、と…。
   あと、できれば五稜郭に再建中の箱館奉行所も
   まとめて見ておきたいんですが、
   6月下旬完成としか書かれていないので、
   実際には7月ぐらいになるかも。

 ③もうすこしまじめにブログ更新します
   ほぼ競馬予想と映画のレビューだけでできてますけど、
   もう少し他の要素も混ぜていきたいかな、と…。
   具体的に何を加えるかは決めてないんですけどね…。

まぁ、こんなところでしょうか。
①の割合を大きくしないといけないので、
結果的に他がおろそかになる可能性が高いんですが…。

美唄焼鳥

斜里の『車馬道』以来、
「一人酒もまた良し」ってな感じで、
以前から気になっていた美唄焼鳥というものをいただくことに。

今回行ったお店は、
本場美唄で創業50年を数える名店『福よし』
職場からも近いので、以前から目をつけてましたが、
給料も出て懐が暖まったところで、
満を持しての訪問です。
ちなみに美唄焼鳥と普通の焼鳥の違いは、
 ①間に挟むネギが長ネギではなく玉ネギ
 ②レバー、きんかん(鳥の卵になる前の黄身)、砂肝が刺さっている
の2点。

Image031
外の気温は氷点下に迫るか、あるいは突入しているか。
そこで、串とともに本格焼酎のお湯割りとともに串を注文。
串は、上の画像を参照。上から、
  もつ串(きんかん&はつ)
  もつ串(砂肝&もも)
  レバー
  砂肝
  ぽんぽち(鶏のお尻の脂身)
の5本。
すきっ腹だったので、焼酎はクセの無い麦焼酎の『中々』を
お湯割りでいただきました。
ホクホクとしたきんかんの食味。
ボソボソしておらずよく処理されたレバー。
ジューシーなぽんぽちが特に印象的でした。
焼酎の方は、期待通りクセのない味わいで、
すきっ腹にも割りとすんなり入ってくれました。

Image032
両方切れたところで、2杯目の焼酎と串を注文。
串は上の画像を参照。上から、
  もつ串(きんかん&はつ)
  もつ串(砂肝&もも)
  もつ串(レバー&もも)
焼酎はじゃがいも焼酎『五升譚』のお湯割り。
『五升譚』は、味はともかく
香りがふかしたジャガイモのようで、
お湯割りにしたためもあってなかなか主張してきます。
もつ串の方は、パターンが決まってるようで
それほど新しい発見は無かったのですが、
ももについている皮の部分がなかなかいい歯ごたえ。

お会計はお通し込みで2300円ほど。
酒代が2杯で1000円と少々割高な感じですが、
本格焼酎なので仕方ないところもあります。
むしろ、お通しで350円取られてるのが納得行かず。
だったらいらんがな。

4/29 ホッカイドウ競馬 日本一早い新馬戦

今回も4/29のホッカイドウ競馬開幕開催のお話。
前回触れなかった「日本一早い新馬戦」の様子を。
ホッカイドウ競馬は、馬産地の競馬ということもあってか、
2歳戦を充実させてゆくゆくは中央競馬など
よそのの馬主に買ってもらい、
中央競馬で活躍してもらうという路線を強化している。
そのために、2歳戦の始動もこのように早いのである。
以下は、その出走馬。

Imgp16131枠1番 リュウノアレクト(牝)
父:サッカーボーイ
母父:コインドシルバー
競馬新聞のコメントにもあったが、配合は芝向き。

Imgp16172枠2番 テツユックン(牝)
父:フジキセキ
母父:アイリッシュリヴァー
①同様、パドックの内側を歩いてるのが気になる。

Imgp16983枠3番 イケノナイン(牝)
父:ジェリ
母父:ジェイドロバリー
尾花栗毛のイケイケギャル。母父はD向き。

Imgp17024枠4番 エフワンガール(牝)
父:アッミラーレ
母父:ノーザンテースト
あら、アッミラーレって、種牡馬になってたんだぁ。

Imgp17055枠5番 マドルスルー(牡)
父:フジキセキ
母父:シアトルスルー
唯一の2人曳き。血統も早熟傾向の1番人気。

Imgp17096枠6番 カネマサキングス(牡)
父:メジロライアン
母父:ガダボート
舌を出して遊んじゃっているのは気がかり。

Imgp15967枠7番 モエレビクトリー(牡)
父:ゴールドヘイロー
母父:オジジアン
五十嵐冬樹騎乗。うなだれてるのが気がかり。

Imgp17217枠8番 ロゼピスケス(牝)
父:ロサード
母父:ミホシンザン
馬体重300kg台の小兵。もまれると厳しいか。

Imgp16048枠9番 アイファースペイン(牡)
父:バトルライン
母父:ワカオライデン
ま、やる気なのはいいんじゃないかなぁ…。

Imgp16078枠10番 ギャラントリリー(牝)
父:カリスタグローリ
母父:シンボリルフドルフ

常に外向き。観客が気になるんでしょうかねぇ…。

バックを見ていただけるとわかるが、
スタンド側を中心にけっこうな客の入り。
横断幕もちらほら見られ、開幕としては悪くない
というのがわかっていただけるはず。

Imgp1744レースのほうは、4コーナーから。    
先頭③の背後で2頭ばかり鞭を抜いて
追い出しにかかるところ。
①は少々置かれ加減もここから仕掛けに行く。

Imgp1755金髪をたなびかせて独走する③。
連射の流れの中で偶然撮れたものとはいえ、
躍動感もありなかなかのグッドショット。
 

というわけで、勝ったのは3番のイケノナイン
容姿ともども同年代で最初に勝ち上がるという、
なかなかに派手なデビューを飾った同馬。
活躍してくれるとうれしいのですが…。

4/29 ホッカイドウ競馬 2008年開幕

自身2年ぶりのホッカイドウ競馬。
札幌競馬場はJRAからの借り物なので、
財政面の厳しい道営競馬にとっては高額な賃貸料のためか
年々開催日数は減少傾向。
それでも、ゴールデンウィークは集客が見込めるためか、
毎年この時期は札幌開催がある。
祝日で天気も曇りのせいか、客の入りはまあまあ。
中央競馬の土曜開催と同じぐらいですかねぇ…。

Imgp1563着いた時には3Rの投票締切間近だったので、
3Rは見。
写真はその3Rの4コーナーの様子。
芝コースと生垣のおかげでこれより後のは、
           先頭馬から順に足先が見切れてしまう。
           望遠に関しては、ある意味無限に欲しくなる。

Imgp1589続いては4R。道営のトップジョッキー、
五十嵐冬樹騎乗の⑤アドマイヤクルーズの
単勝と馬連⑤-⑧を各100円ずつ。
さっきとは少し位置をずらしての4コーナー撮影。
           ま、あんまり変わらないですかね…。
           結果は4角先頭の3枠3番トンメイの逃げ切り。

続く5Rは、道営名物「日本一早い新馬戦」。
これは別枠を設けるので、ここでは割愛。

Imgp17646RはD1700mでスタンド前発走なので、
まずはスタートの様子から。
1番の馬は、完全にあおってますねぇ…。
一方で6番の馬はなかなかの好スタート。
Imgp1777そして三度4コーナー明け。
スタートを取った場所からの撮影。
目線が低いので、柵が邪魔になるのは仕方ない。
しかし、上2枚よりも馬の迫ってくる感が
           出ているのが良さげ。
           スタートの良かった⑥は、
           外を回らされて苦しい展開に。
           馬券は②⑧⑩の馬連BOXを買うもまた外れ。

Imgp17947R。これも4コーナー。
ここが一番迫力出しやすいんですよねぇ…。
ピントがハロン棒に合ってしまっていて、
若干ボケ気味なのが玉に瑕も、
Imgp1799⑩の騎手が手綱を操って、
馬を内に向けようとしている
様子が良く撮れていると思う。
このレースでようやく初的中。
Imgp1889枠連も買ってるところが
相変わらず弱いのだが…。
ま、何はともあれ両方当っており、
1点買いということもあり、まあまあの収入。
Imgp1800 
 

 

Imgp1813t_28R。ここは道営のトップジョッキー、
五十嵐冬樹をフィーチャー。
といってもこの人、目が細いのかなんかこう、
ぼやぁ~っとした面立ちなんですねぇ…。
ゴーグルしたらきりっと凛々しくなるんでんでねぇ…。
見た目で損してる感は否めないわけですわ。


Imgp1818t馬券的にはやる気ゼロだったのだが、
いちおう予想していたので新聞は無印でも
⑦の複勝を購入。
結果は…、8頭中8着。ビリでしたねぇ…。
ちなみに、五十嵐騎手も勝てませんでした。

 
  

Imgp18719R。これも1700mだったのでスタート地点から
スタートと4コーナー~直線を撮影。
載せたのは直線より。
差してきた⑪がこの後⑦を差し切って勝つところ。
           ⑦も⑪もこの瞬間右後脚のみが接地している。
           柵の加減で⑦なんか
           ほとんど翔んでいるように見えるのが良い。
           ⑪は買っていたが、ほとんど無印の⑦は
           買ってなかったので、ここも外れ。

Imgp1888当日のメインである10R。
これは少し高い位置からの4コーナー撮影。
砂を蹴立てて疾走する様はもちろん、
鞭がクロスする
           (これってあんまり良くないんじゃ…)
           様子もバッチリ撮れている。
           これも馬券は外れ。
           新聞代取り返そうとか考えてるのが、
           そもそも間違いだったのか…。

それでも馬券的には100円ぐらい浮きが取れたので悪くない。
今年は、旭川競馬場ラストイヤーとも言われているので、
もう1回ぐらい道営競馬を見に行くことになりそう。

8/17 ブリーダーズゴールドC@旭川

  8月17日の旭川への日帰り旅行で行ったのは、なにも旭山動物園だけではない。
そもそもこの日を選んだのは、旭川競馬、いや道営競馬最大の重賞、
「ブリーダーズゴールドC」を見に行くためなのである。
もう半月もたっているし、馬券もせっかくタイムパラドックス軸で
3連複買ってたのに競走除外で全額払い戻しという
切ない結果で終わってしまったので、いまさら振り返りません。
というわけでここでは、「旭川競馬場ってどんな所?」といった感じで
やっていこうかなと思っております。

①実はすごい場所にある。
191 本当は画像があればよかったのですが
自動車で移動していたので、
途中で撮影できる場所がありませんでした。
この競馬場は、旭川市街から車で南に数10分走った
山の中にあります。
途中の道もあまり舗装が良くなく、
道端には田んぼが広がっております。
そして突然路肩に「←競馬場」みたいな看板が現れて、
そこから山を登って5分ほど、岡のような山の頂上が突然開けて、
右の画像にある給水塔みたいのが目印の競馬場が現れてきます。
旭川市街もすごい都会とは言えませんが、
街のど真ん中に競馬場があることに慣れている札幌人としては、
「田舎に来たなぁ」と改めて実感できます。

②ホントは挽馬もやってるよ
200 左の画像の奥の方に、青いビニールのかかっているところが
わかるでしょうか?
この部分が挽馬で使われる直線コースのうち、
文字通り山場となる第二の坂の部分となります。
現在は平場である道営競馬が行われているので、
202馬場の保護という観点からこのようになってます。
今年は一流キャストをそろえた「雪に願うこと」の上映など、
世界唯一の形態である「挽馬」にも注目が集まりつつあります。
残念なことに今年はもうばんえい競馬の旭川開催はありませんが、
例年ゴールデンウィークにぶつかるようなので、
機会がありましたらその時期に来てみるといいかもしれませんね。

③ノスタルジィ漂う競馬場
199 1枚目の画像は、上の「発売」の看板でもわかるように
馬券を売っているところなのであるが、
確かにモニターなどがあって現代なのではあるが、
かもし出す雰囲気は確実に3,40年前(失礼)。
昔のテレビや映画で観たような雰囲気がそこにはあります。
201 2枚目の画像は、競馬場の全図なのですが、
画像ではわかりづらいのですがこれ全部手書きです。
さらにこれではわかりづらいのですが、
「パドック」ではなく「パードック」と書かれています。
しかもやけに高いところに掲げられているので若干見づらいです。
Fh000014 そして極めつけは、3枚目と4枚目の画像。
これは出馬表なのだが、
なんと手書き&手動取り付けという、
一昔前の野球場みたいなアナログな作業をやっているわけです。
Fh000016 しかし、これもまた今や中央競馬から失われてしまった、
古き良き競馬の「味」と言えなくもないです。
他の地方競馬場に行ったことがないので何ともいえませんが、
地方競馬場って、まだまだこういう所が
少なくないかもしれませんねぇ。
(単にお金がなくて設備投資にお金が回らないだけなのかもしれないが…)

④実はとってもフレンドリィ
195 この葦毛の馬は誘導馬の「ヨシカツヒーロー」号。
傍らの女性はその誘導馬に跨る騎手の方。
一仕事終えるとこのように客席の前にやってきてのファンサービス。
こういう雰囲気は中央競馬では絶対に味わえませんなぁ。

  

198 とまあ、ずいぶんとけなした風に思われるかもしれませんが、
もしかするとこれが地方競馬全体が抱える
資金難の現場なのかもしれません。
普段旭川競馬場に来ないので普段はどうかわかりませんが、
幸いイベントの大きさなども手伝って
個人的な感想としてはまあまあの入り。
こういうのが常態化してくれば、地方競馬もまだまだ安泰、と言えるのでしょうがねぇ…。
南関東もこういう雰囲気なのかどうかは知りませんが、
まだまだこういう雰囲気のある競馬場が全国にあることでしょう。
競馬ファンの私としては、なくなって欲しくない景色ですねぇ。

ダービーウィーク@札幌 6/7

0419_1  

 

 

 

 

 

 

地方競馬は経営的に厳しい。

そこで、個々に生き残る道よりも地方競馬全体が寄り集まって生きる道を模索し始めた。

そんな中で生まれた仕掛けの一つが、『ダービーウィーク』である。

これは、言ってみれば地方競馬の甲子園である。

統一GⅠ『ジャパンダートダービー』を頂点とし、

そこに向かって各地方競馬が持つ3歳重賞の最高峰を、

例えばホッカイドウ競馬ならば『札幌ダービー北斗盃』として、

この勝者を各地方競馬の代表として『ジャパンダートダービー』に送り出す、

という各地のレーススケジュールと連動させた企画なのである。

懸命な宣伝活動の賜物かいくつかスポンサーが付いて、

それなりに大きなイベントになるはずであった。

しかし、実際に競馬場に行ってみたところ、

いたっていつも通りの競馬場の風景である。

客足はまばらであるし、客層もいつもどおり。

オヤジの野次が飛び、馬券売りのオバハンも暢気なもの、というのが私の感想である。

まあ火曜日なんてド平日だし、

いまさら競馬ぐらいでわっと盛り上がれという方が

無理な話なのは重々承知しているのだが、

こういう調子ではJRAに対するセカンドマーケットとしては成立できない。

今回の試みは、試みとしては面白い。

地方の代表を送り出すという感覚が今まで競馬界に希薄であったから、

軌道に乗ってくればそれなりに盛り上がれるはずなのである。

だが、札幌競馬場に行ってみた限り、

主催者からは真剣に取り組んでいるという希薄が伝わってこなかった。

あまりにもいつも通り過ぎた。

仕掛け自体は悪くはないのだから、真面目に盛り上げて欲しい。

札幌ではもうすぐよさこいソーラン祭が始まる。

当初、学園祭の延長みたいな祭りが

いつの間にか北海道財界全体を巻き込むような大きな祭りに成長した。

アソコまで商業主義にどっぷり浸ってしまうのもどうかとは思うが、

あのぐらい盛り上がるように真面目に努力してもらいたい。

じゃなきゃ潰れるし、

これ以上赤字を増やすぐらいならいっそ潰してしまうというのも一考かもしれない。

しかし、それでは馬産地は大ダメージを被る。

北海道ってそれじゃあまずいんだと思うのだが…。

2024年9月
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